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王都バンリの式典
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新都市名は万里に決まったようだ
らしくてとても良いと思った。
街並みはローベルの新興都市に似ていると言うか同じにして工期を最短にしたのだロン国王も大変お喜びとか。
王宮近くに多目的ホールを作ったデザインは珊瑚ちゃんチームが担当した。
皆んなが秘宝館のような物を想像したがシンプルでとても素敵だった。
チームの背景担当の子の発案らしい
現代的で異世界の雰囲気もあり使い勝手も良くて皆んなが気に入ってくれている
その後の各国のシンボル建築物は彼女のデザインが採用されている。
メチャクチャ売れているのに未だ珊瑚ちゃんの背景を書いているその方がいいアイデアが浮かぶそうだ勿論特別チームも結成されている。
お姉様方とエスコート役の子供達も控え室に入ったサポートチームも一緒だ
皆んなかつての親睦会を経験しているので終始リラックスしてお姉様方とお喋りを楽しんでいる。
私達は学園と離れて従者やお付きの者達の控え室にいた。
「サラ様ミカ様緊張しています?」
「うんな事あるか!妾は大天使じゃぞ
下界なぞ糞みたいなもんじゃ!」
「ですよねではコレをどうぞ」
「ヒマリ、コレは缶チューじゃないか」
チラッと女神様を見た様子を伺っているのだ。
「女神様お待たせしました。ジョッキ生ビールですツマミは最高級の枝豆です!」
「おお、悪いな亜希子よ」
「なんもなんもです何でも仰って下さい」
「そうか、ならザンキも頼むぞ!」
「はい!喜んで!」
プシュ!冷たくて美味しそう!
サラとミカの喉が鳴る我慢出来ないのだフラフラと手が伸び缶チューハイを掴んでしまった。
ニヤつくヒマリに気づかず一口、口に含むと桃の香りとほんのりとした甘さが焼酎を呑みやすくする堪らずグビグビと呑み込む。
「ブッハー!美味い!」
「ほら座って呑みましょう」
テーブルの上に氷いっぱいの桶を出し各種缶チューハイを氷の中に突き刺していくあとは山盛りザンキを置くだけ。
「酔っても大丈夫ですよ格ゲーコントローラーが有りますので皆さんには気付かれないはずです」
「格ゲーコントローラーが何かは分からないが今は呑むだけだ!ミカ」
「流石ですサラ!」
大天使様チョロ……トトリ達は思ったヒマリ恐ろしい子。
「それでは来賓の方々様のご入場でございます」
スピーカーから司会の声が会場に行き渡る現地の人達が周りをキョロキョロしている音源が分からないからだ。
先ずは近隣の小国の代表者達が入場して来る知らない国ばかりなのでスマホを取り出しマップで確認だ。
リリス達がホーネットで隈なくガイズの調査を行なって正確な地図を手にいれたが人の生活地は把握したがどの様な種族でどの様な生活をしているまでは分かっていなかった。
まあ、大量のドローンとタミネを送り込んでいる最中だしな。
ニヤニヤが止まらないヒマリだった。
ウチのトップバッターはケイトか。
「ご紹介いたします隣国の最強国家ローベル王国第三王女ケイト殿下です!
エスコートはササラちゃん三歳です
殿下に劣らずとても可愛いです!」
うおー!オーガ姫!オーガ姫!
可愛い僕と結婚して下さい!
ササラちゃん~!!好きです!!
ケイトへの声援に彼女の眼が細くなる。
ヒマリは知らなかった先日の新聞に式典に参加する各国の要人と簡単なプロフィールが写真付きで掲載されていた事を。
「次々と入場しております。
魔族の国魔王国魔王リベルナ様です
エスコートはリリスちゃん三歳です!」
魔王様ステキー!
リリスちゃん僕君の縫いぐるみ持っているよいつも一緒にギャッ!
一人玉ボムで駆逐された。
式典なので指輪の効果距離が五メートルまで引き下げられたのだ此処にいるメンバーだけだが亜希子とロロの企みだそうだ。
「エルフ王国グラナシアの女王様ミランド様です!皆様とても美しくスタイルも素晴らしいです!
エスコートはマイちゃん三歳です!
この子もとても可愛いです!
はぁ、はぁ、はぁ」
ボン!
「ギャッ!」
司会者のお尻が火を吹いた。
一瞬強烈な痛みがあったが直ぐに消えた
彼はまだ気づいていなかったズボンに丸い穴が空いていて汚い菊の門が見えている事を……
「ダークエルフの国カベルネの女王様カラドナ様ですステキな女王様ボンテージ衣装で鞭打って欲しいです!
エスコートはエリスちゃん五歳です!
こりゃまた可愛すぎるう~!
ボン!
「ウギャッ!!」
玉ボムを喰らって床を転げ回る司会者まだ仕事は終わっていない。
「国家元首のトリは……なんと大天使様?カブリラ様です!
何と言う神々しさでしょうか眩しくて直視出来ません!
エスコートはオーリ王国国王洋一木村様です。オーリはあの大賢者オーリから来ているそうです!」
カブリラ様ー!!今日から毎日教会でお祈りいたします!
カブリラ様素敵ですご尊顔を拝見したいです直ぐにでも教会に金貨一千枚を寄付してきます!
あの冴えない男は誰だ?
あっん国王だとあの美女しか居ない国のかあり得んだろ!
「まあ、当然洋一さんにヘイトが集中するよね」
国賓の紹介が終わり国内の貴族や有力者が紹介されていくトトリ達の家も紹介された。何故か恥ずかしそうだ。
「ロロを紹介しなくて良かったのか?」
「ロロは異世界日本の統治者です余計な情報を与えると混乱しますよ」
「そっか亜希子の言う通りだなこの後は何がある?」
「飲めや歌えの大混乱の大宴会ですよ」
「えー!その様な輩が入り込んでいるの?」
それはもうと周りがニヤニヤしている僕にも分かる良からぬ事が起きる前触れだ。だからメメス、ナイフを舐めるな!
らしくてとても良いと思った。
街並みはローベルの新興都市に似ていると言うか同じにして工期を最短にしたのだロン国王も大変お喜びとか。
王宮近くに多目的ホールを作ったデザインは珊瑚ちゃんチームが担当した。
皆んなが秘宝館のような物を想像したがシンプルでとても素敵だった。
チームの背景担当の子の発案らしい
現代的で異世界の雰囲気もあり使い勝手も良くて皆んなが気に入ってくれている
その後の各国のシンボル建築物は彼女のデザインが採用されている。
メチャクチャ売れているのに未だ珊瑚ちゃんの背景を書いているその方がいいアイデアが浮かぶそうだ勿論特別チームも結成されている。
お姉様方とエスコート役の子供達も控え室に入ったサポートチームも一緒だ
皆んなかつての親睦会を経験しているので終始リラックスしてお姉様方とお喋りを楽しんでいる。
私達は学園と離れて従者やお付きの者達の控え室にいた。
「サラ様ミカ様緊張しています?」
「うんな事あるか!妾は大天使じゃぞ
下界なぞ糞みたいなもんじゃ!」
「ですよねではコレをどうぞ」
「ヒマリ、コレは缶チューじゃないか」
チラッと女神様を見た様子を伺っているのだ。
「女神様お待たせしました。ジョッキ生ビールですツマミは最高級の枝豆です!」
「おお、悪いな亜希子よ」
「なんもなんもです何でも仰って下さい」
「そうか、ならザンキも頼むぞ!」
「はい!喜んで!」
プシュ!冷たくて美味しそう!
サラとミカの喉が鳴る我慢出来ないのだフラフラと手が伸び缶チューハイを掴んでしまった。
ニヤつくヒマリに気づかず一口、口に含むと桃の香りとほんのりとした甘さが焼酎を呑みやすくする堪らずグビグビと呑み込む。
「ブッハー!美味い!」
「ほら座って呑みましょう」
テーブルの上に氷いっぱいの桶を出し各種缶チューハイを氷の中に突き刺していくあとは山盛りザンキを置くだけ。
「酔っても大丈夫ですよ格ゲーコントローラーが有りますので皆さんには気付かれないはずです」
「格ゲーコントローラーが何かは分からないが今は呑むだけだ!ミカ」
「流石ですサラ!」
大天使様チョロ……トトリ達は思ったヒマリ恐ろしい子。
「それでは来賓の方々様のご入場でございます」
スピーカーから司会の声が会場に行き渡る現地の人達が周りをキョロキョロしている音源が分からないからだ。
先ずは近隣の小国の代表者達が入場して来る知らない国ばかりなのでスマホを取り出しマップで確認だ。
リリス達がホーネットで隈なくガイズの調査を行なって正確な地図を手にいれたが人の生活地は把握したがどの様な種族でどの様な生活をしているまでは分かっていなかった。
まあ、大量のドローンとタミネを送り込んでいる最中だしな。
ニヤニヤが止まらないヒマリだった。
ウチのトップバッターはケイトか。
「ご紹介いたします隣国の最強国家ローベル王国第三王女ケイト殿下です!
エスコートはササラちゃん三歳です
殿下に劣らずとても可愛いです!」
うおー!オーガ姫!オーガ姫!
可愛い僕と結婚して下さい!
ササラちゃん~!!好きです!!
ケイトへの声援に彼女の眼が細くなる。
ヒマリは知らなかった先日の新聞に式典に参加する各国の要人と簡単なプロフィールが写真付きで掲載されていた事を。
「次々と入場しております。
魔族の国魔王国魔王リベルナ様です
エスコートはリリスちゃん三歳です!」
魔王様ステキー!
リリスちゃん僕君の縫いぐるみ持っているよいつも一緒にギャッ!
一人玉ボムで駆逐された。
式典なので指輪の効果距離が五メートルまで引き下げられたのだ此処にいるメンバーだけだが亜希子とロロの企みだそうだ。
「エルフ王国グラナシアの女王様ミランド様です!皆様とても美しくスタイルも素晴らしいです!
エスコートはマイちゃん三歳です!
この子もとても可愛いです!
はぁ、はぁ、はぁ」
ボン!
「ギャッ!」
司会者のお尻が火を吹いた。
一瞬強烈な痛みがあったが直ぐに消えた
彼はまだ気づいていなかったズボンに丸い穴が空いていて汚い菊の門が見えている事を……
「ダークエルフの国カベルネの女王様カラドナ様ですステキな女王様ボンテージ衣装で鞭打って欲しいです!
エスコートはエリスちゃん五歳です!
こりゃまた可愛すぎるう~!
ボン!
「ウギャッ!!」
玉ボムを喰らって床を転げ回る司会者まだ仕事は終わっていない。
「国家元首のトリは……なんと大天使様?カブリラ様です!
何と言う神々しさでしょうか眩しくて直視出来ません!
エスコートはオーリ王国国王洋一木村様です。オーリはあの大賢者オーリから来ているそうです!」
カブリラ様ー!!今日から毎日教会でお祈りいたします!
カブリラ様素敵ですご尊顔を拝見したいです直ぐにでも教会に金貨一千枚を寄付してきます!
あの冴えない男は誰だ?
あっん国王だとあの美女しか居ない国のかあり得んだろ!
「まあ、当然洋一さんにヘイトが集中するよね」
国賓の紹介が終わり国内の貴族や有力者が紹介されていくトトリ達の家も紹介された。何故か恥ずかしそうだ。
「ロロを紹介しなくて良かったのか?」
「ロロは異世界日本の統治者です余計な情報を与えると混乱しますよ」
「そっか亜希子の言う通りだなこの後は何がある?」
「飲めや歌えの大混乱の大宴会ですよ」
「えー!その様な輩が入り込んでいるの?」
それはもうと周りがニヤニヤしている僕にも分かる良からぬ事が起きる前触れだ。だからメメス、ナイフを舐めるな!
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