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消えゆく記憶と過去
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『アオイ、もういい。お前の顔も見たくない。今すぐ私の前から消えろ。』
『フィリップ殿下!』
『ディー、連れて行け!』
琥珀色の瞳がこちらを冷たく見下ろすとその瞳には怯える少女の顔が映った──。
「凛花?」
はっとして見上げたダニエルの心配そうなその瞳に映るのは、まぎれもない自分の顔だ。
「あ…ごめん。ぼーっとしてた。」
「フィルが休みをくれたから明日にでも領地に行こうか?」
「オルランド領に?いいの?」
「妹にも会えるよ。」
「そっか。楽しみ…。」
──今のは一体…。ヒロインが王太子殿下に断罪される場面だよね?ディーの瞳に映ってたのは確かにアオイの顔だった。でも…。
凛花は鳥肌が立つのが分かり自分を抱きしめるように腕を回した。
「リンカどうした?顔が青いぞ?」
心配してこちらを窺ってくるフィリップの顔をおずおずと見上げるがその顔は当然いつもと同じフィリップだ。ダニエルを見てもその瞳に映るのは凛花の怯えた顔。
「ごめん、寝不足かな…。」
「リンカ、お、お前まさか!」
「俺のせいだな。じゃあもう今日はこれで帰ろう。」
ダニエルは何も言えずに固まっているフィリップを横目に、凛花を立ち上がらせるとフィリップに軽く手を挙げてそのまま部屋を後にした。
「歩けそう?」
「うん…。ごめん。なんか…いろいろと。」
「うん。」
ダニエルはそれ以降何も聞かずに凛花の腰に手を回したままゆっくりと王宮の中を歩いた。
──まただ…。黙って二人でこうやって歩いたこと、前にもあった。
凛花は視界にダニエルの姿が入らないようにそっと手を額にあてた。前とはいつの事だったか、つい考えを巡らせてしまう。ダニエルと初めて会った日の騎士団本部でのことだっただろうか?それともフィリップに会うために王宮に初めて来た日だっただろうか…。
──違う。ダニエルはいつも私の事を気遣ってくれてて…。二人とも黙ったまま歩いたことなんてなかった。
歩く速度がゆっくりになり、やがて凛花が完全に立ち止まると、ダニエルは何も言わずに凛花を横向きに抱き上げた。
「あ!ごめん、歩けるから──」
「知ってる、それに逃げないんだろ?」
「ダニエル……」
「降ろさないよ。」
「知ってる……前にも言われたもん。」
凛花はダニエルの首に抱き着くとそのまま顔を隠すように静かに泣き出した。
「ごめん、本当に。」
「また何かどうでもいいことを考えていたんだろう?」
「何で分かるの?本当に…。思い出さなくていいことだけ思い出しちゃうなんて。こんなのもう嫌だ…。」
「逃げないで、ここで生きていくって決めたんだろう?」
「……そうだけど。」
ダニエルは凛花を抱える腕に力を込めると頭にそっと口付けた。
「なら大丈夫。すぐに忘れるよ、必要ない記憶は。」
「何で何も聞かないの?」
「俺は何も知らない凛花の事が好きなんだ、何回も言わせるな。」
「…ヤバい。鼻水じゃなくて鼻血出るわ…。」
「……」
「ありがとう、ダニエル。私も大好き。」
顔を赤くした騎士がすれ違いざまにダニエルを凝視していたがそんなことはもはやどうでも良かった。凛花にとってみればあの騎士なんてただのモブだ。もちろんダニエルが攻略対象者。自分は現世での髪の色は黒だが間違いなくこの物語のヒロイン──アオイだったのだから。
──もう思い出さなくていい、前世の記憶なんて全部忘れよう。アオイは隣国に逃げたんだ。だから私は凛花としてここで生きる。ダニエルの傍で。
「ダニエル!待ちなさい!まだそんな女を相手にしているの?」
「カテリーナ殿下?」
ヒステリックな声に顔を上げると馬車の目の前に立ちふさがる紫紺の塊が見えた。ダニエルの横顔が微妙にいら立っているのが分かる。
