100 / 127
二匹目!+一羽目
29・モフモフわんこと明後日の予定
しおりを挟む
「晴は明後日もヒマかしら?」
「うーん」
ちゃぶ台を囲んでカレーを食べながら、わたしは茹でてほぐした鳥肉を食べているタロ君に目をやった。
「わふ」
(玲奈と遊びに行くのなら、ちゃんとお留守番してるのだ。吾はボスモンスターだからな)
「大丈夫だよ」
「そう、良かった。お代わりもらうわね」
彼女は立ち上がり、自分の皿にご飯を盛ってカレーを注ぐ。冷凍にしようと思って、ご飯多めに炊いておいて良かった。
ひと箱八人分、今日+明日明後日×三食分の予定だった大鍋いっぱいのカレーが、玲奈ちゃんの細いウエストに消えていく。
玲奈ちゃんの胃袋は四次元か?
「……あれ?」
「どうしたの、晴」
「明日は?」
「明日は午前中にこちらを出るわ。隣町のホテルで伯父様達とパンケーキを食べる約束をしているの」
「そうなんだ。……真朝ちゃんが泊まってたホテル、だよね?」
玲奈ちゃんは頷く。
「真朝が回復して良かったわ。伯父様も驚いてらしたの。奇跡ってあるのねえ」
「あるんだねえ」
「わふう」
まだ一週間しか経っていないのに、真朝ちゃんは強化合宿に戻っていた。
これまでの遅れを取り戻し、なお且つ無理のないスケジュールをコーチが組んでくれたのだという。
これまで自転車で同行していたコーチが自分も走ってついて来るから、なんだか本番みたいで集中できるって言ってたっけ。
「晴とは明後日の朝、そのホテルで待ち合わせね」
「わたしもパンケーキ食べたいなー。玲奈ちゃん二日連続は嫌?」
「あのホテルのパンケーキなら毎日でもいいけれど、朝の八時集合だから喫茶室はまだ開いていないと思うわ」
「八時? え、なにそれ、早っ! なんかのイベント関係? 真朝ちゃんのところへ見学に行くとか?」
ボタン達ゴースト、もといレイスのおかげで熱帯夜に苦しむことも無くなったため、最近は昼まで寝ているようなことはない。
タロ君も闇の魔気を放ってくれるけど、アパートにいるときは黒い豆柴だから魔気の当たる範囲が小さいんだよね。
とはいえ、八時集合は早い。何時の電車に乗ればいいんだ。そもそも電車あるの?
「いいえ、船に乗って島のダンジョンへ行くのよ。ほら、晴が帰省してたときに話してたダンジョンよ」
「伯父さんのクルーザーでっ?」
実家でこの話題が出たとき、軽い冗談だと思って受け流すんじゃなかった。
というか世界的に有名な整形外科医の伯父さん、玲奈ちゃんに甘過ぎ!
ううん、玲奈ちゃんクルーザーの運転なんかできないよね? もしかして伯父さん夫婦も来るの?
「……国が管理してるダンジョンに忍び込むのは犯罪だよ?」
国有の公園をダンジョンにしてしまった罪悪感が、ブーメランになって突き刺さる。
「不法侵入だものね。ふふふ、安心して、晴。忍び込むのはやめたのよ」
わたしは胸を撫で下ろした。
「ああ、遠くから見学するのね」
それならなんの問題もない。
甲板で海産物のBBQしたりするのかな。自分で魚釣るのもいいな。
タロ君も連れて行っていいか聞いたら図々しいかな?
