魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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その後

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 害虫駆除が終わり新国の宣言が出されたロンさん達による人民王国だ初代国王は満場一致でロンさんに決まった。

 僕らは城跡の空き地にモデルハウスタウンのように街などで使う所謂見本の箱物を作っていった中の設備もしっかりと充実させてある。

 ぶっちやけて言うとコピペ自由なタウンセットだ!必要な物をコピーして街の必要な所にペーストしてあげればあら不思議建物の完成です。

これで街づくりも大幅にスピードアップする事だろう。

王宮はウチの簡易宿泊施設のリゾートくんをコピった奴ね。

「はい!どーん!」

「うーん周りに馴染まないね」

「だよね無理に作ったはいいけど何年か後に廃墟になりそうな建て物だね」

「ひど~いヒマリ僕ほこれ程迄に君を愛しているのに」

「ふふふ、私も好きよ洋一さん」

「ヒマリ……洋一さん……」

二人ガシッと抱きしめ合い

レロレロレロレロレロレロレロレロ

「また始まったよ馬鹿ップル……ウヒッ」

 真っ黒な笑顔の瑞穂の眼が嫌らしく
輝いたのだった。

「喰らえ伝説の激辛唐辛子のキャロライナ・リーパー!!だーー!!」

 キャロライナ・リーパーは、ギネス王者だった「ブート・ジョロキア」と「ハバネロ」を交配して生み出された品種だ!それをレロレロちゅうの奴らの舌の上にまぶしてやった。

ウギャァァーーーー!!
痛い熱い痛い熱い痛い熱い!!
フハフハフハフハフハ……みみず……
治癒も効かないだと!!
ギャーーー!よふひひはん(洋一さん)


ギャハハハハハハハハハハハハハハ!!
お腹痛~い!ひっひっ死ぬぅ~!
辞めてコッチ見んなー!ヒマリ!
ウヒャヒャヒャヒャ堪らんわ~!

 涙目の洋一とヒマリの唇はとてもとても立派なタラコさんになっていました。

「ひっひっ苦し~い!」

ピコーン!

「あれナインだ?カブちゃんからナインが来たよ!何々女神様が此れをご覧になりとてもお喜びだとグッジョブのスタンプも来たよ!」

「やったね!洋一さんヒマリ!」

「あ、ありがと……」

「大丈夫よ半日で引くわ」

「ああ」

「テンション低いわねやる事まだまだあんからねー!」

 ギャハハと笑いながら僕の背中をバシーンバシーンとたたく亜希子はとても楽しそうだ。



「皆様色々とありがとうございます!
昼食後に正面入り口にて全員で建国の記念撮影を致しますのでお集まり下さい」

お、やっぱり中華だね美味しそう
だよね私エビチリ大好き!
わお!フカヒレよフカヒレ!
鮑とこれは雀の巣?
えっ鳥の巣まで食べるの凄いね

「「「いただきま~す」」」

その時ヒマリの怨念が目の奥に灯った。

「喰らえリベンジペッパーX!!死ね!」

 ペッパーXはキャロライナ・リーパーの2倍辛い唐辛子だ。

ウギャァァァァァァァァァーーー!!

「ブァハハハハハハハハハハハハハ!
さまあひろ!(ザマァ見ろ!)」




「さあ、皆様並んでください!
……あのマスク外してくれませんか?」

一斉に首を横に振るマスクの一団。

「えー困りましたね……」

ピッコーン!

「なへんなは(ナインだわ)」

カブちゃんからだ。

えっ!女神様はマスクを外す事に強く望まれています貴方方の英断を期待します

おい!女神様がご立腹だ直ぐにマスクを外せ!!

えー!!

くぬぬぬ、仕方が無いわ。

注)口が上手く開けれないため念話での会話でした。

「あ、誠にすみませんね……えっ!」

 カメラマンの全身から汗が吹き出した
冷たい汗だ。
コレからの対応一つで物理的に自分の首が飛ぶが分かった手が震え声が上擦る
けどやるしか無い。

「それでは皆様撮りますよ此方を見て
はい!チーズ!」

パシャリ!

「もう一枚行きますよはい!チーズ!」

パシャリ!

「ありがとうございました」

 ペコっと頭を下げてそそくさと退場するカメラマンやり切った顔だ。


ピッコーン!

またカブちゃんからだ。

今度は動画?

ギャハハハハハハハハハハ!
女神様と大天使様が床を転げ回っていた
女神様スカートが捲れてパンツが見えますよ!!?履いてねーのかよ!!
ブラは着けてないことは知っていたがパンツ迄とは確かに前にコレはワシの身体じゃ無いから気にもならないわ!
って豪語していたけどマジでした。

画面も揺れているからカブちゃんも爆笑中ね……げっ皆んなじゃん?
どうなっている?

最後に集合写真のアップが出た。

な、な、何ぃーー!!

 前列の美女達が死んだ魚の目をして無表情にカメラを見ている。
皆の唇はとても立派タラコさんでした。



後日この集合写真が建国の歴史本の表紙を捲った1ページ目にこの写真が載せられた事は彼女達は知らなかった。

「知ってたら即滅亡させるわ!」

byヒマリ


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