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二匹目!+一羽目
12・モフモフわんこ、掃除機に立つ!
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シュー、ゴオオォォォ──カチッ。
ダンジョンマスター生活三十四日目。
わたしは諦めて、台所に置いたノートパソコンの電源を落とした。
ダンジョンマスターの『言語理解』ですべての言葉が理解できるのを隠すため、いろいろな言葉を聞きわけられるようになろうと思い、掃除をしながらネットチャンネルで外国映画を流していたんだけど、掃除機の音には勝てなかったよ。
「……オォォ……」
フヨウが残念そうな声を出す。
彼女は仏語で繰り広げられる悲恋もののラブロマンスが気に入ったようだ。
ボタンは流しでクーラーのフィルターを洗っていたときに流していた、英語のホラー映画がお好みみたいだった。
洗い終わったフィルターは玄関の外に干している。
うちは新聞を取っていないので、濡れたフィルターの下には冬の終わりに買った春物特集のファッション雑誌を敷いた。
雑誌を買わなくてもネットショップとかでファッション情報を集めてるから、妙齢の女性失格というわけではないと思いたい。
フィルターを洗ったのは、闇の魔気を放つタロ君とフヨウ達がいればクーラーが必要ないからもあるけれど、実家に戻ったときお兄ちゃんに言われた言葉の影響が大きい。
お兄ちゃんは言った。
アパートのクーラーつけると鼻水が出るのは、去年使ってからフィルターを洗ってないからじゃないのか、と。……そりゃそうだ。
去年は引っ越したばかりだったから、入居前に大家さんが整えてくれてたんだよね。
そういえば実家では、毎年夏前にお兄ちゃんが家中のクーラーのフィルターを洗ってくれてたっけ。
おかげで帰省中はクーラーをつけても鼻水は出なかった。お兄ちゃん、ありがとう。
「マスター、お掃除終わりなのか? ダンジョンへ行くのか?」
「お掃除はまだ途中だよ。ダンジョンにはモンスターがリポップする時間になってから行こう」
「ん。わかったのだ」
掃除機に乗ったタロ君が頷く。
モンスターだから大丈夫だとはいえ、犬が掃除機の上にいるのはなかなか不安を煽る光景だったりするが、これには理由がある。
タロ君がうちに来て初めて掃除機で掃除をした日、ふざけてノズルを近づけたら怯えて泣き出してしまったのだ。普通の犬なら漏らしてたと思う。
その屈辱を乗り越えるため、タロ君は掃除のときは掃除機の上に乗るようになったのだ。
まさしくマウンティング行為である。
犬は階級社会だからね。……サクラは全然怯えず、面白がってノズルと戦ってたんだけどな。
ノートパソコンを処理する間止めていた掃除機を作動して、掃除の続きを再開する。
ダンジョンマスターとボスモンスターとゴースト二体が生活しているだけだから、それほどホコリは落ちてない。
うちは大体一日置きだけど、お隣の葉山家からは毎日掃除してる音が聞こえる。子どもがいると違うんだろう。
シュー、ゴオオォォォ──
「行くのだ、掃除機よ。すべてのゴミを吸い尽くせ!」
タロ君は自分が掃除機を操っている気分らしい。
うちの掃除機は実家でいらなくなったのをもらったので、ひとり暮らしにしては大きいタイプだ。
お隣は有名な外国製の頑丈な掃除機で、ハル君ふー君が乗っても壊れないという。まあ、そもそも掃除機は乗るものじゃないんだけどね。
シュー、ゴオオォォォ──カチッ。
「はい、お終い」
「ん。ご苦労だったのだ、掃除機」
ボスモンスターのタロ君は命令するのが板についている。
この町全土に広がったゴースト達の管理もタロ君に任せていた。
いつも意識をつなげているというわけではなく、定期的に連絡を交わしているだけだというが、それだけでも助かっている。ダンジョンマスターのくせに、わたしは近くにいるモンスターの感情くらいしか感じられないのだ。
ゴースト達は今のところ問題は起こしていない、と思う。
彼女達は各国の諜報員だけではなく一般の犯罪者も監視してくれている。
