15 / 23
幕間 近衛兵ドニ
しおりを挟む
ドニはボワイエ王国の子爵家に生まれた。
三男なので跡継ぎになることも跡継ぎの補佐をすることもない気ままな立場だ。
一応貴族子息ということで城の兵士になり、実直な性格と剣の腕を買われて国王の近衛兵に選ばれた。一代限りの騎士爵の地位も授かったので、まあまあ成功した人生だと言えるだろう。
だというのに、ドニはその人生に不満を感じていた。
自分とそう年齢の変わらない国王のことは尊敬しているし、誓った忠誠を裏切るつもりは毛頭ない。なにかあったときは王とボワイエ王国のために命を捨てる覚悟もある。
騎士爵以上の地位を得て、領地を与えられたいとは思っていない。
父や兄達の苦労は散々見てきた。とてもじゃないが自分には領地経営などできない。
今の状態が自分にとっては最高だ。いやむしろ過分ともいえる。
そう理解していながら不満を抱いてしまうのは、ボワイエ王国の王女ロメーヌのせいだった。
彼女が嫌いなわけではない。逆に嫌いになれたなら、と思うこともある。
──ドニはロメーヌ王女に恋をしていたのだった。
「モーヴェ嬢が太陽なら、ロメーヌ王女は月のようだ」
ドニの呟きに賛同してくれた近衛兵の多くもロメーヌに心を寄せていた。
大公令嬢モーヴェは華やかな美少女で明るく社交的な性格、赤い髪や青い瞳自体は従姉のロメーヌと同じだが鮮やかさがまるで違う。
けれど大公の座を狙う向上心豊かな貴族子息以外の多くの人間は、ロメーヌの温和で内向的な性格に安らぎを感じていた。暗い夜に導いてくれる月に感じるような信頼を彼女に向けていたのだ。
ロメーヌが自国内で家臣の家に降嫁するのなら、ドニは彼女の住むボワイエ王国を統べる国王を近衛兵として守ることで気持ちを落ち着かせられただろう。
だがロメーヌは隣国ベルナール王国へ嫁ぐことが決まっていた。
政略結婚は王侯貴族の常とはいえ、隣国は遠い。両国の都から都への往復が馬を疾駆させれば半日で済むとはいっても、国境は気軽に越えられない。
いつもお兄様を守ってくださってありがとうございます、そう言って微笑む彼女の顔が見られなくなるのだ。
それでもドニはロメーヌの幸せを祈っていた。隣国の王との婚約を祝福していた。
普段から家臣にも笑みを絶やさない彼女だったが、毎夏の誕生パーティで婚約者を前にしてみせる笑顔は特別だったからだ。
ロメーヌが婚約者、隣国ベルナール王国の国王ニコライに恋していることは、だれの目にも明らかだった。
彼女さえ幸せならいい。
そう思っていたし、そう思うべきだとわかっていたけれど、いずれあの笑顔が見られなくなる考えると、どうしても胸に棘のようなものが刺さって抜けない。
それがドニの人生に対する不満の正体だった。
ロメーヌの十八歳の誕生パーティ。
本当はその日に彼女と隣国の王の結婚式が行われるはずだった。
なぜ一年先延ばしにされたのか、ドニは知らない。ボワイエ国王の晩酌に付き合ったとき得た情報からすると、隣国の政権闘争が原因らしい。国内で諍いのあるような国に嫁いで大丈夫なのだろうか。心配しつつもドニは、愛しい王女をまだ一年見つめられると喜んでいた。
王女の誕生パーティの一か月後に隣国の王が突然訪れたときは、彼もロメーヌとの結婚が延期されたのを悲しがっているのだと思い、ドニは喜んでいた自分に罪悪感を覚えた。
覚えたのだが、その罪悪感が必要なかったことはすぐ明らかになった。
ドニの実家で大公領に近い子爵家の兄から噂が流れて来たのだ。ロメーヌの婚約者で彼女の愛を一身に受けている隣国の王が、大公令嬢モーヴェの元へ通っているという噂だ。そして、それは事実だった。
ロメーヌの十九歳の誕生パーティは行われなかった。
代わりに彼女の葬儀が開催された。
王女は婚約者である隣国の王のため、自分が死んだことにして身を引いたのだ。国王の命令で隣国の王に付き添って葬儀を抜け出し城に戻ったドニは、いかなる月光よりも美しい彼女の涙を見た。彼女よりも大公令嬢のモーヴェを選んだ隣国の王の気持ちが理解できなかった。
今、ロメーヌは聖獣と共に迷いの森で暮らしている。
彼女は、以前から気まぐれな猫のような聖獣に気に入られていたのだ。
王女としての権利も財産も失い、聖獣の世話係となったロメーヌはもうボワイエ王国から出て行くことはない。
ドニの不満は消え去り、代わりに野望が芽生えた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「……また来たのか。兄ちゃんも懲りないな」
近衛兵としての仕事が休みの日、ドニは聖獣の住む迷いの森に近い元大公領にある小さな村に来ていた。
ここが目的地ではない。王都から走らせてきた馬を預かってもらい、自分も少し休憩するために足を寄せたのだ。
この一年で顔馴染みになった村の少年ヤニクが、ドニを睨みつけてくる。
「ああ、懲りない。ロメーヌ王女……聖獣様のお世話係様にお会いするまで諦める気はないんだ」
「言っとくけど、ロメーヌを狙ってんのは兄ちゃんだけじゃないぞ。今日なんか隣国の貴族まで来てたからな」
隣国──今さら彼女になんの用だろう、と思いながら、ドニは少年に微笑んだ。
「彼女は魅力的だからな。でも俺は、一番手強い恋敵はヤニク、君だと思ってる」
「当たり前だ。ロメーヌが村へ買い出しに来たときは、いつも俺が手伝ってやってるんだぞ」
「羨ましいな。次に彼女が来る日はわかるかい?」
「知らないよ。知ってても教えないけど」
いつもの軽口を叩き合った後で、ドニは迷いの森へ向かった。
ロメーヌが国王や王妃を手伝いに城へ戻ってくるときに顔は見られるのだが、死んだことになっていても城内では王女だ。前と同じで気軽には話しかけられない。
迷いの森への送り迎えは彼女の兄である国王が自ら行っている。彼はロメーヌに恋する男達を煽るようなことをよく言うのだが、実際は最愛の妹を簡単に手放す気はないらしい。
(それでもいつか……もしかしたら今日こそロメーヌ王女にお会い出来るかもしれない。隣国の貴族とやらがロメーヌ王女や聖獣様を困らせていなければ良いのだが……)
思いながら森へ足を踏み入れたドニの中に芽生えている野望とは、ロメーヌと会話することだ。
挨拶や報告は以前もしていた。隣国の王へ送る栄養剤の試飲を依頼されたこともある。だから今はなんてことない日常の話をしたい。天気の話や料理の話、他愛のない会話で彼女を微笑ませたい。
告白や求婚はまだ考えていなかった。それはもっと爵位を上げるか財産を増やしてからの予定だ。
近衛兵ドニは、今日ロメーヌが隣国から来たスタンと共に森を出たことを知らない。
三男なので跡継ぎになることも跡継ぎの補佐をすることもない気ままな立場だ。
一応貴族子息ということで城の兵士になり、実直な性格と剣の腕を買われて国王の近衛兵に選ばれた。一代限りの騎士爵の地位も授かったので、まあまあ成功した人生だと言えるだろう。
だというのに、ドニはその人生に不満を感じていた。
自分とそう年齢の変わらない国王のことは尊敬しているし、誓った忠誠を裏切るつもりは毛頭ない。なにかあったときは王とボワイエ王国のために命を捨てる覚悟もある。
騎士爵以上の地位を得て、領地を与えられたいとは思っていない。
父や兄達の苦労は散々見てきた。とてもじゃないが自分には領地経営などできない。
今の状態が自分にとっては最高だ。いやむしろ過分ともいえる。
そう理解していながら不満を抱いてしまうのは、ボワイエ王国の王女ロメーヌのせいだった。
彼女が嫌いなわけではない。逆に嫌いになれたなら、と思うこともある。
──ドニはロメーヌ王女に恋をしていたのだった。
「モーヴェ嬢が太陽なら、ロメーヌ王女は月のようだ」
ドニの呟きに賛同してくれた近衛兵の多くもロメーヌに心を寄せていた。
大公令嬢モーヴェは華やかな美少女で明るく社交的な性格、赤い髪や青い瞳自体は従姉のロメーヌと同じだが鮮やかさがまるで違う。
けれど大公の座を狙う向上心豊かな貴族子息以外の多くの人間は、ロメーヌの温和で内向的な性格に安らぎを感じていた。暗い夜に導いてくれる月に感じるような信頼を彼女に向けていたのだ。
ロメーヌが自国内で家臣の家に降嫁するのなら、ドニは彼女の住むボワイエ王国を統べる国王を近衛兵として守ることで気持ちを落ち着かせられただろう。
だがロメーヌは隣国ベルナール王国へ嫁ぐことが決まっていた。
政略結婚は王侯貴族の常とはいえ、隣国は遠い。両国の都から都への往復が馬を疾駆させれば半日で済むとはいっても、国境は気軽に越えられない。
いつもお兄様を守ってくださってありがとうございます、そう言って微笑む彼女の顔が見られなくなるのだ。
それでもドニはロメーヌの幸せを祈っていた。隣国の王との婚約を祝福していた。
普段から家臣にも笑みを絶やさない彼女だったが、毎夏の誕生パーティで婚約者を前にしてみせる笑顔は特別だったからだ。
ロメーヌが婚約者、隣国ベルナール王国の国王ニコライに恋していることは、だれの目にも明らかだった。
彼女さえ幸せならいい。
そう思っていたし、そう思うべきだとわかっていたけれど、いずれあの笑顔が見られなくなる考えると、どうしても胸に棘のようなものが刺さって抜けない。
それがドニの人生に対する不満の正体だった。
ロメーヌの十八歳の誕生パーティ。
本当はその日に彼女と隣国の王の結婚式が行われるはずだった。
なぜ一年先延ばしにされたのか、ドニは知らない。ボワイエ国王の晩酌に付き合ったとき得た情報からすると、隣国の政権闘争が原因らしい。国内で諍いのあるような国に嫁いで大丈夫なのだろうか。心配しつつもドニは、愛しい王女をまだ一年見つめられると喜んでいた。
王女の誕生パーティの一か月後に隣国の王が突然訪れたときは、彼もロメーヌとの結婚が延期されたのを悲しがっているのだと思い、ドニは喜んでいた自分に罪悪感を覚えた。
覚えたのだが、その罪悪感が必要なかったことはすぐ明らかになった。
ドニの実家で大公領に近い子爵家の兄から噂が流れて来たのだ。ロメーヌの婚約者で彼女の愛を一身に受けている隣国の王が、大公令嬢モーヴェの元へ通っているという噂だ。そして、それは事実だった。
ロメーヌの十九歳の誕生パーティは行われなかった。
代わりに彼女の葬儀が開催された。
王女は婚約者である隣国の王のため、自分が死んだことにして身を引いたのだ。国王の命令で隣国の王に付き添って葬儀を抜け出し城に戻ったドニは、いかなる月光よりも美しい彼女の涙を見た。彼女よりも大公令嬢のモーヴェを選んだ隣国の王の気持ちが理解できなかった。
今、ロメーヌは聖獣と共に迷いの森で暮らしている。
彼女は、以前から気まぐれな猫のような聖獣に気に入られていたのだ。
王女としての権利も財産も失い、聖獣の世話係となったロメーヌはもうボワイエ王国から出て行くことはない。
ドニの不満は消え去り、代わりに野望が芽生えた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「……また来たのか。兄ちゃんも懲りないな」
近衛兵としての仕事が休みの日、ドニは聖獣の住む迷いの森に近い元大公領にある小さな村に来ていた。
ここが目的地ではない。王都から走らせてきた馬を預かってもらい、自分も少し休憩するために足を寄せたのだ。
この一年で顔馴染みになった村の少年ヤニクが、ドニを睨みつけてくる。
「ああ、懲りない。ロメーヌ王女……聖獣様のお世話係様にお会いするまで諦める気はないんだ」
「言っとくけど、ロメーヌを狙ってんのは兄ちゃんだけじゃないぞ。今日なんか隣国の貴族まで来てたからな」
隣国──今さら彼女になんの用だろう、と思いながら、ドニは少年に微笑んだ。
「彼女は魅力的だからな。でも俺は、一番手強い恋敵はヤニク、君だと思ってる」
「当たり前だ。ロメーヌが村へ買い出しに来たときは、いつも俺が手伝ってやってるんだぞ」
「羨ましいな。次に彼女が来る日はわかるかい?」
「知らないよ。知ってても教えないけど」
いつもの軽口を叩き合った後で、ドニは迷いの森へ向かった。
ロメーヌが国王や王妃を手伝いに城へ戻ってくるときに顔は見られるのだが、死んだことになっていても城内では王女だ。前と同じで気軽には話しかけられない。
迷いの森への送り迎えは彼女の兄である国王が自ら行っている。彼はロメーヌに恋する男達を煽るようなことをよく言うのだが、実際は最愛の妹を簡単に手放す気はないらしい。
(それでもいつか……もしかしたら今日こそロメーヌ王女にお会い出来るかもしれない。隣国の貴族とやらがロメーヌ王女や聖獣様を困らせていなければ良いのだが……)
思いながら森へ足を踏み入れたドニの中に芽生えている野望とは、ロメーヌと会話することだ。
挨拶や報告は以前もしていた。隣国の王へ送る栄養剤の試飲を依頼されたこともある。だから今はなんてことない日常の話をしたい。天気の話や料理の話、他愛のない会話で彼女を微笑ませたい。
告白や求婚はまだ考えていなかった。それはもっと爵位を上げるか財産を増やしてからの予定だ。
