上 下
240 / 321

皇帝への道

しおりを挟む
「イヤイヤ、メンゴメンゴ、ザクス君寂しかったかな?でも大丈夫コレから少し間君が主役だからね」

 洋一は優しくザクスの頭を撫ぜてあげた体を固定されまして右腕を毟り取られたザクスは射抜き殺す程の憎しみを込めて洋一を睨み続けた。

 しかし洋一は全く意に介さない様子だ皇帝ザクスのビキニパンツはずらされたままでチンコが晒された状態だった。
まだ半立ちを維持している。

「ジャジャン~!コレより帝王ザクス自演によるサクセスストーリーを上演しますが盗撮によるSNSへの投稿は犯罪行為ですやってはいけません!」

 ザッパーンと岩場に打ち寄せる波その中央に丸オのロゴがセセリ出してくる。

「おお、結構マジモンでしょう」

皆の受けは良さそうだ興味深々雨霰なのだろう。

ザクスの頭上に巨大な画像が現れた。

ザクスの皇帝への道

主演、ナレーション 
     ザクス
演出   洋一オーリキムラ
技術効果 ロロオーリキムラ(アバター)


「えー!ドキュメンタリーじゃん!
クッソつまらん魔法使いとJKのアニメ見よ~と」

注)自主制作以外で制作される事は有りません。

 ヒマリは超人気映画のDVDを借りても大体二十分で見終える。
何故かそれはドラマになると早送りをするのだ考えたり感情を共有する事が嫌いなJKなヒマリだ。

 ただしアニメは隅々まで何回も鑑賞するそれがアニメに対しての礼儀と心得ているのだ。

「あ、はじまったわザクス本人が言わされているのね」

 画面に小さな村が映し出された。
村の中の小さな小川で仲良く遊ぶ二人の
男の子の女の子がいた。

男の子の名前はププル女の子はセルナと言った。

「へーザクスってもとはププルって言うの途中で名前を変えたな……グフフフッ!」

 顔を赤らめているが強制的に身の上話しを語られるザクスにとって地獄の始まりだった。

「洋一さん質問!コレ早送出来ないの?」

「ふふふ、当然出来るよヒマリに合わせたのさ!二倍四倍八倍十六倍オマケにスキップもできるのだよ!」

「じゃスキップして」

「ぐぬぬぬ、分かったスキップ!」

 今日は十歳の鑑定の日国中全ての十歳の子供に行われるのだ。
勿論早期発見の青田買いだ優秀なスキルを手にした子を手駒にする為だ。

「おお!聖女が出たぞ聖女様だー!!」

一瞬に周りが湧き立つこんな小さな村から聖女が出るなんてとんでも無い事だ。

「セルナ?セルナなのか?セルナが聖女様やったなセルナおめでとう!」

「次は俺が決めてやる!」

「ププル前に」

 はい!俺は神官の前にあるスイカほどの大きな水晶に手を翳した。
すると水晶の中からの光が段々強くなり一段と輝き出したのだ。

「うわー!コレは……勇者?
皆!勇者が現れた勇者だぞー!」

 うおー!会場の教会が割れんばかりの歓声が上がった。

「なんと!勇者様に聖女様が一遍に同じ村から出るなんて神様の奇跡としか言いようがない!」

「ププルやったねコレからはお姉ちゃんのこの私が貴方を守るわ」

「違うだろう!お兄ちゃんのこの俺がセルナを守ってやるんだ」

 この二人の家は隣同士で生まれた月も同じで生まれた日は二日違いだ。
だから物心ついた時からお兄ちゃんお姉ちゃんで争ってきたのだ。

「あー何か見えてきたねコレもテンプレになるのかな」

「頑張れププル……ぷっ名前可愛い!」

「ダメだよ瑞穂音声が途切れちゃたよ」

「スキップ!して!」

 明日には王都へ旅立つ前日に子供の時からの秘密の隠れがに俺達はいた。

「はあ、はぁ、プーチャンしっかり舐めるのよ空いてる手で私の胸を揉むのよ」

 俺はセルナの指示通り小ぶりな胸を揉みながらちゃんと先端にも刺激を与えてやる顎が疲れてきた。

ジュルルルルルレロレロレロ

「あっ、あっ、プーちゃんいいわ!」
イグッゥゥゥゥ!!
ビクンビクンと身体を畝らせるセルナ
また行ったようだ。

「セルナいいだろうヤラしてくれよ」

「ふー、私は一度も拒んだ事はないよ
プーちゃんはモタモタしている間にいつも勝手に行っているでしょう
はい、どうぞお姉ちゃんに挿れていいわよ初めてをあげるわ」

「聖女様……うっ!」

「キャッ!顔まで飛んだ!イヤだー!
髪に着いたわ取りずらいんだから!」

「う、う、う、」

 セルナは優しくププルの頭を抱いて撫ぜてあげる。

「大丈夫よお姉ちゃんはいつでも待っているわププル……好きよ全てが終わったら結婚しましょう」

「セルナ……」

二人は誓いの口付けをした。

「えーなにコレ、セルナも咥えてあげれば直ぐに出来るのになんでよ!」

「まあまあ、ヒマリ見ていて我慢できなかったのよね私に任せて」

「ど、どこに連れて行くの瑞穂」

瑞穂はヒマリの手を掴み物陰に消えた。

「……擬似んぽ」

パパパパパパパパパパパパパパパン!!

ヒンギィーー!!

 瑞穂一人だけ帰ってきたニコニコしているやり切った顔だ。

「ヒマリは?」

 興味無さげに一様聞く亜希子多分皆分かっているが知りたいのだろう。

「土下座スタイルで白眼を剥いているわ
二本挿でスペも入れたからヒマリも満足しているはずよ。
だけど擬似んぽ便利よね魔力の塊だから脱がしたりズラしたりしなくても入るのよスカートの上からもそれとお豆ちゃんと直結しているから自分も気持ちいいの
流石、性に貪欲なヒマリ凄い事に考えるよねあの子」

 ほうほうやはり擬似んぽは有効だ。
皆がそう思った。

 一人だけ硬く目を瞑り両手で耳を抑えテーブルに小さく固まっていた。

 見たらダメだ!聴いたらダメだ!
祖国でみたエロ本のJK特集よりヤバい奴らだ!日本の女子高生の性事情は本当に恐ろしい現実はラノベより奇なり……
俺読んだ事無いんだけどJKいるし異世界に居るし……

「洋一さん行ったら駄目だよヒマリは余韻に慕っているのだから」

「えーちぇ!」

「おい!だから俺を無視すんな!」

皇帝ザクス君プンスカです。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について

ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに…… しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。 NTRは始まりでしか、なかったのだ……

[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件

森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。 学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。 そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした

田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。 しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。 そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。 そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。 なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。 あらすじを読んでいただきありがとうございます。 併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。 より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!

処理中です...