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ぶちゃけ過ぎるヒマリと瑞穂②
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「何!不老不死だと!」
「確かに言いましたね」
テレビ中継で全世界に流れた。
奇跡の十人も百年はあの姿らしい。
世界に衝撃が走った瞬間だった。
各テレビ局やマスコミが駆け寄ってきてヒマリ達は囲まれた囲み取材だ。
「不老不死なんですね」
「あ、私達だけね」
「あの、もしかして奇跡の十人を治したのは天使の聖水でしょうか?」
「お、貴方鋭いわね上の役職かな?」
「まあ一応は部長職です」
「へー凄いですね……そう天使の聖水はオークションで出品してますが原材料の入手がとても難しいのです」
「貴重な物なんですか?」
「いえ、元々は廃棄する物でしたそれを再利用しただけです」
横から大衆週刊誌の記者が尋ねる。
「聖水と言えば祈りを捧げた水ですがマニアの間でも聖水と呼ぶ物があります」
「おっと、そこまでにして下さい長く生きられませんよ」
ヒュッと息を呑む週刊誌の記者だ冷や汗が止まらない。
その言葉に何かを勘付いた記者達が一斉に上座を見た。
ピカッ!
ドゴッーン!!
キャーー!!!
頭を押さえてしゃがみ込む人達。
アバババと口から煙を立ち昇らせながらピクつくマスコミの皆さん。
高級ホテルの大広間パーティ会場の中に落雷が落ちたのだ。
「あーあ、酷え耳がキーンとするわ瑞穂大丈夫?」
尻餅をつき床に座る彼女を気遣う
ヒマリ
「眼と耳をやられたわけど治したわよ
取り敢えず周りを回復するよ」
瑞穂はワザとらしくヒールを唱えた。
「えっ、治った?」
それぞれ立ち上がり体の異常を確認する。
「さすが、カブちゃん電子機器は無傷だわ」
記者達は全員雷様の頭になっているし
それを見てリリス達が大爆笑している。
「もしや貴方様は聖女様でしょうか?」
週刊誌の記者が言い出した。
「そうよ瑞穂は聖女枠ね」
「なんだよ聖女枠って!」
「あの聖水は貴方様のせいす、」
ドゴッ!
グェッ!!
男は瑞穂のアッパーを腹に受け体を
くの字にさせ1メートルほど浮き上がった。
「聖女の聖水なら聖女の聖水だろ!!」
キレるポイントそこ?
困惑する紅美だった。
チラッとカブちゃんを見たが笑顔でニコニコしてる。
「「ひぇ!!」」
「ヒマリ怖いよ~!笑顔の鬼こぇ~よ」
「瑞穂大丈夫よ多分」
「オメエもガクブルじゃねぇか!」
「だって本当に怖いんだもん」
二人抱き合いマジで震えている。
「ギャハハハハハ!アイツらじゃ場は治んないよ引っ掻き廻すだけだ!」
「ねえ、亜希子大丈夫かな?」
「大丈夫大丈夫、神罰喰らってないだろう」
「そうかな?」
「そんな心配性だから男に振られん
だよ」
「ぐぬぬぬ」
「ではロロさんダンジョンの件はコレで宜しいでしょうか?」
「はい、交渉成立ねお金で解決するなんて楽でしょう?コスパは良いわよ人が死なないから弾代も節約ね」
「ごもっともですね」
「あと数年もすれば魔力持ちが出てくると思うけどそうなれば自前で解決出来ると思うわ」
「期待していいのでしょうか?」
「多分ね。それと私達全員分のパスを作って頂戴。貴方の国の如何なる法律や条令は適用されないとね明記してよ
最高権力機関のお墨付きを添えてね」
「なぜそれを……」
「絡んで来る馬鹿連中を潰す為よ法律が邪魔なの私達と価値観が違うのは理解しているけど悪即滅が基本の私達は甘く無いわ。見逃せばそいつらがまた人達に害を及ぼす檻に入れて飼うなんて無駄無駄その分福祉に回せば国も安泰するでしょう」
「はぁ」
「決まりね今後とも宜しくね!
あっゴメンネ私ホログラムだから握手出来ないわ。えへ!」
「はぁ」
ロロがその場から消えた。
「大使アレで良かったのでしょうか?」
「相手は自律型超高速AIだ全てを知られていると考えて間違いないだろう
金で済むなら安いんだろうな完敗だ」
「紅美家族はどうなの?」
「家族は居ません一方通行を逆走して来た白のハイブリッド車と衝突して私だけが辛うじて生き残ってと言うか脳死ですけど全滅です相手の糞ジジィは骨折だけでした今は家でのうのうと暮らしているようです」
「そう、じゃ殺しに行く?」
「えっ!イヤイヤそれはダメでしょう」
「えっ!なんで?必要がないでしょう
まあ国の法律なんて加害者に優しく出来ているから発足時にでもお金を貰ってたんでしょうね政治家はお金ファーストだから」
「凄い偏見だ!でも面白いわ私行きます!」
「そうやっと殺す気になったのね」
「違うわーー!!アンタ達と一緒に暮らすのよー!!」
「そんなに興奮するとまた寝たきりになるわ心配だわ」
「完璧に治ったわ!元気ハツラツで虫歯もないわ!!!はぁはぁはぁ」
「息が荒いよ?」
「ぐぬぬぬ」
「確かに言いましたね」
テレビ中継で全世界に流れた。
奇跡の十人も百年はあの姿らしい。
世界に衝撃が走った瞬間だった。
各テレビ局やマスコミが駆け寄ってきてヒマリ達は囲まれた囲み取材だ。
「不老不死なんですね」
「あ、私達だけね」
「あの、もしかして奇跡の十人を治したのは天使の聖水でしょうか?」
「お、貴方鋭いわね上の役職かな?」
「まあ一応は部長職です」
「へー凄いですね……そう天使の聖水はオークションで出品してますが原材料の入手がとても難しいのです」
「貴重な物なんですか?」
「いえ、元々は廃棄する物でしたそれを再利用しただけです」
横から大衆週刊誌の記者が尋ねる。
「聖水と言えば祈りを捧げた水ですがマニアの間でも聖水と呼ぶ物があります」
「おっと、そこまでにして下さい長く生きられませんよ」
ヒュッと息を呑む週刊誌の記者だ冷や汗が止まらない。
その言葉に何かを勘付いた記者達が一斉に上座を見た。
ピカッ!
