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瑞穂の兄
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緊急会議招集!!
ここはリゾートホテル風王宮なので赤色灯が回ったり緊急のアナウンスも流れてはこないスマホで通知を受けた者だけが会議に参加するのだ。
「ねぇ、誰?地下五〇〇メートルに会議室作ったのはエレベーターや階段もないのよ転移でしかは入れないでしょうが!」
「ふふふ、ヒマリ君コントロールセンターも併設しているのだぞ」
「コントロールセンターって何すんのよ!」
「ヒマリ君、君は何も分かっていないねここは全てのオーリ王国を裏から制御する所さ見てご覧!
洗練された攻防用ゴーレム」
「なによコレ!カッコイイロボットじゃない其れもニュータイプの人が乗る奴
ゴチャゴチャする前のシンプルな素敵な奴じゃん!」
「君も中々の感性の持ち主だ。更にこのオーリ王国を自由に飛ばせるのだ」
「でも合言葉一つで落ちるんでしょう?」
「そんな馬鹿げた仕掛けはない」
「分かった!二人同時にキーを回すのね昔のテレビ番組で見たような気が
するよ」
「………」
「えっマジ二人に分かれたら一発
じゃん!」
「大丈夫だ!ロロがいる」
「えー!最近のロロのお気に入りは
ターミネーター全巻よ特にスカイネットの場面になると手を叩いて応援しているわ立ち上がってね」
「……」
「それでスケルトン型を量産しているでしょう」
「……」
「大丈夫よ亜希子、ロロは洋一さんに躾けられて調教されているから安心
よね!」
「そうだね」
「瑞穂の兄の結婚式だが重大な事が判明したそれは……」
ガタッ席を立ち上がる者がいた。会議室には呼ばれた者しか入れないがしかし
会議内容は国民全てが鑑賞できるのだ
見逃してもアーカイブで後からでも見られる親切設計だ。
瑞穂は何も考えられなかった。
まずは当人達から話を聞こうと皆んなを集合させる事になった。
「瑞穂っ家だね」
☆
「集まったようね行きますよ」
三代子さんにも来てもらった瑞穂の家だと手狭になるから大曽根財閥の本社ビルの会議室を借りたのだ。三代子さんは会長だしロロが社長だからね勿論三代子さんは相談役ですよ。
美人秘書さんに案内されて会議室まで来た。うひょひょひょ抜群なスタイルじゃない洋一さんじゃないけど触りたくなるわね……一回ぐらいいいよね。
お尻に手を伸ばした瞬間手首を掴まれた何奴!って見れば裕子さんでした。
「駄目よヒマリ」
「小声で注意されちゃった。えへへ」
勿論三代子さんとロロの会社や系列会社もセクハラパワハラなど存在しない全員指輪を装着済みだからパートナーの分も渡してある感度三倍だから別れられないだろうな。
「こちらの会議室になります御用があれば内線ゼロ番でお掛け下さい」
「ご丁寧にありがとうございます」
私が言ってやったぞと得意げなヒマリ。
「ねえ、ここ会議室じゃなくて応接間だよね高そうなソファが対面で並んでいるよ」
あっ!向こうにもキャサリンが居るそりゃ居るわね一人おいているからね
瑞穂も気付いて向こう側のキャサリンを消した。お?驚いているぞ。
見た目二十歳の小娘だか超美人で乳デカの三代子さんが立ち上がる。
「ワシが大曽根財閥会長大曽根三代子
じゃ良しなにたのむ今回は場所の提供と相談役じゃ!そしてワシは木村洋一の妻に成る女じゃ!がははは」
ドン引きし引き攣る多々の者にも動じない三代子さん元は九十八歳だからね。
「あ、私達は瑞穂の友人で今回の挙式を全て受け持つ筈だったけど重大な問題がある事に気付きその確認に来たわけ
です」
「瑞穂ちゃんって……」
「あーそれ私ですホンマもんの相川瑞穂です中身は間違いありません」
「でもお骨がまだ祀られているわ」
「まあ地球での私の体だった物、すり潰して畑にでも撒いてくれた方が有意義に使かって貰えるでしょうね自分の骨と遺影をみても何だかなぁとしか思えないのですよ」
「そうなの?」
まだ半信半疑だねこのままダラダラやってもねぇ。一気に行くか!
ヒマリが立ちあがろうとしたその時。
「皆様紅茶をお持ちしました。異界ローベル産の茶葉を使用しております。
非常に香りが良く美味しいですよ」
「シーナなぜお前が居る」
「きゃっ!ヒマリさんの顔が怖いわ!」
「コイツの顔が怖いのは性格からくる物だから仕方がないわ!ギャハハハ!」
「まあまあヒマリ、シーナには女子力を上げたい子を集めてその子らの講師をやって貰ってるのさ」
ぐぬぬぬ、全く料理が上達出来なくて
唸るしか出来ない哀れなヒマリ。
お本当に美味しいな
良い香り
リラックスするわ
「で弓子さんその子の父親は誰ですか?」
ローテーブルからソーサーごと持ち上げ右手で優雅にティーカップに口をつける瑞穂は、まさに聖女様のよう。
「ブッホッー!」
「当然吹くわな」
無詠唱で防御する瑞穂。流石聖女様防御系は私より0.00秒早いわ。
「な、な、何を言うんですかキャサ?みず?さん」
「うわーめちゃ狼狽えているわ」
「オモロー!」
ここはリゾートホテル風王宮なので赤色灯が回ったり緊急のアナウンスも流れてはこないスマホで通知を受けた者だけが会議に参加するのだ。
「ねぇ、誰?地下五〇〇メートルに会議室作ったのはエレベーターや階段もないのよ転移でしかは入れないでしょうが!」
「ふふふ、ヒマリ君コントロールセンターも併設しているのだぞ」
「コントロールセンターって何すんのよ!」
「ヒマリ君、君は何も分かっていないねここは全てのオーリ王国を裏から制御する所さ見てご覧!
洗練された攻防用ゴーレム」
「なによコレ!カッコイイロボットじゃない其れもニュータイプの人が乗る奴
ゴチャゴチャする前のシンプルな素敵な奴じゃん!」
「君も中々の感性の持ち主だ。更にこのオーリ王国を自由に飛ばせるのだ」
「でも合言葉一つで落ちるんでしょう?」
「そんな馬鹿げた仕掛けはない」
「分かった!二人同時にキーを回すのね昔のテレビ番組で見たような気が
するよ」
「………」
「えっマジ二人に分かれたら一発
じゃん!」
「大丈夫だ!ロロがいる」
「えー!最近のロロのお気に入りは
ターミネーター全巻よ特にスカイネットの場面になると手を叩いて応援しているわ立ち上がってね」
「……」
「それでスケルトン型を量産しているでしょう」
「……」
「大丈夫よ亜希子、ロロは洋一さんに躾けられて調教されているから安心
よね!」
「そうだね」
「瑞穂の兄の結婚式だが重大な事が判明したそれは……」
ガタッ席を立ち上がる者がいた。会議室には呼ばれた者しか入れないがしかし
会議内容は国民全てが鑑賞できるのだ
見逃してもアーカイブで後からでも見られる親切設計だ。
瑞穂は何も考えられなかった。
まずは当人達から話を聞こうと皆んなを集合させる事になった。
「瑞穂っ家だね」
☆
「集まったようね行きますよ」
三代子さんにも来てもらった瑞穂の家だと手狭になるから大曽根財閥の本社ビルの会議室を借りたのだ。三代子さんは会長だしロロが社長だからね勿論三代子さんは相談役ですよ。
美人秘書さんに案内されて会議室まで来た。うひょひょひょ抜群なスタイルじゃない洋一さんじゃないけど触りたくなるわね……一回ぐらいいいよね。
お尻に手を伸ばした瞬間手首を掴まれた何奴!って見れば裕子さんでした。
「駄目よヒマリ」
「小声で注意されちゃった。えへへ」
勿論三代子さんとロロの会社や系列会社もセクハラパワハラなど存在しない全員指輪を装着済みだからパートナーの分も渡してある感度三倍だから別れられないだろうな。
「こちらの会議室になります御用があれば内線ゼロ番でお掛け下さい」
「ご丁寧にありがとうございます」
私が言ってやったぞと得意げなヒマリ。
「ねえ、ここ会議室じゃなくて応接間だよね高そうなソファが対面で並んでいるよ」
あっ!向こうにもキャサリンが居るそりゃ居るわね一人おいているからね
瑞穂も気付いて向こう側のキャサリンを消した。お?驚いているぞ。
見た目二十歳の小娘だか超美人で乳デカの三代子さんが立ち上がる。
「ワシが大曽根財閥会長大曽根三代子
じゃ良しなにたのむ今回は場所の提供と相談役じゃ!そしてワシは木村洋一の妻に成る女じゃ!がははは」
ドン引きし引き攣る多々の者にも動じない三代子さん元は九十八歳だからね。
「あ、私達は瑞穂の友人で今回の挙式を全て受け持つ筈だったけど重大な問題がある事に気付きその確認に来たわけ
です」
「瑞穂ちゃんって……」
「あーそれ私ですホンマもんの相川瑞穂です中身は間違いありません」
「でもお骨がまだ祀られているわ」
「まあ地球での私の体だった物、すり潰して畑にでも撒いてくれた方が有意義に使かって貰えるでしょうね自分の骨と遺影をみても何だかなぁとしか思えないのですよ」
「そうなの?」
まだ半信半疑だねこのままダラダラやってもねぇ。一気に行くか!
ヒマリが立ちあがろうとしたその時。
「皆様紅茶をお持ちしました。異界ローベル産の茶葉を使用しております。
非常に香りが良く美味しいですよ」
「シーナなぜお前が居る」
「きゃっ!ヒマリさんの顔が怖いわ!」
「コイツの顔が怖いのは性格からくる物だから仕方がないわ!ギャハハハ!」
「まあまあヒマリ、シーナには女子力を上げたい子を集めてその子らの講師をやって貰ってるのさ」
ぐぬぬぬ、全く料理が上達出来なくて
唸るしか出来ない哀れなヒマリ。
お本当に美味しいな
良い香り
リラックスするわ
「で弓子さんその子の父親は誰ですか?」
ローテーブルからソーサーごと持ち上げ右手で優雅にティーカップに口をつける瑞穂は、まさに聖女様のよう。
「ブッホッー!」
「当然吹くわな」
無詠唱で防御する瑞穂。流石聖女様防御系は私より0.00秒早いわ。
「な、な、何を言うんですかキャサ?みず?さん」
「うわーめちゃ狼狽えているわ」
「オモロー!」
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