「せっかくいい所だったのにまた邪魔しやがって…。」
「あら…フィルも相当口悪いけど、ダニエルも結構……。」
「ねぇ凛花?」
立ち止まったダニエルは腕の中の凛花を見下ろすと、いつかのように艶やかに笑った。
「俺が今何て言いたいか分かる?」
「……その笑顔不吉な予感しかしないんだけど。」
チラッと盗み見たカテリーナ殿下は今にも凛花に掴みかからんばかりの勢いでこちらを睨みつけている。
「愛してるよ。だからもう、俺の前から突然消えたりしないで、ずっと傍にいて欲しい。」
「……」
ダニエルは怒りで燃えそうに赤くなったカテリーナ王女をちらりと横目で確認すると、こちらもまた燃えそうに赤くなった凛花を見下ろし、そっと耳元で囁いた。
「キスしたいとこだけど鼻血出たら困るから帰ってからにする。」
「か、帰っても出るもんは出るから!」
「だったらここで試してみる?」
「いい!」
ダニエルは赤くなった凛花の頬に軽く口付けると何事もなかったかのようにカテリーナ王女に会釈し、そのまま隣をすり抜け馬車に乗り込んだ。
待機していた騎士たちが少し遅れてどっと騒めいたのが馬車の中にまで聞こえてきた。
「ねぇダニエル、一つ聞きたいんだけど?」
「うん?」
「何で他の人がいる所ではあんな風に私に甘い言葉を囁けるの?絶対わざとだよね?」
「わざと……なのかな?」
「そうでしょ!」
「仕方ない。自慢したいんだよ、凛花はもう俺のものだって。」
「それは、ピアスがあれば充分だから…。」
「あ、それで思い出した。注文したピアス出来上がったんだった。取りに行こうか、今すぐ!」
「今すぐ?」
「そう。指輪も注文したいし。」
「婚約指輪?」
「今度は凛花がちゃんと選んでくれるだろう?」
凛花は珍しく上機嫌なダニエルを見上げると笑顔で頷いた。
「……ねぇ凛花、一度でいいからディーって、呼んでみて?」
「何?今度はおねだり?」
「……」
「ディー…愛してる。」
「…駄目だ、やっぱり真っ直ぐ邸に戻ろう。俺にはとても10年なんて待てない。」
『フィリップ殿下!』
『ディー、連れて行け!』
琥珀色の瞳がこちらを冷たく見下ろすとその瞳には怯える少女の顔が映った──。
「凛花?」
はっとして見上げたダニエルの心配そうなその瞳に映るのは、まぎれもない自分の顔だ。
「あ…ごめん。ぼーっとしてた。」
「フィルが休みをくれたから明日にでも領地に行こうか?」
「オルランド領に?いいの?」
「妹にも会えるよ。」
「そっか。楽しみ…。」
──今のは一体…。ヒロインが王太子殿下に断罪される場面だよね?ディーの瞳に映ってたのは確かにアオイの顔だった。でも…。
凛花は鳥肌が立つのが分かり自分を抱きしめるように腕を回した。
「リンカどうした?顔が青いぞ?」
心配してこちらを窺ってくるフィリップの顔をおずおずと見上げるがその顔は当然いつもと同じフィリップだ。ダニエルを見てもその瞳に映るのは凛花の怯えた顔。
「ごめん、寝不足かな…。」
「リンカ、お、お前まさか!」
「俺のせいだな。じゃあもう今日はこれで帰ろう。」
ダニエルは何も言えずに固まっているフィリップを横目に、凛花を立ち上がらせるとフィリップに軽く手を挙げてそのまま部屋を後にした。
「歩けそう?」
「うん…。ごめん。なんか…いろいろと。」
「うん。」
ダニエルはそれ以降何も聞かずに凛花の腰に手を回したままゆっくりと王宮の中を歩いた。
──まただ…。黙って二人でこうやって歩いたこと、前にもあった。
凛花は視界にダニエルの姿が入らないようにそっと手を額にあてた。前とはいつの事だったか、つい考えを巡らせてしまう。ダニエルと初めて会った日の騎士団本部でのことだっただろうか?それともフィリップに会うために王宮に初めて来た日だっただろうか…。
──違う。ダニエルはいつも私の事を気遣ってくれてて…。二人とも黙ったまま歩いたことなんてなかった。
