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【22】エルマリさんの話。
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「今日の難民、結局何人ぐらい来たんだ、あれ」
「相当数ですわね…。エッカルト国が陥落したそうですから。兵士の大半はこのまま残って、市民の多くはそのまま王都へ向かうそうですわ」
「ウチらが戦艦も撃墜したん聞いて来たゆうてましたえ。
―まぁ、増兵や思たら…」
「サイクロプス使いの一族も混じってたな。あのへんなら戦力になりそうだな」
「とはいえ負けたわけですけど。サイクロプス12騎での投石も投槍も全てバリアーではじかれて全く活かせなかったとか」
「…なに、ここには中佐がいるさ。なんか使い方考えてくれんだろ」
ヘルガオルガが不機嫌そうに言った。
いつもの、ヒマリの部屋。
戦艦での激闘から二日経っていた。
激戦の傷こそは癒えきっていないものの、歴戦の彼女たちの心はもう次へと向いている。一見、コタツにあたるいつもの女子会のようだが、真剣に今後の対策を相談している。
「で、ヴァンデルベルト先輩はどうしたんだ?」
「あの方でしたら王都へと援軍の交渉に行っておいでですわ」
「周辺諸国はウチらよりよっぽどやられとるそうですから…やっぱり援軍は望めまへんやろなぁ」
「だろうなぁ…。ここを抜かれたらアタシらの国だって正直言っておしまいだってのに」
そんなヒマリの部屋の中。
ただ一人、当のヒマリだけは地球の頃のように布団の中の住人となっていた。いつもの3人は部屋の主…いや、ベッドの布団を見て大きくため息をつく。
そのため息を代表して、エルマリが布団に向けて声をかける。
「…フラウリーノヒマリ!ボンヴォリューエスティ、フォロッタヒマリ!」
「…何?わかんないんだけど」
「…フラウリーノヒマリ」
「いいよ、もう。シリアリスがいなきゃボクは話すらできないんだよ?」
エルマリの切実な声を聞いてもヒマリは布団から出ることもなく、もぞもぞと動くだけだった。
「…もうホントに使えないやつだから、ボク。エサだけくれたらいいから。戦争が終わるまで部屋の隅で三角座りでもしてるから。もういいよ。狭い部屋でいいから用意して。エサとふとんだけでいいから。あとマウンテンデュー。あとWi-Fi。あと…
スマホ…
スマホ返してよ、どこやったんだよ、ボクのスマホ…」
「ヌーラカガクタブロエスタス、ロンピータ!!」
ヘルガオルガが怒鳴りつける。それがヒマリの不甲斐なさに怒っている事は、言葉のわからないヒマリにも伝わっている。
そう、3人にはヒマリが不甲斐なく映っていた。
反応の無い布団を見てヘルガオルガはもう一度大きくため息をついた。
「ニィイール!」
ドカドカと足音を立てて部屋を出るヘルガオルガ。ソフィエレも無言で後に続く。
ヒマリは気づいていた。なぜヘルガオルガたちが怒っていたのか。何故誰もシリアリスを悼んでくれないのか。
ヒマリとシリアリスは日本語で会話していた。他の全員にはそれがヒマリの独り言に見えていた。彼女のスマートフォンがただの通訳道具にしか見えていなかった。それは中佐にも同じだっただろう。AIと言う名の、ただのアルゴリズムに毛が生えた程度のものに見えていたんだろう。
―そう、シリアリスの人格は、ただヒマリだけが認識していた。ヒマリだけにしかシリアリスは見えていなかった。
そしてシリアリスは、ただヒマリだけを見ていた。
シリアリスは、ただヒマリだけを守っていた。
「……」
エルマリは、まだそこに立っていた。
二人に続いて扉の前まで歩いて行ったが、扉をくぐることは出来なかった。
しばらく考えた後、黙って引き返すとヒマリのこもるベッドにそっと腰を掛ける。
エルマリの細い手が少しだけ布団をずらす。くしゃくしゃになったヒマリの頭だけを出すと、優しくその髪をなでながら、やがて口を開いた。
「―ヒマリはん。たまにはウチの話でも聞いとくれやす」
その言葉はもちろんヒマリには全くわからない。
穏やかな起伏、温かみのある声。
ふとんから出ているヒマリの頭を、髪をそっと優しくなでる細い指。
「ウチな、昔っからずっと、ずっとずっと息苦しかったんどす。ウチ、なんでも出来んならんかった。ずっと、なんでも期待されてたんえ。
自分の顔が悪ないのんも自覚してます。顔ええだけで、みんななんでも期待しやはるんよ。なんでかしらんけど、なんでもできんとアカンかったんよ。それが顔ええもんのサダメなんどすわ。
でもこれ愚痴っただけでも嫌味になってしまうんよ。総すかんどすわ。
だーれも同情してくれへん。
だれぇーにも愚痴れへん」
ヒマリは何も言わない。それでもエルマリは優しく優しく、語り掛ける。
