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ヒーローになる時 ④
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――斎場まで一緒に来ていたのは他に、村上社長とご家族――奥さまと十四歳のお嬢さん、社長秘書となった小川先輩、篠沢商事を始めとするグループ企業の幹部たち、そして篠沢一族の面々がズラズラと。ちなみに、小川先輩は社長一家のクルマに同乗していた。
一般的な葬儀なら、これだけの大人数になるとマイクロバスを数台チャーターすれば済むのだが。この人たちは黒塗りのハイヤーやら高級車(ではないクルマもあったような……)などでズラズラと何台も連なってついてきていたので、何だか異様な光景に思えた。一族はプライドの高い人が多いので、マイクロバスに乗り合うことをよしとしなかったのだそうだが、後ろからついてこられた僕にとっては威圧感がハンパなかった。
社長たち幹部のみなさんは最後の挨拶もそこそこに引き揚げられ、小川先輩も帰ることになった。
絢乃さんたち篠沢一族のみなさんは火葬中の振舞いの席で親族会議を行うらしく、僕も絢乃さんの秘書としてそこに同席させて頂くことになっていた。
「――じゃあね、桐島くん。あとは頼んだよ」
絢乃さんたちと話した後、タクシーを手配した先輩は僕に話しかけた時涙ぐんでいた。
「先輩……、大丈夫ですか? 泣いてるみたいですけど」
「大丈夫……ではないけど、まぁ何とかね。あたしも気持ち切り替えなきゃ。――あ、そうだ。絢乃さんも何となく気づかれてたみたい」
心配して訊ねた僕に気丈に答えてくれた先輩が、真顔になってポロっと言った。
「気づかれてたって、何にですか?」
「あたしが、お父さまに想いを寄せてたこと。頭のいいお嬢さんだから、もしかしたらとは思ってたけどね」
「うん、なるほど……」
僕もそんな気はしていた。絢乃さんはカンが鋭い人だから、そうだろうなと。でも、彼女はそれと同時に相手への気遣いもすごい人なのだ。小川先輩にそのことを問い質さなかったのは、彼女の優しさからだったのだろう。
「先輩、余計なお世話かもしれないですけど。先輩はこの先、きっといい恋ができると思います。俺のよく知ってる人だと……そうだな、営業二課の前田雄斗さんとかどうですか?」
「前田くん? どうして?」
僕が名前を挙げた前田さんというのは先輩の同期入社組で、僕が見た限りでは先輩に気があるらしい。イケメンだが硬派な人でちょっと近寄りがたい雰囲気を持っているが、もちろん営業マンなので愛想が悪いわけでもない。逆にそういう無骨な感じがいいという女性もいるらしい。
「前田さん、先輩が元気ないの気にしてるみたいでしたから。もしかしたら、先輩にその気があるんじゃないかな、って。いきなり恋愛は難しいかもしれませんけど、お友だちから始めてもいいんじゃないですかね」
「……桐島くん、ホントにお節介だね」
先輩が呆れたようにそうコメントした。もしかしたら僕に怒っているかもしれない、と思ったが、次の瞬間彼女は笑っていた。
「すいません」
「ううん。ありがと。――あ、タクシー来たから、あたし帰るね。桐島くん、絢乃さんのことちゃんとお守りするのよ」
「はい、分かってます。先輩、今日はお疲れさまでした」
こうして、小川先輩はタクシーに乗り込んで帰っていき――。
「桐島さん、いたいた! これから座敷で親族一同の話し合いなの。一緒に来て」
「あ、はい!」
僕のボスである絢乃さんが呼びに来た。横で加奈子さんも「早く早く!」と手招きしていたので、僕はお二人の後をついていった。――ここからが、ヒーロー桐島の出番だ。あまりカッコよくはないかもしれないが……。
* * * *
――葬儀後の振舞いの席とは本来、美味しい仕出し料理などを頂きながら、故人を偲ぶ場のはずである。が、この時の〝振舞いの席〟は違っていた。源一会長の遺言書の内容について話し合う場、といえば聞こえはいいが、その実態は加奈子さん・絢乃さん親子に対して親族が言いたい放題言う場になっていたのだ。
僕も絢乃さんの秘書という立場で、彼女の隣でご相伴にあずかっていたのだが、場の空気が悪すぎて料理の味が分からないどころか胃が痛かった。……胃薬、持ってくればよかったな。
絢乃さんは何の感情も表に出さず、黙々と機械的にお箸を動かしていたが、お父さまの悪口に耐えかねてとうとう爆発してしまった。
「……………………うるさい」
「絢乃?」
「絢乃さん?」
「うるさいうるさいうるさいうるさいっ!」
加奈子さんと僕が呼びかけると、血を吐くようにヒステリックな声で叫んだ彼女は過呼吸を起こしそうになった。こんな状態になるまで、彼女はストレスをご自身の中に溜め込まれていたのか……。俺の出番はここじゃないのか、桐島貢!
