魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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旅行の計画

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「よし!寿司食うべ!」

「え?」

「いいねいいねショッピングモールの中にもあるじゃん行くべ」

「え、いや私は待ち合わせを……」

 いいからいいからと相変わらず馴れ馴れしく肩を組みヘラヘラ笑っていた。

「美紅どこに行っていたのよ!」

 突然背後から呼び止められ振り向くと其処には銀髪の美少女が立っていた。

「華ちゃん!」

「お!美少女来た~!」

「え?ヒマリさん亜希子さんこんにちは!」

「おお、華ちょっとぶりやな」

「華も寿司食うべや」

「ごちになります!」

「ええ?ヒマリさん亜希子さん?」

「アンタ何で分からないのよ」

 そう言えば思い当たる節が幾つかあった様な気がする。

ドラゴン相手でも腕力で引けを取らない私が動けなかった上に片乳を弄ばれた。

誓いの指輪が機能しなかった。

普通の男の人のチンチンは先っぽから舌など出てこない事、前に華から教えてもらったその時はとても驚いた。

ヒマ助に秋太郎直ぐに気付けよ私。

「初めてのナンパで舞い上がってしまってどうしたら良いのか分からなくなってしまった。相手の男の人も企画を成功させようと必死過ぎて性欲ゼロで私に近づいて来たからビックリしちゃったわ」

「まあ美紅がチョロい事は初めから分かっていた事だからちょっと助けた訳だよ」

 いつの間にか普段の姿に戻っていたヒマリさんと亜希子さん
あれ?ヒマリさんドリルヘアーは……
アッチの世界用なんですね。
自宅警備組って……


「「「いただきま~す!」」」

「亜希子さんヒマリさん良いのが来たら直ぐに言って下さい全て私が取り分けますので」

「美紅大丈夫だよ魔手?マジックハンド?マジハンがあるから平気だよ」

 そうそうと三皿目を頬張る亜希子が頷くが苦悶の表情だワサビが効いたのだろう目頭を抑えてるオヤジだな。

ヒマリが笑いを耐える腹筋が痛いまた割れる。神龍神族は皆んな細マッチョで腹筋は直ぐに割れてしまうのだ。

「ずずず、ふう~食後のお茶が美味しい
お腹いっぱいだわ亜希子あんがとね」

「「亜希子さんゴチになりましたありがとうございます!」」

「おう、気にすんな普段皆んなに色々やって貰っているからな」

「御会計五万七千九百八十円になります」

電子マネーで決済チャリ~ン!

「ありがとうございました。又の御来店お待ちしております!」

「「「「ご馳走様でした!」」」」

 その場で美紅と華とは別れて亜希子の買い物に付き合った。
 何でも週末に家族旅行に行くそうだ
旅行先はまだ決まってないそうだ
その為の着ていく服を買いに来たのだ。

 雄犬ブランドでも揃うのだが細かなニッチ的な物はまだ品数が少ないのだ。

「ヒマリこれとこれどっちがいい?」

「右!」

「そう左に決めたわ」

「何でよ!」

 亜希子はいつに無く楽しそうだった
私も楽しかったぞ。




 家に帰ると妹の美海が慌てて私の所に走って来た。

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!大変!
パパがパパが……」

「パパがどうしたの!美海!」

「パパが連休取れたから皆んなで旅行に行くって!」

「へ?」

「どうしたのお姉ちゃん嬉しく無いの?」

妹よ伝え方があるだろう。
わしゃ疲れたわい。

 リビングに入ると家族全員が揃っていたと言っても四人だけどね
 私もソファに座ると早速パパがドヤ顔で話だした。

「ゴホン、この度私事でありますが何と五日間の連休が取れました!」

おー!ドンドンパフパフピー!

 ママと美海のパパへの応援だ鉢巻まで作ったのか?
I❤︎パパと小遣いアップ!の要求どっかの組合か!ふふふ、流石私の妹よ。

「で、どこ行くの?」

「まだ決まっていないんだ候補はママの実家お婆ちゃん家の長野、美海が沖縄で
ママが北海道一周バイクツーリング
ヒマリは何処に行きたいんだ」

「私?う~ん特に無いかな行こうと思えば一瞬で月まで行けるし異世界も自由自在、勿論月一はノルマでドラゴン狩って来るけど家で寝てるかな」

「お姉ちゃん夏休みに入って半月、一度も家から出ていないでしょう!
偶々今日は亜希子お姉ちゃんに呼ばれて嬉しそうに出掛けたじゃん!」

「家から出ているし夜中にちょくちょくコンビニまで行ってるわい!」

「えー?そんな格好でいっているの?
乳首透けてるじゃんクズどもに襲われるよ!」

「はん!そんなゴミクズに私がヤラレるとも、今ならゴジラやガメラだって負ける気がしないわ!ふん!私最強よ!」

 ヒマリが胸を張るとプルルンと揺れる大きな乳房、瞬間にリビングに悲鳴が上がった。

「ウギャァァ!!」

 ママが凶悪なチョキでパパの両目を貫いたのだ転げ回るパパ可哀想だから後で治してあげよう。

「瑞穂お姉ちゃんや亜希子お姉ちゃんは?」

「……ぐっ、同格です……」

踊る家族会議

「あ、忘れていたわ最高のリゾート地があったわ私の顔パスで殆ど料金が掛からない高級ホテル」

「リゾート地?」

「ワイハのちょっと上の所にある北海道ぐらいの広さのオーリ王国!
何と私はオーリ国会員番号一番のヒマリちゃんなんだぞ!」

 ボヨヨ~ンと胸を張るヒマリだか父は母に目を潰されているので娘の巨乳を見る事が出来ない悔しさに奥歯を噛み締める父弘だった。

「ツーリングクラブもあるからママを紹介してあげるよでもあの子達頭のネジが殆ど無いから走りについて行けるかな?」

「ふふふ、娘よ私はこう見えても若き頃走り屋の頭を張っていたのよ。
バイクは盗まなかったし学校の校庭を夜中にチャリで走り回ったりしたけどガラス窓は割らなかった繁華街や住宅地では制限速度厳守だったわ」

「教習車かよ?」

 美海の口調が乱れて来ている不良と付き合っているのね。大事な妹を守るのは私の仕事だからお姉ちゃんがゴミを排除してあげるからね。

「だ大丈夫だよ不良とは接点が無いからお姉ちゃんは何もしなくて良いからね
後お姉ちゃん声に出てるから」

 なんか怪しいと見たら目を逸らされた。心の声が漏れているって……ヤバい女じゃん私。

「パパもオーリには美女しか居ないから濃いめのサングラスをしないと嫌らしい視線がバレてしまうね。彼女達メッチャ強いから気をつけてねワンパンでドラゴンの頭を吹き飛ばしているから潰れた目は治さない方がいいかもね」

「そんな~ヒマリ~」

「美海はお子ちゃまだから遊覧船が良いと思うよ」

「オーリの遊覧船って言えば某国の潜水艦を拿捕って改良して宇宙空間迄いくあの遊覧船だよねネットで配信している奴
悪魔の幼女三人に逢えるかな~!」

「あの子達今は忍者にハマって居るから忍び装束だよそれも可愛いのよ抱き締めたいわ!」

旅行先が決まって瞬間だった。

「ロロに予約入れよう~と」

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