286 / 349
公開ナンパ
しおりを挟む
駅前広場にある小さな噴水が待ち合わせ場所になっている。
木陰のベンチに背も垂れている女性。
王に成りたがっている少年の被っている小さ目の麦わら帽子を頭に乗せ、映画のタミネの大男が掛けている様なサングラスをして、胸に達筆な筆書きが横書きされている白いTシャツ、デニムの短パンにサンダル姿。
スマホは短パンの後ろポケットに差し込んで他には何も持っていない。
今日は昨日に引き続きの猛暑
お母さんに連れられて子供達が噴水内に入ってビショビショになりながら遊んでいる光景を見つめていると。
「亜希子お待たせ~待った?」
「んにゃ私も今来たとこ」
「そんなセリフさり気なく言うなんて亜希子イケメンだねヒュ~!ヒュ~!
カッケイイわ!」
「マジで来たばっかりだって行くか」
「は~い!」
二人とも全身世界的なブランド雄犬で決めている二人合わせてウン十万はするとの事だ。亜希子は胸元に筆書き、ヒマリは背中にまるで雄犬さんの印鑑のように朱色の円の中に書かれている。
まあ歩くマネキンさんだ無料サンプルとして希望者に普段着として渡している
下は三歳から上は二十歳前後しか居ない王国ではお姉様方にラフなお召し物からフォーマル姿まで盗撮もとい普段の姿を配信するだけで馬鹿売れするのだ。
今や流行の発信地はオーリ王国となっているのだ。
「あ、ここの喫茶店は中々の趣があってお勧めだよ!以前ケイトがコッチに来た時洋一さんと一緒に入ったんだ」
嬉しそうに亜希子の手を引き階段を登り始めた二階の喫茶店に向かうようだ。
何故ヒマリがここ迄亜希子に忖度するのか、亜希子がオーリ王国にとっての恵比須様であり国の財布を握っている権力者であるからだ。
要は自分だけお小遣いアップを狙っているのだ毎月十万も貰っておいて必要な物は直ぐに手配して貰えるなのに何故だ。
金銭的な事はロロ、クリエイティブな人材を集めこき使ってもとい指導する能力が優れて直ぐに結果が出せる人が亜希子なのだ。
おこぼれを狙う小判鮫が今のヒマリ本音は暇な夏休みに拾い上げてくれたのが嬉しかっただけなのだ。
重厚な木製のドアを押し開けるとドアに仕掛けられたベルが鳴る。
カランコロン
「いらっしゃいませお好きな席にどうぞ」
「こんにちは、窓際に行こうよ見晴らしもいいよ」
「ヒマリの言った通り良い店ね」
「でしょうご注文はアイスコーヒーとケーキでいいよね」
一口飲んでケーキをパク。
「う~んうめいや」
「だな、美味いぞヒマリ良くやった」
「ははっ!有難き幸せ!」
「所でヒマリが熱心に毎日投稿していた
Zの更新が三、四日途切れたけどエタっのか?」
「あれは今朝投稿したよ、話のネタが浮かばなくてさぁそん時カクカクジコジコのカクジコでオモロイ奴みつけてさ
気付いたら一気読みそれも三百話越えの長編で何も出来なかったわ恐ろしい作者さんねやられたわ」
「そーなん、最新話なんて二、三人しか見てくれなくてエタったと思ったわ!」
「まあ、そうなんだけと私の数少ない大切な読者さま私頑張ります!」
「おー毎日書けや」
「あい」
「ありがとうございます」
「「ご馳走様でしたまた寄りますね」」
「お待ちしています」
「次はどこ行く?」
「ショッピングモール」
夏休みなので学生らしき人も多く歩いている週末のような混み具合だ。
ショッピングモール入り口近くで人が集まっていた。
「なんだ?」
「ユーチュの配信みたいだ。あ、ピカリンだ!」
「どれどれライブだろう。
お、見つけた何やってるんだ!
公開ナンパだって馬鹿か!馬鹿なのか!」
「キャハハハ!普通のブサメンに誰がついていくのかよ金か!金なのか!
ん?亜希子此奴美紅だわ、モジョモジョしているわ後一押しで落ちるね」
「あの子最近まで脳死してたから恋愛関係幼稚園児並みだよどうしよう亜希子」
「ああ身体の経験値だけならヒマリと同じマスター級だが」
「何さり気なくデスってるのよ!
