204 / 349
中坪里江
しおりを挟む
里江の葬儀の次の日今回の騒動の主役達である沢山の人間が処刑場に吊るされている。
アイツか里江の先輩って奴はこんなのに騙されて本当に馬鹿な女だ里江。
一カ月間激痛を与えてから焼き殺すらしいと聞いているがどうでもいい。
仕事帰りに寄ってみたが何んの感情も起こらなかった。俺の心も里江と共に死んだのだと思った。
フラフラとアパートに帰ると銀髪に染めた?地毛か?赤い瞳のカラコンか?
メチャクチャな美少女がいた。
スマホを弄りながらコチラをチラッとみて近づいて来る。
あっ!この子……
「今お帰りですか?駒門さん」
「君はカフェの有名占い師さん?」
「はい、折言ってお話しが有りましてまいりました。早く鍵を開けて下さい」
「あっ、御免なさい」
カチャカチャ、ガチャンとドアが開く。
「さあ、入って下さい!」
と俺より先に部屋にあがりこむ女子高生なんか不味く無いか?
「あ、気にしないで下さい私も指輪をしています。それに人間如きに何も出来ませんよ」
お強いんですねと言うとまあねと返された。
「食事はまだですよね用意して来ましたのでコレを召し上がって下さい」
ドロロロロロロロロロロドン!
何処からかドラムロールが聞こえる。
「最新メニュー!ドラゴン丼で~す!」
「さあ!食べて下さいこれは自信作です何んと今なら一杯七千円!!」
「やすい~!美味しい!早い!私達可愛い~!」
「買いの一手しか有りません」
怒涛のセールストークだ。
どんぶりに入った牛丼もどきドラゴン丼確かに美味そうだ。
ぐぅ~とお腹がなった。だけど俺じゃ無いチラッと前を見ると彼女はモジモジしていてとても可愛かった。
「お、美味しそうですねコレは売れるでしょう!」
お!マジうめ!
「ふ~ご馳走様でした。また食べに行きますね」
「ふふ、お待ちしています」
うひょーカワイイ!!
ん?指輪、そうかイヤらしい事が出来ないし考えられないんだな。
「所で中坪さんは残念でしたね」
一瞬に俺の胸の奥が後悔と言う物に締め付けられていた。
「内容はご存知で」
「いえ、何も知らないですれ
「それでは掻い摘んでお話しします」
里江は先輩に言われ何んの疑いもなく嫌がる山下さんを脅すようにして誘った。
カフェで指輪に気付いたクズに速攻で指輪を外して渡す里江。
「……」
全てに気付いた山下さんを皆んなで懸命に引き留めて薬を仕込んだワインを飲ませた。
朦朧としている山下さんをクズ達が背負い店を出る里江は一切山下さんを見る事もなくクズ先輩と腕を組み嬉しそうに次に会う約束をしている。
「此処までの馬鹿だとは……」
「そうね死んでも治らないわね」
ぐっ……
結構立派なビルに入って行く。
「此処からはエログロですけど
ご覧になる?」
「ご覧に?」
美少女が手を横に振ると壁一面に画像が流れる。
「なっ!なんだ?!」
「あ、あ~あ、気持ちいいわ~!」
里江の大きな声が聞こえてくる
エッチサイトを隠れて観ようといきなり最大ボリュームでパニクる自分が見えた気がした。
「お、音、おっきい!」
「あら、ゴメンネ」
コイツ絶対わざとだ!確信する優斗。
「今ので隣近所にAVを見ようとしてヘッドホンをかぶりジャックが抜けているのを気づかず大音量で観ている溜まっている男だと誤解されるわ!!」
「おお、長いセリフだけど溜まっている男感が滲み出て情景が眼に浮かぶわ」
「ぐぬぬぬ……」
里江の奴三人を相手に腰を振り喘ぎ声をあげて生き生きしてる。
山下さんは?!豚オヤジに覆い被されたまま里江を射抜き殺すような目で睨んでいる?