「違うわ。忍び込むんじゃなくて、ちゃんと許可を取ったの。伯父様が名誉会長を務める『ダンジョン安全監査協会』の代表として、ダンジョンの安全性を監査に行くのよ」
「『ダンジョン安全監査協会』?」
「そう。伯父様に恩を受けたことのある県会議員の呼びかけでできた怪しげな市民団体よ。ダンジョンの民間開放を前に少しでも利権に絡もうと、ほかにもいくつもの団体が作られているわ」
「怪しげな市民団体って……確かに怪しげだけど。民間人がダンジョンに入って大丈夫なの?」
「DSSSの護衛がつくわ。それに……」
片手を振って呼ばれ、わたしは玲奈ちゃんに顔を近づけた。
「……そのダンジョンにはモンスターがいないの」
「どういうこと? まさか本当にスタンピードが起こって、ダンジョンのモンスターが外に逃げ出してるとか?」
「だったら危険過ぎて島自体に入れてもらえないわよ。発見されて最初に調べられたときにはモンスターがいたらしいんだけど、気がついたらモンスターがいなくなっていたそうよ」
「そんなダンジョンがあるのね。……モンスターのいないダンジョンを調べて、安全性が確認できるの?」
「ふふっ」
玲奈ちゃんはイタズラな笑みを浮かべて、小さく舌を出して見せた。
「私はモンスターのいる普通のダンジョンへ行きたかったんだけど、伯父様達が許してくれなくて」
「そりゃそうでしょ。でもモンスターのいないダンジョンへ行って楽しいの?」
「もちろんよ。ステータスも見られるし、この前落札したアイテムコアもやっと届いたし」
浮かれる玲奈ちゃんを前にして、背筋に冷たい汗が流れる。
「アイテムコア、持ってきたの?」
そんなに大荷物ではなかったが、魔眼の付与効果を持つというそのアイテムコアの大きさも形もわからない。
「DSSSに預けて来たわ。持ち歩いて、使う前に壊れても嫌だしね」
「そっか。……玲奈ちゃん、わたしダンジョンへは……」
「そうだ! タロ君も連れて来なさい。モンスターが出ないから大丈夫よ。もしかしたら不思議な力が宿ってケルベロスになるかもしれないわ」
「……ぐるる」
「あら? タロ君怒らせちゃった?」
「食事中に騒いでるからだよ」
それにタロ君は、ケルベロスではなくてオルトロスなのだ。
ゴースト達がレイスに進化したとき、タロ君もいつかケルベロスに進化するのかと聞いたら怒られてしまった。
ボスモンスターはレベルがある代わり、進化したり変異化したりしないらしい。
「そうね、つい夢中になっちゃった。ごめんなさい、タロ君」
「わふ!」
「タロ君のことはDSSSに明日のホテルで言っておくわ。明後日、私はギリギリまで寝てるから、晴がホテルの部屋まで起こしに来て」
「え、いや、玲奈ちゃん……」
一度大丈夫って言っちゃったからなあ。
でも普通の女子大生がダンジョンに行こうって言われたら、普通断ると思うの。
上手い言い訳を考えていたら、わたしの膝に、そっと肉球が置かれた。
「わふ……」
「タロ君」
(モンスターのいないダンジョンが気になるのだ。行けるのなら吾も行きたいぞ)
『鑑定』はアイテムコアやモンスターのステータス、『魔眼』は魔力の流れを見る魔法スキルの名前だ。
しかし魔力はあっても魔法が使えないこの世界の人間(その事実すらわたし以外知らない)はアイテムコアを使い切れていない。
ダンジョンに漂う魔力を吸収して現れる効果は実際の十分の一ほどで、『鑑定』で見られるステータスは名前と特徴の一部、『魔眼』で見られる魔力は攻撃系のアイテムコアの効果が発動したときの色くらいのようだ。
「そうだね、タロ君が一緒なら行こうかな。DSSSの人も護衛してくれるんだしね」
鷹秋さんはアーサーさんの案内役があるから、べつの人達なんだろうな。
いざとなったらDSSSが持ってくるだろう『鑑定』のアイテムコアも玲奈ちゃんの『魔眼』のアイテムコアも、ボタン達に『弱体化』してもらえばいい。
ちなみにボタンは玲奈ちゃんの後ろで、彼女に同行してきたウメ子とキャッキャウフフしている気配が伝わってくる。アクション好きとホラー好きって気が合うのかな。
「そうしなさい。……ところで晴」
「ん? わたしも食べ終わったから、お茶淹れてゼリーにする?」
「素敵。でもその前に聞かせて。そこの柱に引っ掛けてある帽子、どうしたの?」
……この前作った影の帽子、散歩から帰った後に玄関横の柱の帽子掛けに飾ったままだ。
マントで使った残りがあったという言い訳で誤魔化せた(泳がされてる気もする)けど、なんだかんだで玲奈ちゃんの分も作るという約束をしてしまった。
もう作ってあるのを正直に話して渡したほうが良かったかな。
「うーん」
ちゃぶ台を囲んでカレーを食べながら、わたしは茹でてほぐした鳥肉を食べているタロ君に目をやった。
「わふ」
(玲奈と遊びに行くのなら、ちゃんとお留守番してるのだ。吾はボスモンスターだからな)
「大丈夫だよ」
「そう、良かった。お代わりもらうわね」
彼女は立ち上がり、自分の皿にご飯を盛ってカレーを注ぐ。冷凍にしようと思って、ご飯多めに炊いておいて良かった。
ひと箱八人分、今日+明日明後日×三食分の予定だった大鍋いっぱいのカレーが、玲奈ちゃんの細いウエストに消えていく。
玲奈ちゃんの胃袋は四次元か?