おかげでこの町の犯罪率がすごく減った。特にながら運転による交通事故はほとんど0になったという。
噂ではながら運転をしていて前に人間が出てくると、車が自然に速度を落とすらしい。
それだけだとながら運転者に都合が良いだけだが、この話には続きがある。
ながら運転者はながら運転を改めるまで、姿の見えないなにものかに小声で囁かれ続けるそうだ。……シネシネシネシネシネ、と。
もちろんゴースト達の仕業である。
怖いもの見たさでわたしにも囁いてくれるよう頼んだことがあるのだが、わたしにはいつもの「……オォォ……」としか聞こえなかった。
ダンジョンマスター相手だから遠慮したのかもしれない。
まあわたしがダンジョンマスターになって一ヶ月ちょっとしか経ってないし、ゴースト達を町に放ってからだとさらに日数は少ないから、犯罪率云々はちょっと眉唾物だったりするんだけど、うちの子達が少しでもだれかを助けてるなら嬉しいな。
自分の意思じゃなかったとはいえ、わたし、町民憩いの国有公園をダンジョン化した犯人だったりするからねえ。
卑怯者と言われても、この秘密は墓場まで持って行くのさ。
「コンセントは吾に任せるのだ、マスター」
「うん、お願い」
華麗に掃除機から降り立ったタロ君の肉球がコンセント収納のボタンを押す。
シュルシュルと吸い込まれたコードが途中で止まる。
タロ君は上目遣いでわたしを見た。
「コンセントを引き出してからボタン押してみたら?」
「ん! 今度は一気に収納させてみせるのだ!……しかし掃除機め、まだ吾の力を認めていないのか」
タロ君は掃除機をこの世界の科学で作られたゴーレムだと思っている節がある。
ダンジョンマザーツリーのデータベースも完ぺきではないのだ。
ダンジョンに来る訪問者の魔力に残るわずかな知識をつなぎ合わせてるんだものね。何百年も情報収集を続けた異世界情報ならともかく、たった五年で、しかも一時はダンジョンマザーツリーが焦って種を投げ込むほど訪問者が減っていたこの世界の情報が不正確なのは仕方がない。
誤解しているタロ君が可愛いので、真実を知るダンジョンマスターは口をつぐんでいるしね!
ダンジョンマスター生活三十四日目。
わたしは諦めて、台所に置いたノートパソコンの電源を落とした。
ダンジョンマスターの『言語理解』ですべての言葉が理解できるのを隠すため、いろいろな言葉を聞きわけられるようになろうと思い、掃除をしながらネットチャンネルで外国映画を流していたんだけど、掃除機の音には勝てなかったよ。
「……オォォ……」
フヨウが残念そうな声を出す。
彼女は仏語で繰り広げられる悲恋もののラブロマンスが気に入ったようだ。
ボタンは流しでクーラーのフィルターを洗っていたときに流していた、英語のホラー映画がお好みみたいだった。
洗い終わったフィルターは玄関の外に干している。
うちは新聞を取っていないので、濡れたフィルターの下には冬の終わりに買った春物特集のファッション雑誌を敷いた。
雑誌を買わなくてもネットショップとかでファッション情報を集めてるから、妙齢の女性失格というわけではないと思いたい。
フィルターを洗ったのは、闇の魔気を放つタロ君とフヨウ達がいればクーラーが必要ないからもあるけれど、実家に戻ったときお兄ちゃんに言われた言葉の影響が大きい。
お兄ちゃんは言った。
アパートのクーラーつけると鼻水が出るのは、去年使ってからフィルターを洗ってないからじゃないのか、と。……そりゃそうだ。
去年は引っ越したばかりだったから、入居前に大家さんが整えてくれてたんだよね。
そういえば実家では、毎年夏前にお兄ちゃんが家中のクーラーのフィルターを洗ってくれてたっけ。
おかげで帰省中はクーラーをつけても鼻水は出なかった。お兄ちゃん、ありがとう。
「マスター、お掃除終わりなのか? ダンジョンへ行くのか?」
「お掃除はまだ途中だよ。ダンジョンにはモンスターがリポップする時間になってから行こう」
「ん。わかったのだ」
掃除機に乗ったタロ君が頷く。
モンスターだから大丈夫だとはいえ、犬が掃除機の上にいるのはなかなか不安を煽る光景だったりするが、これには理由がある。
タロ君がうちに来て初めて掃除機で掃除をした日、ふざけてノズルを近づけたら怯えて泣き出してしまったのだ。普通の犬なら漏らしてたと思う。
その屈辱を乗り越えるため、タロ君は掃除のときは掃除機の上に乗るようになったのだ。
まさしくマウンティング行為である。
犬は階級社会だからね。……サクラは全然怯えず、面白がってノズルと戦ってたんだけどな。
ノートパソコンを処理する間止めていた掃除機を作動して、掃除の続きを再開する。
ダンジョンマスターとボスモンスターとゴースト二体が生活しているだけだから、それほどホコリは落ちてない。
うちは大体一日置きだけど、お隣の葉山家からは毎日掃除してる音が聞こえる。子どもがいると違うんだろう。
シュー、ゴオオォォォ──
「行くのだ、掃除機よ。すべてのゴミを吸い尽くせ!」
タロ君は自分が掃除機を操っている気分らしい。
うちの掃除機は実家でいらなくなったのをもらったので、ひとり暮らしにしては大きいタイプだ。
お隣は有名な外国製の頑丈な掃除機で、ハル君ふー君が乗っても壊れないという。まあ、そもそも掃除機は乗るものじゃないんだけどね。
シュー、ゴオオォォォ──カチッ。
「はい、お終い」
「ん。ご苦労だったのだ、掃除機」
ボスモンスターのタロ君は命令するのが板についている。
この町全土に広がったゴースト達の管理もタロ君に任せていた。
いつも意識をつなげているというわけではなく、定期的に連絡を交わしているだけだというが、それだけでも助かっている。ダンジョンマスターのくせに、わたしは近くにいるモンスターの感情くらいしか感じられないのだ。
ゴースト達は今のところ問題は起こしていない、と思う。
彼女達は各国の諜報員だけではなく一般の犯罪者も監視してくれている。
おかげでこの町の犯罪率がすごく減った。特にながら運転による交通事故はほとんど0になったという。
噂ではながら運転をしていて前に人間が出てくると、車が自然に速度を落とすらしい。
それだけだとながら運転者に都合が良いだけだが、この話には続きがある。
ながら運転者はながら運転を改めるまで、姿の見えないなにものかに小声で囁かれ続けるそうだ。……シネシネシネシネシネ、と。
もちろんゴースト達の仕業である。
怖いもの見たさでわたしにも囁いてくれるよう頼んだことがあるのだが、わたしにはいつもの「……オォォ……」としか聞こえなかった。
ダンジョンマスター相手だから遠慮したのかもしれない。
まあわたしがダンジョンマスターになって一ヶ月ちょっとしか経ってないし、ゴースト達を町に放ってからだとさらに日数は少ないから、犯罪率云々はちょっと眉唾物だったりするんだけど、うちの子達が少しでもだれかを助けてるなら嬉しいな。
自分の意思じゃなかったとはいえ、わたし、町民憩いの国有公園をダンジョン化した犯人だったりするからねえ。
卑怯者と言われても、この秘密は墓場まで持って行くのさ。
「コンセントは吾に任せるのだ、マスター」
「うん、お願い」
華麗に掃除機から降り立ったタロ君の肉球がコンセント収納のボタンを押す。
シュルシュルと吸い込まれたコードが途中で止まる。
タロ君は上目遣いでわたしを見た。
「コンセントを引き出してからボタン押してみたら?」
「ん! 今度は一気に収納させてみせるのだ!……しかし掃除機め、まだ吾の力を認めていないのか」
タロ君は掃除機をこの世界の科学で作られたゴーレムだと思っている節がある。
ダンジョンマザーツリーのデータベースも完ぺきではないのだ。
ダンジョンに来る訪問者の魔力に残るわずかな知識をつなぎ合わせてるんだものね。何百年も情報収集を続けた異世界情報ならともかく、たった五年で、しかも一時はダンジョンマザーツリーが焦って種を投げ込むほど訪問者が減っていたこの世界の情報が不正確なのは仕方がない。
誤解しているタロ君が可愛いので、真実を知るダンジョンマスターは口をつぐんでいるしね!
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