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宇宙戦艦オーリ
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「女神様!イグネから報告ですヒマリ達と連絡が取れたそうです!」
「なに!「それは本当か!」……」
慌てた洋一は女神様の頭に手をやり立ち上がった。
「洋一様女神様の頭を押さえつけてはいけませんよ」
カブちゃんの洋一を見る目が険しくなる。
「あ、あ!申し訳ございません女神様!」
土下座をしようとする洋一を手で制する
女神様。
「構わん洋一よお主寝てないだろ。あ奴らを信じてやれ」
「ありがとうございます女神様」
洋一の目から涙が溢れ落ち止まらなくなった。
「それでミカよ状況は」
「はい!ケイトによると天界は完全掌握下界もほぼ掌握とのことですそれとケイトは神核を受け入れたようです」
「……はっ?」
無言になる女神様一同。
何だって?また神界を一つ潰したのか……上に報告したいといけないか?
「お兄様出発は既に準備は整っております裏の修練場で待機しております」
「ロロありがとなそれでは女神様行ってまいります」
「待て洋一わしらもいくぞ」
「「「えっ!」」」
洋一と大天使のミカとサラも驚きの声を上げた。隣のカブちゃんはニコニコ顔だった。
広大な敷地に外周を巨大な森林が取り囲む。そこを抜けるとこりゃまた広い敷地があった。
「ナンジャコレ!!」
僕は素っ頓狂な声を上げた!目の前には巨大な宇宙船が宙に浮いているのだ。
野球のドーム球場ぐらいの大きさで円盤型だ。
「異世界ファンタジーだろが!
外部エンジンがあればエンター◯ライズになるぞ!」
どっから乗り込むのかと思ったら一箇所からスポットライトのような光がでていた。そこから中に転送されるようだ。
「ナンジャコレ!!」
沢山のファーストクラスのような豪華なシートが並んでる後方は一段高くなり五つのシートが並べられているその上には神前幕が取り付けられていた神棚につける幕だ。
「まあ、神様だしいいっか」
「洋一さん如何ですか宇宙戦艦オーリは
三階層の構造で座席はひとフロアーに五百席あります詰めると千五百席余裕ですね。各フロアーには勿論のこと食堂や浴場、ラウンジバー、各種娯楽施設もございますほぼ王宮と同じですねスタッフは全てタミネとミタですのでご安心して下さい」
日高ひなこが胸を張ってる。何このケシカランオッパイは!思わず触ろうとする右手を左手が押さえつける。
普段からお世話になっている筈なのにスーツ姿にググッと来るものがある着衣なのか僕はどこに向かっているのだろう?
「ヒマリちゃん達の救出ですよ」
「えっ声に出でいた?」
不味いコレでは僕が変態さんではないか話題をかえなきゃ!
「結構乗っているね。ひなこ」
「全員が搭乗しております」
「えっ、全員?」
「はい、カジリやピイちゃん、クマクッスとクマ子もいますよ。
ほらクマックスとクマ子は女神様の足元で寝てます」
見ると安心し切って女神様の横でグダッと横になっている。カジリはちびっ子三人を乗せお馬さんごっこかな?
ピィちゃんの姿は見えないが魔力がかなこの所だからかなこの胸の谷間に潜んでいるのだろう。
「王宮は大丈夫なのか?」
「ええ、タミネとミタがおりますので問題ないかと他勢力の核攻撃もご心配なく」
にっこりと笑う絶世の美女日高ひなこ、下腹が熱くなるが同時に冷たい汗が背中を伝う。
「やりすぎロロちゃん……」
洋一の呟きはひなこには聞こえなかったようだ。
ポ~ン
「では出航します。慌てて席に戻らなくても大丈夫です振動、衝撃、余計なGは掛かりません。万が一飛ばされて壁に激突しても貴方達は平気です。
飛行時間は五分も掛からないと推測されます。では出航!異世界へGO!」
壁や天井がすべてモニター画像になり外の様子がよく分かる。
「こんなすげー物いつ作ったんだ?」
「グレ子の宇宙船を解析を始めてからだよ」
「お、桜かどこで作ったんだ」
洋一はコーヒーを一口啜ると鼻からコーヒーの香りが抜けて行く、旨い。
「え、言って無かった?オーリの地下工場だよ今じゃ王国の国土の地下が全てロロの秘密基地工場だと思えばいいよ」
「へっ?」
「ロロ曰くゆくゆくはオーリを四分割にして巨大宇宙戦艦にして銀河間に定期航路を作るんだって」
「宇宙の覇王を目指すって言っているもんなアイツならやり遂げるんじゃないかな僕も思うよ」
「でもロロの本当の目標は兄さんのお嫁さんになって小さな家に住み子供達と幸せに暮らす事だって」
「えー!俺!分かっていたけど直ぐには無理だよ」
「何か色々と考えているようだよ」
「貴重な情報ありがとう桜」
「なんもなんも、あ!あれウチでいつも迷わ、世話になっている有人の宇宙ステーションだよ」
右上の画面に白い点が見え出した。
「あれか、そういえば僕まだ月に行って無いんだわ。まあいつでも行けるんだけどね地元の人が地元の名所には余り行かないみたいもんかな」
「違うと思う」
宇宙ステーション
うわー!キャプテン!地球から巨大な宇宙船が急接近してきます!
