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月面着陸
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太陽光に照らされて眩しい月面が眼下に広がる。オーリ王国観光遊覧船は月面に到着したのだ。
「なっ?月なのか……」
「先程まで地球の衛星軌道上にいた筈
いくら転移って言っても月迄一瞬とは」
「うっひょーーー!!月だぜ!!!」
「すげーー!マジ来ちゃったよ!」
「俺、短パン半袖でいいのかよ!」
大半のお客様は呆然茫然としている
誰も信じられないのだ。
「ひぇ~!月ぃ~!」
「メメス吐かないでよ吐いたら月に置いていくからね」
「ひぇーー!置いていかれたら死んでしまうよ~!」
ポ~ン
「暫くの間月の上空を周回してデータを取りますわその後月面着陸を行いますわ」
「正直言ってクレーターしか無いわね
景色も同じだし飽きたわ」
「だね月に遊園地でも作るか?」
「いいねリゾートホテルも持って来ようよ」
「ヒマリあそこ」
「ん?亜希子とロロに裕子……密談しているねぇう~ん考える事は同じって事ね」
「やっぱり」
ポ~ン
「各種データが取れましたので五分後に着陸を行います。場所は一番有名な所です。もしかすると貴方達が人類で初めての到達者かも知れません」
「えっ?どういう事……」
ロロの説明によると痕跡が無いらしい
置き去りにした機材や歩き回った足跡が見つからなかったと、そう言えば色々な探査機が月面調査をしていたが着陸の証拠の痕跡を誰も公開していなかったな。
「つまりそう言う事なんだろうなら此処を貰っちゃてもいいよね」
「ヒマリアンタ……」
「ああヒマリの言う通りだロロとの話も済んでいるぞ」
「へへ流石亜希子だね」
「ふふ褒めるなよ擬似ンポで突いてヤルしかないぞヒマリ」
「要らんわ!」
「あー!あんなに素直で素敵なあの子達は何処に行ったの……」
「お前もだろうが!!」
瑞穂に乳首を抓られる裕子。
「あん!辞めてくださいみずほ……」
「ん?良くなってきたか、ほれほれ変態裕子さん!」
「いやーー!!」
ゴン!ゴン!
「いい加減にせいや!阿保垂れが!」
「亜希子姉ちゃん今のは痛いよ」
ちょっとビビる美海だった。
周りの乗客からの冷たい視線が居た堪れなかった。男性もいるが皆冷静になっている指輪の効果半端無いです。
ズゥンと観光遊覧船が着陸した。
「結界、空気、宇宙線、各種諸々全て
オールグリーン!外に出られます!」
「準備はいいですか?」
「すみませ~ん提案があります」
「何かな?かなこ」
「昔の青春学園ドラマみたいに全員で手を繋いで降りたら皆んなが人類の一歩になると思います」
「おお、いいね絵になるわそれで行きましょう反対の人はいる?」
「オー!ジャパニーズドラマ良く見ています感動のシーンですね」
ちょっと違うかもと美海は思った。
「ロロ、ドローン配布して配信も忘れずに」
「おつけ、ですいつでもどうぞ!」
「あ!そうだわ足跡と手形をつけてサインを入れましょうよ」
「おー流石ボブキャプテンのママだねそうしましょう」
「スターになった気分だ」
「このサインは人類史上永遠に語り尽くされるだろ」
「ローブとサングラスを忘れないようにね行くわよ3、2、1、トウッ!」
一瞬で見る物が変わり眩しい砂地の月面が目に飛び込む。
「ヒッハーー!!」
誰が叫んだ釣られるように皆んなも歓喜の雄叫びあげる。
「人類の第一歩!」
「「「おーーー!!!」」」
「皆さん静かに手形とサインをしてゆっくりと下がって下さい固めます」
硬化!これでミサイルぐらいじゃヒビも入らない私達の分は後方の隅に型を取った。
「ねぇ、お姉ちゃんと瑞穂姉ちゃんは何で二人で型取るの?」
え?隣を見ると私が居た手形もサインも全く同じだった足型は靴が違っていた。
「ハハハ嫌だな瑞穂気づいてよ」
「お前も気づけや二人で並んでいただろうに」
「お前もだろ!」
「皆さん集まって下さい!記念写真を撮りますよ」
「はい、チーズフォンデ!」
「「「チーズフォンデ!」」」
はい皆さん月の砂を持ち帰って下さいね
とササラ達が皆んなに袋を渡した。
「おーコレ、私知っています!
高校生がベースボールで負けた時泣きながらスタジアムの土をバッグに詰めて持ち帰るヤツですね」
「詳しいですねその通りですけど貴方達は負けていません寧ろ人類の開拓者です
誇りを持って埃を集めて下さい」
「上手い事いいますね」
「えへ褒められちゃった」
もじもじするヒマリがいた。
「関係者集合!」
何?
「あのドローンを見ていなそれじゃ始める」
「配信を観ている皆さんこんにちは
我々はオーリ王国の者達です!
見ての通り我々は今月面にいますそれも誰も到達する事が出来なかった月にですと言う事でこの地をオーリ王国の領地としました無断で領域に入れば敵対行為とみなしますので意見があれば通知をして此処まで来て下さい。来れたならば話を聞きます」
オーリ王国の国旗を月面にさす裕子だがオーリ王国の国旗はまだ考えていなかった色々と忙しくて忘れていたのだ。
代用として白地の布に丸っこい字でオーリ王国とマジックで書かれていた
裕子の字だ。
「お!領土宣言じゃん」
「だよね誰も来れないよね」
「ん?なんか来る!」
「えっ?もう来たの?」
「違う所からだ」
「あー!UFOよUFO!