アンタだって同じでしょうが裕子だけよ
普通の男とヤリ捲っていたのは!
瑞穂はまあ、レイプ殺人被害者?」
「……」
「そうだ!亜希子ピカリンから美紅を寝取ろうよ男になって美紅を掻っ攫う!
楽しそうだわ!!」
「美紅はまだ誰とも付き合って無いじゃんあ、洋一さんがいた」
「ねぇねぇ!僕と連絡先交換しようよ
良い事が沢山あるよ!絶対損させないからねぇお願い!」
とうとう拝み出したピカリン敗北確実!
「うわー!彼女めんこいねー!」
「ウチらと遊ぼうよ!」
更にチャラいのが二人来た嫌だなと思う美紅だった。
「おー!オッパイ大きいね」
なっ?馴れ馴れしく肩を組み私の胸を撫ぜ回す?!指輪の効果は?
プチパニクル美紅。
「俺ヒマ助、ソイツは秋太郎宜しくね
秋太郎はチンコデカいんだよデカチン
五百mlのペットボトル並み凄いでしょう」
「えっ?」
「君凄く清楚な感じだけど経験済みでしょうビッチだよね」
「何を言うんですか!」
更にとヒマ助は美紅に耳打ちする。
「秋太郎のチンコの先から舌がレロレロってできるんだぞ!」
「えっ?」
「あ、想像しちゃった濡れちゃたね
じゃ行こうか」
あっ!辞めてください……どうして抵抗出来ない足が勝手に着いていく。
ブチ切れるピカリン。
「テメェ横からシャシャリ出やがって俺の彼女に手を出すな!!」
「え~彼女は俺達を選んだんだアンタはフラれたのさじゃあね」
そこでヒマ助が特大の爆弾放り込んだ。
「ピカリンが抱かせてくれた人に一千万だすって!年齢性別は問わないって言っているぞ!」
「なっ?テメェ!何言ってんだ!!」
何だって!!
マジか!!
私は行く旦那様御免なさい!!
うおー!俺も行くぞピカリンの尻の穴は貰った!!
わー!わー!わー!大混乱!早く逃げてピカリンー!!
この日久し振りに配信が大台に乗ったが何故かモヤっとするピカリンだった。
木陰のベンチに背も垂れている女性。
王に成りたがっている少年の被っている小さ目の麦わら帽子を頭に乗せ、映画のタミネの大男が掛けている様なサングラスをして、胸に達筆な筆書きが横書きされている白いTシャツ、デニムの短パンにサンダル姿。
スマホは短パンの後ろポケットに差し込んで他には何も持っていない。
今日は昨日に引き続きの猛暑
お母さんに連れられて子供達が噴水内に入ってビショビショになりながら遊んでいる光景を見つめていると。
「亜希子お待たせ~待った?」
「んにゃ私も今来たとこ」
「そんなセリフさり気なく言うなんて亜希子イケメンだねヒュ~!ヒュ~!
カッケイイわ!」
「マジで来たばっかりだって行くか」
「は~い!」
二人とも全身世界的なブランド雄犬で決めている二人合わせてウン十万はするとの事だ。亜希子は胸元に筆書き、ヒマリは背中にまるで雄犬さんの印鑑のように朱色の円の中に書かれている。
まあ歩くマネキンさんだ無料サンプルとして希望者に普段着として渡している
下は三歳から上は二十歳前後しか居ない王国ではお姉様方にラフなお召し物からフォーマル姿まで盗撮もとい普段の姿を配信するだけで馬鹿売れするのだ。
今や流行の発信地はオーリ王国となっているのだ。
「あ、ここの喫茶店は中々の趣があってお勧めだよ!以前ケイトがコッチに来た時洋一さんと一緒に入ったんだ」
嬉しそうに亜希子の手を引き階段を登り始めた二階の喫茶店に向かうようだ。
何故ヒマリがここ迄亜希子に忖度するのか、亜希子がオーリ王国にとっての恵比須様であり国の財布を握っている権力者であるからだ。
要は自分だけお小遣いアップを狙っているのだ毎月十万も貰っておいて必要な物は直ぐに手配して貰えるなのに何故だ。
金銭的な事はロロ、クリエイティブな人材を集めこき使ってもとい指導する能力が優れて直ぐに結果が出せる人が亜希子なのだ。
おこぼれを狙う小判鮫が今のヒマリ本音は暇な夏休みに拾い上げてくれたのが嬉しかっただけなのだ。
重厚な木製のドアを押し開けるとドアに仕掛けられたベルが鳴る。
カランコロン
「いらっしゃいませお好きな席にどうぞ」
「こんにちは、窓際に行こうよ見晴らしもいいよ」
「ヒマリの言った通り良い店ね」
「でしょうご注文はアイスコーヒーとケーキでいいよね」
一口飲んでケーキをパク。
「う~んうめいや」
「だな、美味いぞヒマリ良くやった」
「ははっ!有難き幸せ!」
「所でヒマリが熱心に毎日投稿していた
Zの更新が三、四日途切れたけどエタっのか?」
「あれは今朝投稿したよ、話のネタが浮かばなくてさぁそん時カクカクジコジコのカクジコでオモロイ奴みつけてさ
気付いたら一気読みそれも三百話越えの長編で何も出来なかったわ恐ろしい作者さんねやられたわ」
「そーなん、最新話なんて二、三人しか見てくれなくてエタったと思ったわ!」
「まあ、そうなんだけと私の数少ない大切な読者さま私頑張ります!」
「おー毎日書けや」
「あい」
「ありがとうございます」
「「ご馳走様でしたまた寄りますね」」
「お待ちしています」
「次はどこ行く?」
「ショッピングモール」
夏休みなので学生らしき人も多く歩いている週末のような混み具合だ。
ショッピングモール入り口近くで人が集まっていた。
「なんだ?」
「ユーチュの配信みたいだ。あ、ピカリンだ!」
「どれどれライブだろう。
お、見つけた何やってるんだ!
公開ナンパだって馬鹿か!馬鹿なのか!」
「キャハハハ!普通のブサメンに誰がついていくのかよ金か!金なのか!
ん?亜希子此奴美紅だわ、モジョモジョしているわ後一押しで落ちるね」
「あの子最近まで脳死してたから恋愛関係幼稚園児並みだよどうしよう亜希子」
「ああ身体の経験値だけならヒマリと同じマスター級だが」
「何さり気なくデスってるのよ!
アンタだって同じでしょうが裕子だけよ
普通の男とヤリ捲っていたのは!
瑞穂はまあ、レイプ殺人被害者?」
「……」
「そうだ!亜希子ピカリンから美紅を寝取ろうよ男になって美紅を掻っ攫う!
楽しそうだわ!!」
「美紅はまだ誰とも付き合って無いじゃんあ、洋一さんがいた」
「ねぇねぇ!僕と連絡先交換しようよ
良い事が沢山あるよ!絶対損させないからねぇお願い!」
とうとう拝み出したピカリン敗北確実!
「うわー!彼女めんこいねー!」
「ウチらと遊ぼうよ!」
更にチャラいのが二人来た嫌だなと思う美紅だった。
「おー!オッパイ大きいね」
なっ?馴れ馴れしく肩を組み私の胸を撫ぜ回す?!指輪の効果は?
プチパニクル美紅。
「俺ヒマ助、ソイツは秋太郎宜しくね
秋太郎はチンコデカいんだよデカチン
五百mlのペットボトル並み凄いでしょう」
「えっ?」
「君凄く清楚な感じだけど経験済みでしょうビッチだよね」
「何を言うんですか!」
更にとヒマ助は美紅に耳打ちする。
「秋太郎のチンコの先から舌がレロレロってできるんだぞ!」
「えっ?」
「あ、想像しちゃった濡れちゃたね
じゃ行こうか」
あっ!辞めてください……どうして抵抗出来ない足が勝手に着いていく。
ブチ切れるピカリン。
「テメェ横からシャシャリ出やがって俺の彼女に手を出すな!!」
「え~彼女は俺達を選んだんだアンタはフラれたのさじゃあね」
そこでヒマ助が特大の爆弾放り込んだ。
「ピカリンが抱かせてくれた人に一千万だすって!年齢性別は問わないって言っているぞ!」
「なっ?テメェ!何言ってんだ!!」
何だって!!
マジか!!
私は行く旦那様御免なさい!!
うおー!俺も行くぞピカリンの尻の穴は貰った!!
わー!わー!わー!大混乱!早く逃げてピカリンー!!
この日久し振りに配信が大台に乗ったが何故かモヤっとするピカリンだった。
11
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです
.
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる