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神龍獣

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「は~い!皆さんお静かにお願いします!明日の入場の順番をくじ引きで決めますその際小さな子供と手を繋いで進んで下さいサッカーの試合の入場のようにします。このような事はガイズでもガイアでもありません。しかし未来ある子供達と一緒に歩く姿は我々も未来に一緒に歩む者として他国に印象付けましょう」

「おお、素晴らしいぞロロなのか?」

「いいえ、ヒマリ姉ちゃんの考えです!」

「えっ?あのズボラが……」

「マミナさん……」

「スマン、ヒマリ許してくれ普段はズボラでもお主の行動でオーリは此処まで発展しておるのだ。まさにヒマリなくてはオーリも此処までの成長は無かったと妾は思うぞ!」

「え~そうかなぁでもそうでもないよ多分」

 切れ者なのかチョロいのか全く分からん奴だ、ヒマリ恐ろしい子じゃ!

マミナ個人の意見です。

「で最後の入場にはカブちゃんのエスコートには我らが国王様洋一さんです。
これを全うすれば洋一さんがただのドスケベとは悟られないと思います」

「ヒマリちゃんは辛辣ねでも有りだわ」

ケイトの母マリーナが一人ごちる。

ケイトはぼ~と洋一だけを見ている時々
ひひぃと笑うのが一層の恐怖を醸し出している。

「女神様もガイズの現状を視察されたいとの事でサラさんとミカさんも一緒に私達のグループに入って貰います。
多分何某か起こりそうなので楽しめると思います」

「預言者か?」

「まさか、こんだけ癖の強い人が集まるとトラブルも集まるのです」

「なんか悔しいけど反論できんな」

「でしょうではくじ引きを始めます」




「クマックスにクマ子ママが帰って来ましたよ」

「わう!」

「あれ?あなた達変わった?」

「瑞穂オナニーばかりすると頭が悪くなるって言ってたでしょう」

「しねぇよ!オナニーなんか毎日抱かれてんのにそんなのでいかんわ!」

 あーそれは分かりますよ瑞穂さんとトトリ達が頷く。

「やってイカなかったのね」

「ふふふ、あなた達の毛並みはふわふわでサラサラね。キレイな銀毛、可愛い真っ赤な瞳、何で進化してんのよ!」

「おお、今のがノリツッコミですか勉強になります瑞穂さん!」

 真剣にメモを取るメメス何を目指しているのか?

「それは私がお答えしましょう」

「誰!アンリ?!」

「さっきから目が合ってるよね始めなんて手を振ってたでしょう」

「確かに」

 瑞穂はクマックスをヒマリはクマ子を膝の上に抱いている縫いぐるみのようだ
ヒルナが羨ましそうな顔をしている小さい時から縫いぐるみが大好きなのだ。

「そんでね」

「急に砕けるわね」

「え?気を使う必要がないじゃん」

おーその通りだとヒマリ。

「裏庭に散歩に出たらカジリとピィちゃんが絡まって遊んでいたのよ」

「あの、私トトリで隣からラーチ、モーリヤ、ヒルナにメメスです」

「おう、アンリだ宜しくな!」

 アンリさんは白狐の獣人らしく白い大きなケモ耳でふさふさの尻尾がユッサユッサ揺れている大きな胸もユッサユッサ揺れるのだそれにメチャクチャ美人のお方だった。

私にチ◯ポがあれば紙パンツの中での
射精が止まらないだろうぐらいに神々しい程にエロいんだ。

「そのアンリさんカジリとピィちゃんとは?」

「ああ、アンリでいいよトトリ
カジリはフェンリルでピィちゃんは龍だ
神獣だな」

「えっ?あのフェンリルですか?それとドラゴンですか?神獣ですか?」

「此処のペット枠だが」

「神獣をペットに……」

「ヒマリ達が拾って来たんだ」

へーとしか言えないわ。

「そんでクマックス達も遊びに混ざろうとしたがアイツらに相手にされなくてな
悔しかったんだろうなそれから元気が無くてそれじゃ進化させようとプーリアと宝玉を使ったのだ。全てがパワーアップして凄かったぞその内喋り出すと皆んな思っている」

「へーアンタ達凄いね私達の話も分かるのね」

 わう、クマ子が頭を上げてヒマリの顔を舐めてやる。

「分かったよクマ子はお利口だね」

「クマックスもクマ子も神龍人じゃ無くて神龍獣になっているよ」

「へー神龍獣……私らと同じ事が出来るのね凄いよ」

「多分ね」

トトリ達は良く分からなかった。
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