魔法使いとＪK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。ＪＫとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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夏休みの宿題

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「美海とグレ子は今日から新人講習でしょう皐月さん達のお友達の佐伯さんとの三人よね頑張ってね」

「お姉ちゃん一週間もあるんだよ！」

「おう、そうですヒマリよ犬も歩けば直ぐに交尾ですよ」

ヒマリは銀河帝国語で話し始めた。

[膨大な魔力とパワーはチョット使い方を誤れば惑星など吹っ飛んでしまいます
そんな不幸を防ぐ為に我々は尽力して宇宙の最高種としての義務があります
その義務を守る為の新人講習です是非受けてください我々の使命を理解してね]

[やはりそうでしたか、途方も無い力には責任が発生します人々を導かなけれなりませんその第一歩ての講習なのですね
私は賛同致します]

[分かってくれて嬉しいわ]

「やっぱりグレ子さんは日本語使うと馬鹿になるって事でいいんだよね」

「そうだね美海アナタ銀河帝国語分かるの？」

「スマホのアプリにあるじゃん」

「そうですよヒマリ昨日の洋一さんのチンコは如何でしたか？」

「調子に乗ったら返り討ちにされたわ
だから皆んな紙パンツを履いているのよ」

「やっぱりね」

やれやれと肩をすくめる美海だった。

「それと美海最終試験はドラゴン討伐だよ」

「ひぃ！」

「ただし、ドラゴンを綺麗に倒さないとシーナに説教喰らうよ」

「えっ？」

「瑞穂や裕子も沢山の子たちが半べそかく説教よ」

美海の口からスプーンがこぼれ落ちた。

「厨房の冷たいコンクリの上て正座小一時間コンコンと怒られるのよ更にオタマで頭もコンコンされるわ瑞穂なんて一晩中泣いていたわ」

　美海とグレ子の顔色が変わった恐怖に引き攣っていたのだ。

「まあ頑張れや上手くできれば三日で終わるぞ」

「「あい」」

　グレ子さんはいつの間かグレイマスクをしていた感情が動くとオートで作動する様だ便利なものだとヒマリは感心した。

　その後美希さんが来て二人を連れて行ったまずは座学だそうだ。

　ママの付き合いでパパや他の家族達も皆んなで東海岸までバイクツーリングだ
大丈夫か？千キロ以上あるぞそして引率は美希さんアンリにタニラとアイレンだぞ？

　アンリは白狐、タニラは白虎、アイレンは狼人だぞ脳筋しかいねぇ！

　以前アンリが言っていたが何も無い海岸線を走るとまたらなく気持ちいいそうだだからと言って時速三〇〇キロ超えの超高速ツーリング！エンジンが焼き付いても予備が沢山あるから平気だそうな頭がおかしいってよ！殆どが自転車が乗れるぐらいだよ！

　途中特別に作った峠越えがあるそうだ
タイトコーナー連続のコースかと思ったマジで道なき山をロードタイプのバイクで森のなかを突っ切るそうだ……

「馬鹿なのか？馬鹿なんだ初めから知ってたろ私……皆んな頑張れ！」

　テーブルに伏せて不貞寝していると瑞穂が来た。

「ヒマリ皆んなで夏休みの宿題するってヒマリも行こうよ」

　私はカッと目を見開いた！コレよコレだわ私普通の女子校生なのよ！

「行く」

「ん？」

「私も行く」

「おつけ！」

　数ある会議室が学生達によって埋め尽くされている。ここの大半が中高生だもんね訳ありだけど皆んな元気でなりより。

「ん？メメスやトトリ達も居るのね」

「国が変わったから教育に力を入れるんだって国王様の勅令なのよ」

「まあ、頑張れやスペックカンストだから楽勝だろ？」

「うん、まあ、そうだけど勉強する習慣が無いから私……」

「ハハハ、エロ漫画やエロ小説ばかり読んでるからね」

「なに！馬鹿なこと言ってんのよ大声で！」

「後で珊瑚ちゃん先生を紹介してあげる」

「本当ヒマリ大好きよー！」

　分かっているってとメメスの背後に回りデカ乳を揉みしだく普段は出ない声がメメスから聞こえた。

「ヒマリ！ここ！ここだよ！」

　振り返るとリナが大きな声で手を振っていた近くに裕子や亜希子もいて小さく手を振っる。

席に着くと突然思い出したヒマリ。

「あ！私宿題家に忘れてた！とって来る」

「大丈夫だよヒマリ、ロロが用意してくれている」

「えっ？ロロが？」

「ヒマリロロは各国家の極秘機密も簡単にてに入れられるのよ日本の高校程度の物など何でも手に入るわ勿論テストもね」

ゴクリと唾を飲み込んだ。

「何アンタ青くなっているのよ私らは小さな日本だけで終わるわけないでしょう
ロロじゃないけど宇宙の覇者になるんでしょう」

　そうだったガイズに行って気に入らない奴らを三人でブチのめして回っていたんだ。そうしたら国が出来て月まで手に入れたんだ仲間も沢山出来た。

「今度は宇宙の気に入らないクズ共をブチのめしてやるわ！」

「おーやる気になったはいいが宿題終わらせるぞタブレットに入っているぞロロの模範解答もある！」

うーん、亜希子の言い方きになるな？

　タブレットを開くとすぐに分かったロロの回答が論文なのだ各研究者が血まなこになって真理を探しているのに学校の宿題の解答になっているなんて世界に喧嘩を売っているみたいだ。売っていました格安で……

「後でコレＳＮＳに上げて上げましょう
少しは進歩するんじゃない」

亜希子の笑顔は美しかった。

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