このままではいけないと、僕は迅速に動いた。彼女の背中をゆっくりさすりながら、そっと深呼吸を促した。
そして、彼女をこの場にいさせるわけにはいかないと思い、退出して頂くことにした。
「……加奈子さん、絢乃さんの具合があまりよくないみたいなので、ちょっと外へお連れします。よろしいですか?」
加奈子さんに一応お伺いを立ててみると、「ええ。桐島くん、ありがとう。お願いね」と僕の機転を感謝された。
「では行きましょう」と絢乃さんを促していると、「何なんだ君は! 赤の他人が出しゃばるんじゃない!」と親族からの偉そうな野次が飛んできたが、僕はそんなことに構っていられなかった。確かに僕は他人だが、親族のくせに身内を追い詰めるような人に言われる筋合いはなかったのだ。
「彼はこの子の秘書なんだけど、何か問題ある?」
加奈子さんがすかさず援護射撃して下さって、僕に手でシッシッと合図した。まるで犬でも追い払うようだが、「早く行きなさい」という意味なのだと僕は理解した。
絢乃さんは座敷にお戻りになるつもりはないらしく、キチンとコートとバッグまでお持ちになっていた。
* * * *
絢乃さんを待合ロビーまでお連れした僕は、彼女をソファーに座らせて自分も隣に腰を下ろした。
自販機やトイレなどがあり、ほどよく暖房も効いていたロビーには僕たち以外に誰もいなかった。たまたまこの日、午前に火葬炉の予約が入っていたのが篠沢家だけだったからだろう。
「――絢乃さん、もしかしてお父さまが亡くなられてから一度も泣かれていないんじゃないですか?」
僕は過呼吸が治まっていた絢乃さんに優しく問いかけた。身近な人が亡くなった時、思いっきり泣くのがいちばんのストレス解放の方法だと思うのだが、責任感の強い彼女はそれができなくてこうなっているのではないかと思ったのだ。
「うん……。だって、ママの方が絶対悲しいはずだもん。ママが先に泣いちゃったら、わたしは我慢するしかなかったの」
そこで聞かされた、彼女の悲しい本音。なるほど、優しい彼女はお母さまに遠慮して泣くことができなかったのか……。
でも、彼女のストレスの原因はそれだけではなかった。ご自身やお父さまに対する親族からの罵詈雑言に耐えかね、ご立腹だったのだ。
彼女には、心の中に溜まったマイナスの感情――毒を思いっきり吐き出して頂かなければ。そう思った僕は、彼女に「ここなら僕以外に誰もいませんから、思いっきり泣いていいですよ」と言った。僕はあなたの秘書だから、全部受け止めますよ、と。
ヒーローになりたいのに、彼女のためにこんなことしかできない自分を情けなく思いつつ優しく背中をさすると、彼女は大粒の涙を流しながら声を上げて泣き出した。
体を折り曲げ、泣きながら吐き出したお母さまや親族への恨み節も、僕は鷹揚にして受け止めた。
彼女には泣く権利も、恨み言を言う権利もあったのだ。だってまだ子供だったのだから――。そして、彼女がそんな姿をためらわずに見せられる相手が、この先もずっと僕であってほしいと願うのだった。
一般的な葬儀なら、これだけの大人数になるとマイクロバスを数台チャーターすれば済むのだが。この人たちは黒塗りのハイヤーやら高級車(ではないクルマもあったような……)などでズラズラと何台も連なってついてきていたので、何だか異様な光景に思えた。一族はプライドの高い人が多いので、マイクロバスに乗り合うことをよしとしなかったのだそうだが、後ろからついてこられた僕にとっては威圧感がハンパなかった。
社長たち幹部のみなさんは最後の挨拶もそこそこに引き揚げられ、小川先輩も帰ることになった。
絢乃さんたち篠沢一族のみなさんは火葬中の振舞いの席で親族会議を行うらしく、僕も絢乃さんの秘書としてそこに同席させて頂くことになっていた。
「――じゃあね、桐島くん。あとは頼んだよ」
絢乃さんたちと話した後、タクシーを手配した先輩は僕に話しかけた時涙ぐんでいた。
「先輩……、大丈夫ですか? 泣いてるみたいですけど」
「大丈夫……ではないけど、まぁ何とかね。あたしも気持ち切り替えなきゃ。――あ、そうだ。絢乃さんも何となく気づかれてたみたい」
心配して訊ねた僕に気丈に答えてくれた先輩が、真顔になってポロっと言った。
「気づかれてたって、何にですか?」
「あたしが、お父さまに想いを寄せてたこと。頭のいいお嬢さんだから、もしかしたらとは思ってたけどね」
「うん、なるほど……」
僕もそんな気はしていた。絢乃さんはカンが鋭い人だから、そうだろうなと。でも、彼女はそれと同時に相手への気遣いもすごい人なのだ。小川先輩にそのことを問い質さなかったのは、彼女の優しさからだったのだろう。
「先輩、余計なお世話かもしれないですけど。先輩はこの先、きっといい恋ができると思います。俺のよく知ってる人だと……そうだな、営業二課の前田雄斗さんとかどうですか?」
「前田くん? どうして?」
僕が名前を挙げた前田さんというのは先輩の同期入社組で、僕が見た限りでは先輩に気があるらしい。イケメンだが硬派な人でちょっと近寄りがたい雰囲気を持っているが、もちろん営業マンなので愛想が悪いわけでもない。逆にそういう無骨な感じがいいという女性もいるらしい。
「前田さん、先輩が元気ないの気にしてるみたいでしたから。もしかしたら、先輩にその気があるんじゃないかな、って。いきなり恋愛は難しいかもしれませんけど、お友だちから始めてもいいんじゃないですかね」
「……桐島くん、ホントにお節介だね」
先輩が呆れたようにそうコメントした。もしかしたら僕に怒っているかもしれない、と思ったが、次の瞬間彼女は笑っていた。
「すいません」
「ううん。ありがと。――あ、タクシー来たから、あたし帰るね。桐島くん、絢乃さんのことちゃんとお守りするのよ」
「はい、分かってます。先輩、今日はお疲れさまでした」
こうして、小川先輩はタクシーに乗り込んで帰っていき――。
「桐島さん、いたいた! これから座敷で親族一同の話し合いなの。一緒に来て」
「あ、はい!」
僕のボスである絢乃さんが呼びに来た。横で加奈子さんも「早く早く!」と手招きしていたので、僕はお二人の後をついていった。――ここからが、ヒーロー桐島の出番だ。あまりカッコよくはないかもしれないが……。
* * * *
――葬儀後の振舞いの席とは本来、美味しい仕出し料理などを頂きながら、故人を偲ぶ場のはずである。が、この時の〝振舞いの席〟は違っていた。源一会長の遺言書の内容について話し合う場、といえば聞こえはいいが、その実態は加奈子さん・絢乃さん親子に対して親族が言いたい放題言う場になっていたのだ。
僕も絢乃さんの秘書という立場で、彼女の隣でご相伴にあずかっていたのだが、場の空気が悪すぎて料理の味が分からないどころか胃が痛かった。……胃薬、持ってくればよかったな。
絢乃さんは何の感情も表に出さず、黙々と機械的にお箸を動かしていたが、お父さまの悪口に耐えかねてとうとう爆発してしまった。
「……………………うるさい」
「絢乃?」
「絢乃さん?」
「うるさいうるさいうるさいうるさいっ!」
加奈子さんと僕が呼びかけると、血を吐くようにヒステリックな声で叫んだ彼女は過呼吸を起こしそうになった。こんな状態になるまで、彼女はストレスをご自身の中に溜め込まれていたのか……。俺の出番はここじゃないのか、桐島貢!
このままではいけないと、僕は迅速に動いた。彼女の背中をゆっくりさすりながら、そっと深呼吸を促した。
そして、彼女をこの場にいさせるわけにはいかないと思い、退出して頂くことにした。
「……加奈子さん、絢乃さんの具合があまりよくないみたいなので、ちょっと外へお連れします。よろしいですか?」
加奈子さんに一応お伺いを立ててみると、「ええ。桐島くん、ありがとう。お願いね」と僕の機転を感謝された。
「では行きましょう」と絢乃さんを促していると、「何なんだ君は! 赤の他人が出しゃばるんじゃない!」と親族からの偉そうな野次が飛んできたが、僕はそんなことに構っていられなかった。確かに僕は他人だが、親族のくせに身内を追い詰めるような人に言われる筋合いはなかったのだ。
「彼はこの子の秘書なんだけど、何か問題ある?」
加奈子さんがすかさず援護射撃して下さって、僕に手でシッシッと合図した。まるで犬でも追い払うようだが、「早く行きなさい」という意味なのだと僕は理解した。
絢乃さんは座敷にお戻りになるつもりはないらしく、キチンとコートとバッグまでお持ちになっていた。
* * * *
絢乃さんを待合ロビーまでお連れした僕は、彼女をソファーに座らせて自分も隣に腰を下ろした。
自販機やトイレなどがあり、ほどよく暖房も効いていたロビーには僕たち以外に誰もいなかった。たまたまこの日、午前に火葬炉の予約が入っていたのが篠沢家だけだったからだろう。
「――絢乃さん、もしかしてお父さまが亡くなられてから一度も泣かれていないんじゃないですか?」
僕は過呼吸が治まっていた絢乃さんに優しく問いかけた。身近な人が亡くなった時、思いっきり泣くのがいちばんのストレス解放の方法だと思うのだが、責任感の強い彼女はそれができなくてこうなっているのではないかと思ったのだ。
「うん……。だって、ママの方が絶対悲しいはずだもん。ママが先に泣いちゃったら、わたしは我慢するしかなかったの」
そこで聞かされた、彼女の悲しい本音。なるほど、優しい彼女はお母さまに遠慮して泣くことができなかったのか……。
でも、彼女のストレスの原因はそれだけではなかった。ご自身やお父さまに対する親族からの罵詈雑言に耐えかね、ご立腹だったのだ。
彼女には、心の中に溜まったマイナスの感情――毒を思いっきり吐き出して頂かなければ。そう思った僕は、彼女に「ここなら僕以外に誰もいませんから、思いっきり泣いていいですよ」と言った。僕はあなたの秘書だから、全部受け止めますよ、と。
ヒーローになりたいのに、彼女のためにこんなことしかできない自分を情けなく思いつつ優しく背中をさすると、彼女は大粒の涙を流しながら声を上げて泣き出した。
体を折り曲げ、泣きながら吐き出したお母さまや親族への恨み節も、僕は鷹揚にして受け止めた。
彼女には泣く権利も、恨み言を言う権利もあったのだ。だってまだ子供だったのだから――。そして、彼女がそんな姿をためらわずに見せられる相手が、この先もずっと僕であってほしいと願うのだった。
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