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おまけエピソード:聖なる夜に……♡
ひとりアソビ。 ①
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――わたし、篠沢絢乃の彼氏・桐島貢は八歳年上の大人の男性だ。
大企業・篠沢グループ会長であるわたしの秘書で、性格は優しくて大真面目。だから多分、彼はわたしに手を出すのを遠慮していたと思う。健康的な成人男性なら当然、女性と交わりたいという欲望は持っていたはずなのに。彼自身の性格とわたしの年齢がネックになっていたのだと思う。
そしてそれ――彼と交わりたいという欲望はわたしにもあった。でも、優しくて真面目な彼がためらう気持ちはわたしにも分かっていたので、わたしから「抱いてほしい」と言ったことはなかった。
彼はわたしの初めての恋人だったし、恋愛経験がゼロだったから言えなかったというのもある。そして、わたしの方が上司だから、ヘタに言うとパワハラになってしまうから、というのもあった。彼が前に所属していた部署で、ひどいパワハラ被害に遭っていたこともわたしは知っていたから。
そんなわけで、わたしは人知れず、夜な夜な自分で体の疼きを慰めていた。部屋のベッドの中で、もしくはバスルームで。
母に頼まれた〝出張〟として神戸に一泊した夜にも、わたしは一人の部屋で同じようにしていた。
一緒に湯上がりのカップアイスを食べるという口実で、勇気を出して彼の部屋を訪ねていったけれど、とても「一緒に寝たい」という空気ではないことに気づいてしまったので、「もうちょっと待って」と強がりを言って自分の部屋に戻ってしまった。そのため、いざ眠ろうとしても、貢のことを考えただけで体の芯がムズムズと疼いて熱を帯び始めていた。
「…………」
わたしはモゾモゾと、ルームウェアとして穿いていたショートパンツとレギンスを脱ぎ、下着の上から疼いている自分の秘所に指を這わせた。
「…………あ……っ、あぁ………っ」
何度か往復させていると、何ともいえない快感でそこがジンと潤んできて、自然と声が漏れた。こんな声、彼には一度も聞かせたことがない。
……もっとも、これが初めてというわけでもなかったけれど。この行為をするたびに、わたしは初めてしたような錯覚に陥って悶えてしまうのだ。
「あ……っ、あぁ……ん」
下着の上からでは物足りなくなり、両脚を開いて下着の中に手を入れ、同じように動かしてみた。貢ならどんなふうにしてくれるだろう、なんて考えていると、手の動きも自然と激しくなり、声が少し乱れた。
もっと気持ちよくなりたくて、溢れ出てきた蜜を指にまとわせ動きを速めてみる。滑りがよくなった指先でもっとも敏感な先端を転がしてみると、それまでとは違う快感でだんだん体が火照ってくるのを感じた。
「………あぁ……っ、は……ぁ……んっ」
これだけじゃ物足りない。わたしはこの頃密かに愛読していたTL小説のヒロインみたく、蜜が溢れ出してくる奥の窪みまで指を進め、二本に増やして出し挿れしてみた。……彼と抱き合っている光景をイメージしながら。
「あぁ……っ、あ……ん! は……あんっ!」
指の動きを速めると、奥がヒクヒク激しく疼き始め、喘ぐ声も高まっていく。
「あぁ……っ、貢……。みつぐ……っ」
体はどんどん熱くなり、うわ言のように彼の名前を呼んでいた。そろそろ絶頂かもしれない。
「ああ……っ! はぁ……んっ、もう……ダメ……っ! あー…………っ」
体がヒクッと大きく痙攣した瞬間、目の前が白くスパークした。
「…………はぁ…っ、はぁ……っ。こんな姿、貢には見せられないな……」
グッタリと体をシーツの上に預けながら、一人で苦笑いした。
彼はきっと、わたしに純真無垢なイメージを持っているはず。そんなわたしの、こんな淫らな一人遊びの光景なんて見たくないだろう。
「……だって、貴方がしてくれないから」
壁一枚隔てた隣の部屋にいる彼に、恨み言を言ってみた。わたしだってガマンしきれなくて、こうやって一人で戯れるしかなかったのだ。
「わたしはいつでも、受け入れる覚悟できてるんだよ……」
だから、「焦らなくてもいい」なんてウソ。本当はすぐにでも襲いにきてくれて構わなかったのに……。
いくら待っていても、彼がこの夜、わたしの部屋のチャイムを押してくれることはなかった。
* * * *
――出張を終えて東京に戻ってきた翌日の夜も、自由が丘の自宅二階の部屋で、わたしは一人乱れていた。
普段ルームウェアとして着ているワンピースの裾をまくり上げ、ブラの中に左手を入れて胸を揉みながら、右手は下着の中。
「……あぁ……っ……、あ……んっ、あぁ……っ」
わたしは右手の中指の先でいちばん敏感な先端をグリグリ弄っては、ウットリと声を漏らす。
幸い母の寝室は一階だし、二階には使用人二人の部屋もあるけれど、この屋敷の壁は防音になっているので部屋の外に声が漏れ出ることはない。
前日は下半身への刺激だけだったけど、この夜は胸への刺激も相まって得られる快楽は前日の比ではなかった。
「あぁ……っ…、はぁ……っ……。胸の先っちょ、もうちょっと弄ってみようかな……。ん……っ! あん……っ! いい……これ……っ!」
硬く尖り始めた胸の先端を左手の親指でゴリゴリと弄ってみると、さらに気持ちよくなって、わたしの秘部はあっという間に蜜で溢れた。
胸の先端への刺激を続けたまま、前日の夜と同じように右手の二本の指を蜜でタプタプになっていた奥まで滑らせた。そのまま指を抜き挿しすると、チュプチュプと淫らな音がして、新たな蜜がどんどん溢れ出してくる。
「ん……っ、あぁ……っ! あん……っ! あぁん……っ! コレ、たまんない……っ!」
貢にもこんなふうにしてもらいたいな……と思うと、快感がより強まっていった。
この日はJR品川駅前で解散したため、彼とはキスすらできなかった。だからこそ、余計に体の疼きも強かったのだ。
「あぁ……っ、もう……イっちゃいそう……! はぁ……んっ!」
あまりにも絶頂が来るのが早すぎて、何だか物足りなく感じた。
「何かないかな……、何か、指の代わりになりそうなもの……」
わたしはベッドから出ると机の上のペンケースから太めのペンを一本取り出し、またベッドに戻った。ショーツを脱ぎ去り、両脚を開いて秘部の奥にペンを挿入してゆっくりと抜き挿しした。
彼に実際に抱かれた時の感触は、きっと指よりもこちらの方が近いだろう。
「ん……ぁっ、あぁ……んっ、あぁ……っ! あぁ……、コレ気持ちいい……っ!」
最初は仰向けで、次に横を向いて、そして最後はうつぶせで……と体の向きを変えて、ペンを動かしていく。そのたびにまた、ジュプジュプと淫らな音が部屋の中に響いた。
薄い上掛けは被っていないので、わたしの体は丸出しだ。冷房のひんやりした空気がもろに当たっていたけれど、肌は火照っていて熱いくらいだった。
「……はぁ……っ、あぁ………んっ! また……イク……っ! あぁ…………っ!」
二度目の絶頂をもって、この夜の一人遊びは終わった。蜜まみれでグショグショの下着とペンをベッドの上に散らかして。
――翌朝。目が覚めたのは五時半ごろだった。
「ん……、あれ? なんかスースーする」
違和感をおぼえて被っていた上掛けをめくると、わたしの下半身は裸だった。
あの後、ブラを直して上掛けを被った記憶はあったけれど、どうやら下着は脱ぎっぱなしだったらしい。
「…………ん……っ」
ワンピースの裾をまくり上げ、少し脚を開いて剥き出しの秘部に指を這わせると、まだかすかに潤んでいた。ニュルッとした感触が先端にも伝わり、そんなことだけでも感じてしまった。
枕元に手を伸ばすと、前夜の一人遊びに使ったペンがそのまま転がっていた。
まだ朝は早いし、今日も貢に会えるんだと思うだけで、わたしの下半身はまたムズムズと疼き出す。
「まだ朝早いし、……ちょっとだけ……」
両脚を全開にしたわたしは左手で割れ目をこれでもかと開き、右手でペンをつかみ、それでニュルニュルした秘部を――主に敏感な先端の雌芯をグリグリとさすってみた。
「あぁ……っ、は……ぁん♡ いい……っ!」
その動きをしばらく続けていると、蜜壺の奥がヒクヒクとうねり出した。まるで、何かが入ってくるのを催促するみたいに。
「……ん……っ、初めてだけど……」
わたしは先端への刺激を左手に変え、右手のペンをそのまま奥に挿入させて抜き挿しし、同時に二点を攻め始めた。
「…………あぁぁ……っ、はぁ……あぁぁん! 何これ……、こ……こんなの……初めて……っ! はぁ……んっ、あぁ…………っ! あ……、イっちゃう……っ!」
しばらく動かし続けていると、今まで感じたことのなかった快感が身体中を駆け抜け、それは脳天へと達した。
「ああぁー…………っ!」
目の前が白くスパークした後、下半身からプシャッと何かが噴き出す音がした。TL小説によると、それは「潮」というものらしい。
「…………とりあえず、シャワー浴びなきゃ」
ぐっしょり濡れたままのソコが気持ち悪くて、彼に会う前にキレイにしておかないと、と思った。
シーツも汚してしまったかも。家政婦の史子さんにどう言い訳しよう……?
新しいブラとショーツを取り出し、脱衣所でワンピースとブラを脱ぎ去るとバスルームに飛び込んで、手で泡立てたボディソープでニュルニュルする秘所をキレイに洗う。
「…………あ……っ! こんなことで感じてちゃダメだよね……。でも……あぁ……んっ!」
指先が陰核にこすれるたび、感じて声が漏れてしまう。わたしはどうしてこんなにエッチな体になってしまったんだろう?
キレイに洗い終えると、あとはシャワーで泡を流すだけ。なのに……。
「あぁぁぁ…………っ! い……イく……っ!」
水圧の強いシャワーのお湯だけで、わたしはまた昇りつめてしまった。
大企業・篠沢グループ会長であるわたしの秘書で、性格は優しくて大真面目。だから多分、彼はわたしに手を出すのを遠慮していたと思う。健康的な成人男性なら当然、女性と交わりたいという欲望は持っていたはずなのに。彼自身の性格とわたしの年齢がネックになっていたのだと思う。
そしてそれ――彼と交わりたいという欲望はわたしにもあった。でも、優しくて真面目な彼がためらう気持ちはわたしにも分かっていたので、わたしから「抱いてほしい」と言ったことはなかった。
彼はわたしの初めての恋人だったし、恋愛経験がゼロだったから言えなかったというのもある。そして、わたしの方が上司だから、ヘタに言うとパワハラになってしまうから、というのもあった。彼が前に所属していた部署で、ひどいパワハラ被害に遭っていたこともわたしは知っていたから。
そんなわけで、わたしは人知れず、夜な夜な自分で体の疼きを慰めていた。部屋のベッドの中で、もしくはバスルームで。
母に頼まれた〝出張〟として神戸に一泊した夜にも、わたしは一人の部屋で同じようにしていた。
一緒に湯上がりのカップアイスを食べるという口実で、勇気を出して彼の部屋を訪ねていったけれど、とても「一緒に寝たい」という空気ではないことに気づいてしまったので、「もうちょっと待って」と強がりを言って自分の部屋に戻ってしまった。そのため、いざ眠ろうとしても、貢のことを考えただけで体の芯がムズムズと疼いて熱を帯び始めていた。
「…………」
わたしはモゾモゾと、ルームウェアとして穿いていたショートパンツとレギンスを脱ぎ、下着の上から疼いている自分の秘所に指を這わせた。
「…………あ……っ、あぁ………っ」
何度か往復させていると、何ともいえない快感でそこがジンと潤んできて、自然と声が漏れた。こんな声、彼には一度も聞かせたことがない。