「もお嫌んなって、しんどおて、人間界に来てみたんやけど、もっともっと失敗なんか許されへん。
そらそうやわ。エルフやったら魔法も使えて当然て思われてまうし。みんな期待した目ぇで見やはる。しかも、ウチが失敗したらそれはエルフの失敗や。気づいたら背負ってたんはもっと重うなっとりました。
そんなん当たり前の話や。そんなんに気付けんぐらいうち疲れてました。うちかて失敗したりアホな事ゆうて遊びたいのにな」
自嘲気味に、目を閉じてふふっと笑うエルマリ。
「―そしたら世界を壊すUFOが来た。
そんな時、全部壊してまえて、UFOに願う人もおるらしおすな。せやけどウチ小心者やからそんなんも思えへん。やっぱりみんな期待するん、真面目に右往左往するしかでけへん。
そこにヒマリはん。あんたや。あんたが来たんや。
好きな事言うて失敗宣言して鈍臭いのに自由に動いて他の人にできん事やって、みんなの事心配して、一所懸命で、みんな守ろて…。
こんな自由にやったはる人、二百何十年で初めてどす。好きやの嫌いやの眠いの怖いのおなか減ったのと。ほんまおかしい。
あんたみたいなん、確かに嫌がる人もおるやろな、元の世界でそうやったって?でもあんたは一ぺんも嘘を言わへん。べんちゃらも言わへん。
せやから、みんなあんたが好きなんえ。ウチも、ソフィエレはんも、ヘルガオルガも、ファルリエットも。
―ウチな、あんたみたいになりたい。ウチ、あんたみたいに生きたい。ウチ、あんたはんにどんだけ心助けられたか。あんたと一緒におるんがどんだけ楽しいか。
こんな、故郷もなんもかんもぜーんぶ焼かれるかもしれへん時に笑えるんはな。あんたのお陰なんえ。
転移召喚で来たんがあんたやなかったらな、みんなとっくに心壊れてました。とっくに心折れてました。きっとヴァンデルベルトはんでさえ目つきが怖なっとった思います。
―せやし、今度はウチがあんたに恩返しせなあかん順番やねんわ。
あんたが地球に帰りたいんやったらウチがなんとしても帰らせたるさかい」
エルマリはそのあまりにも細い絹糸の髪をヒマリにかけるように、ヒマリへと顔を近づける。
「せやからな。ヒマリはん。泣いて、泣いて、また最後は、どうか笑とくれやす。アホみたいに笑とくれやす」
心を込めて、エルマリがヒマリの髪へと口づけをする。
それでも、ヒマリは布団から出ようとしないが、エルマリはそのままゆるりと体を起こし、部屋を出ていく。
ヒマリへと背中を向け、扉を閉める瞬間、エルマリの優しい笑顔が消える。
戦士の顔へと、変わった。
「相当数ですわね…。エッカルト国が陥落したそうですから。兵士の大半はこのまま残って、市民の多くはそのまま王都へ向かうそうですわ」
「ウチらが戦艦も撃墜したん聞いて来たゆうてましたえ。
―まぁ、増兵や思たら…」
「サイクロプス使いの一族も混じってたな。あのへんなら戦力になりそうだな」
「とはいえ負けたわけですけど。サイクロプス12騎での投石も投槍も全てバリアーではじかれて全く活かせなかったとか」
「…なに、ここには中佐がいるさ。なんか使い方考えてくれんだろ」
ヘルガオルガが不機嫌そうに言った。
いつもの、ヒマリの部屋。
戦艦での激闘から二日経っていた。
激戦の傷こそは癒えきっていないものの、歴戦の彼女たちの心はもう次へと向いている。一見、コタツにあたるいつもの女子会のようだが、真剣に今後の対策を相談している。
「で、ヴァンデルベルト先輩はどうしたんだ?」
「あの方でしたら王都へと援軍の交渉に行っておいでですわ」
「周辺諸国はウチらよりよっぽどやられとるそうですから…やっぱり援軍は望めまへんやろなぁ」
「だろうなぁ…。ここを抜かれたらアタシらの国だって正直言っておしまいだってのに」
そんなヒマリの部屋の中。
ただ一人、当のヒマリだけは地球の頃のように布団の中の住人となっていた。いつもの3人は部屋の主…いや、ベッドの布団を見て大きくため息をつく。
そのため息を代表して、エルマリが布団に向けて声をかける。
「…フラウリーノヒマリ!ボンヴォリューエスティ、フォロッタヒマリ!」
「…何?わかんないんだけど」
「…フラウリーノヒマリ」
「いいよ、もう。シリアリスがいなきゃボクは話すらできないんだよ?」
エルマリの切実な声を聞いてもヒマリは布団から出ることもなく、もぞもぞと動くだけだった。
「…もうホントに使えないやつだから、ボク。エサだけくれたらいいから。戦争が終わるまで部屋の隅で三角座りでもしてるから。もういいよ。狭い部屋でいいから用意して。エサとふとんだけでいいから。あとマウンテンデュー。あとWi-Fi。あと…
スマホ…
スマホ返してよ、どこやったんだよ、ボクのスマホ…」
「ヌーラカガクタブロエスタス、ロンピータ!!」
ヘルガオルガが怒鳴りつける。それがヒマリの不甲斐なさに怒っている事は、言葉のわからないヒマリにも伝わっている。
そう、3人にはヒマリが不甲斐なく映っていた。
反応の無い布団を見てヘルガオルガはもう一度大きくため息をついた。
「ニィイール!」
ドカドカと足音を立てて部屋を出るヘルガオルガ。ソフィエレも無言で後に続く。
ヒマリは気づいていた。なぜヘルガオルガたちが怒っていたのか。何故誰もシリアリスを悼んでくれないのか。
ヒマリとシリアリスは日本語で会話していた。他の全員にはそれがヒマリの独り言に見えていた。彼女のスマートフォンがただの通訳道具にしか見えていなかった。それは中佐にも同じだっただろう。AIと言う名の、ただのアルゴリズムに毛が生えた程度のものに見えていたんだろう。
―そう、シリアリスの人格は、ただヒマリだけが認識していた。ヒマリだけにしかシリアリスは見えていなかった。
そしてシリアリスは、ただヒマリだけを見ていた。
シリアリスは、ただヒマリだけを守っていた。
「……」
エルマリは、まだそこに立っていた。
二人に続いて扉の前まで歩いて行ったが、扉をくぐることは出来なかった。
しばらく考えた後、黙って引き返すとヒマリのこもるベッドにそっと腰を掛ける。
エルマリの細い手が少しだけ布団をずらす。くしゃくしゃになったヒマリの頭だけを出すと、優しくその髪をなでながら、やがて口を開いた。
「―ヒマリはん。たまにはウチの話でも聞いとくれやす」
その言葉はもちろんヒマリには全くわからない。
穏やかな起伏、温かみのある声。
ふとんから出ているヒマリの頭を、髪をそっと優しくなでる細い指。
「ウチな、昔っからずっと、ずっとずっと息苦しかったんどす。ウチ、なんでも出来んならんかった。ずっと、なんでも期待されてたんえ。
自分の顔が悪ないのんも自覚してます。顔ええだけで、みんななんでも期待しやはるんよ。なんでかしらんけど、なんでもできんとアカンかったんよ。それが顔ええもんのサダメなんどすわ。
でもこれ愚痴っただけでも嫌味になってしまうんよ。総すかんどすわ。
だーれも同情してくれへん。
だれぇーにも愚痴れへん」
ヒマリは何も言わない。それでもエルマリは優しく優しく、語り掛ける。
「もお嫌んなって、しんどおて、人間界に来てみたんやけど、もっともっと失敗なんか許されへん。
そらそうやわ。エルフやったら魔法も使えて当然て思われてまうし。みんな期待した目ぇで見やはる。しかも、ウチが失敗したらそれはエルフの失敗や。気づいたら背負ってたんはもっと重うなっとりました。
そんなん当たり前の話や。そんなんに気付けんぐらいうち疲れてました。うちかて失敗したりアホな事ゆうて遊びたいのにな」
自嘲気味に、目を閉じてふふっと笑うエルマリ。
「―そしたら世界を壊すUFOが来た。
そんな時、全部壊してまえて、UFOに願う人もおるらしおすな。せやけどウチ小心者やからそんなんも思えへん。やっぱりみんな期待するん、真面目に右往左往するしかでけへん。
そこにヒマリはん。あんたや。あんたが来たんや。
好きな事言うて失敗宣言して鈍臭いのに自由に動いて他の人にできん事やって、みんなの事心配して、一所懸命で、みんな守ろて…。
こんな自由にやったはる人、二百何十年で初めてどす。好きやの嫌いやの眠いの怖いのおなか減ったのと。ほんまおかしい。
あんたみたいなん、確かに嫌がる人もおるやろな、元の世界でそうやったって?でもあんたは一ぺんも嘘を言わへん。べんちゃらも言わへん。
せやから、みんなあんたが好きなんえ。ウチも、ソフィエレはんも、ヘルガオルガも、ファルリエットも。
―ウチな、あんたみたいになりたい。ウチ、あんたみたいに生きたい。ウチ、あんたはんにどんだけ心助けられたか。あんたと一緒におるんがどんだけ楽しいか。
こんな、故郷もなんもかんもぜーんぶ焼かれるかもしれへん時に笑えるんはな。あんたのお陰なんえ。
転移召喚で来たんがあんたやなかったらな、みんなとっくに心壊れてました。とっくに心折れてました。きっとヴァンデルベルトはんでさえ目つきが怖なっとった思います。
―せやし、今度はウチがあんたに恩返しせなあかん順番やねんわ。
あんたが地球に帰りたいんやったらウチがなんとしても帰らせたるさかい」
エルマリはそのあまりにも細い絹糸の髪をヒマリにかけるように、ヒマリへと顔を近づける。
「せやからな。ヒマリはん。泣いて、泣いて、また最後は、どうか笑とくれやす。アホみたいに笑とくれやす」
心を込めて、エルマリがヒマリの髪へと口づけをする。
それでも、ヒマリは布団から出ようとしないが、エルマリはそのままゆるりと体を起こし、部屋を出ていく。
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