「……あれ?」
「どうしたの、晴」
「明日は?」
「明日は午前中にこちらを出るわ。隣町のホテルで伯父様達とパンケーキを食べる約束をしているの」
「そうなんだ。……真朝ちゃんが泊まってたホテル、だよね?」
玲奈ちゃんは頷く。
「真朝が回復して良かったわ。伯父様も驚いてらしたの。奇跡ってあるのねえ」
「あるんだねえ」
「わふう」
まだ一週間しか経っていないのに、真朝ちゃんは強化合宿に戻っていた。
これまでの遅れを取り戻し、なお且つ無理のないスケジュールをコーチが組んでくれたのだという。
これまで自転車で同行していたコーチが自分も走ってついて来るから、なんだか本番みたいで集中できるって言ってたっけ。
「晴とは明後日の朝、そのホテルで待ち合わせね」
「わたしもパンケーキ食べたいなー。玲奈ちゃん二日連続は嫌?」
「あのホテルのパンケーキなら毎日でもいいけれど、朝の八時集合だから喫茶室はまだ開いていないと思うわ」
「八時? え、なにそれ、早っ! なんかのイベント関係? 真朝ちゃんのところへ見学に行くとか?」
ボタン達ゴースト、もといレイスのおかげで熱帯夜に苦しむことも無くなったため、最近は昼まで寝ているようなことはない。
タロ君も闇の魔気を放ってくれるけど、アパートにいるときは黒い豆柴だから魔気の当たる範囲が小さいんだよね。
とはいえ、八時集合は早い。何時の電車に乗ればいいんだ。そもそも電車あるの?
「いいえ、船に乗って島のダンジョンへ行くのよ。ほら、晴が帰省してたときに話してたダンジョンよ」
「伯父さんのクルーザーでっ?」
実家でこの話題が出たとき、軽い冗談だと思って受け流すんじゃなかった。
というか世界的に有名な整形外科医の伯父さん、玲奈ちゃんに甘過ぎ!
ううん、玲奈ちゃんクルーザーの運転なんかできないよね? もしかして伯父さん夫婦も来るの?
「……国が管理してるダンジョンに忍び込むのは犯罪だよ?」
国有の公園をダンジョンにしてしまった罪悪感が、ブーメランになって突き刺さる。
「不法侵入だものね。ふふふ、安心して、晴。忍び込むのはやめたのよ」
わたしは胸を撫で下ろした。
「ああ、遠くから見学するのね」
それならなんの問題もない。
甲板で海産物のBBQしたりするのかな。自分で魚釣るのもいいな。
タロ君も連れて行っていいか聞いたら図々しいかな?
「違うわ。忍び込むんじゃなくて、ちゃんと許可を取ったの。伯父様が名誉会長を務める『ダンジョン安全監査協会』の代表として、ダンジョンの安全性を監査に行くのよ」
「『ダンジョン安全監査協会』?」
「そう。伯父様に恩を受けたことのある県会議員の呼びかけでできた怪しげな市民団体よ。ダンジョンの民間開放を前に少しでも利権に絡もうと、ほかにもいくつもの団体が作られているわ」
「怪しげな市民団体って……確かに怪しげだけど。民間人がダンジョンに入って大丈夫なの?」
「DSSSの護衛がつくわ。それに……」
片手を振って呼ばれ、わたしは玲奈ちゃんに顔を近づけた。
「……そのダンジョンにはモンスターがいないの」
「どういうこと? まさか本当にスタンピードが起こって、ダンジョンのモンスターが外に逃げ出してるとか?」
「だったら危険過ぎて島自体に入れてもらえないわよ。発見されて最初に調べられたときにはモンスターがいたらしいんだけど、気がついたらモンスターがいなくなっていたそうよ」
「そんなダンジョンがあるのね。……モンスターのいないダンジョンを調べて、安全性が確認できるの?」
「ふふっ」
玲奈ちゃんはイタズラな笑みを浮かべて、小さく舌を出して見せた。
「私はモンスターのいる普通のダンジョンへ行きたかったんだけど、伯父様達が許してくれなくて」
「そりゃそうでしょ。でもモンスターのいないダンジョンへ行って楽しいの?」
「もちろんよ。ステータスも見られるし、この前落札したアイテムコアもやっと届いたし」
