デブの俺、転生

ゆぃ♫

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天津飯2

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すぐに信じてしまう俺…
「えっと…空間魔法でやりました。」
あー言っちゃった、神様にバレるなって言われてたのにーあーあー。
ロイさんもギルマスも良い人でありますよ~に

「そうか…」ギルマスが何やら考え込み。
「カバンが小さすぎて、悪目立ちする…
普通なら何も入らない大きさから何やかんや出てくるのは非常に奇怪だ」
と独り言のように呟いている…

「そうだな、今度から街に来る時は大きめのカバンから出すフリをした方がいい、また何か捕まえたら、必ず俺に言いなさいその辺で出すなよ…ロイも気にかけてやってくれ」

と言い、難しい顔をしたままギルマスは頷いている。
良い人のようだロイさんもしっかり頷いてこちらを見た。
「俺は食堂の息子で、滅多に捕まえる事は無いと思いますが、そうします」
と答え、では、と部屋から出ようとすると。今度は、ロイさんが
「今日は、俺の用事も終わったし。街を一緒に回ろう」と提案してくれた。
こないだ来ただけで、あまり回れなくてどこに何があるか知らないので案内してもらうことにした。

カバンを買いたいのと穀物屋さんに行きたいのを伝えた。

何件かあると言うので、鞄はあちこち見たいとお願いし、穀物屋さんは前に行ったところに行くことにした。

カバンを見て回ったがこれだ!と言うものがなく最後と一件、ロイさんいわく偏屈じいさんが、中古のカバンを置いてる店だと言う。

長方形で上の部分を四角くチャックが開くような形の今で言う、ポケットのないデリバリーバッグの様な形の緑のにした。

「これください」
「お!珍しいものを買いなさる、それはどこぞの英雄が使ってたとか無いとか」

へーって感じで、買って背負う。
そして米を買いに行きます早速カバンいっぱいに米を買って背負ってみると。
「あれ?」
「どうしたの?」
「重く無いんです」

「ほーそれはすごい!軽量の魔法がかかってるんだね」
「もう一度カバン屋さんに行って良いですか?」
カバン屋さんに戻り、もう一つの似たような鞄の黒色も買うことにした。
「どうしてもう一つ買うの?」
「軽量の魔法がかかっている方を母さんが買い出しする時用にあげようと思って」
と説明すると。

「普通のカバンに、マシューくんがマジックバックにしたらダメなのかい?」

「はい、マジックバックを持ってるからと何かあったらダメですから、これはあの店で買ったものなので、一般に出回るものでしょ?」

「まーそーだねーマジックバッグよりは出回ってるね。魔法陣をかける人なら作れるからね」

「さてと、用事が済んだので帰りますね。今日は、ありがとうございました」
ペコリと挨拶をして立ち去ろうとすると。
「家まで送るよ?」と言ってくれたが…

「えっと、ジャンプするんで…」
「え?それで家まで帰れるのかい?君は本当にすごいね。」

普通は、見える範囲の移動のジャンプらしい…
またやってしまった…と思いつつ「ジャンプ」
家の裏に到着。

「帰ったよーお腹すいたー。お土産あるよー」とカウンターに生姜ニラカバンを並べる。

まずは、ご飯を炊くことにした。

洗ったご飯んを入れ米1に水1.5くらいにして大体で測る。
鍋を中火にかけ沸騰したら一番弱火にして、約13分音が変わったかなと思ったら
 一度火を強め、すぐ消す。
 
 あとは10分くらい蒸らして完成

炊くのに時間ががかかるからその間に。自分用と父さんにあげるやつ。
母さんにお土産をわたした。

母さんはこれで、少しなら馬車は使わなくても良いと大はしゃぎ。

貧乏食堂だったけど少しずつ余裕が出て来て、父さんも母さんも笑顔が増えて俺は嬉しくなる。

さて、鶏がらスープに塩胡椒、生姜を入れて片栗でとろみを付けて、アンの出来上がり。


ご飯をむらしてる間に。おにぎりの具材も作っておく。
2つは完成してて、胡椒の塩漬けとただの塩。

肉を細切れにいたやつを生姜と醤油、甘味で味付けし炒めておく。

生姜のみじん切りに醤油と甘味料。

味噌汁、醤油、酒、甘味料を混ぜたの

この5種類を用意した。

ご飯が炊あがったので、お皿に盛り、フライパンでトロトロに炒めた卵を乗せて。
作っておいたアンを乗せる。

できたーいただきます!
うまー!あつあつー生姜のやつ乗せて食べてみる。うま~!!あー幸せ。

後はおにぎりして。カバンに入れとくだけ。

お腹すいたらいつでも食べれる。
全部父さんに説明して。今日は寝よう…
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