「彼女は何も悪くない馬鹿に巻き込まれただけよ尊厳を奪われ身体を汚され理不尽な目に遭わされて流石にこれじゃ中坪さんを殺したくなるわね」
「……」
何回か医大生らしき者から注射をされて更にハッスルする里江だか身体が震え出し蹲り横に倒れて動かなくなった。
クズども二人が里江の手足を持ち部屋から出ていった。
「此処までが中坪さんの最後の姿ね
理解できた?」
「……」
「多分だけど中坪さん生きていても山下さんに殺されていたわ彼女卒業したら田舎に帰り幼馴染と結婚するのよその為に今まで頑張って来たのに馬鹿に絡まれ巻き込まれ未来を失ったのよ」
「彼女ね今日のお昼にビルの屋上から跳び降りたわ」
「えっ!」
「中坪さんが生きていても彼女を殺して屋上から跳び降りるでしょうね」
「どっち道二人は生きて居ないわよ
たから駒門さんも気にすんな!」
「……」
「あ、コレどうしますか」
目の前に里江に渡した指輪があった。
「必要無ければ返金も出来ますよ
ただし日割りでレンタル料が発生しますけど……あっ!私じゃ無いからねこう言う事に細かい奴がいるんですよソイツに財布を握られて逆らえないんです……」
「ふっ、分かりました指輪は俺が受け取りますよ」
「そう、良かったわそれじゃ私はこれで失礼するわ」
彼女は帰って行った。
俺はテーブルに伏せた。
☆
「洋一さんいい物拾ったね」
「千鶴は物じゃないよヒマリけど僕専用機さ」
「はぁ~、洋一さんはいつでも好きな時好きな子としているじゃない」
「へへ、そうでしたゴメンネヒマリ」
「えー!めんこく無い!けどそろそろ進化させないと千鶴さん壊れちゃうよ」
お尻を持ち上げ見ると大きな穴が二つ空いていて塞がる気配もない。
「だよね。プーリアお願い!」
「お兄さん私いつも言ってるでしょうただの人間相手に鬼畜の行為じゃ壊れてもおかしく無いよ」
「へへ、面目ない」
「まあ、この人も馬鹿だから言っても理解してくれないでしょうね」
無言で頷くプーリア、彼女もそうだと思っている。
アイツか里江の先輩って奴はこんなのに騙されて本当に馬鹿な女だ里江。
一カ月間激痛を与えてから焼き殺すらしいと聞いているがどうでもいい。
仕事帰りに寄ってみたが何んの感情も起こらなかった。俺の心も里江と共に死んだのだと思った。
フラフラとアパートに帰ると銀髪に染めた?地毛か?赤い瞳のカラコンか?
メチャクチャな美少女がいた。
スマホを弄りながらコチラをチラッとみて近づいて来る。
あっ!この子……
「今お帰りですか?駒門さん」
「君はカフェの有名占い師さん?」
「はい、折言ってお話しが有りましてまいりました。早く鍵を開けて下さい」
「あっ、御免なさい」
カチャカチャ、ガチャンとドアが開く。
「さあ、入って下さい!」
と俺より先に部屋にあがりこむ女子高生なんか不味く無いか?
「あ、気にしないで下さい私も指輪をしています。それに人間如きに何も出来ませんよ」
お強いんですねと言うとまあねと返された。
「食事はまだですよね用意して来ましたのでコレを召し上がって下さい」
ドロロロロロロロロロロドン!
何処からかドラムロールが聞こえる。
「最新メニュー!ドラゴン丼で~す!」
「さあ!食べて下さいこれは自信作です何んと今なら一杯七千円!!」
「やすい~!美味しい!早い!私達可愛い~!」
「買いの一手しか有りません」
怒涛のセールストークだ。
どんぶりに入った牛丼もどきドラゴン丼確かに美味そうだ。
ぐぅ~とお腹がなった。だけど俺じゃ無いチラッと前を見ると彼女はモジモジしていてとても可愛かった。
「お、美味しそうですねコレは売れるでしょう!」
お!マジうめ!
「ふ~ご馳走様でした。また食べに行きますね」
「ふふ、お待ちしています」
うひょーカワイイ!!
ん?指輪、そうかイヤらしい事が出来ないし考えられないんだな。
「所で中坪さんは残念でしたね」
一瞬に俺の胸の奥が後悔と言う物に締め付けられていた。
「内容はご存知で」
「いえ、何も知らないですれ
「それでは掻い摘んでお話しします」
里江は先輩に言われ何んの疑いもなく嫌がる山下さんを脅すようにして誘った。
カフェで指輪に気付いたクズに速攻で指輪を外して渡す里江。
「……」
全てに気付いた山下さんを皆んなで懸命に引き留めて薬を仕込んだワインを飲ませた。
朦朧としている山下さんをクズ達が背負い店を出る里江は一切山下さんを見る事もなくクズ先輩と腕を組み嬉しそうに次に会う約束をしている。
「此処までの馬鹿だとは……」
「そうね死んでも治らないわね」
ぐっ……
結構立派なビルに入って行く。
「此処からはエログロですけど
ご覧になる?」
「ご覧に?」
美少女が手を横に振ると壁一面に画像が流れる。
「なっ!なんだ?!」
「あ、あ~あ、気持ちいいわ~!」
里江の大きな声が聞こえてくる
エッチサイトを隠れて観ようといきなり最大ボリュームでパニクる自分が見えた気がした。
「お、音、おっきい!」
「あら、ゴメンネ」
コイツ絶対わざとだ!確信する優斗。
「今ので隣近所にAVを見ようとしてヘッドホンをかぶりジャックが抜けているのを気づかず大音量で観ている溜まっている男だと誤解されるわ!!」
「おお、長いセリフだけど溜まっている男感が滲み出て情景が眼に浮かぶわ」
「ぐぬぬぬ……」
里江の奴三人を相手に腰を振り喘ぎ声をあげて生き生きしてる。
山下さんは?!豚オヤジに覆い被されたまま里江を射抜き殺すような目で睨んでいる?
「彼女は何も悪くない馬鹿に巻き込まれただけよ尊厳を奪われ身体を汚され理不尽な目に遭わされて流石にこれじゃ中坪さんを殺したくなるわね」
「……」
何回か医大生らしき者から注射をされて更にハッスルする里江だか身体が震え出し蹲り横に倒れて動かなくなった。
クズども二人が里江の手足を持ち部屋から出ていった。
「此処までが中坪さんの最後の姿ね
理解できた?」
「……」
「多分だけど中坪さん生きていても山下さんに殺されていたわ彼女卒業したら田舎に帰り幼馴染と結婚するのよその為に今まで頑張って来たのに馬鹿に絡まれ巻き込まれ未来を失ったのよ」
「彼女ね今日のお昼にビルの屋上から跳び降りたわ」
「えっ!」
「中坪さんが生きていても彼女を殺して屋上から跳び降りるでしょうね」
「どっち道二人は生きて居ないわよ
たから駒門さんも気にすんな!」
「……」
「あ、コレどうしますか」
目の前に里江に渡した指輪があった。
「必要無ければ返金も出来ますよ
ただし日割りでレンタル料が発生しますけど……あっ!私じゃ無いからねこう言う事に細かい奴がいるんですよソイツに財布を握られて逆らえないんです……」
「ふっ、分かりました指輪は俺が受け取りますよ」
「そう、良かったわそれじゃ私はこれで失礼するわ」
彼女は帰って行った。
俺はテーブルに伏せた。
☆
「洋一さんいい物拾ったね」
「千鶴は物じゃないよヒマリけど僕専用機さ」
「はぁ~、洋一さんはいつでも好きな時好きな子としているじゃない」
「へへ、そうでしたゴメンネヒマリ」
「えー!めんこく無い!けどそろそろ進化させないと千鶴さん壊れちゃうよ」
お尻を持ち上げ見ると大きな穴が二つ空いていて塞がる気配もない。
「だよね。プーリアお願い!」
「お兄さん私いつも言ってるでしょうただの人間相手に鬼畜の行為じゃ壊れてもおかしく無いよ」
「へへ、面目ない」
「まあ、この人も馬鹿だから言っても理解してくれないでしょうね」
無言で頷くプーリア、彼女もそうだと思っている。
1
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる