15 / 127
一匹目!
14・モフモフわんこのお耳を拝借!
しおりを挟む
「タロ君、抱っこしようか?」
わたしが聞くと、黄色いリードの先で黒い豆柴が振り向いた。
ニヤリと笑った彼は、念話で答えて走る振りをする。
(やなのだ)
「こら、走っちゃダメだよ」
もちろん基本は賢い犬なので、すぐわたしに寄り添った。
隣を歩く豆柴を見下ろして言う。
「夏のアスファルトの照り返しは、小さな犬や猫には危険なんだよ?」
(吾はモンスターだから平気なのだ)
まあその通りなんだろうな、とは思う。
正直言うと、タロ君と距離ができて闇の魔気で涼めなくなったわたしが辛いだけだ。
買ったばかりの首輪とリードが嬉しくて仕方がないみたいだし、今日はいいか。
わたし達は買い物の後、ペット用品店近くにある動物病院へ寄ってから帰路に就いた。
予防注射や届け出の相談をするついででタロ君にお友達ができたらいいな、なんて甘いことを思っていたのだけれど、飼い犬にも野性は残っていたらしく、待合室にいた犬達はタロ君が来るなり一斉に怯えてお漏らしをした。
それから股下に尻尾を隠して飼い主の後ろに隠れたり、抱っこしてくれていた飼い主に登って逃げようとしたりし出して阿鼻叫喚──うん、お友達とか無理。
お友達以外は滞りなく終わり、タロ君がモンスターだと気づかれることもなかった。
予防注射は全然平気だったみたい。
ぴこーん♪
繁華街から住宅地へ向かう道を歩いていたら、公園の手前で頭の中に電子音が響いてきた。
……ん? これは?
タロ君にも聞こえたのか、足を止めてわたしを見上げてくる。
【ダンジョンに訪問者がやって来ました】
【ダンジョンマスター『晴』はレベルアップしました!】
【ダンジョンマスター『晴』はレベル3になりました】
【ダンジョンマスター『晴』は特殊スキル『アイテムコア作成』を習得しました】
なんか情報量が多いっ!
というか、ダンジョンに調査会社が来ちゃったのか。
いや、来てくれていいんだけど。明日以降も来てくれないと困るんだけど。困るというか死んじゃうんだけど。
(きゃー♪ 抱っこされたのだー♪)
わたしはタロ君を抱き上げ、人気のない路地に入って転移した。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ダンジョンには、六人編成のチームが二隊来ていた。
十二人チームではなく六人チーム二隊だと思ったのは、一隊はダンジョンの出入り口の前で待機しているからだ。
迷宮化しているようなダンジョンだと、退路を守るのも大切なことなのだろう。
制服なのか、みんな機動隊員のような恰好をしている。
黒い上着とズボン、透明の覆いがついた灰色のヘルメット、同じ色の防護ベストと各種プロテクター。ベストの背中には『DSSS』の文字があった。
昨日ネットで検索したところによると、確か『ダンジョンサーチサポートサービス』の略で『ダンジョンスリーエス』と呼ばれている。元自衛隊員を中心に組織された民間の会社だ。
エントランスを歩いているほうの六人は、ヘルメットの覆いを上げて辺りを観察している。学校のグラウンドの端と端にいるようなものなので、顔まではわからない。
ダンジョン調査がお仕事の人達なんだから、下級モンスターが積極的に襲って来ないことくらい知っているよね。
実際マッドゴーレム達は彼らに近づかれると自分から逃げていく。……このままマッドゴーレムを倒さずに帰られちゃったらどうしよう。
DSSSの面々は防具こそこの世界のものを身に着けているが、手にした武器はダンジョン製のものばかりだった。
剣や弓、短剣をお手玉のように投げて遊んでいる人もいる。
ひとり仮面舞踏会で着けるような棒付きのマスクを持っている人がいた。鑑定眼や魔眼の付与効果付きのアイテムコアかもしれない。
実は、これまでドロップしたアイテムコアの中に防具はなかったと言われている。
付与効果のあるアクセサリーは防御が上がらないので、ダンジョンに入る人間は普通にこの世界の防具を利用していた。
重火器とは違い、この世界の防具はちゃんとモンスターの攻撃に対しても効果を見せているそうだ。
「うーん、なに話してるのかな?」
「マスター聞きたいのか?」
オルトロス姿のタロ君に頷くと、大きな肉球をそっとわたしの耳に当ててきた。
この姿だと毛が長いせいか、さっき買った首輪が見えない。というか、豆柴サイズで買った首輪はオルトロスサイズのときどうなってるんだろう。
……モンスターだから大丈夫なのかな?
