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ダンジョンクラブひのきの棒

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 村山正三!未成年者連続強姦罪により終身犯罪者奴隷と処す!

 尚、七日間の猶予中に悪夢の付与と俗物の焼却を行う!

 吊るされた村山先生は身体を捻り暴れまわる。

 うぐっ!うぐっ!うぎーー!!

 口まで塞がれて悲鳴も上げられない生身で股間を焼かれているからだ。
その後は人目に晒されながら七日間吊るされ悪夢に蝕まれるのだ。エグい!

 見物人が焼かれる股間を見ながら自論を繰り広げる。

 その中に大学生風な男二人がいた。

「なあ、犯罪奴隷って何処かの危険な鉱山なんかでこき使われるのか?」

「はっ、お前何も知らないんだな奴隷って言っても適材適所での奉仕だよ。
 事務系が得意な奴は事務仕事、技術者なら開発研究所かな、専門分野に強い奴はその業界に回すその他は人手不足の業種に送り込むのさ。奴隷だから反抗はしないし従順で文句は言わない飯と寝場所さえ確保してやれば良いんだからな。
 それだけでソイツの能力を使い放題なんだぜ!ロロ閣下も凄い事をやったもんだ!」

「へーロロ閣下すげーな」

「更にロロ閣下は世界のスーパーコンピューター第四位までを手中に納めてまとめ上げ更なるスーパーハイコンピューターを作り上げたんだぜ!その能力百倍だってよ!」

「へーロロ閣下すげーな」

「だから今は面倒な手続きも無いから裁判も無し、いきなり求刑、離婚も申し出れば即決その分の優秀な人材を他に回してるのよ」

「へーロロ閣下マジすげーなれ

「最近はロロ閣下がメチャ美人でエロいから不届者が増えて何人かは粛清にあっているらしいぞ」

「ナニソレ!マジ怖いんですけど!」

「急に玉がゴリュッとされるんだってよ
メチャ苦しくて痛いらしいぞ!お前も気を付けれよ!」

「俺やばくねー!ロロ閣下の巨大プリント写真を部屋のあちこちに貼ってあるんだよロロ閣下と目が合う度に抜いているんだ。
 昨日だってトイレでしてると、ロロ閣下のお顔に飛ばしてしまってプリントなのにまた直ぐにいってしまって俺のをお顔で受けるロロ閣下を見るとまた直ぐに飛ばしてしまうんだ。正に射精のスパイラル気が遠くなる迄出し続けていたわ
俺死ぬかもって思ったわ!」

「……大丈夫だ馬鹿は死なない筈だ!」



 ダンジョンクラブひのきの棒

 元は白虎のタニラとダークエルフのマキナの二人でゲームの様に剣だけで踏破しようとの事で始めたのだ。だが中々奥が深くて楽しいのだ。

 剣では簡単にラスボス迄行くので難易度を上げる事にして瑞穂に相談したら始めの装備は最弱のひのきの棒である事それだけで踏破すれば達成感も得られるんじゃない。

「おお、これは目から野呂圭介!ドッキリカメラか!」

 周りがシーンとする中、三代子さんだけが嬉しそうにサムズアップしてくれた。

「ネタが古過ぎたーあちゃー!」

「タニラ姉ちゃん今に友達いなくなるよ」

 マキナの一言に何も言えなかった。

 結果、攻撃魔法は禁止身体強化とひのきの棒に魔力を纏うのみに決定した。

 まあ、ひのきの棒でも魔力を纏えば振るだけで斬撃が飛んでしまうがコレばかりは仕方がない。しかも素手のほうが威力があり過ぎるのだ。

「イヤー!本当に楽しいわ!身体を動かすからストレス発散!ストレスないけどダンジョン踏破の達成感、ロロのダンジョン管理にも一役かっているしね」

「タニラ姉ちゃん会員もこんなに増えたね」

 部室ならぬクラブハウスも作ってやったのだ皆が嬉しそうだ。会長私、副会長マキナで行くよ!

 今私は東北の山中のダンジョン前にいる新人三人の初めてのダンジョン攻略だ
まずは自衛隊の監視塔に挨拶だ。

 こんな監視いらんだろうと思っていたがロロによると魔素に触れていれば近いうちに変化が現れるのではと考えているらしい。

「なあ、俺最近体調がすこぶる良いだよな何と垂直跳び二メートル近くもとべるんだぜ!」

 隊員が自慢げに仲間に話している。

「俺も握力百超えたぞ!」

「へー皆んな凄いな俺ロロ閣下に聞いたんだそしたらダンジョンの影響でないかと仰っていた」

「ダンジョンか……やっぱりなその内に人外のパワーに成るんじゃないか?」

「ハハハ、期待しないで待っているよ」

「だな!」



「よーしコレからダンジョンに入る
まずは魔力を極薄に延ばして最深部までのマップを作る今日は初の攻略だから全ての魔物を討伐しなくてもよいぞ!
 宝箱とアイテム隠し部屋を回収して回るそして下の階に進みラスボスの討伐だ
 多分ドラゴンだから気を抜くなよ!
ドラゴンばメチャクチャにしたらシーナにメチャ怒られるからな食材に関してアイツマジ怖いからな気を付けろ!」

「行くぞー!」

「「「おーーー!!」」」


「このダンジョン五十階層か、夕方には帰れるな。お、皆んな動きがいいぞ!
ガンガン行こうぜ!」

「ケロベロスがそっちに逃げた!」

「私に任せて!はっ!」

 私は地面を蹴ったドンと加速するなんちゅ身体能力だ!

「ケロベロスの鼻先を取ったわ!」

 直ぐ様ひのきの棒を振りかぶった。

「何の捻りも無い上段斬り!!」

 ズバーン!!

 ケロベロスの真ん中の頭から縦に斬り分かれ左右に倒れた。

 残った頭の眉間にひのきの棒を突き刺して止めを刺した。

「サチ大丈夫か?」

「私は平気よ」

「へ~キレイに真っ二つだね」

「これは素晴らしいサチエよくやった」

 タニラ会長に誉めて貰ったわ。

「えへへ、ありがとうございます」

「サチエさんは何か武術をやっていたの」

 JK姉妹の姉玲華さんが尋ねてきた

「サチエさん?私……何も覚えて無い」

「あー御免なさい記憶消されたのね」

 申し訳無さそうにポツリと言った。

「でも強く願えば思い出すよ私達はそう言う種族だから」

 妹の寧々さんありがとうやってみるわ。

「分かったわ……」

「サチエさん大丈夫!」

「えっ私どうかした?」

「泣いているよ!」


「私思い出したわ私結婚していて不倫していたのそれがバレて即離婚されたのよ それが凄く悲しくてずーと泣いていたわ。なんて自分は馬鹿な女だったって酷く惨めな気持ちで彼に謝ろうにも彼も私の記憶を消されていて……このまま死んでも良いかなと何も口にしないで泣いていたのよ意識が朦朧としてもう死ぬんだなとその後は分からないわ。気がついたら私オーリにいたもの」

「そうなの」

「完全に自業自得だけどねでも吹っ切れたわありがとう玲華さん寧々さん
さっさと踏破しましょう」

「だよね」

「玲華、寧々、サチもう少しだ行くぞ!」

 タニラ会長の檄が飛ぶもう一踏ん張りだ!

「「「おーー!!」」」
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