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Gの小部屋
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「兄貴駆逐艦を駆逐しにいくのかい?」
ぷっ!自分で言ってハマった美希。
元自衛官三人は暗部の幹部である為
長澤美希、鈴木美鈴、中本皐月も
任務で同行をする。
今回も自由参加だガイズに行っても
作戦同行は本人の意思次第だ。
殆ど人が行くみたいだけど気分転換と夏休みなので旅行気分の者も多い。
神龍神族以外の移住者達も希望者はガイズに観光旅行に行ける亜希子の福利厚生の一部という事だ。
ガイズ出発当日王宮前広場
洋一は出陣式にでも台などに登らない浮かび上がるのだ。
「やあ!おはようございます。僕です!」
きゃースケコマシ~!
セクハラ大王~!
ヘタレ童貞~!
「童貞ちゃうわ!!」
もの凄い声援が洋一に掛けられる。
「今日から異世界ガイズへ行きます。
まずは我らの原点オーリの森の家に飛びます。そこで一泊して次の日にそれぞれの目的地に向かいます。
くれぐれもリーダーの指示に従って怪我の無いように楽しんでください。
よ~し!お前らいくぞー!」
「「「おーー!!」」」
ポン!と消えるように三百名が異世界ガイズに旅立った。
巨大な木々が生い茂る深い死の森の
中央付近にポッカリと空いた空間にログハウス調の家があり周りにはマンションが建ち並んでいた。
更に洋一は富士演習場で使っていたホテル風宿泊所も取り出した。
「は~い!皆さん指示に従って部屋に入って下さ~い!この様な部屋割りなど
ロロに任せは一発だぜ!」
「ふふ、お兄さん任せてください」
「おー任せる任せるロロ好きだぜ」
「えー!もうお兄さんたら、私もです!
キャ言っちゃった!」
「夕食迄時間があるから近くで狩りをして来るわ死の森の中だし稼げるわね」
美希は森の中に走っていった。
「居るわね5頭!良い狩場」
ガサガサ!ウオッ!
いきなり巨木の影から噛みつこうとする巨大な灰色の狼。
「やっぱり大きいわね馬並みだわ……兄貴も大きかったなぁウヒ!」
狼の噛みつきを軽く交わして額に手を着くとドン!美希の手からの衝撃で脳をやられた狼は目を返してドシンと倒れた。次々と襲って来る狼残りの4頭を倒して収納する。
「ん?何か来るコレは強いな」
ドドドド巨木の間をもの凄いスピードでコチラに向かって来る。
あっ!カジリ?頭の上には腕を組んで真っ直ぐに立つアイレンがいた。すれ違い様に親指だけを立てコチラを見て口角を上げる。
ふふ、私もサムズアップで答える。
ドン!上空で衝撃波が飛んだ。見上げるとワイバーン三頭が消えた。
おっ!ササラ、リリス、マイの三歳児
トリオだ。空の彼方に浮遊している。
う~ん数年もすればあの子達には勝てなくなるのか?あり得る!
「まあ、こんなもんか王都のギルドで換金するか」
ギルドの素材買取りカウンターは夕方前なのに混みいっていた。
アリャ、身内ばかりだわササラちゃん目立つわね礼儀正しいし可愛いしあー抱き締めたいわ。
「次の方、お待たせ致しました。あ、美希さん」
「アニー忙しいそうね」
「皆さんが来るのを知っていましたから。解体場は普段の五倍で望んだのですけど死の森の魔物は巨大ですからね数も多くて直ぐにパンクしましたよ」
「何かゴメンネ」
「いえいえ、多分今日さえ乗り切ればと思っていますよ」
☆
「ロロ、ザクス帝国に侵入してドローンを飛ばすのか?」
「先程一万のドローンを皐月さん達が各所に配布してくれました特にワージン湖周辺と帝都や城などもいますよ」
「うへぇ!Gみたいに言わないでよ!
ほら思い出して鳥肌が立ったわ」
本当にGがダメそうだ今度何かやったらGの小部屋に閉じ込めてやるよ亜希子と他三名……うひぃ!考えたら気持ち悪くなったわ!
「映像が出ます」
作戦会議室の壁一面に一万のドローンが映した映像が映し出された。
「うわー!細かくて目がチカチカする様な気がする。こう言うので色の明暗で絵を描くアート無かったっけ?」
「あ~あったわね」
「これでしょうか?」
「すげ~!一瞬で変わった一つ一つのドットの中は動いてるぞ!」
「あっという間に葛飾北斎の神奈川沖浪裏の浮世絵に変わったわ!」
えっ、そう言うタイトルなのか?
流石裕子さん物知り。
ここ作戦会議室はただの空き部屋だ。
窓が大きく死の森が雄大だ日差しが心地良い……
「てか何で皆んなして旅客機のファーストクラスのシートで寛いでるの?
えっ!皆んな持っているの?
瑞穂今はアニメ観るのは辞めなさい!」
「ちぇ~」
「僕だけか、僕だけがパイプ椅子なんだ
クソッ!泣かないからな!
アイツらか国家元首達も飛行機は乗った事ないはず!……フフフ、G部屋行き決定~!」
「洋一さんは一番前居たから気付かなかったのね?これ凄い良いわよすぐ寝れるし快適よ」
ヒマリよその綺麗な顔の上を縦横無尽に歩き回る黒光りのブツに泣き叫べ!
「洋一さんコレめちゃ売れてるのよ!
あっちとこっちでねウハウハです!」
「だから私また稼いでしまいました!」
ぐぬぬぬ、亜希子には勝てない……
また床に崩れ落ちる洋一だった。
ぷっ!自分で言ってハマった美希。
元自衛官三人は暗部の幹部である為
長澤美希、鈴木美鈴、中本皐月も
任務で同行をする。
今回も自由参加だガイズに行っても
作戦同行は本人の意思次第だ。
殆ど人が行くみたいだけど気分転換と夏休みなので旅行気分の者も多い。
神龍神族以外の移住者達も希望者はガイズに観光旅行に行ける亜希子の福利厚生の一部という事だ。
ガイズ出発当日王宮前広場
洋一は出陣式にでも台などに登らない浮かび上がるのだ。
「やあ!おはようございます。僕です!」
きゃースケコマシ~!
セクハラ大王~!
ヘタレ童貞~!
「童貞ちゃうわ!!」
もの凄い声援が洋一に掛けられる。
「今日から異世界ガイズへ行きます。
まずは我らの原点オーリの森の家に飛びます。そこで一泊して次の日にそれぞれの目的地に向かいます。
くれぐれもリーダーの指示に従って怪我の無いように楽しんでください。
よ~し!お前らいくぞー!」
「「「おーー!!」」」
ポン!と消えるように三百名が異世界ガイズに旅立った。
巨大な木々が生い茂る深い死の森の
中央付近にポッカリと空いた空間にログハウス調の家があり周りにはマンションが建ち並んでいた。
更に洋一は富士演習場で使っていたホテル風宿泊所も取り出した。
「は~い!皆さん指示に従って部屋に入って下さ~い!この様な部屋割りなど
ロロに任せは一発だぜ!」
「ふふ、お兄さん任せてください」
「おー任せる任せるロロ好きだぜ」
「えー!もうお兄さんたら、私もです!
キャ言っちゃった!」
「夕食迄時間があるから近くで狩りをして来るわ死の森の中だし稼げるわね」
美希は森の中に走っていった。
「居るわね5頭!良い狩場」
ガサガサ!ウオッ!
いきなり巨木の影から噛みつこうとする巨大な灰色の狼。
「やっぱり大きいわね馬並みだわ……兄貴も大きかったなぁウヒ!」
狼の噛みつきを軽く交わして額に手を着くとドン!美希の手からの衝撃で脳をやられた狼は目を返してドシンと倒れた。次々と襲って来る狼残りの4頭を倒して収納する。
「ん?何か来るコレは強いな」
ドドドド巨木の間をもの凄いスピードでコチラに向かって来る。
あっ!カジリ?頭の上には腕を組んで真っ直ぐに立つアイレンがいた。すれ違い様に親指だけを立てコチラを見て口角を上げる。
ふふ、私もサムズアップで答える。
ドン!上空で衝撃波が飛んだ。見上げるとワイバーン三頭が消えた。
おっ!ササラ、リリス、マイの三歳児
トリオだ。空の彼方に浮遊している。
う~ん数年もすればあの子達には勝てなくなるのか?あり得る!
「まあ、こんなもんか王都のギルドで換金するか」
ギルドの素材買取りカウンターは夕方前なのに混みいっていた。
アリャ、身内ばかりだわササラちゃん目立つわね礼儀正しいし可愛いしあー抱き締めたいわ。
「次の方、お待たせ致しました。あ、美希さん」
「アニー忙しいそうね」
「皆さんが来るのを知っていましたから。解体場は普段の五倍で望んだのですけど死の森の魔物は巨大ですからね数も多くて直ぐにパンクしましたよ」
「何かゴメンネ」
「いえいえ、多分今日さえ乗り切ればと思っていますよ」
☆
「ロロ、ザクス帝国に侵入してドローンを飛ばすのか?」
「先程一万のドローンを皐月さん達が各所に配布してくれました特にワージン湖周辺と帝都や城などもいますよ」
「うへぇ!Gみたいに言わないでよ!
ほら思い出して鳥肌が立ったわ」
本当にGがダメそうだ今度何かやったらGの小部屋に閉じ込めてやるよ亜希子と他三名……うひぃ!考えたら気持ち悪くなったわ!
「映像が出ます」
作戦会議室の壁一面に一万のドローンが映した映像が映し出された。
「うわー!細かくて目がチカチカする様な気がする。こう言うので色の明暗で絵を描くアート無かったっけ?」
「あ~あったわね」
「これでしょうか?」
「すげ~!一瞬で変わった一つ一つのドットの中は動いてるぞ!」
「あっという間に葛飾北斎の神奈川沖浪裏の浮世絵に変わったわ!」
えっ、そう言うタイトルなのか?
流石裕子さん物知り。
ここ作戦会議室はただの空き部屋だ。
窓が大きく死の森が雄大だ日差しが心地良い……
「てか何で皆んなして旅客機のファーストクラスのシートで寛いでるの?
えっ!皆んな持っているの?
瑞穂今はアニメ観るのは辞めなさい!」
「ちぇ~」
「僕だけか、僕だけがパイプ椅子なんだ
クソッ!泣かないからな!
アイツらか国家元首達も飛行機は乗った事ないはず!……フフフ、G部屋行き決定~!」
「洋一さんは一番前居たから気付かなかったのね?これ凄い良いわよすぐ寝れるし快適よ」
ヒマリよその綺麗な顔の上を縦横無尽に歩き回る黒光りのブツに泣き叫べ!
「洋一さんコレめちゃ売れてるのよ!
あっちとこっちでねウハウハです!」
「だから私また稼いでしまいました!」
ぐぬぬぬ、亜希子には勝てない……
また床に崩れ落ちる洋一だった。
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