首輪について考えるのはやめにして、耳に当てられた肉球を見る。
小さいときの肉球も大きいときの肉球も色は黒だ。
サクラの肉球も黒だったなー、なんて懐かしみながら、ひとまず肉球の感触を味わって落ち着こうとしていたら──
『隊長、どうします?』
『レーダ探査で確認したところ、ここはこのエントランスと奥にあるボス部屋だけだった』
『このフロアには今入って来た以外の出入り口は見えませんよー?』
『ボス部屋はあります。結界が張られていて、こちらからは存在が確認できませんが、出入り口の真正面にボス部屋の入り口があります』
彼らの会話が聞こえてきた。
ぼんやりとだけど、彼らの姿かたちのイメージも頭に浮かんでくる。
「吾の聴覚をマスターと半分こした。DPもMPも消費しないから安心するのだ」
「ありがとう。……こっちの声は聞こえないよね?」
「なにか言いたいことがあるのか?」
「そうじゃなくて、わたしとタロ君の会話を聞かれたら困るなーと思って」
「結界があるから大丈夫だ」
ホッとして、もう一度耳を澄ませる。
『高原、結界の解除条件はわかるか?』
『知りたいのなら、もっと高性能のアイテムコアを買っていただけませんか。このアイテムコアの性能では結界に隠された部屋がある以上のことはわかりません』
『そうだな。……平野、お前はどう思う?』
『結界の解除条件はひとつじゃないですからねー。指定されたアイテムコアを持って行くことで開く場合もあるし、訪問者のレベルで選別されることもある。決まった日時のみ開く結界もありますが……今の俺達に可能なのはエントランスのモンスターをすべて倒して実力を見せることくらいじゃないですかねー』
『そうか。じゃあそうするか』
『勝手にそんなことして大丈夫なんですか、隊長』
『調査だけだとはいえダンジョンの中では命がけなんだ。それくらいの判断も許されないんなら、こんな仕事やっていけないだろ』
『ボス部屋からボスが出た事例はこれまで報告されてないから、結界解いてボス部屋に入った後、強そうだったら逃げちゃえばいいですよー』
『ボス部屋に入った時点で新しい結界が張られる可能性もあるでしょうが』
『結界だけ解いて入らずに外から覗けばいい。……始めるぞ』
隊長と呼ばれている男性の号令で、彼らは戦闘を開始した。
攻撃を受けてマッドゴーレム達も反撃する。
遠目だし、DSSSの面々がファンタジーじみた武器(大剣とか)で戦っているので、なんだかとても現実味がなかった。ゲームの画面を見ているようだ。
わたしが聞くと、黄色いリードの先で黒い豆柴が振り向いた。
ニヤリと笑った彼は、念話で答えて走る振りをする。
(やなのだ)
「こら、走っちゃダメだよ」
もちろん基本は賢い犬なので、すぐわたしに寄り添った。
隣を歩く豆柴を見下ろして言う。
「夏のアスファルトの照り返しは、小さな犬や猫には危険なんだよ?」
(吾はモンスターだから平気なのだ)
まあその通りなんだろうな、とは思う。
正直言うと、タロ君と距離ができて闇の魔気で涼めなくなったわたしが辛いだけだ。
買ったばかりの首輪とリードが嬉しくて仕方がないみたいだし、今日はいいか。
わたし達は買い物の後、ペット用品店近くにある動物病院へ寄ってから帰路に就いた。
予防注射や届け出の相談をするついででタロ君にお友達ができたらいいな、なんて甘いことを思っていたのだけれど、飼い犬にも野性は残っていたらしく、待合室にいた犬達はタロ君が来るなり一斉に怯えてお漏らしをした。
それから股下に尻尾を隠して飼い主の後ろに隠れたり、抱っこしてくれていた飼い主に登って逃げようとしたりし出して阿鼻叫喚──うん、お友達とか無理。
お友達以外は滞りなく終わり、タロ君がモンスターだと気づかれることもなかった。
予防注射は全然平気だったみたい。
ぴこーん♪
繁華街から住宅地へ向かう道を歩いていたら、公園の手前で頭の中に電子音が響いてきた。
……ん? これは?
タロ君にも聞こえたのか、足を止めてわたしを見上げてくる。
【ダンジョンに訪問者がやって来ました】
【ダンジョンマスター『晴』はレベルアップしました!】
【ダンジョンマスター『晴』はレベル3になりました】
【ダンジョンマスター『晴』は特殊スキル『アイテムコア作成』を習得しました】
なんか情報量が多いっ!
というか、ダンジョンに調査会社が来ちゃったのか。
いや、来てくれていいんだけど。明日以降も来てくれないと困るんだけど。困るというか死んじゃうんだけど。
(きゃー♪ 抱っこされたのだー♪)
わたしはタロ君を抱き上げ、人気のない路地に入って転移した。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ダンジョンには、六人編成のチームが二隊来ていた。
十二人チームではなく六人チーム二隊だと思ったのは、一隊はダンジョンの出入り口の前で待機しているからだ。
迷宮化しているようなダンジョンだと、退路を守るのも大切なことなのだろう。
制服なのか、みんな機動隊員のような恰好をしている。
黒い上着とズボン、透明の覆いがついた灰色のヘルメット、同じ色の防護ベストと各種プロテクター。ベストの背中には『DSSS』の文字があった。
昨日ネットで検索したところによると、確か『ダンジョンサーチサポートサービス』の略で『ダンジョンスリーエス』と呼ばれている。元自衛隊員を中心に組織された民間の会社だ。
エントランスを歩いているほうの六人は、ヘルメットの覆いを上げて辺りを観察している。学校のグラウンドの端と端にいるようなものなので、顔まではわからない。
ダンジョン調査がお仕事の人達なんだから、下級モンスターが積極的に襲って来ないことくらい知っているよね。
実際マッドゴーレム達は彼らに近づかれると自分から逃げていく。……このままマッドゴーレムを倒さずに帰られちゃったらどうしよう。
DSSSの面々は防具こそこの世界のものを身に着けているが、手にした武器はダンジョン製のものばかりだった。
剣や弓、短剣をお手玉のように投げて遊んでいる人もいる。
ひとり仮面舞踏会で着けるような棒付きのマスクを持っている人がいた。鑑定眼や魔眼の付与効果付きのアイテムコアかもしれない。
実は、これまでドロップしたアイテムコアの中に防具はなかったと言われている。
付与効果のあるアクセサリーは防御が上がらないので、ダンジョンに入る人間は普通にこの世界の防具を利用していた。
重火器とは違い、この世界の防具はちゃんとモンスターの攻撃に対しても効果を見せているそうだ。
「うーん、なに話してるのかな?」
「マスター聞きたいのか?」
オルトロス姿のタロ君に頷くと、大きな肉球をそっとわたしの耳に当ててきた。
この姿だと毛が長いせいか、さっき買った首輪が見えない。というか、豆柴サイズで買った首輪はオルトロスサイズのときどうなってるんだろう。
……モンスターだから大丈夫なのかな?
首輪について考えるのはやめにして、耳に当てられた肉球を見る。
小さいときの肉球も大きいときの肉球も色は黒だ。
サクラの肉球も黒だったなー、なんて懐かしみながら、ひとまず肉球の感触を味わって落ち着こうとしていたら──
『隊長、どうします?』
『レーダ探査で確認したところ、ここはこのエントランスと奥にあるボス部屋だけだった』
『このフロアには今入って来た以外の出入り口は見えませんよー?』
『ボス部屋はあります。結界が張られていて、こちらからは存在が確認できませんが、出入り口の真正面にボス部屋の入り口があります』
彼らの会話が聞こえてきた。
ぼんやりとだけど、彼らの姿かたちのイメージも頭に浮かんでくる。
「吾の聴覚をマスターと半分こした。DPもMPも消費しないから安心するのだ」
「ありがとう。……こっちの声は聞こえないよね?」
「なにか言いたいことがあるのか?」
「そうじゃなくて、わたしとタロ君の会話を聞かれたら困るなーと思って」
「結界があるから大丈夫だ」
ホッとして、もう一度耳を澄ませる。
『高原、結界の解除条件はわかるか?』
『知りたいのなら、もっと高性能のアイテムコアを買っていただけませんか。このアイテムコアの性能では結界に隠された部屋がある以上のことはわかりません』
『そうだな。……平野、お前はどう思う?』
『結界の解除条件はひとつじゃないですからねー。指定されたアイテムコアを持って行くことで開く場合もあるし、訪問者のレベルで選別されることもある。決まった日時のみ開く結界もありますが……今の俺達に可能なのはエントランスのモンスターをすべて倒して実力を見せることくらいじゃないですかねー』
『そうか。じゃあそうするか』
『勝手にそんなことして大丈夫なんですか、隊長』
『調査だけだとはいえダンジョンの中では命がけなんだ。それくらいの判断も許されないんなら、こんな仕事やっていけないだろ』
『ボス部屋からボスが出た事例はこれまで報告されてないから、結界解いてボス部屋に入った後、強そうだったら逃げちゃえばいいですよー』
『ボス部屋に入った時点で新しい結界が張られる可能性もあるでしょうが』
『結界だけ解いて入らずに外から覗けばいい。……始めるぞ』
隊長と呼ばれている男性の号令で、彼らは戦闘を開始した。
攻撃を受けてマッドゴーレム達も反撃する。
遠目だし、DSSSの面々がファンタジーじみた武器(大剣とか)で戦っているので、なんだかとても現実味がなかった。ゲームの画面を見ているようだ。
1
お気に入りに追加
237
あなたにおすすめの小説
転生錬金術師・葉菜花の魔石ごはん~食いしん坊王子様のお気に入り~
豆狸
ファンタジー
異世界に転生した葉菜花には前世の料理を再現するチートなスキルがあった!
食いしん坊の王国ラトニーで俺様王子様と残念聖女様を餌付けしながら、可愛い使い魔ラケル(モフモフわんこ)と一緒に頑張るよ♪
※基本のんびりスローライフ? で、たまに事件に関わります。
※本編は葉菜花の一人称、ときどき別視点の三人称です。
※ひとつの話の中で視点が変わるときは★、同じ視点で場面や時間が変わるときは☆で区切っています。
※20210114、11話内の神殿からもらったお金がおかしかったので訂正しました。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる