デブの俺、転生

ゆぃ♫

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豆腐

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ロイさんの返事を考え、特に予定はないからどうしようかな…
朝から出かけるのなんだかなーって感じだから昼からにしてもらおう。
「特に予定はないけど、昼からがいいです。あとはそちらにお任せします」っと。
父さんにもらった紙に、自分の事を思いながら付与…
できたかな?それを挟んで何となく飛行機の形に折り、窓から飛ばす。
どんな感じで行くのかな?と思ってみてたらフワフワーっと飛んでいって見えなくなった。
さて寝るか、おやすみ。

朝起きると、ぐちゃぐちゃと丸められた紙が窓辺に転がっていた。
それを開いてみると、ロイさんからの手紙だった。
「お昼に迎えに行きます」と書かれてあった。
さてと、それまでに。
豆腐を作ろう。浸しておいた豆と水を攪拌して、ドロッと液状になったものを一度火にかける。焦げないように木ベラで混ぜながら10分くらい。
火にかけて出た泡を捨て残りは絞る。
残った固形がおから、液体が豆乳

オカラはまた今度使うから、カバンに入れといて豆乳と、塩作ったときに出たにがりを用意しておいて、豆乳を、冷やしておく。

の間に朝ごはん、ステーキ、おにぎり、卵スープを食べる

今回は絹豆腐作るから、好みの型に豆乳を入れてゆっくりにがりを入れながら混ぜる。

沸騰した蒸し器に蓋をしたそれを入れて15分待つ。

とりあえずこれで完成!
1個氷水に入れて、あとは冷やしておく。

片付けやら何やらして、氷水につけてあった豆腐をお皿に盛り、醤油と生姜で食べる!できたてフワトロ豆腐美味しい~!

そこに、ロイさんたちがやってきた
「山越えする話なんだけど、年明けにギルドの依頼で行くことになって。一緒にどうかな?と思ってのお誘いなんだけど…行くならギルドに行かないといけないから時間作ってもらったんだけどどうだろう?」

と、ありがたいお誘いがあった、新しい収穫物が欲しいところだったんだ!
今でも十分満足はしてるけど、まだ何か美味しいものがあると思うんだよね。

「是非!お願いしたいです!が、父さんと母さんが何で言うか…」
父さんと母さんをチラリと見た。

ダメだ!と言いたげな顔をこちらを見ている…
「僕たちがちゃんと守ります!僕たちじゃ心配だと思うんですが…任せてもらえないでしょうか?それに、僕たちには彼の力が必要なんです」

「頼られると言うことはいい事だな、息子を頼むよ!ちゃんと連れて帰ってくれ」
と、父さんが難しい顔をしつつも、俺の意見を尊重してくれる。

「ありがとうございます!」とロイさんが嬉しそうに頭を下げて言葉を続けた「さて!善は急げだね、ギルドに行って年始からの仕事の依頼を受けに行こう!」

「はい!」みんなで外を歩き始めたが、ふとみんなで飛べないのかな?と思いみんなで仲良く手を繋いで、しゅ!

ギルマスの部屋前に飛べちゃった。
「マシューくんすごいね、みんなで飛ぶなんて、魔力消費半端ないでしょ」とロイさんが少しキラキラした瞳でこみらを見てくる。

「いや、まーいつもよりは消費されてる感ありますけど…」と言いつつギルマスの部屋をノックする

返事があったので入ると、「おーお前らか早かったな、まー座れ」と少し不機嫌な感じでソファーに促した。
ロイさんとギルマスが年始に向けての会話をしている中、何の食材が手に入るかと、ワクワクしていた。
書類を出されサクサクと記入していき。結構やばい仕事なのかな?とか思いつつ、美味しいものを食べれるなら良しだと思う。

結局ギルマスの不機嫌の理由は分からず、ロイさんに聞いてみると、夫婦喧嘩らしい…なんだと思ってしまったが、きっかけになればと、カバンから甘く焼いたパンを取り出して

「ギルマスこれ、奥さんとどうぞ」と渡しておく。

今度ドライフルーツのパンも作ろう!

さて、帰って豆腐の続きだ。ロイさんたちは街に残るようなので付与紙を渡しておき別れる。シュッ

「ただいま~」
冷やしておいた豆腐を氷水に優しく入れ、苦汁の苦味を洗い流し、塩を少し入れた鶏がらスープに、包丁を使わず一口サイズにほぐした豆腐を入れる。白ネギが欲しいとこだけどないから…彩にニラを少し入れ
片栗で優しくトロミを付けると出来上がりー
器に盛り付け大きめのスプーンで頬張るおいし~少し寒い今日にはピッタリうま~
父さんと母さんも横でほっこり顔。豆腐を楽しんだら、そこに醤油、塩胡椒、ご飯、卵を入れて一煮立ちしたら。2度うま~

幸せのままおやすみー



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