歩く速度がゆっくりになり、やがて凛花が完全に立ち止まると、ダニエルは何も言わずに凛花を横向きに抱き上げた。
「あ!ごめん、歩けるから──」
「知ってる、それに逃げないんだろ?」
「ダニエル……」
「降ろさないよ。」
「知ってる……前にも言われたもん。」
凛花はダニエルの首に抱き着くとそのまま顔を隠すように静かに泣き出した。
「ごめん、本当に。」
「また何かどうでもいいことを考えていたんだろう?」
「何で分かるの?本当に…。思い出さなくていいことだけ思い出しちゃうなんて。こんなのもう嫌だ…。」
「逃げないで、ここで生きていくって決めたんだろう?」
「……そうだけど。」
ダニエルは凛花を抱える腕に力を込めると頭にそっと口付けた。
「なら大丈夫。すぐに忘れるよ、必要ない記憶は。」
「何で何も聞かないの?」
「俺は何も知らない凛花の事が好きなんだ、何回も言わせるな。」
「…ヤバい。鼻水じゃなくて鼻血出るわ…。」
「……」
「ありがとう、ダニエル。私も大好き。」
顔を赤くした騎士がすれ違いざまにダニエルを凝視していたがそんなことはもはやどうでも良かった。凛花にとってみればあの騎士なんてただのモブだ。もちろんダニエルが攻略対象者。自分は現世での髪の色は黒だが間違いなくこの物語のヒロイン──アオイだったのだから。
──もう思い出さなくていい、前世の記憶なんて全部忘れよう。アオイは隣国に逃げたんだ。だから私は凛花としてここで生きる。ダニエルの傍で。
「ダニエル!待ちなさい!まだそんな女を相手にしているの?」
「カテリーナ殿下?」
ヒステリックな声に顔を上げると馬車の目の前に立ちふさがる紫紺の塊が見えた。ダニエルの横顔が微妙にいら立っているのが分かる。
「せっかくいい所だったのにまた邪魔しやがって…。」
「あら…フィルも相当口悪いけど、ダニエルも結構……。」
「ねぇ凛花?」
立ち止まったダニエルは腕の中の凛花を見下ろすと、いつかのように艶やかに笑った。
「俺が今何て言いたいか分かる?」
「……その笑顔不吉な予感しかしないんだけど。」
チラッと盗み見たカテリーナ殿下は今にも凛花に掴みかからんばかりの勢いでこちらを睨みつけている。
「愛してるよ。だからもう、俺の前から突然消えたりしないで、ずっと傍にいて欲しい。」
「……」
ダニエルは怒りで燃えそうに赤くなったカテリーナ王女をちらりと横目で確認すると、こちらもまた燃えそうに赤くなった凛花を見下ろし、そっと耳元で囁いた。
「キスしたいとこだけど鼻血出たら困るから帰ってからにする。」
「か、帰っても出るもんは出るから!」
「だったらここで試してみる?」
「いい!」
ダニエルは赤くなった凛花の頬に軽く口付けると何事もなかったかのようにカテリーナ王女に会釈し、そのまま隣をすり抜け馬車に乗り込んだ。
待機していた騎士たちが少し遅れてどっと騒めいたのが馬車の中にまで聞こえてきた。
「ねぇダニエル、一つ聞きたいんだけど?」
「うん?」
「何で他の人がいる所ではあんな風に私に甘い言葉を囁けるの?絶対わざとだよね?」
「わざと……なのかな?」
「そうでしょ!」
「仕方ない。自慢したいんだよ、凛花はもう俺のものだって。」
「それは、ピアスがあれば充分だから…。」
「あ、それで思い出した。注文したピアス出来上がったんだった。取りに行こうか、今すぐ!」
「今すぐ?」
「そう。指輪も注文したいし。」
「婚約指輪?」
「今度は凛花がちゃんと選んでくれるだろう?」
凛花は珍しく上機嫌なダニエルを見上げると笑顔で頷いた。
「……ねぇ凛花、一度でいいからディーって、呼んでみて?」
「何?今度はおねだり?」
「……」
「ディー…愛してる。」
「…駄目だ、やっぱり真っ直ぐ邸に戻ろう。俺にはとても10年なんて待てない。」
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