……もっとも、これが初めてというわけでもなかったけれど。この行為をするたびに、わたしは初めてしたような錯覚に陥って悶えてしまうのだ。
「あ……っ、あぁ……ん」
下着の上からでは物足りなくなり、両脚を開いて下着の中に手を入れ、同じように動かしてみた。貢ならどんなふうにしてくれるだろう、なんて考えていると、手の動きも自然と激しくなり、声が少し乱れた。
もっと気持ちよくなりたくて、溢れ出てきた蜜を指にまとわせ動きを速めてみる。滑りがよくなった指先でもっとも敏感な先端を転がしてみると、それまでとは違う快感でだんだん体が火照ってくるのを感じた。
「………あぁ……っ、は……ぁ……んっ」
これだけじゃ物足りない。わたしはこの頃密かに愛読していたTL小説のヒロインみたく、蜜が溢れ出してくる奥の窪みまで指を進め、二本に増やして出し挿れしてみた。……彼と抱き合っている光景をイメージしながら。
「あぁ……っ、あ……ん! は……あんっ!」
指の動きを速めると、奥がヒクヒク激しく疼き始め、喘ぐ声も高まっていく。
「あぁ……っ、貢……。みつぐ……っ」
体はどんどん熱くなり、うわ言のように彼の名前を呼んでいた。そろそろ絶頂かもしれない。
「ああ……っ! はぁ……んっ、もう……ダメ……っ! あー…………っ」
体がヒクッと大きく痙攣した瞬間、目の前が白くスパークした。
「…………はぁ…っ、はぁ……っ。こんな姿、貢には見せられないな……」
グッタリと体をシーツの上に預けながら、一人で苦笑いした。
彼はきっと、わたしに純真無垢なイメージを持っているはず。そんなわたしの、こんな淫らな一人遊びの光景なんて見たくないだろう。
「……だって、貴方がしてくれないから」
壁一枚隔てた隣の部屋にいる彼に、恨み言を言ってみた。わたしだってガマンしきれなくて、こうやって一人で戯れるしかなかったのだ。
「わたしはいつでも、受け入れる覚悟できてるんだよ……」
だから、「焦らなくてもいい」なんてウソ。本当はすぐにでも襲いにきてくれて構わなかったのに……。
いくら待っていても、彼がこの夜、わたしの部屋のチャイムを押してくれることはなかった。
* * * *
――出張を終えて東京に戻ってきた翌日の夜も、自由が丘の自宅二階の部屋で、わたしは一人乱れていた。
普段ルームウェアとして着ているワンピースの裾をまくり上げ、ブラの中に左手を入れて胸を揉みながら、右手は下着の中。
「……あぁ……っ……、あ……んっ、あぁ……っ」
わたしは右手の中指の先でいちばん敏感な先端をグリグリ弄っては、ウットリと声を漏らす。
幸い母の寝室は一階だし、二階には使用人二人の部屋もあるけれど、この屋敷の壁は防音になっているので部屋の外に声が漏れ出ることはない。
前日は下半身への刺激だけだったけど、この夜は胸への刺激も相まって得られる快楽は前日の比ではなかった。
「あぁ……っ…、はぁ……っ……。胸の先っちょ、もうちょっと弄ってみようかな……。ん……っ! あん……っ! いい……これ……っ!」
硬く尖り始めた胸の先端を左手の親指でゴリゴリと弄ってみると、さらに気持ちよくなって、わたしの秘部はあっという間に蜜で溢れた。
胸の先端への刺激を続けたまま、前日の夜と同じように右手の二本の指を蜜でタプタプになっていた奥まで滑らせた。そのまま指を抜き挿しすると、チュプチュプと淫らな音がして、新たな蜜がどんどん溢れ出してくる。
「ん……っ、あぁ……っ! あん……っ! あぁん……っ! コレ、たまんない……っ!」
貢にもこんなふうにしてもらいたいな……と思うと、快感がより強まっていった。
この日はJR品川駅前で解散したため、彼とはキスすらできなかった。だからこそ、余計に体の疼きも強かったのだ。
「あぁ……っ、もう……イっちゃいそう……! はぁ……んっ!」
あまりにも絶頂が来るのが早すぎて、何だか物足りなく感じた。
「何かないかな……、何か、指の代わりになりそうなもの……」
わたしはベッドから出ると机の上のペンケースから太めのペンを一本取り出し、またベッドに戻った。ショーツを脱ぎ去り、両脚を開いて秘部の奥にペンを挿入してゆっくりと抜き挿しした。
彼に実際に抱かれた時の感触は、きっと指よりもこちらの方が近いだろう。
「ん……ぁっ、あぁ……んっ、あぁ……っ! あぁ……、コレ気持ちいい……っ!」
最初は仰向けで、次に横を向いて、そして最後はうつぶせで……と体の向きを変えて、ペンを動かしていく。そのたびにまた、ジュプジュプと淫らな音が部屋の中に響いた。
薄い上掛けは被っていないので、わたしの体は丸出しだ。冷房のひんやりした空気がもろに当たっていたけれど、肌は火照っていて熱いくらいだった。
「……はぁ……っ、あぁ………んっ! また……イク……っ! あぁ…………っ!」
二度目の絶頂をもって、この夜の一人遊びは終わった。蜜まみれでグショグショの下着とペンをベッドの上に散らかして。
――翌朝。目が覚めたのは五時半ごろだった。
「ん……、あれ? なんかスースーする」
違和感をおぼえて被っていた上掛けをめくると、わたしの下半身は裸だった。
あの後、ブラを直して上掛けを被った記憶はあったけれど、どうやら下着は脱ぎっぱなしだったらしい。
「…………ん……っ」
ワンピースの裾をまくり上げ、少し脚を開いて剥き出しの秘部に指を這わせると、まだかすかに潤んでいた。ニュルッとした感触が先端にも伝わり、そんなことだけでも感じてしまった。
枕元に手を伸ばすと、前夜の一人遊びに使ったペンがそのまま転がっていた。
まだ朝は早いし、今日も貢に会えるんだと思うだけで、わたしの下半身はまたムズムズと疼き出す。
「まだ朝早いし、……ちょっとだけ……」
両脚を全開にしたわたしは左手で割れ目をこれでもかと開き、右手でペンをつかみ、それでニュルニュルした秘部を――主に敏感な先端の雌芯をグリグリとさすってみた。
「あぁ……っ、は……ぁん♡ いい……っ!」
その動きをしばらく続けていると、蜜壺の奥がヒクヒクとうねり出した。まるで、何かが入ってくるのを催促するみたいに。
「……ん……っ、初めてだけど……」
わたしは先端への刺激を左手に変え、右手のペンをそのまま奥に挿入させて抜き挿しし、同時に二点を攻め始めた。
「…………あぁぁ……っ、はぁ……あぁぁん! 何これ……、こ……こんなの……初めて……っ! はぁ……んっ、あぁ…………っ! あ……、イっちゃう……っ!」
しばらく動かし続けていると、今まで感じたことのなかった快感が身体中を駆け抜け、それは脳天へと達した。
「ああぁー…………っ!」
目の前が白くスパークした後、下半身からプシャッと何かが噴き出す音がした。TL小説によると、それは「潮」というものらしい。
「…………とりあえず、シャワー浴びなきゃ」
ぐっしょり濡れたままのソコが気持ち悪くて、彼に会う前にキレイにしておかないと、と思った。
シーツも汚してしまったかも。家政婦の史子さんにどう言い訳しよう……?
新しいブラとショーツを取り出し、脱衣所でワンピースとブラを脱ぎ去るとバスルームに飛び込んで、手で泡立てたボディソープでニュルニュルする秘所をキレイに洗う。
「…………あ……っ! こんなことで感じてちゃダメだよね……。でも……あぁ……んっ!」
指先が陰核にこすれるたび、感じて声が漏れてしまう。わたしはどうしてこんなにエッチな体になってしまったんだろう?
キレイに洗い終えると、あとはシャワーで泡を流すだけ。なのに……。
「あぁぁぁ…………っ! い……イく……っ!」
水圧の強いシャワーのお湯だけで、わたしはまた昇りつめてしまった。
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