魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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BBQ大会

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「マイちゃん機長お昼まで後十分です」

「えっ!飛んでいたら間に合わないよね
なら転移一択!」

「ほい!」


「えー帰って来た。途中経過すっ飛ばして来たよ!あっ?降りていないのにもうビーチにいる便利ね??」

「清水さんまだ酔っているの?」

「イヤイヤコレからさ!BBQにはビールだぎゃ!」

「羽目外さないでよ配信しているのだから婚期がまた遅れるから」

「うるちゃい!アンタはママか!」

「私十五歳だよ本当なら高一JKだわ
オジサンとお話しするだけでお金が貰える歳になったのよ私!」

「うんな事あるかよ!」

完全にぶっちゃげ過ぎの清水さん。

 こういう事されるのさ、とスマホのエロ動画を古都に見せつけるほぼ酔っ払いのアラサー清水

「ひぇーー何ですか!男の人のおちん◯を女の人のおまん◯に出し入れするの?
男の人は辛そうな顔をしているし女の人も切なそうな顔をしているわ!
イヤだったら辞めればいいのに」

「やはり古都はお子ちゃまですね~!
あの気持ち良さは大人じゃないと分かりませんよファハハハ」

バッシーン!

「フギャッ!」

「清水君は何を教えているのかね」

 清水看護師の後頭部を張り倒したのは
勤務している病院の院長先生の跡取り息子の啓太先生だ。

「あっ!先生古都ちゃんの将来についてですが」

「ほら皆んな待っている」

「痛い痛い痛い痛い耳を引っ張らないで
あの先生私処女に戻ってしまったの……
だから私の初めて貰って下さい!
あひぃ!言っちゃった」

「そうか僕も手術した包茎が戻ってしまって剥けなくなったんだ」

「えーそんな……」

ガッカリと肩を落とす清水さん。

 サンサンと輝く白いプライベートビーチて話す話題では無いと私でも分かるわ
付き合えばいいのにと古都は思った。



さあ!皆んな快気祝いだー!
食うぞ!飲むぞ!おーー!

 聖女様の音頭て始まったBBQ大会
応援スタッフという名の食いしん坊さんが集まって来た。

「ササラ、リリス、マイお疲れ様ここに座ってお肉は私が取ってあげるわ」

「ありがとうございます!裕子姉ちゃん」

「ワッハハハハ!君達良くやってくれた撮れ高最高じゃん!配信も過去最高記録だそれで西海岸東海岸のリゾートに客を呼ぶ事にしたぞもう手配も済んでいる
また頼むぞ期待しているササラ達!」

「え、あ、はい!」

 まるで成金社長のような亜希子が何処かに電話している。

 大人も入れて総勢二十人ベッドから起きられない子が六人怪我での欠損が五人
病気の進行が油断ならない子が五人
付き添いの看護師さんと先生が四人だ。

「啓太先生!コレ、ドラゴンステーキだよ柔らかくて美味しいよ!」

「凄く美味しいね先生私お肉を食べられる様になったんだね」

「おお!そうかいいっぱい食べれよ!」

はい!と満面の笑顔の子供達。

「う~んお酒が美味しい!ドラゴンの焼肉最高ー!帰ったら二度と食べられないもんね」

「え、そうなんですか?」

「ステーキ一枚三十万だよメッチャ割引きして三十万だよ私の稼ぎで食べれないよ」

「うひょー!本当ですか?」

「ダンジョンの下まで誰も行けないから
ドラゴンも狩れないのよ」

「じゃ……」

「そう招待してくれた方々ねさっき宇宙ステーションを見て来たでしょう。
あんなに簡単に行けないわよ今の地球人ではね」

「凄かったですよね間近で見れるとは思いませんでした」

「とーぜんよ一般人が行っていい所ではないもの」

「あーあ先生、私を抱いてくれないかな?」

「漏れてますよ心の声けど地雷臭がするから無理ですよ」

「あんだと!アンタ三年も寝たきりでなんでオッパイ大きいのよ!」

「えっ!そっち?」



「聖女様子供達を救って下さり誠に有難う御座います。あの子供達の笑顔を見ると何だか自分も救われた気がします」

厚めのドラゴンステーキを一気に口に入れ咀嚼していると瑞穂に話し掛ける者がいた。

 ほっぺをパンパンにして振り返ったら失礼な事に吹き出され笑われた瑞穂。

 いえいえ、わたくしは女神様の御心のままに動いただけですからと謙遜するが
目を合わせてくれない。

 色々と話したが今回の抽選はロロ閣下がランダムに選んだ事そして一回に呼ぶ病院を増やしていく事夏休みが終わったら本格的に観光にも力を入れるそうだ。

 空飛ぶ潜水艦とドラゴン焼肉とリゾートビーチは大人気間違い無いと僕も思ったホテルも豪華だしね。

 ドラゴンに満足した子供達が浜辺でビーチボールでサッカーをして走り回っている朝まで動けなかったのに大丈夫かと思ったが歓声をあげて楽しそうだ。

 皆んな元気になって良かった。
入院中の覇気の無い顔を見るのが辛かったが今の笑顔が見れて何故か涙がこぼれた僕もオジサンになったのかな。

「リゾートホテル楽しみだなぁ」

「メチャ美人さんしか居ないからなぁ
聖女様僕の余った皮切ってくれないかなぁマズ勃起しそうだ。痛たたたたた!」
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