ファーストコンタクトよ!!」
大興奮の瑞穂がいた。
「なっ?月なのか……」
「先程まで地球の衛星軌道上にいた筈
いくら転移って言っても月迄一瞬とは」
「うっひょーーー!!月だぜ!!!」
「すげーー!マジ来ちゃったよ!」
「俺、短パン半袖でいいのかよ!」
大半のお客様は呆然茫然としている
誰も信じられないのだ。
「ひぇ~!月ぃ~!」
「メメス吐かないでよ吐いたら月に置いていくからね」
「ひぇーー!置いていかれたら死んでしまうよ~!」
ポ~ン
「暫くの間月の上空を周回してデータを取りますわその後月面着陸を行いますわ」
「正直言ってクレーターしか無いわね
景色も同じだし飽きたわ」
「だね月に遊園地でも作るか?」
「いいねリゾートホテルも持って来ようよ」
「ヒマリあそこ」
「ん?亜希子とロロに裕子……密談しているねぇう~ん考える事は同じって事ね」
「やっぱり」
ポ~ン
「各種データが取れましたので五分後に着陸を行います。場所は一番有名な所です。もしかすると貴方達が人類で初めての到達者かも知れません」
「えっ?どういう事……」
ロロの説明によると痕跡が無いらしい
置き去りにした機材や歩き回った足跡が見つからなかったと、そう言えば色々な探査機が月面調査をしていたが着陸の証拠の痕跡を誰も公開していなかったな。
「つまりそう言う事なんだろうなら此処を貰っちゃてもいいよね」
「ヒマリアンタ……」
「ああヒマリの言う通りだロロとの話も済んでいるぞ」
「へへ流石亜希子だね」
「ふふ褒めるなよ擬似ンポで突いてヤルしかないぞヒマリ」
「要らんわ!」
「あー!あんなに素直で素敵なあの子達は何処に行ったの……」
「お前もだろうが!!」
瑞穂に乳首を抓られる裕子。
「あん!辞めてくださいみずほ……」
「ん?良くなってきたか、ほれほれ変態裕子さん!」
「いやーー!!」
ゴン!ゴン!
「いい加減にせいや!阿保垂れが!」
「亜希子姉ちゃん今のは痛いよ」
ちょっとビビる美海だった。
周りの乗客からの冷たい視線が居た堪れなかった。男性もいるが皆冷静になっている指輪の効果半端無いです。
ズゥンと観光遊覧船が着陸した。
「結界、空気、宇宙線、各種諸々全て
オールグリーン!外に出られます!」
「準備はいいですか?」
「すみませ~ん提案があります」
「何かな?かなこ」
「昔の青春学園ドラマみたいに全員で手を繋いで降りたら皆んなが人類の一歩になると思います」
「おお、いいね絵になるわそれで行きましょう反対の人はいる?」
「オー!ジャパニーズドラマ良く見ています感動のシーンですね」
ちょっと違うかもと美海は思った。
「ロロ、ドローン配布して配信も忘れずに」
「おつけ、ですいつでもどうぞ!」
「あ!そうだわ足跡と手形をつけてサインを入れましょうよ」
「おー流石ボブキャプテンのママだねそうしましょう」
「スターになった気分だ」
「このサインは人類史上永遠に語り尽くされるだろ」
「ローブとサングラスを忘れないようにね行くわよ3、2、1、トウッ!」
一瞬で見る物が変わり眩しい砂地の月面が目に飛び込む。
「ヒッハーー!!」
誰が叫んだ釣られるように皆んなも歓喜の雄叫びあげる。
「人類の第一歩!」
「「「おーーー!!!」」」
「皆さん静かに手形とサインをしてゆっくりと下がって下さい固めます」
硬化!これでミサイルぐらいじゃヒビも入らない私達の分は後方の隅に型を取った。
「ねぇ、お姉ちゃんと瑞穂姉ちゃんは何で二人で型取るの?」
え?隣を見ると私が居た手形もサインも全く同じだった足型は靴が違っていた。
「ハハハ嫌だな瑞穂気づいてよ」
「お前も気づけや二人で並んでいただろうに」
「お前もだろ!」
「皆さん集まって下さい!記念写真を撮りますよ」
「はい、チーズフォンデ!」
「「「チーズフォンデ!」」」
はい皆さん月の砂を持ち帰って下さいね
とササラ達が皆んなに袋を渡した。
「おーコレ、私知っています!
高校生がベースボールで負けた時泣きながらスタジアムの土をバッグに詰めて持ち帰るヤツですね」
「詳しいですねその通りですけど貴方達は負けていません寧ろ人類の開拓者です
誇りを持って埃を集めて下さい」
「上手い事いいますね」
「えへ褒められちゃった」
もじもじするヒマリがいた。
「関係者集合!」
何?
「あのドローンを見ていなそれじゃ始める」
「配信を観ている皆さんこんにちは
我々はオーリ王国の者達です!
見ての通り我々は今月面にいますそれも誰も到達する事が出来なかった月にですと言う事でこの地をオーリ王国の領地としました無断で領域に入れば敵対行為とみなしますので意見があれば通知をして此処まで来て下さい。来れたならば話を聞きます」
オーリ王国の国旗を月面にさす裕子だがオーリ王国の国旗はまだ考えていなかった色々と忙しくて忘れていたのだ。
代用として白地の布に丸っこい字でオーリ王国とマジックで書かれていた
裕子の字だ。
「お!領土宣言じゃん」
「だよね誰も来れないよね」
「ん?なんか来る!」
「えっ?もう来たの?」
「違う所からだ」
「あー!UFOよUFO!
ファーストコンタクトよ!!」
大興奮の瑞穂がいた。
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