何!ナンジャコレは!
まるでSF映画のような巨大な円盤型宇宙船がステーションに並んだ
ほ、本部!こちらステーション!
巨大宇宙船出現!
もう一度繰り返す巨大宇宙船出現!
本部だこちらも確認したどうやら太平洋の中央から飛びだったようだ
太平洋の中央……?
つまりあれだ……君の友達だろう……
えっ?こいつ何を言っている?
キャプテン宇宙船の前面に小さくオーリ王国の国旗が見えます
「……マジか……」
「うわっ!」
急に目の前の空間に画像があらわれていつものちびっ子三人が手を振っている。
「「「おじさ~ん!お仕事頑張ってね~!
また来るね~!」」」
キャッキャッと笑いながら画像が消えた。
「やっぱりあの子達は可愛いわ私頑張って三つ子の女の子を産むわ」
アニアが微笑む。
「えー僕、頑張れるかなぁ……」
「なんでアンディが頑張るのよ!」
「……」
宇宙ステーションに悲痛な沈黙が広がった。頑張れアンディとアニア以外の乗組員が思った。
「次はオーリムーンベース。ここでお止まりの方は座席のチャイムボタンを押して下さい」
ピン~ポン~!
「え?桜も降りるの」
「そうだよヒマリ達の無事も確認されているし異世界もガイズみたいだってケイトも報告してるし月で遊んでいるわ。
何も無いけど地下にお宝でもありそうだからね少しムーンベースも改良したいからね」
「働き過ぎんなよ」
「兄さんもね」
軽いバグとキスで桜と別れる半数が月に降りた。
アリャ作業員だなロロの指示だろ
アトラクションも作るって言っていたもんな亜希子が……
ポ~ン
「それでは異界の神殿までワープそして転移します所要時間は約五分です」
「へー、五分って凄いねだけと異界の神はガイアから拉致召喚させなんだよね」
「洋一様神界だけの裏技があるんですよ
でなきゃ例え一柱の神でさえこの距離は絶対無理です」
カブちゃんとラウンジでホットドッグを食べながら話を聞いた。
「えーやっぱりそうなんだ~!」
ポ~ン
「神界に突入。減速します
ヒマリ達を捕捉着陸します」
白い靄の中を進むとコリャまた白い空間に出た。
「地球の神界と同じじゃん」
「うわー!裕子ダンスの操作上手いね」
ヒマリ達は暇なもんで頭空っぽの女神を使ってコントローラーで操って遊んでいたのだ。
勿論女神の瞼には、かなこが作った何処でもお昼寝、私寝てませんよ!シールが貼られオデコには神様と黒マジックで書かれていた。口は自然と開くのでガムテープを貼っている涎がひどいのだ。
「よし!次は私だ!」
タニラがコントローラを握るが上手く操作が出来ない。
「キィーー!!
何この赤いコントローラ十字キーとABボタンしかないじゃ無い!私はアーケードかPSしか使わないのよ!」
コントローラのせいにするタニラ周りの目は冷静だった。
バリバリバリと稲妻のような爆音がすると白い空間を引き裂くように巨大な円盤が現れた。
「ギャーー!!巨大宇宙船が攻めて来た!ヤバいよヤバいよ!!」
何処かのおじさんのような事を言い出す瑞穂、完全にパニックっている。
「あっ!裕子が書いたオーリの国旗だ
オーリの船だよ亜希子もそう思うよね」
「だな裕子の丸文字で書いた国旗だ
間違いないな」
裕子はヘナヘナと地面に座り込んだアレが正式な国旗になるなんて……こんな巨大な宇宙船、今の地球では作れない技術それに私の書いた国旗が載っている事は誰でも正規の旗と思うわ絶対に……
帰ったらぺン習字習おう……
「裕子、私はあの国旗好きだよ」
「瑞穂~!」
「どこから見ても裕子の字だね」
「……」
「皆んな!無事だったか!」
洋一が目の前に転移して来た。それを見た全員が洋一に駆け寄ってくる。
「「「「洋一さん!!」」」」
「洋一様ケイトはケイトは……」
ケイトは皆んなより一足先に転移して洋一に抱き着き押し倒した。
口の中を舌で蹂躙しズボンのベルトを緩め洋一のトランクスから洋一を引き出し咥えた。ふと見たチンコにはカブちゃんの名前が浮き上がっていたのだ。
「ふーばはしのひんほてはなひ」
(これは私のチンコではない)
「こら!落ち着いてケイトアンタの洋一さんはアンタが収納してるでしょう!」
「ほふへしは」
(そうでした)
「いい加減口からチンコを離せ!」
タニラとレオナに無理矢理引き離されるケイト。
「洋一様~!」
「ケイト収納してある洋一さんもうフルパワーだから神殿の中のベッドでやって来なよ」
「ヒマリありがとう!」
ケイトは神殿の奥に飛んだ。
「ヒマリ此奴がこの神界の女神か?」
「あっ!女神様も来てくださったのですね」
赤いコントローラを使い振り向かせるタニラ。
「ひぃ!」
女神様が小さく声を上げた。
瞼にはキラッキラッな瞳が書かれたシールが貼られオデコにはマジックで神様と書かれて口はガムテープで塞がれていたのだ。
「女神様予備のボディスーツですよ」
「あ、ああ折角用意してくれたのはありがたいが今はコレが気に入っているのだよだから今回はいいかなと思うな……
あっ!そうだロロが欲しがっていたなアヤツなら喜ぶと思うぞ」
「そうですか残念ですロロ!引き取って」
突然に消えるこの世界の元の女神
ロロの収納に送られたのようだ。
「なに!「それは本当か!」……」
慌てた洋一は女神様の頭に手をやり立ち上がった。
「洋一様女神様の頭を押さえつけてはいけませんよ」
カブちゃんの洋一を見る目が険しくなる。
「あ、あ!申し訳ございません女神様!」
土下座をしようとする洋一を手で制する
女神様。
「構わん洋一よお主寝てないだろ。あ奴らを信じてやれ」
「ありがとうございます女神様」
洋一の目から涙が溢れ落ち止まらなくなった。
「それでミカよ状況は」
「はい!ケイトによると天界は完全掌握下界もほぼ掌握とのことですそれとケイトは神核を受け入れたようです」
「……はっ?」
無言になる女神様一同。
何だって?また神界を一つ潰したのか……上に報告したいといけないか?
「お兄様出発は既に準備は整っております裏の修練場で待機しております」
「ロロありがとなそれでは女神様行ってまいります」
「待て洋一わしらもいくぞ」
「「「えっ!」」」
洋一と大天使のミカとサラも驚きの声を上げた。隣のカブちゃんはニコニコ顔だった。
広大な敷地に外周を巨大な森林が取り囲む。そこを抜けるとこりゃまた広い敷地があった。
「ナンジャコレ!!」
僕は素っ頓狂な声を上げた!目の前には巨大な宇宙船が宙に浮いているのだ。
野球のドーム球場ぐらいの大きさで円盤型だ。
「異世界ファンタジーだろが!
外部エンジンがあればエンター◯ライズになるぞ!」
どっから乗り込むのかと思ったら一箇所からスポットライトのような光がでていた。そこから中に転送されるようだ。
「ナンジャコレ!!」
沢山のファーストクラスのような豪華なシートが並んでる後方は一段高くなり五つのシートが並べられているその上には神前幕が取り付けられていた神棚につける幕だ。
「まあ、神様だしいいっか」
「洋一さん如何ですか宇宙戦艦オーリは
三階層の構造で座席はひとフロアーに五百席あります詰めると千五百席余裕ですね。各フロアーには勿論のこと食堂や浴場、ラウンジバー、各種娯楽施設もございますほぼ王宮と同じですねスタッフは全てタミネとミタですのでご安心して下さい」
日高ひなこが胸を張ってる。何このケシカランオッパイは!思わず触ろうとする右手を左手が押さえつける。
普段からお世話になっている筈なのにスーツ姿にググッと来るものがある着衣なのか僕はどこに向かっているのだろう?
「ヒマリちゃん達の救出ですよ」
「えっ声に出でいた?」
不味いコレでは僕が変態さんではないか話題をかえなきゃ!
「結構乗っているね。ひなこ」
「全員が搭乗しております」
「えっ、全員?」
「はい、カジリやピイちゃん、クマクッスとクマ子もいますよ。
ほらクマックスとクマ子は女神様の足元で寝てます」
見ると安心し切って女神様の横でグダッと横になっている。カジリはちびっ子三人を乗せお馬さんごっこかな?
ピィちゃんの姿は見えないが魔力がかなこの所だからかなこの胸の谷間に潜んでいるのだろう。
「王宮は大丈夫なのか?」
「ええ、タミネとミタがおりますので問題ないかと他勢力の核攻撃もご心配なく」
にっこりと笑う絶世の美女日高ひなこ、下腹が熱くなるが同時に冷たい汗が背中を伝う。
「やりすぎロロちゃん……」
洋一の呟きはひなこには聞こえなかったようだ。
ポ~ン
「では出航します。慌てて席に戻らなくても大丈夫です振動、衝撃、余計なGは掛かりません。万が一飛ばされて壁に激突しても貴方達は平気です。
飛行時間は五分も掛からないと推測されます。では出航!異世界へGO!」
壁や天井がすべてモニター画像になり外の様子がよく分かる。
「こんなすげー物いつ作ったんだ?」
「グレ子の宇宙船を解析を始めてからだよ」
「お、桜かどこで作ったんだ」
洋一はコーヒーを一口啜ると鼻からコーヒーの香りが抜けて行く、旨い。
「え、言って無かった?オーリの地下工場だよ今じゃ王国の国土の地下が全てロロの秘密基地工場だと思えばいいよ」
「へっ?」
「ロロ曰くゆくゆくはオーリを四分割にして巨大宇宙戦艦にして銀河間に定期航路を作るんだって」
「宇宙の覇王を目指すって言っているもんなアイツならやり遂げるんじゃないかな僕も思うよ」
「でもロロの本当の目標は兄さんのお嫁さんになって小さな家に住み子供達と幸せに暮らす事だって」
「えー!俺!分かっていたけど直ぐには無理だよ」
「何か色々と考えているようだよ」
「貴重な情報ありがとう桜」
「なんもなんも、あ!あれウチでいつも迷わ、世話になっている有人の宇宙ステーションだよ」
右上の画面に白い点が見え出した。
「あれか、そういえば僕まだ月に行って無いんだわ。まあいつでも行けるんだけどね地元の人が地元の名所には余り行かないみたいもんかな」
「違うと思う」
宇宙ステーション
うわー!キャプテン!地球から巨大な宇宙船が急接近してきます!
何!ナンジャコレは!
まるでSF映画のような巨大な円盤型宇宙船がステーションに並んだ
ほ、本部!こちらステーション!
巨大宇宙船出現!
もう一度繰り返す巨大宇宙船出現!
本部だこちらも確認したどうやら太平洋の中央から飛びだったようだ
太平洋の中央……?
つまりあれだ……君の友達だろう……
えっ?こいつ何を言っている?
キャプテン宇宙船の前面に小さくオーリ王国の国旗が見えます
「……マジか……」
「うわっ!」
急に目の前の空間に画像があらわれていつものちびっ子三人が手を振っている。
「「「おじさ~ん!お仕事頑張ってね~!
また来るね~!」」」
キャッキャッと笑いながら画像が消えた。
「やっぱりあの子達は可愛いわ私頑張って三つ子の女の子を産むわ」
アニアが微笑む。
「えー僕、頑張れるかなぁ……」
「なんでアンディが頑張るのよ!」
「……」
宇宙ステーションに悲痛な沈黙が広がった。頑張れアンディとアニア以外の乗組員が思った。
「次はオーリムーンベース。ここでお止まりの方は座席のチャイムボタンを押して下さい」
ピン~ポン~!
「え?桜も降りるの」
「そうだよヒマリ達の無事も確認されているし異世界もガイズみたいだってケイトも報告してるし月で遊んでいるわ。
何も無いけど地下にお宝でもありそうだからね少しムーンベースも改良したいからね」
「働き過ぎんなよ」
「兄さんもね」
軽いバグとキスで桜と別れる半数が月に降りた。
アリャ作業員だなロロの指示だろ
アトラクションも作るって言っていたもんな亜希子が……
ポ~ン
「それでは異界の神殿までワープそして転移します所要時間は約五分です」
「へー、五分って凄いねだけと異界の神はガイアから拉致召喚させなんだよね」
「洋一様神界だけの裏技があるんですよ
でなきゃ例え一柱の神でさえこの距離は絶対無理です」
カブちゃんとラウンジでホットドッグを食べながら話を聞いた。
「えーやっぱりそうなんだ~!」
ポ~ン
「神界に突入。減速します
ヒマリ達を捕捉着陸します」
白い靄の中を進むとコリャまた白い空間に出た。
「地球の神界と同じじゃん」
「うわー!裕子ダンスの操作上手いね」
ヒマリ達は暇なもんで頭空っぽの女神を使ってコントローラーで操って遊んでいたのだ。
勿論女神の瞼には、かなこが作った何処でもお昼寝、私寝てませんよ!シールが貼られオデコには神様と黒マジックで書かれていた。口は自然と開くのでガムテープを貼っている涎がひどいのだ。
「よし!次は私だ!」
タニラがコントローラを握るが上手く操作が出来ない。
「キィーー!!
何この赤いコントローラ十字キーとABボタンしかないじゃ無い!私はアーケードかPSしか使わないのよ!」
コントローラのせいにするタニラ周りの目は冷静だった。
バリバリバリと稲妻のような爆音がすると白い空間を引き裂くように巨大な円盤が現れた。
「ギャーー!!巨大宇宙船が攻めて来た!ヤバいよヤバいよ!!」
何処かのおじさんのような事を言い出す瑞穂、完全にパニックっている。
「あっ!裕子が書いたオーリの国旗だ
オーリの船だよ亜希子もそう思うよね」
「だな裕子の丸文字で書いた国旗だ
間違いないな」
裕子はヘナヘナと地面に座り込んだアレが正式な国旗になるなんて……こんな巨大な宇宙船、今の地球では作れない技術それに私の書いた国旗が載っている事は誰でも正規の旗と思うわ絶対に……
帰ったらぺン習字習おう……
「裕子、私はあの国旗好きだよ」
「瑞穂~!」
「どこから見ても裕子の字だね」
「……」
「皆んな!無事だったか!」
洋一が目の前に転移して来た。それを見た全員が洋一に駆け寄ってくる。
「「「「洋一さん!!」」」」
「洋一様ケイトはケイトは……」
ケイトは皆んなより一足先に転移して洋一に抱き着き押し倒した。
口の中を舌で蹂躙しズボンのベルトを緩め洋一のトランクスから洋一を引き出し咥えた。ふと見たチンコにはカブちゃんの名前が浮き上がっていたのだ。
「ふーばはしのひんほてはなひ」
(これは私のチンコではない)
「こら!落ち着いてケイトアンタの洋一さんはアンタが収納してるでしょう!」
「ほふへしは」
(そうでした)
「いい加減口からチンコを離せ!」
タニラとレオナに無理矢理引き離されるケイト。
「洋一様~!」
「ケイト収納してある洋一さんもうフルパワーだから神殿の中のベッドでやって来なよ」
「ヒマリありがとう!」
ケイトは神殿の奥に飛んだ。
「ヒマリ此奴がこの神界の女神か?」
「あっ!女神様も来てくださったのですね」
赤いコントローラを使い振り向かせるタニラ。
「ひぃ!」
女神様が小さく声を上げた。
瞼にはキラッキラッな瞳が書かれたシールが貼られオデコにはマジックで神様と書かれて口はガムテープで塞がれていたのだ。
「女神様予備のボディスーツですよ」
「あ、ああ折角用意してくれたのはありがたいが今はコレが気に入っているのだよだから今回はいいかなと思うな……
あっ!そうだロロが欲しがっていたなアヤツなら喜ぶと思うぞ」
「そうですか残念ですロロ!引き取って」
突然に消えるこの世界の元の女神
ロロの収納に送られたのようだ。
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