30 / 127
一匹目!
26・モフモフわんことストロベリーポット
しおりを挟む
──スイーツを買ってお店を出た後、わたしは人気のないコンビニの裏手に回ってタロ君を召喚した。
「お待たせー」
(……待ったのだ)
召喚にはDPやわたしのMPは消費されない。
というか、モンスターの移動に関する消費DPは最初からダンジョンコアの消費DPに含まれているようだ。
まあモンスターをフロアからフロアへ移動させるたびにDPが減っていたら大変だものね。
(……マスター、すぐって言ったのに遅かったのだ)
不機嫌を隠さない念話が送られてくる。
拗ねたタロ君も可愛いけど、よく考えれば産まれてまだ一週間も経ってないのにお留守番させちゃったんだから可哀相だったな、反省しないと。
そもそも家でもトイレ以外は離れないしね。お風呂のときも寝るときも一緒な甘えん坊ダンジョンわんこです。
……冷蔵庫の買い置きがなくなったときの買い物は、どうしよう。
「ごめんごめん。園芸店でワゴン売りのストロベリーポットにひと目惚れしたんだけど時期のせいか単なる売り切れか苺の苗がなくってね、スマホで調べたら種からでも育てられるって話だったから、コンビニへ苺が載ってるスイーツ買いに来たの」
(……苺って野菜なのか?)
「果実的野菜なんだってー。さて、帰ろうか。抱っこする?」
「わふ!」
寂しい思いをさせてしまった代わりに抱っこして甘やかそうと思ったのに、タロ君は元気よく吠えて首を横に振った。
口を開けた瞬間に落ちたリードをくわえ直して、わたしのところへ持ってくる。
わたしはコンビニスーツをナイロン袋でぐるぐる巻きにして、ストロベリーポットを入れた園芸店の袋の上に置いた。空いた片手でタロ君が持って来てくれたリードを受け取る。
「そうだね、お散歩しよう!」
「わふわふ(するのだー)♪」
よっぽど嬉しかったらしく声と念話が同時に返ってくる。
わたし達は家へ向けて歩き始めた。
途中で通った公園の前には、もう人だかりはできていなかった。DSSSの調査によって危険のないダンジョンだとわかったと発表されていたが、ドロップしたポーションの存在はまだ明かされていない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「行きます」
「おう」
「「「……オォ……」」」
黒い豆柴と三体のゴーストに見守られながら、わたしはちゃぶ台の中央に置いたストロベリーポットに両手のひらを向けた。
わたしの手首には陶器の腕輪があり、ストロベリーポットにはコンビニで買ったムースの飾りだった苺から取った種がある。
もちろんストロベリーポットの中の土もちゃんと購入して設置済みだ。
さて──植物魔法発動!
自分の中からなにか(魔力?)が腕輪に向かって吸い取られていく感覚の後、腕輪からなにかが溢れていくのがわかった。
緑色の茎が伸びて葉が生えて、小さな白い花が咲いて、大きな赤い実が鈴生りになる。
「おおー!」
「「「……オォォオオオ!!……」」」
タロ君とウメ子達が歓声を上げた。
植物魔法が成功したら実った苺をみんなで分けようと思っていたので、ウメ子達には『隠密』を解かせている。
自分のステータスボードを開いてみたら、MPが30減少していた。
「MP30でこんなに!」
ストロベリーポットからあふれんばかりの苺は、旬のころでも高価な大粒ブランド品の苺に勝るとも劣らない。瑞々しくて艶々してる。
量もパックふたつに詰めても余るくらいありそうだ。
コンビニスイーツを飾ってた親苺、言っちゃ悪いけどそんなに美味しそうじゃなかったのになあ。冷蔵庫に入れてあるムースのほうは美味しそうなんだけど。
「これが苺!」
タロ君は興奮してプルプルしてる。
賢いし、ダンジョンマザーツリーのデータベースにアクセスしていろいろ教えてくれるから忘れちゃうものの、まだ生まれたばかりで未経験なことのほうが多いんだよね。
犬バカマスターとしては、楽しいことばっかりいっぱい経験してほしいな。
わたしは苺を何個か千切って、台所の流しで洗って皿に載せた。
ちゃぶ台の前に戻って、一個つかんでタロ君に差し出す。
「はい、どうぞ」
「吾はボスモンスターなので、最初の一個はマスターが食べるべきなのだ」
あー、犬は階級社会だった。
本来の姿のオルトロスがα症候群になったら困るから、ここは言う通りにしておこう。
そういえば食事のときもわたしが食べるまで食べないんだよね、タロ君は。
「じゃあお言葉に甘えていただきます。……ん! 美味しい!」
口の中に果汁が広がる。
甘さが濃厚ながらもしつこくなく、爽やかな酸味があった。
「タロ君も食べて」
「わかったぞ、いただくのだ。……美味しいのだ!」
「ウメ子達も食べてね」
「「「……オォオォォ……」」」
タロ君は普通にカプッと食べたが、ゴーストのウメ子達は違った。
黒い影が皿の上の苺に手のようなものを差し出すと、苺は一瞬で干からびたのだ。
お供えした水やお酒が減るのと同じ現象かな?
