上 下
167 / 330

招待状が来た

しおりを挟む
 僕はオーリ王宮受付ロビー横のラウンジでエロ漫画を読んでいた。

 「裕子さあ、心は貴方のものよでも身体は彼の物よって頭可笑しくないか?」

 「なんで私に聞くの?」

 「あ、そばに居たし唯一の彼氏持ち
だったからかな?」

 「そこで疑問系!ヒマリ達はどうなのよ!」

 「僕の初めてはヒマリ、ケイト、シーナ、ニーナ、ナナちゃんなんだ。で処女は前三人、彼女達は普通の経験はしてないと思うよ」

 「なんで三人よ!」

 睨みつける裕子最近の高校生は恐ろしいよな。

 「色々あったんだよ……ふっ」

 「ふっがムカつくわね。例えばダイエット中の主婦が我慢できなくて隠れてケーキを食べる。そのケーキの美味しさが忘れられなくなって旦那さんに隠れてちょくちょく食べるとかかな?ダイエット中がセックスレスね後は旦那に見つかった時の言い逃れよ」

 「おお、流石爛れた性生活のJKは違うな」

 「ただれてないわよ!!」

 「あ、いたいた洋一君!」

 空間からエロ天使かなえが現れた。

 「おー!こんちはかなえ!」

 「洋一君マンションに郵便物取りに行ったら高校の式典の招待状がきてたよ。
てっか、洋一君あなた私の二年後輩なのね」

 「えー!秋山先輩って呼ばないとマズいですよね」

 「なによ今更!」

 「ですよねー!」

 「洋一さんは記念式典に行くの?」

 「えー、面倒いな辞めようかな?」

 「ダメよ!ラノベの主人公は例え糞みたいな提案や勝負事には拒否出来ない呪いが掛かっているのよジャンルも関係なくね。始めは嫌がるけどすぐに強制力にやられ受けるのよ!そして訳の分からない言い訳を始めるわ!長い言い訳ほど強引に話しは進むわ」

 なんだろ、言い返せない。

 「旦那様ワシもいくのじゃ!」

 急に僕の頭を巨大なオッパイで挟み込んで抱きついて来る人は…‥心当たりばかりで分からん!うそ、魔力で一発じゃ!

 「大曽根三代子さんも卒業生ですか?」

 「洋一君あの高校そんなに古くわないわ」

 「酷いのぅ、かなえはワシは長年あそこの理事長をやっていたのよぉ。しかし旦那様に触れるとキュンキュン疼いてたまらんわ!」

 「洋一さんは親睦会の時まだ人間だった三代子さんをメチャクチャにやったと皆んな知っているわよ」

 「えへへ、面目ない」

 旦那様ワシ我慢出来ないと洋一を引き抜いて二人は消えた。

 「洋一君実は私も疼いているのよ」

 かなえは洋一を引き抜き消えた。

 残った裕子と洋一、すっと立ち上がり洋一の膝の上に跨がり首に抱きついた裕子。

 「洋一さん私も欲しい……」

 「はい!喜んで!」

 二人は消えた。テーブルには読みかけのNTRのエロ漫画だけが残されていた。

 
 三歳児三人はミリオタのJK絵梨花達と食堂の隅で映画を観ていた。

 勿論、絵梨花の一押しの神の映画トップガンだ。口を開けたササラ、リリス、マイは眼を輝かせ見開いていた。

 「戦闘機カッコイイわ~!乗ってみたいね」

 リリスとマイがうんうんと頷く。

 「絵梨花姉ちゃんどこで乗れるの?」

 「う~ん米軍基地へ行くにもな……あっ多分もう少し経ったら乗れるかも」

 その日からワクワクが止まらない三人だった。



 「なんで今頃学校式典なんてやるのよ」

 ヒマリの意見はもっともだ。

 亜希子がポテチを食べながらヒマリの疑問に答える。

 「洋一さんに近づきたいからよ」

 「え、??」

 「洋一さんはオーリ王国の王であって
既に異世界掌握、ダンジョン無双、現代兵器無効、エリクサ保持者、日本の支配者、セクハラ大王だからよ」

 「亜希子、最後のは無いぞそれじゃ僕がスケベオヤジじゃないか?
……えっ!なに、無言の眼差しがこんなに痛いとは思わなかったわ!」

 「でも、開催日今週末なんだよね急過ぎるだろ」

 「学校式典なんてただの餌よ洋一さんは簡単には騙されないから心配ないわ」

 「ハニトラは?」

 「あっ……」

 「そこも否定しろよ亜希子!」

 「洋一さん浮気は犯罪奴隷ですからね」

 「あい」

 ヒマリ怖ぇ!目付き怖ぇ!綺麗な顔からでる言葉じゃねー!。



学校式典当日

 「さあ、行こうか!」

 「ちょっと待てコラ!」

 「怖い不良に呼び止められた!」

 「誰が不良じゃ!何じゃそのカッコは」

 「えへへ、カッコイイでしょ!」

 「ざけんなよ!ヨレヨレのベージュの麻のブレザー、白チノパン、黒のTシャツ前も着てたな雄犬のロゴプリントまさか気に入って量産してねぇだろな?
眼を逸らすなーー!!」

 「まあまあ、落ち着いてコーフンして乳首立っているよヒマリ」

 優しくクリクリしてあげる瑞穂、心の優しい子だ。

 「ムキー!!行けー!ピヨちゃん!」

 ピー!と一言鳴いてシュルルと瑞穂の胸元に潜り込んだ。

 ひんぎー!と一言叫び膝を付きこうべを垂れる瑞穂、弱弱だ。

 「でもほんと酷いわね。かなえさんと三代子さんが可哀想だわ私達がコーデしてあげるよ」

 裕子も優しい子だ

 あっと言う間にマッパにされた洋一皆んなの視線を浴びてムクムクと元気になる分からせ棒

 「あらあら、恥ずかしいわね洋一さん
あら、また硬くなったわ」

 「兄貴!私に任せろ!」

 美希がしゃぶりつく僕は胸をクリクリしてあげる美希は片手で自分を高めていたようだ。美希一緒に行こう!

 ふと気付くと美希の後ろに何人か並んでいた。勿論最上級の変態王女様も並んでいるわ。ここの住人達には羞恥心なる物が欠如している絶対欠如している。

 僕は希望者とは毎日致しているのに
まだ足りないのか?
貪欲な神龍神族だ!僕もか。

 一通り皆が満足した所で僕のコーデが始まった。タキシードにシルクハット
チェーン付きのモノクルそして魔石を頭にしたステッキ丁度手に馴染むしなんか光線がでそうだ。

 誰のチョイスだあ、あっマミナが満足げな顔をしている。他は明らかに不満げだジャンケンか?ジャンケンで決めたのか?

 「見た目二十歳の小僧が着ると怪しさ抜群だな」

 かなえと三代子が空間から現れた。

 おお、二人ともロングドレスだ!
かなえは黒のドレス銀髪を横に流している。両肩がでて身体のラインが素敵だ
黒のレースの肘までの手袋を履き鉄扇を持っている?なぜ鉄扇なのか?

 三代子は薄いピンクのロングドレスでかなえと似た様なデザインだエロいぞ!三代子も肘までの薄ピンクのレースの手袋を履いてこれまた鉄扇を持っている勿論無粋な物じゃなくオシャレな物だ。
三代子は銀髪をアップにしているぞ
二人とも当たり前だがとても綺麗だぞ!

 行く前にに抜くか!

 美希と目が合うが笑顔で首を横に振られた。まあいいっか。










しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件

森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。 学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。 そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……

処理中です...