浮かれる玲奈ちゃんを前にして、背筋に冷たい汗が流れる。
「アイテムコア、持ってきたの?」
そんなに大荷物ではなかったが、魔眼の付与効果を持つというそのアイテムコアの大きさも形もわからない。
「DSSSに預けて来たわ。持ち歩いて、使う前に壊れても嫌だしね」
「そっか。……玲奈ちゃん、わたしダンジョンへは……」
「そうだ! タロ君も連れて来なさい。モンスターが出ないから大丈夫よ。もしかしたら不思議な力が宿ってケルベロスになるかもしれないわ」
「……ぐるる」
「あら? タロ君怒らせちゃった?」
「食事中に騒いでるからだよ」
それにタロ君は、ケルベロスではなくてオルトロスなのだ。
ゴースト達がレイスに進化したとき、タロ君もいつかケルベロスに進化するのかと聞いたら怒られてしまった。
ボスモンスターはレベルがある代わり、進化したり変異化したりしないらしい。
「そうね、つい夢中になっちゃった。ごめんなさい、タロ君」
「わふ!」
「タロ君のことはDSSSに明日のホテルで言っておくわ。明後日、私はギリギリまで寝てるから、晴がホテルの部屋まで起こしに来て」
「え、いや、玲奈ちゃん……」
一度大丈夫って言っちゃったからなあ。
でも普通の女子大生がダンジョンに行こうって言われたら、普通断ると思うの。
上手い言い訳を考えていたら、わたしの膝に、そっと肉球が置かれた。
「わふ……」
「タロ君」
(モンスターのいないダンジョンが気になるのだ。行けるのなら吾も行きたいぞ)
『鑑定』はアイテムコアやモンスターのステータス、『魔眼』は魔力の流れを見る魔法スキルの名前だ。
しかし魔力はあっても魔法が使えないこの世界の人間(その事実すらわたし以外知らない)はアイテムコアを使い切れていない。
ダンジョンに漂う魔力を吸収して現れる効果は実際の十分の一ほどで、『鑑定』で見られるステータスは名前と特徴の一部、『魔眼』で見られる魔力は攻撃系のアイテムコアの効果が発動したときの色くらいのようだ。
「そうだね、タロ君が一緒なら行こうかな。DSSSの人も護衛してくれるんだしね」
鷹秋さんはアーサーさんの案内役があるから、べつの人達なんだろうな。
いざとなったらDSSSが持ってくるだろう『鑑定』のアイテムコアも玲奈ちゃんの『魔眼』のアイテムコアも、ボタン達に『弱体化』してもらえばいい。
ちなみにボタンは玲奈ちゃんの後ろで、彼女に同行してきたウメ子とキャッキャウフフしている気配が伝わってくる。アクション好きとホラー好きって気が合うのかな。
「そうしなさい。……ところで晴」
「ん? わたしも食べ終わったから、お茶淹れてゼリーにする?」
「素敵。でもその前に聞かせて。そこの柱に引っ掛けてある帽子、どうしたの?」
……この前作った影の帽子、散歩から帰った後に玄関横の柱の帽子掛けに飾ったままだ。
マントで使った残りがあったという言い訳で誤魔化せた(泳がされてる気もする)けど、なんだかんだで玲奈ちゃんの分も作るという約束をしてしまった。
もう作ってあるのを正直に話して渡したほうが良かったかな。
1
お気に入りに追加
237
あなたにおすすめの小説
転生錬金術師・葉菜花の魔石ごはん~食いしん坊王子様のお気に入り~
豆狸
ファンタジー
異世界に転生した葉菜花には前世の料理を再現するチートなスキルがあった!
食いしん坊の王国ラトニーで俺様王子様と残念聖女様を餌付けしながら、可愛い使い魔ラケル(モフモフわんこ)と一緒に頑張るよ♪
※基本のんびりスローライフ? で、たまに事件に関わります。
※本編は葉菜花の一人称、ときどき別視点の三人称です。
※ひとつの話の中で視点が変わるときは★、同じ視点で場面や時間が変わるときは☆で区切っています。
※20210114、11話内の神殿からもらったお金がおかしかったので訂正しました。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる