デブの俺、旅編

ゆぃ♫

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明日が楽しみだーそして久しぶりのベットで寝れるのが幸せー
思ったより寝すぎたようで、ロイさんもジャックさんも起きて準備を始めていた。

「おはようございます、ごめんなさい時間大丈夫ですか?」と声をかけると
「全然大丈夫だよ、マシューくんは行き帰りの仕事がメインだからホテルにいてくれても大丈夫だよ」
とロイさんが、声をかけてくれた。

「でも、一緒に仕事受けたんでちゃんとやりますよ」と答えたが、実際邪魔にしかならんのか?と思ったりする…
そんな感じで、特に何を用意するということもないので。全身クリーンして出発する。

スーさんと合流して、ギルドに行き今から警備いくよーという報告をして、警備する。

特に何か変な人がいたとか揉め事があったとかなかったら歩き回るかどこかに座っておくか、特に何もすることがない時間もあったりする。
一応ギルドから出てる人だよってわかるように赤いハンカチを腕に巻き付けておきわかるようにしてある。
今日もなぜか、ジャックの方に乗りなんだかギルドで2日目だというのに有名になってしまっている。
「ジャックと豆の木」イヤイヤ、木の方がジャックさんなんですけどね、それじゃ僕がジャックみたいじゃん。と思ったがまーいいや。

という感じで、巡回…なんだかんだジャックさんとセットで行動しているのがいい感じだ。
ジャックさんはほとんど話をしないから、依頼されても。無言だったり、迷子を見つけても無言でついていくという、逆に怖がらせてしまう状況になっているので、通訳?というかジャックさんが何を考えているかは不明だがなんとなくやっていけた。

そこで、特にイベントが起きないときに一つ木になる店舗を見つけた。
調味料を売っている露天だ、クミン、ナツメグ、コリアンダー、カルダモン、クローブ、ベイリーフ、シナモン、ガラムマサラ、ジンジャー、ターメリック、パプリカ、サフラン、というものがいろいろ売っていた。

「ジャックさんあの店いつでもいいのでいってもら得ませんか?」と聞くと周りを確認して揉め事が無いようだったので、すぐに行ってくれた。適当に購入した、これだけあればカレーっぽいの作れたりするんじゃ??と期待してしまう。

そんな感じで、いろいろ、揉め事と迷子を解決して、時間になったんでギルド前にロイさんとスーさんと合流した。
「どうだった?」とロイさんに聞かれ。「僕的にはなかなかいい感じで役に立てた気はしているんですが?どうなんでしょう?」と答えると「ああ、ジャックと豆の木がいい感じだって噂になってたよ、迷子の回収率がやたらいいって」と笑われた。
それは多分同年代だから迷子になった不安でもなんか一緒に遊んでギルドでまつ的な感じで、ちょっとした託児スペース出来上がってたりはしたけど…

「あの、夕飯たちょっと食べたいものがありまして、どこか調理できるところってあったりしますか?」
と聞いてみると、「え?そのへんで買って食べたらダメかな?ギルド長のお金まだ残ってるよ」と言われたのでそうか、じゃー今日は我慢だ。

という感じで、今日はいいことにする「じゃー今日は屋台で食べましょう何食べますか?」
スーさんがそこで何かをう指差す。

みんなでそちらの方を見ると、3段くらいに積み重ねられたホットケーキクリームギトギトのやつだった。
「あれは、晩御飯だろうか??」とロイさんがスーさんを覗き込むようにして話しかけた。こくり頷く…

ん~晩御飯なのだろうか?
近くに寄ってみると、付け合せにソーセージとか載せれるみたいだ…おう、これは晩御飯なんだな。
と確信した。

「僕、串にくに調味料足して食べようかな…」と小さめの声で提案してみたら、ジャックさんの反応はいい感じだった。
特に屋台で食べるものと言えば、魔獣にくの焼いたやつ、粉物を焼いて巻いたやつ、野菜がカットされて盛りつけられたもの、果物がカットされて、盛りつけられたもの。

があるくらいで、どれもこれもそそられはしない?粉物とか好きだし肉焼いたやつとかも好きだけど粉臭く味の薄いものと獣臭い肉といった感じで、空気がもう全体的に獣臭い…

串焼きにソースとかかけてベタベタにして食べたいー!と思ってしまうあわよくばご飯も一緒に!
「お腹すいたな」とポツリ
「よーし!肉買ってこよう!部屋帰って調味料足して食べよう」とロイさんが張り切った様な声を出し。肉を買いに行った。ホットケーキもね。

という感じで、部屋に戻り小さいが机があるのでその上に、塩胡椒、串肉、味噌とニンニク合わせたやつ、わさびの葉、ホットケーキ、ジャム、

と用意して、みんなで「いただきます!」肉に塩胡椒うま!肉に味噌ダレうま!

と、それぞれのお皿を手に持ち床にコップを置き食べ始める。
食べ物に対し、机が小さすぎてのりきらないが味のない肉も色々つければ美味しく。
少し甘いだけのクリームの乗ったホットケーキはジャムを乗せれば格別に上手くなった。

この世界は全体的に味が薄いようで。
王都では流石にさまざまな食べ物があったり文化があるようだが、何かが物足りないと言う感じがするのだ。

そんなこんなで、3日間の警備の仕事が順調に終わりを迎えるのである。
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