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珊瑚ちゃん現る
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佐伯珊瑚は執念だけでカフェISNに辿り着く、異世界カフェはここしか無いから普通に考えれば直ぐに辿り着くはずなのだが……
「木村君に逢いたいのですが彼はいますか?」
「いらっしゃいませ!あら貴女は洋一君のクラスメイトの漫画家さんでしたね」
漫画家と言うワードに反応したモブな客が一斉にコチラを見た。
一人のオタクさんが気付いた。
「アレは孤高のエロ漫画家珊瑚ちゃんだ間違いない!」
「珊瑚ちゃん先生か!前髪で顔を隠しているけどめちゃクソ美人だと噂のあの人か!」
「僕は先生の作品で抜いているけど実は先生の数少ない動画でも抜いているんだ!」
「某も同意、珊瑚ちゃん先生の爆乳だけで連続三回はいけますぞ!」
いつの間にかこのお店はこの様な輩の集まる場所になったのだろう?
遠い眼をするオーナーのかなえ。
「ん?ナンジャこの空気感は」
奥から三代子が出てきた。
「あー!木村君を誑かす女AとB!」
「おう、学校式典で旦那様にまとわり付いたチンチクリンか、いらっしゃいませ!」
丁寧な挨拶をする三代子。
「ムキー!必ず私が木村君を悪の手から救い出すのよ!」
「ふふふ、旦那様のとても深い愛も知らない癖に……ああ、旦那様に突かれまくった所がまだヒクヒクしてるわ」
「なにーーー!?」
髪の毛で目元は見えないが口を開け眼を見開いているはずだ!
「はっ!私は何故ここに……そうだ!
木村君にまだ誰も観ていない新作を持って来たんだ!」
「担当さんに渡してやれよ彼女泣くぞ!」
「いいわね、絶対に木村君に渡すのよそして私はいつでも準備オッケーよと伝えるのよ!」
「また全裸写真入れてんじゃないのか?」
「そ、そ、そんな事は無いわ!」
「明らかに動揺しているが」
「わ、私の嘘偽りの無い無垢の眼を見れば分かるわ!」
え、髪がな……そら、そよ風。
ふわっと珊瑚の髪が舞い上がり素顔が曝け出された。
「えっ?」
「ほほう、中々メンコい顔をしておるな」
「イヤーー!!恥ずかしい!!」
その場にしゃがみ込む珊瑚、短めのスカートの中がベロ見えになった。
「なっ!お主パンツ履いておらんのか!いつでも準備オッケーってこの事を言っておったのか!」
ガタッ、ガタッ、ガタッ
彼方此方から席を立つモブ達には刺激が強すぎた。素顔を晒した噂通りの美人、しゃがみ込んだ彼女はパンツを履いていないのだ。今一人トイレに駆け込んだ幸運だった様だ。みたな!
ふ~深く息を吐きかなえは三代子と眼を合わせる。三代子も頷き珊瑚の両脇を抱えて飛んだ。
「えー!人が消えたぞ!!」
ざわつく店内に亜希子が説明をする。
「皆さん如何でしたか当店自慢のサプライズマジックショー楽しんで頂けたしょうか?またの開催を期待して下さい!」
「あっ、亜希子なんかやった」
カウンターの中でコーヒーを淹れていたアンリが気がついた。
「多分記憶を消したな。やれやれだわ」
☆
オーリ王宮ラウンジ
う~ん、これ僕だよなタキシードにシルクハットでモノクル片眼鏡をかけている少女漫画ばりの美青年の超イケメン。
両脇に居るのはかなえと三代子かなんか下品な巨乳にデカ尻、顔も高慢ちきな貴族のおばさん風だ確かな悪意がこもっている。
ヒロインは珊瑚か、めちゃ美少女に描かれているわ。僕が珊瑚を気に入りあの手この手で珊瑚を攻略していくが全て躱されて最後の手段で珊瑚に媚薬を盛って犯し捲ると。
此処までの話し1ページで終わらせて後は全部珊瑚とのまぐわいのシーンだけまあ、珊瑚の欲望だけの作品だ。
チラッと前に座る珊瑚を見た。
何故パンツを履いていない?
ニコニコと嬉しそうだ目元は前髪で隠しているけど短いスカートで徐々に足を広げている珊瑚。
三代子は何かに気づき珊瑚にそよ風を当てるふわっと髪の毛が舞い上がり珊瑚の素顔が現れる
「ほう、メンコいじゃん」
「イヤー!木村君見ないで!恥ずかしい!」
「えっ?お前僕にま◯こ見せて平気なのに顔を見られて恥ずかしいだって?」
必死になって前髪を撫で下ろす珊瑚。
「ん、お前また全裸写真を入れてるのか片乳を持ち上げ先ちょをペロペロして片方の手で弄っている構図だ」
「へへへ気に入ってくれた。直ぐに私のま◯こに挿入してくれてもいいんだよ。こ、こんな事言うのは木村君だけだからね」
と珊瑚は赤くなりながら写真のポーズを取り自分を弄り出す。
ため息を吐きながら三代子はそよ風を珊瑚の顔に吹きかける。
「イヤー!やめて!恥ずかしいわ!!」
「……」
洋一、かなえ、三代子は遠くを見ていた。城下町も完成間近のようだ。
「木村君に逢いたいのですが彼はいますか?」
「いらっしゃいませ!あら貴女は洋一君のクラスメイトの漫画家さんでしたね」
漫画家と言うワードに反応したモブな客が一斉にコチラを見た。
一人のオタクさんが気付いた。
「アレは孤高のエロ漫画家珊瑚ちゃんだ間違いない!」
「珊瑚ちゃん先生か!前髪で顔を隠しているけどめちゃクソ美人だと噂のあの人か!」
「僕は先生の作品で抜いているけど実は先生の数少ない動画でも抜いているんだ!」
「某も同意、珊瑚ちゃん先生の爆乳だけで連続三回はいけますぞ!」
いつの間にかこのお店はこの様な輩の集まる場所になったのだろう?
遠い眼をするオーナーのかなえ。
「ん?ナンジャこの空気感は」
奥から三代子が出てきた。
「あー!木村君を誑かす女AとB!」
「おう、学校式典で旦那様にまとわり付いたチンチクリンか、いらっしゃいませ!」
丁寧な挨拶をする三代子。
「ムキー!必ず私が木村君を悪の手から救い出すのよ!」
「ふふふ、旦那様のとても深い愛も知らない癖に……ああ、旦那様に突かれまくった所がまだヒクヒクしてるわ」
「なにーーー!?」
髪の毛で目元は見えないが口を開け眼を見開いているはずだ!
「はっ!私は何故ここに……そうだ!
木村君にまだ誰も観ていない新作を持って来たんだ!」
「担当さんに渡してやれよ彼女泣くぞ!」
「いいわね、絶対に木村君に渡すのよそして私はいつでも準備オッケーよと伝えるのよ!」
「また全裸写真入れてんじゃないのか?」
「そ、そ、そんな事は無いわ!」
「明らかに動揺しているが」
「わ、私の嘘偽りの無い無垢の眼を見れば分かるわ!」
え、髪がな……そら、そよ風。
ふわっと珊瑚の髪が舞い上がり素顔が曝け出された。
「えっ?」
「ほほう、中々メンコい顔をしておるな」
「イヤーー!!恥ずかしい!!」
その場にしゃがみ込む珊瑚、短めのスカートの中がベロ見えになった。
「なっ!お主パンツ履いておらんのか!いつでも準備オッケーってこの事を言っておったのか!」
ガタッ、ガタッ、ガタッ
彼方此方から席を立つモブ達には刺激が強すぎた。素顔を晒した噂通りの美人、しゃがみ込んだ彼女はパンツを履いていないのだ。今一人トイレに駆け込んだ幸運だった様だ。みたな!
ふ~深く息を吐きかなえは三代子と眼を合わせる。三代子も頷き珊瑚の両脇を抱えて飛んだ。
「えー!人が消えたぞ!!」
ざわつく店内に亜希子が説明をする。
「皆さん如何でしたか当店自慢のサプライズマジックショー楽しんで頂けたしょうか?またの開催を期待して下さい!」
「あっ、亜希子なんかやった」
カウンターの中でコーヒーを淹れていたアンリが気がついた。
「多分記憶を消したな。やれやれだわ」
☆
オーリ王宮ラウンジ
う~ん、これ僕だよなタキシードにシルクハットでモノクル片眼鏡をかけている少女漫画ばりの美青年の超イケメン。
両脇に居るのはかなえと三代子かなんか下品な巨乳にデカ尻、顔も高慢ちきな貴族のおばさん風だ確かな悪意がこもっている。
ヒロインは珊瑚か、めちゃ美少女に描かれているわ。僕が珊瑚を気に入りあの手この手で珊瑚を攻略していくが全て躱されて最後の手段で珊瑚に媚薬を盛って犯し捲ると。
此処までの話し1ページで終わらせて後は全部珊瑚とのまぐわいのシーンだけまあ、珊瑚の欲望だけの作品だ。
チラッと前に座る珊瑚を見た。
何故パンツを履いていない?
ニコニコと嬉しそうだ目元は前髪で隠しているけど短いスカートで徐々に足を広げている珊瑚。
三代子は何かに気づき珊瑚にそよ風を当てるふわっと髪の毛が舞い上がり珊瑚の素顔が現れる
「ほう、メンコいじゃん」
「イヤー!木村君見ないで!恥ずかしい!」
「えっ?お前僕にま◯こ見せて平気なのに顔を見られて恥ずかしいだって?」
必死になって前髪を撫で下ろす珊瑚。
「ん、お前また全裸写真を入れてるのか片乳を持ち上げ先ちょをペロペロして片方の手で弄っている構図だ」
「へへへ気に入ってくれた。直ぐに私のま◯こに挿入してくれてもいいんだよ。こ、こんな事言うのは木村君だけだからね」
と珊瑚は赤くなりながら写真のポーズを取り自分を弄り出す。
ため息を吐きながら三代子はそよ風を珊瑚の顔に吹きかける。
「イヤー!やめて!恥ずかしいわ!!」
「……」
洋一、かなえ、三代子は遠くを見ていた。城下町も完成間近のようだ。
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