ドゴッーン!!
キャーー!!!
頭を押さえてしゃがみ込む人達。
アバババと口から煙を立ち昇らせながらピクつくマスコミの皆さん。
高級ホテルの大広間パーティ会場の中に落雷が落ちたのだ。
「あーあ、酷え耳がキーンとするわ瑞穂大丈夫?」
尻餅をつき床に座る彼女を気遣う
ヒマリ
「眼と耳をやられたわけど治したわよ
取り敢えず周りを回復するよ」
瑞穂はワザとらしくヒールを唱えた。
「えっ、治った?」
それぞれ立ち上がり体の異常を確認する。
「さすが、カブちゃん電子機器は無傷だわ」
記者達は全員雷様の頭になっているし
それを見てリリス達が大爆笑している。
「もしや貴方様は聖女様でしょうか?」
週刊誌の記者が言い出した。
「そうよ瑞穂は聖女枠ね」
「なんだよ聖女枠って!」
「あの聖水は貴方様のせいす、」
ドゴッ!
グェッ!!
男は瑞穂のアッパーを腹に受け体を
くの字にさせ1メートルほど浮き上がった。
「聖女の聖水なら聖女の聖水だろ!!」
キレるポイントそこ?
困惑する紅美だった。
チラッとカブちゃんを見たが笑顔でニコニコしてる。
「「ひぇ!!」」
「ヒマリ怖いよ~!笑顔の鬼こぇ~よ」
「瑞穂大丈夫よ多分」
「オメエもガクブルじゃねぇか!」
「だって本当に怖いんだもん」
二人抱き合いマジで震えている。
「ギャハハハハハ!アイツらじゃ場は治んないよ引っ掻き廻すだけだ!」
「ねえ、亜希子大丈夫かな?」
「大丈夫大丈夫、神罰喰らってないだろう」
「そうかな?」
「そんな心配性だから男に振られん
だよ」
「ぐぬぬぬ」
「ではロロさんダンジョンの件はコレで宜しいでしょうか?」
「はい、交渉成立ねお金で解決するなんて楽でしょう?コスパは良いわよ人が死なないから弾代も節約ね」
「ごもっともですね」
「あと数年もすれば魔力持ちが出てくると思うけどそうなれば自前で解決出来ると思うわ」
「期待していいのでしょうか?」
「多分ね。それと私達全員分のパスを作って頂戴。貴方の国の如何なる法律や条令は適用されないとね明記してよ
最高権力機関のお墨付きを添えてね」
「なぜそれを……」
「絡んで来る馬鹿連中を潰す為よ法律が邪魔なの私達と価値観が違うのは理解しているけど悪即滅が基本の私達は甘く無いわ。見逃せばそいつらがまた人達に害を及ぼす檻に入れて飼うなんて無駄無駄その分福祉に回せば国も安泰するでしょう」
「はぁ」
「決まりね今後とも宜しくね!
あっゴメンネ私ホログラムだから握手出来ないわ。えへ!」
「はぁ」
ロロがその場から消えた。
「大使アレで良かったのでしょうか?」
「相手は自律型超高速AIだ全てを知られていると考えて間違いないだろう
金で済むなら安いんだろうな完敗だ」
「紅美家族はどうなの?」
「家族は居ません一方通行を逆走して来た白のハイブリッド車と衝突して私だけが辛うじて生き残ってと言うか脳死ですけど全滅です相手の糞ジジィは骨折だけでした今は家でのうのうと暮らしているようです」
「そう、じゃ殺しに行く?」
「えっ!イヤイヤそれはダメでしょう」
「えっ!なんで?必要がないでしょう
まあ国の法律なんて加害者に優しく出来ているから発足時にでもお金を貰ってたんでしょうね政治家はお金ファーストだから」
「凄い偏見だ!でも面白いわ私行きます!」
「そうやっと殺す気になったのね」
「違うわーー!!アンタ達と一緒に暮らすのよー!!」
「そんなに興奮するとまた寝たきりになるわ心配だわ」
「完璧に治ったわ!元気ハツラツで虫歯もないわ!!!はぁはぁはぁ」
「息が荒いよ?」
「ぐぬぬぬ」
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