「「「……オオオ、オオォォォ……」」」
喜んでる、よね?
「もっと食べる?」
「「「……オォォ……」」」
三体揃って首を横に振るけれど、ちょっとなにかを気にしている雰囲気がある。
タロ君にプラスチックのお皿に載せた苺を渡した後で、わたしはゴーストに言った。
「ヒマワリやスズランと交代してくる? あの子達にも食べさせたいよね」
「「「……オオ!……」」」
当たりだったようだ。
「じゃあウメ子は残って、モモ子はヒマワリとサクラ子はスズランと交代して来て」
「「「……オォォ……」」」
ゴースト達は壁を抜けることができる。
これは魔法スキルでも特殊スキルでもない、彼女達の持って生まれた(?)特徴だ。
とはいえ、フロアモンスター設定だとほかのフロアには行けないのだが。
「ごちそう様なのだ!」
わたしとゴースト達が会話している間に、タロ君はあげた苺のヘタまで平らげていた。
「お待たせー」
(……待ったのだ)
召喚にはDPやわたしのMPは消費されない。
というか、モンスターの移動に関する消費DPは最初からダンジョンコアの消費DPに含まれているようだ。
まあモンスターをフロアからフロアへ移動させるたびにDPが減っていたら大変だものね。
(……マスター、すぐって言ったのに遅かったのだ)
不機嫌を隠さない念話が送られてくる。
拗ねたタロ君も可愛いけど、よく考えれば産まれてまだ一週間も経ってないのにお留守番させちゃったんだから可哀相だったな、反省しないと。
そもそも家でもトイレ以外は離れないしね。お風呂のときも寝るときも一緒な甘えん坊ダンジョンわんこです。
……冷蔵庫の買い置きがなくなったときの買い物は、どうしよう。
「ごめんごめん。園芸店でワゴン売りのストロベリーポットにひと目惚れしたんだけど時期のせいか単なる売り切れか苺の苗がなくってね、スマホで調べたら種からでも育てられるって話だったから、コンビニへ苺が載ってるスイーツ買いに来たの」
(……苺って野菜なのか?)
「果実的野菜なんだってー。さて、帰ろうか。抱っこする?」
「わふ!」
寂しい思いをさせてしまった代わりに抱っこして甘やかそうと思ったのに、タロ君は元気よく吠えて首を横に振った。
口を開けた瞬間に落ちたリードをくわえ直して、わたしのところへ持ってくる。
わたしはコンビニスーツをナイロン袋でぐるぐる巻きにして、ストロベリーポットを入れた園芸店の袋の上に置いた。空いた片手でタロ君が持って来てくれたリードを受け取る。
「そうだね、お散歩しよう!」
「わふわふ(するのだー)♪」
よっぽど嬉しかったらしく声と念話が同時に返ってくる。
わたし達は家へ向けて歩き始めた。
途中で通った公園の前には、もう人だかりはできていなかった。DSSSの調査によって危険のないダンジョンだとわかったと発表されていたが、ドロップしたポーションの存在はまだ明かされていない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「行きます」
「おう」
「「「……オォ……」」」
黒い豆柴と三体のゴーストに見守られながら、わたしはちゃぶ台の中央に置いたストロベリーポットに両手のひらを向けた。
わたしの手首には陶器の腕輪があり、ストロベリーポットにはコンビニで買ったムースの飾りだった苺から取った種がある。
もちろんストロベリーポットの中の土もちゃんと購入して設置済みだ。
さて──植物魔法発動!
自分の中からなにか(魔力?)が腕輪に向かって吸い取られていく感覚の後、腕輪からなにかが溢れていくのがわかった。
緑色の茎が伸びて葉が生えて、小さな白い花が咲いて、大きな赤い実が鈴生りになる。
「おおー!」
「「「……オォォオオオ!!……」」」
タロ君とウメ子達が歓声を上げた。
植物魔法が成功したら実った苺をみんなで分けようと思っていたので、ウメ子達には『隠密』を解かせている。
自分のステータスボードを開いてみたら、MPが30減少していた。
「MP30でこんなに!」
ストロベリーポットからあふれんばかりの苺は、旬のころでも高価な大粒ブランド品の苺に勝るとも劣らない。瑞々しくて艶々してる。
量もパックふたつに詰めても余るくらいありそうだ。
コンビニスイーツを飾ってた親苺、言っちゃ悪いけどそんなに美味しそうじゃなかったのになあ。冷蔵庫に入れてあるムースのほうは美味しそうなんだけど。
「これが苺!」
タロ君は興奮してプルプルしてる。
賢いし、ダンジョンマザーツリーのデータベースにアクセスしていろいろ教えてくれるから忘れちゃうものの、まだ生まれたばかりで未経験なことのほうが多いんだよね。
犬バカマスターとしては、楽しいことばっかりいっぱい経験してほしいな。
わたしは苺を何個か千切って、台所の流しで洗って皿に載せた。
ちゃぶ台の前に戻って、一個つかんでタロ君に差し出す。
「はい、どうぞ」
「吾はボスモンスターなので、最初の一個はマスターが食べるべきなのだ」
あー、犬は階級社会だった。
本来の姿のオルトロスがα症候群になったら困るから、ここは言う通りにしておこう。
そういえば食事のときもわたしが食べるまで食べないんだよね、タロ君は。
「じゃあお言葉に甘えていただきます。……ん! 美味しい!」
口の中に果汁が広がる。
甘さが濃厚ながらもしつこくなく、爽やかな酸味があった。
「タロ君も食べて」
「わかったぞ、いただくのだ。……美味しいのだ!」
「ウメ子達も食べてね」
「「「……オォオォォ……」」」
タロ君は普通にカプッと食べたが、ゴーストのウメ子達は違った。
黒い影が皿の上の苺に手のようなものを差し出すと、苺は一瞬で干からびたのだ。
お供えした水やお酒が減るのと同じ現象かな?
「「「……オオオ、オオォォォ……」」」
喜んでる、よね?
「もっと食べる?」
「「「……オォォ……」」」
三体揃って首を横に振るけれど、ちょっとなにかを気にしている雰囲気がある。
タロ君にプラスチックのお皿に載せた苺を渡した後で、わたしはゴーストに言った。
「ヒマワリやスズランと交代してくる? あの子達にも食べさせたいよね」
「「「……オオ!……」」」
当たりだったようだ。
「じゃあウメ子は残って、モモ子はヒマワリとサクラ子はスズランと交代して来て」
「「「……オォォ……」」」
ゴースト達は壁を抜けることができる。
これは魔法スキルでも特殊スキルでもない、彼女達の持って生まれた(?)特徴だ。
とはいえ、フロアモンスター設定だとほかのフロアには行けないのだが。
「ごちそう様なのだ!」
わたしとゴースト達が会話している間に、タロ君はあげた苺のヘタまで平らげていた。
1
お気に入りに追加
237
あなたにおすすめの小説
転生錬金術師・葉菜花の魔石ごはん~食いしん坊王子様のお気に入り~
豆狸
ファンタジー
異世界に転生した葉菜花には前世の料理を再現するチートなスキルがあった!
食いしん坊の王国ラトニーで俺様王子様と残念聖女様を餌付けしながら、可愛い使い魔ラケル(モフモフわんこ)と一緒に頑張るよ♪
※基本のんびりスローライフ? で、たまに事件に関わります。
※本編は葉菜花の一人称、ときどき別視点の三人称です。
※ひとつの話の中で視点が変わるときは★、同じ視点で場面や時間が変わるときは☆で区切っています。
※20210114、11話内の神殿からもらったお金がおかしかったので訂正しました。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる