魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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ロン達の決断

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 翌る日僕達は駆逐艦のブリッジに飛んだいきなり現れた僕達を見て淹れたてのコーヒーを股間に溢す人がいた。

「アッチィ!」

 男は慌ててティッシュでコーヒーで濡れた股間を拭き取る。

「大丈夫ですか?」

 突然驚かせた罪悪感に瑞穂が駆け寄る何処からか取り出したタオルで男の股間を丁寧に拭いていった。

「御免なさいね驚かせっちゃって」

 瑞穂は少し顔を赤らめて男の座る椅子の前に膝まついて股間を拭き続けた。

「あっ!もう大丈夫です!
ありがとうございます!」

「そう、念の為ヒールを掛けておくわ」

 ヒールを唱えると男の股間が淡く光ったあっ!気持ちいい!嫌らしい意味じゃなくて救われるようだ。

 けど何だ?僕のが全く反応しない?
メチャクチャ綺麗なパツキン美女に太腿の付け根に手を置いて碧い綺麗な瞳で上目遣いで僕のチンチンを扱いてくれているのに、まるで大きな胸で挟むようにそして直ぐにでもその小さなお口で咥えてくれそうに成っても反応しない。

 おかしい?長い航海の所為だ朝晩必ず抜いているのに、今の状態で三発は撃っているはずなのにまさか!
二次元オナニー症候群なのか?
現実の女性ではもう行けないのか?
ああぁぁぁぁ僕はどうしたらいいんだ!

「彼壊れちゃたかな?」

裕子がぼそっと呟く。

「え、何どうしたの?」

「あの人ね瑞穂にチンチン扱かれて挟まれ咥えられた妄想をしているのよ
けど指輪の効果で反応出来なくて葛藤しているの」

「ヒマリ私何かしました?」

「ふっ、コレだから田舎の性女様は」

「ゴラァ、ヒマリ字間違えんじゃねぇぞ」

「あら、気づいたゴメンネ性女様」

「コラ、辞めなさい!二人とも辞めないとGを背中に放すわよ」

「「ひぇーご勘弁を裕子様!!」」

 ビビり捲るヒマリと瑞穂はいつも仲良しなトム&ジェリーのようだ。
因みに裕子もGはからっきしダメだ魔力の塊をそれ風に背中に落とすだけ、二人は理解しても身体が反応してしまう。

 はぁ~とため息を吐く亜希子、コイツら何処でもやらかすな……

 目を細め遠くを見ると小さな黒い三つの点があっという間に遥か彼方に消えて行った。

「今日も青い空がキレイだわ」

軽く逃避する亜希子だった。


「こんにちは!ロンさん……大丈夫ですか苦労しましたね」

「イヤイヤそんなことはありませんよ」

 と言ったロンさんの目の下には隈がハッキリと出ていた。
朝まで討論会やったのね。
そして揉めたのね。

「洋一さん我々は此処に残ります!」

「そうですか、やはりあなた方の国の事ですかGPSなどの計器の解析で不自然な点が散在されるでしょうそこ後の取り調べで不審な点を突かれ自白させられる
という事で宜しいでしょうか?」

「多分そうなるでしょうアイツらは甘くありませんから……でもそれだけではありません」

 初めて上陸した漁村で情報収集と親睦を深める為宴会を開いたのです。
素朴な彼らは我々と何も変わりません家族や恋人、友人を大切にする人達でした
ただこの国の騎士団や貴族達支配者は違っていたようです。

 次の日に騎士団との面会する事になったんですが我々を服従される為に村の長を背中から剣を突き刺して殺したんですよ!まあ直ぐに皆殺しにしました。

 その後直ぐに街にいる騎士団本隊を壊滅させて街を解放しました。
此処も酷かった……艦に戻り異能の訓練がてらに帝都の沖まで来たのです。

「水の上でしたら比較的安全ですので
で話し合いそして決めました。
この国を住み易くする!
家族や大切な人と一緒にここで生きていく事を!」

「その為にこの国を盗る!」

「おお!どこかの戦国記みたいですね読んだ事無いけど……
何処も理不尽な世界です人間は力を持つと思考が停止して馬鹿になりますから
南の山の向こうの国も同じでしたから
王族は宰相に薬物で傀儡に成り下がっていましたし他の領地も同様でしたね。
僕だけではゴミの処理だけで根本的解決は出来なかったでしょうねでも彼女達が居たからこそ改革ができたのです!」

両手を広げてドヤ顔で振り返る洋一。

「セマ!タダでさえ狭いブリッジが 
セマ!お前達!狭いブリッジでファーストクラスシートで寛いでんじゃねえ!
マトモに歩けないだろうが!」

「ちぇー!甲板に行こ」

「だね」

 甲板に瞬間移動するJKあのシートって小さな冷蔵庫もついてんの?
僕も欲しい亜希子に言ってみるか

「クソ!羨ましい!」

「えっ?今……」

「僕何か言いました?」

「いえ、別に……」

「それじゃ情報戦特化の司令官をお呼びしましょうどうぞ!!」

ドロドロドロドロドロ!ドン!

何処からかドラムロールが鳴り響く!

ポン!と白煙が立ち昇りその中から現れたのは?

「は~い!ロロちゃんで~す!」

「「「えっえーー!!アバターかよ!」」」

 エロチックモンスターのロロでは無かったブリッジ中に落胆の声が広がる。

「生ロロじゃ無いのか?」

「ムッ!今お兄ちゃんと一戦中でしょう」

 え、そうでした僕途中でロロに拉致られたのでした。

「何呑気な事言ってるんですか!
あっ!また行かされた……
生の私弱弱です」

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