近衛兵ドニは、今日ロメーヌが隣国から来たスタンと共に森を出たことを知らない。
143
お気に入りに追加
2,831
あなたにおすすめの小説

あの子を好きな旦那様
はるきりょう
恋愛
「クレアが好きなんだ」
目の前の男がそう言うのをただ、黙って聞いていた。目の奥に、熱い何かがあるようで、真剣な想いであることはすぐにわかった。きっと、嬉しかったはずだ。その名前が、自分の名前だったら。そう思いながらローラ・グレイは小さく頷く。
※小説家になろうサイト様に掲載してあります。


五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。

私は恋をしている。
はるきりょう
恋愛
私は、旦那様に恋をしている。
あれから5年が経過して、彼が20歳を超したとき、私たちは結婚した。公爵家の令嬢である私は、15歳の時に婚約者を決めるにあたり父にお願いしたのだ。彼と婚約し、いずれは結婚したいと。私に甘い父はその話を彼の家に持って行ってくれた。そして彼は了承した。
私の家が公爵家で、彼の家が男爵家だからだ。
あなたと別れて、この子を生みました
キムラましゅろう
恋愛
約二年前、ジュリアは恋人だったクリスと別れた後、たった一人で息子のリューイを生んで育てていた。
クリスとは二度と会わないように生まれ育った王都を捨て地方でドリア屋を営んでいたジュリアだが、偶然にも最愛の息子リューイの父親であるクリスと再会してしまう。
自分にそっくりのリューイを見て、自分の息子ではないかというクリスにジュリアは言い放つ。
この子は私一人で生んだ私一人の子だと。
ジュリアとクリスの過去に何があったのか。
子は鎹となり得るのか。
完全ご都合主義、ノーリアリティなお話です。
⚠️ご注意⚠️
作者は元サヤハピエン主義です。
え?コイツと元サヤ……?と思われた方は回れ右をよろしくお願い申し上げます。
誤字脱字、最初に謝っておきます。
申し訳ございませぬ< (_"_) >ペコリ
小説家になろうさんにも時差投稿します。
さよなら、私の初恋の人
キムラましゅろう
恋愛
さよなら私のかわいい王子さま。
破天荒で常識外れで魔術バカの、私の優しくて愛しい王子さま。
出会いは10歳。
世話係に任命されたのも10歳。
それから5年間、リリシャは問題行動の多い末っ子王子ハロルドの世話を焼き続けてきた。
そんなリリシャにハロルドも信頼を寄せていて。
だけどいつまでも子供のままではいられない。
ハロルドの婚約者選定の話が上がり出し、リリシャは引き際を悟る。
いつもながらの完全ご都合主義。
作中「GGL」というBL要素のある本に触れる箇所があります。
直接的な描写はありませんが、地雷の方はご自衛をお願いいたします。
※関連作品『懐妊したポンコツ妻は夫から自立したい』
誤字脱字の宝庫です。温かい目でお読み頂けますと幸いです。
小説家になろうさんでも時差投稿します。

初恋の呪縛
緑谷めい
恋愛
「エミリ。すまないが、これから暫くの間、俺の同僚のアーダの家に食事を作りに行ってくれないだろうか?」
王国騎士団の騎士である夫デニスにそう頼まれたエミリは、もちろん二つ返事で引き受けた。女性騎士のアーダは夫と同期だと聞いている。半年前にエミリとデニスが結婚した際に結婚パーティーの席で他の同僚達と共にデニスから紹介され、面識もある。
※ 全6話完結予定
あなたの愛が正しいわ
来須みかん
恋愛
旧題:あなたの愛が正しいわ~夫が私の悪口を言っていたので理想の妻になってあげたのに、どうしてそんな顔をするの?~
夫と一緒に訪れた夜会で、夫が男友達に私の悪口を言っているのを聞いてしまった。そのことをきっかけに、私は夫の理想の妻になることを決める。それまで夫を心の底から愛して尽くしていたけど、それがうっとうしかったそうだ。夫に付きまとうのをやめた私は、生まれ変わったように清々しい気分になっていた。
一方、夫は妻の変化に戸惑い、誤解があったことに気がつき、自分の今までの酷い態度を謝ったが、妻は美しい笑みを浮かべてこういった。
「いいえ、間違っていたのは私のほう。あなたの愛が正しいわ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる