上 下
149 / 330

忍び寄る魔の手 逃げてぇ政財界のクズオヤジさん

しおりを挟む
 「このクズどうするの?」

 「僕は優しいからお家に帰してあげるよ上空100メートルにね」

 「まぁ旦那様はお優しいお方です」

 「腕にしがみついて全く離れない三代子さん」

 洋一さん見ててウザいからサッサと躾と調教済まして仕舞えばいいよとヒマリ。

 「だよな」

 三代子が消えた。

 「大お祖母様!」

 ひ孫の源太が叫んだ三代子は大曽根財閥と呼ばれている総合商社の名ばかりと言えトップだ。

 「クソ!もう少しでくたばる所を余計な事しやがって異世界人共め!」

 三代子の夫は早くに他界している子供は男が一人だけだった俺の爺さんだそれもすぐ年前に亡くなり爺さんの息子二人に多額の遺産が入った。その弟が俺のオヤジだ。オヤジが受けた会社を今は俺が引き継いでいる。

 「クソババァが死ねばオヤジに莫大な遺産が転がり込むそれをこの俺が有効利用してやるのさ。ぐふふ」

 「クソ!クソ!ババァとあの男の間に子供でも出来れば財産が全てあの男のモノになる……危険だが消すかババァと一緒に」

 源太の欲望ははち切れんばかりだった。

 僕は宿に戻り和室にいる。薄暗い部屋の隅に和紙を貼られたレトロな行燈が置かれていた。

 誰のチョイスだ?

 部屋には布団が一組敷かれている枕が二つ並べられていた。

 三代子さんは眼を見開き舌舐めずりを
した。僕に抱き着き口付けを交わすネットリと味合うように。

 僕は帯に手を掛け引っ張った。

 三代子さんもあ~れ~と言いながら
フィギュアスケートの代表選手のような綺麗なスピンを披露してくれる。

 「おお、素敵だよ三代子さん」

 思わず力が入ってしまい三代子さんが
ビューンと回ってしまった。
着物が全て吹き飛びマッパの三代子さん大きな胸がバランサーとなって勢いが付き足元が浮き上がりっている。

 「やべぇ!三代子さん!」

 洋一が飛び込んだがパパパパンと三代子のオッパイびんた十連発を頬に喰らった。けど嬉しいそうな洋一だった。

 三代子を小脇に抱えて布団に寝かせる
普通はお姫様抱っこなのだがこの男経験が特殊過ぎた為ヘタレのくせして扱いが雑だローベル国第三王女すらこの扱いをする男だ。想像して欲しいお腹に腕を回し持ち上げるのだ。

 「三代子さん大丈夫ですか?」

 など言いながら胸に吸い付く洋一
電気ショックでピリピリさせながら
レロレロピンピンカリカリとやりたい
放題だ。

 「う~ん、はっここはあっ旦那様!」

 「ここは僕達だけの愛の小部屋だよ」

 三代子の口の中を蹂躙する洋一

 「ああ~三代子は幸せです」

 ジュルルジュルル

 「だめ!だめです!あ~あ!!」

 ブシュー!ブシュー!

 レスリング王者のような見事なブリッジを極める三代子首も強い

 「ひぃ~!ひぃ~!ああ~!」

 「は~い三代子さん記念撮影ですよ
キチンとダブルピーしましょうね
ガニ股も素敵ですあっ垂れて来ましたねコレも素敵です白眼がとっても可愛いですよ」

 パシャ!

 「次ハメ撮りですよ」

 プス!

 パシャ!

 「はい!ご苦労様でした。僕は一旦戻りますね」

 姿を消す洋一と入れ替わるようにドアが開いた。

 カチャ

 「うわー!コリャまた酷いですね洋一兄さんも鬼畜ですね人間相手にここ迄するとは思いませんでしたわ」

 三代子に宝玉を握らせる

 「ようこそ深淵の奥の世界に玉ちゃん
一気にやっておしまい!」

 プーリアもストレスを抱えているのか?



 「質問はもうありませんか?」

 記者達がお互い顔を見せ合い首を横に振る。

 「そうですかチョットの間ゴミに悪夢を見てもらいましょう」

 「うぐぐ……ああ……うあー!!」

 「おー見てる見てるあの夢エゲツないのよね」

 ヒマリの言葉に何人か頷く。

 「武装集団の皆さんはどうでしょう?」

 「あ~家族を押さえてますね。否定も反抗も出来ないです。お、隊長クラスはアウトですね後で処理しましょう」

 サラッと怖い事言う洋一だ。

 「残った連中はどうします?」

 記者からの質問だ。

 「そうだね犯罪奴隷として使うわ」

 「犯罪奴隷?」

 「そう、向こうではポピュラーな制度だよ隷属の首輪をつけるんだそしたらこちらの指示は素直に聞くし反抗もしない悪さもしないいいとこ尽くめだね」

 「でも人権問題になるのでは?」

 「どこが問題?ただ檻に入れて飼うだけで莫大なコストがかかるんだよ!そこは分かるよね。それならコントロールして働いて貰った方がメリットあるでしょう犯罪者に人権があって被害に遭われた人達は手厚く保護されているの?」

 「それは、されていると思いますが……」

 「本当に?加害者にコストがかかり過ぎるのに被害者まで回るわけが無いよね
考えるベクトルが違うんだよ!」

 「ウチの子も殆どが奴隷や攫われたり親に売られた子たちなんだ。その末路は想像できる?はい!君!」

 「えっ!レイプ、性奴隷?」

 「まあ、それも有るけど挨拶見たいもんだよ人間って飽きたおもちゃは大事に仕舞わないんだよ。壊すのさ!」

 「えっ!」

 「セックスだけじゃ段々反応しなくなるだから殴る反応するまた殴る反応する
その内つめを剥ぐ指を折る耳をそぐ焼きごてで身体を焼く女の子の大事なとこへ焼いたり太い杭を打ち込む棍棒で滅多打ちにするナイフで切り刻むほか諸々」

 「そんな……けどそれは異世界だからではないでしょうか?」

 「う~ん半分正解かな君はいままで何をみてきたのかな?」

 洋一は子息を残して全てを収納する
場所を空ける為だ。

 「新しく家族になった子達はこの国の犯罪被害者です」

 「えー!日本で?」

 「ある日突然拉致られ薬を盛られ客の相手をする無理やり犯されるのだぜ法治国家でおかしいだろ!」

 「まさかその様な事が有るとは……」

 「そうだろ!五味屑!お前らだよ逃げられないからな!」

 「ひぃ!何を証拠にでっちあげるな!」

 「おっと市民党幹事長もだよ沖さんこの国終わってるよな」

 「赤松までもか!」

 「ロロ判明している者全てを晒せ!
名前も住所も勤め先も電話番号も家族構成もだ!奴らの資産全て没収して被害者に分けてくれ問題のある家庭はウチに保護する」

 「兄貴私が行くよ」

 「お、美希かありがとう」

 「待って美希私達も行くわ」

 「皐月さん美鈴さんロロ頼んだわ!」

 「は~いデーター送ります」

 再生画像を見てた記者達が絶句する
まさしく性奴隷だ泣き叫ぶ女の子に嬉々として腰を振るオヤジどもはこの国のトップや財政界の有名人ばかりだった。
コレが今全世界に放映されている
この国は崩壊する世界からつまはじきにされるのだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……

karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

エロゲーの悪役に転生した俺、なぜか正ヒロインに溺愛されてしまった件。そのヒロインがヤンデレストーカー化したんだが⁉

菊池 快晴
ファンタジー
入学式当日、学園の表札を見た瞬間、前世の記憶を取り戻した藤堂充《とうどうみつる》。 自分が好きだったゲームの中に転生していたことに気づくが、それも自身は超がつくほどの悪役だった。 さらに主人公とヒロインが初めて出会うイベントも無自覚に壊してしまう。 その後、破滅を回避しようと奮闘するが、その結果、ヒロインから溺愛されてしまうことに。 更にはモブ、先生、妹、校長先生!? ヤンデレ正ヒロインストーカー、不良ヤンキーギャル、限界女子オタク、個性あるキャラクターが登場。 これは悪役としてゲーム世界に転生した俺が、前世の知識と経験を生かして破滅の運命を回避し、幸せな青春を送る為に奮闘する物語である。

【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜

墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。 主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。 異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……? 召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。 明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。

処理中です...