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ぶちゃけ過ぎるヒマリと瑞穂
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「それでは皆様こちらへどうぞ!」
周りの人達の拍手に贈られて歩く奇跡の十人と職員三名マスコミもここが一番数字が高くなると踏んでいる。そりゃそうさ感動の御対面だ。
「代表として大曽根三代子様ご挨拶お願いします」
「大曽根三代子です。私はあの部屋で何年も寝たきりでした身体も動かせず目も見えません。ただ耳だけは辛うじて聴けてました返事も出来ませんから聞こえて居た事も先生達も知らなかったと思います。その時に聞いた言葉が持って半月という事でした。ああ、やっと逝けると思いましたあの日の夜までは……
ふと気づくと横で誰かの会話が聞こえて来ました。全く緊張感のない会話ですその瞬間胃の辺りが暖かく感じたと思ったら目がバチと開き私は天井のシミを数えました。夢じゃ無い!すっと起き上がると手には皺が一つも有りません胸も張りや弾力があり先端もビンビンですお腹周りはスッキリしていて更に下を確認すると準備OKでした。
私は今夜このお方と結ばれると確信して居ましたが気づくと朝でした。
また夢と思いましたが彼のくれた花があり私の身体は若返っていたのです。
私はまだ御礼が言えていません是非ともこの機会にと参加させて頂きました。
木村洋一様誠にありがとうございました」
振袖姿の彼女は綺麗な立ち姿で深く頭を下げた。
隣でニヤつく女神様が肘で僕の脇を突いてくる。
「ほれほれ、行ってこい洋一コレが公開告白か御免なさいすんなよ!」
「わ、分かっていますよ」
三代子の正面に現れた洋一
「あっ旦那様!」
「えっ?」
「すみません写真よろしいですか?お二人のツーショット写真」
ツーショット!と聞いてモジョモジョしだした三代子ただし乗る気満々だ。
「さあさあ、二人とも近寄って下さい。新郎も紋付袴で丁度いいじゃないですか?」
「新郎……はい!結婚写真として親族全てに送り付けますわ!」
「三代子さん口調かわ変わりましたね
ワシのじゃだったのに普通ですね」
「あれは、老人のキャラ付です本当の私はコレです!」
疑心暗鬼の目を向けるとすっと視線を逸らす三代子さん。
「はい!ここを見て下さい撮りますよ!」
パシャ!パシャ!
「じゃ奥様、旦那さんと腕を組んで下さい」
「だ、だ、旦那さん!!!」
なに狼狽えているんだ?ひ孫まで居て
三代子さんお顔が真っ赤です可愛い!
「皆様、全快の御礼が結婚報告会になりましたが暖かい拍手をお二人に!
まだ直接御礼を申し上げたい方前にどうぞ」
一人の少女がでてきた。
「私の名は青沼紅美十五歳です。じつは私の命日が今日になる筈だったのですが何故か生きていてピンピンしています。何年も脳死状態で回復の見込みがゼロでした。そうです後から聞きました。私、脳死でしたので今頃は生命維持装置を外され私の身体から色んな臓器を抜かれてる最中でしょうでも、私もあの日の夜に生き返されました。水島ヒマリさん本当にありがとうございました」
紅美も深く頭を下げていた。
「ほら、アンタも行きなさいよ」
亜希子が人の脇腹を突っつく
「五月蝿いわね」
飲みかけのコーラを一気飲みして飛ぶ
「初めましてかな?あの時私を見たよね気配がし、げぷー!ゴメンネポテチ食べてコーラ飲んでたわ」
「ギャハハハハハ!!あの馬鹿全世界生中継番組での感動のシーンでゲップしてんのギャハハハ!!」
クラスメイトの三人が腹を抱えて笑い転げる。
「ひゃひゃ苦しー!お腹が捩れて異次元ゲートが開きそう!」
新人のJK達も俯き肩を震わせている。
水島家
「パパ、ママ、ヒマリお姉ちゃん全世界生中継で思いきりゲップしたよ!」
「う~ん、全世界にウチに恥を晒してコレは一つヒマリに苦言を伝えなきゃな!」
「あなた!番組に参加したいだけでは?」
「そ、そんな、事はないぞ」
♫ピョコン ペタン ピッタンコ♫
♫ピョコン ペタン ピッタンコ♫
「パパのスマホ鳴っているよ!変な着メロ」
「コレは有名なアニメだぞこれでパパは根性を学んだのだ!」
「でまかせバッカリ……」
「美海ママの気持ち分かるわ」
「ありがとうね美海」
「パパ着メロ聞いてないで電話にでたら?」
「そうだな、はい!もしもしあっ母さん!どうした?えっヒマリをテレビで今見てるってどうして髪染めてる?不良なのかって不良じゃ無いよヒマリは昔から何も変わっていないよ」
「パパ、めっちゃ変わってるよ!」
☆
「退院おめでとう!元気そうね」
「はい!ありがとうございました」
「なんもなんも偶々だよただのサンプル取りだから気にしないでよ」
「サンプル取り?」
「ああ、こっちこそゴメンネ効き目原液だから効きすぎたのよ大曽根さんは若返るし効果は百年だって成長のピークで老化が止まるそれから百年なのよ普通の生活出来ないよね自分だけ年を取らないから」
「えっえっ水島さんは?」
「ヒマリでいいよ一年でしょ」
「分かったわ!ヒマリ」
「えー本当に言うんだ?」
「えっえー!!」
「ほれ、瑞穂あの子ヒマリに絡まれているわ助けてあげれば」
「えーめんどいけど分かった」
「紅美ちゃんこの子少し可笑しいから話し半分で聞くのよ」
「えっ!」
「あとね、私達は永遠に老化もしないし普通に死なないのよ」
「えー!」
「だからあんまり気にしないでね」
「気にするわ!!!」
突然大声を出した紅美息も途切れ途切れだ少し休んだほうがいいと伝える。
紅美は気づいたヒマリとこの方が可笑しいのでは無くこの集団全員が可笑しいのだと
真実に辿り着いた紅美。
苦難はこれからだぞ!
周りの人達の拍手に贈られて歩く奇跡の十人と職員三名マスコミもここが一番数字が高くなると踏んでいる。そりゃそうさ感動の御対面だ。
「代表として大曽根三代子様ご挨拶お願いします」
「大曽根三代子です。私はあの部屋で何年も寝たきりでした身体も動かせず目も見えません。ただ耳だけは辛うじて聴けてました返事も出来ませんから聞こえて居た事も先生達も知らなかったと思います。その時に聞いた言葉が持って半月という事でした。ああ、やっと逝けると思いましたあの日の夜までは……
ふと気づくと横で誰かの会話が聞こえて来ました。全く緊張感のない会話ですその瞬間胃の辺りが暖かく感じたと思ったら目がバチと開き私は天井のシミを数えました。夢じゃ無い!すっと起き上がると手には皺が一つも有りません胸も張りや弾力があり先端もビンビンですお腹周りはスッキリしていて更に下を確認すると準備OKでした。
私は今夜このお方と結ばれると確信して居ましたが気づくと朝でした。
また夢と思いましたが彼のくれた花があり私の身体は若返っていたのです。
私はまだ御礼が言えていません是非ともこの機会にと参加させて頂きました。
木村洋一様誠にありがとうございました」
振袖姿の彼女は綺麗な立ち姿で深く頭を下げた。
隣でニヤつく女神様が肘で僕の脇を突いてくる。
「ほれほれ、行ってこい洋一コレが公開告白か御免なさいすんなよ!」
「わ、分かっていますよ」
三代子の正面に現れた洋一
「あっ旦那様!」
「えっ?」
「すみません写真よろしいですか?お二人のツーショット写真」
ツーショット!と聞いてモジョモジョしだした三代子ただし乗る気満々だ。
「さあさあ、二人とも近寄って下さい。新郎も紋付袴で丁度いいじゃないですか?」
「新郎……はい!結婚写真として親族全てに送り付けますわ!」
「三代子さん口調かわ変わりましたね
ワシのじゃだったのに普通ですね」
「あれは、老人のキャラ付です本当の私はコレです!」
疑心暗鬼の目を向けるとすっと視線を逸らす三代子さん。
「はい!ここを見て下さい撮りますよ!」
パシャ!パシャ!
「じゃ奥様、旦那さんと腕を組んで下さい」
「だ、だ、旦那さん!!!」
なに狼狽えているんだ?ひ孫まで居て
三代子さんお顔が真っ赤です可愛い!
「皆様、全快の御礼が結婚報告会になりましたが暖かい拍手をお二人に!
まだ直接御礼を申し上げたい方前にどうぞ」
一人の少女がでてきた。
「私の名は青沼紅美十五歳です。じつは私の命日が今日になる筈だったのですが何故か生きていてピンピンしています。何年も脳死状態で回復の見込みがゼロでした。そうです後から聞きました。私、脳死でしたので今頃は生命維持装置を外され私の身体から色んな臓器を抜かれてる最中でしょうでも、私もあの日の夜に生き返されました。水島ヒマリさん本当にありがとうございました」
紅美も深く頭を下げていた。
「ほら、アンタも行きなさいよ」
亜希子が人の脇腹を突っつく
「五月蝿いわね」
飲みかけのコーラを一気飲みして飛ぶ
「初めましてかな?あの時私を見たよね気配がし、げぷー!ゴメンネポテチ食べてコーラ飲んでたわ」
「ギャハハハハハ!!あの馬鹿全世界生中継番組での感動のシーンでゲップしてんのギャハハハ!!」
クラスメイトの三人が腹を抱えて笑い転げる。
「ひゃひゃ苦しー!お腹が捩れて異次元ゲートが開きそう!」
新人のJK達も俯き肩を震わせている。
水島家
「パパ、ママ、ヒマリお姉ちゃん全世界生中継で思いきりゲップしたよ!」
「う~ん、全世界にウチに恥を晒してコレは一つヒマリに苦言を伝えなきゃな!」
「あなた!番組に参加したいだけでは?」
「そ、そんな、事はないぞ」
♫ピョコン ペタン ピッタンコ♫
♫ピョコン ペタン ピッタンコ♫
「パパのスマホ鳴っているよ!変な着メロ」
「コレは有名なアニメだぞこれでパパは根性を学んだのだ!」
「でまかせバッカリ……」
「美海ママの気持ち分かるわ」
「ありがとうね美海」
「パパ着メロ聞いてないで電話にでたら?」
「そうだな、はい!もしもしあっ母さん!どうした?えっヒマリをテレビで今見てるってどうして髪染めてる?不良なのかって不良じゃ無いよヒマリは昔から何も変わっていないよ」
「パパ、めっちゃ変わってるよ!」
☆
「退院おめでとう!元気そうね」
「はい!ありがとうございました」
「なんもなんも偶々だよただのサンプル取りだから気にしないでよ」
「サンプル取り?」
「ああ、こっちこそゴメンネ効き目原液だから効きすぎたのよ大曽根さんは若返るし効果は百年だって成長のピークで老化が止まるそれから百年なのよ普通の生活出来ないよね自分だけ年を取らないから」
「えっえっ水島さんは?」
「ヒマリでいいよ一年でしょ」
「分かったわ!ヒマリ」
「えー本当に言うんだ?」
「えっえー!!」
「ほれ、瑞穂あの子ヒマリに絡まれているわ助けてあげれば」
「えーめんどいけど分かった」
「紅美ちゃんこの子少し可笑しいから話し半分で聞くのよ」
「えっ!」
「あとね、私達は永遠に老化もしないし普通に死なないのよ」
「えー!」
「だからあんまり気にしないでね」
「気にするわ!!!」
突然大声を出した紅美息も途切れ途切れだ少し休んだほうがいいと伝える。
紅美は気づいたヒマリとこの方が可笑しいのでは無くこの集団全員が可笑しいのだと
真実に辿り着いた紅美。
苦難はこれからだぞ!
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