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タマボム

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 「大陸を作るのに労力と期間はどうなの後何が必要?教えてロロちゃん!」

 「労働力は百名、朝九時から午後五時迄です。お昼に一時間十時と三時に三十分の休憩が入ります。そこまでで大陸の形はできます」

 「ほえー!就業時間で形はできると」

 「はい、オプションとして非常時に海底を切り離し浮遊させたり転移できる様に致しましょう。大陸の底を多くの柱で固定しさすれば海流もさほど変わらないでしょう」

 「そっかそれもいいな基本設計は?」

 「大陸の中央に高い山で霊峰を作りその頂上に神殿を建てます。神界でもガイアでも女神様は仕事ができますよ。
まあ、ちゃんとして下さればいいのですが?!……!」

 「あっ!あー!痛い頭が痛い痛い痛い
AIアバターなのに痛い痛い!!!
神罰なのか!!御免なさい女神様!」

 テーブルの上を転げ回るロロ。

 「あっ治った。へへへ私も神罰受けちゃいました」

 何故か嬉しそうなロロであった。

 「神殿の裾野に神龍神族の居住区を作ります。ここは身分差が有りませんがお兄ちゃんのエロ差別が有るかも知れません」

 「そんな事したら僕の命が危ないわ!」

 「その下に通常通りの街作りです東西南北に港などを作り街も作りましょう」

 夢が広がるね~と亜希子、飛行場も作りましょうよと瑞穂が言う。

 洋一達の話しを聞いていた美希に助け出された子たちはスケールの大きさに眼を見開き口も開いている。

 口閉じないと突っ込むぞ僕の指!

 ムー大陸?神殿?神龍神族?何コレ?
今日の晩御飯?

 「天気が良いから中庭で話そうよ」

 亜希子が告げると中庭に向かった。

 「五人で東屋に座り大量のお菓子と各種ドリンクでおもてなしワイワイキャッキャッとお喋りが盛り上がる。

 瑞穂の体験談では涙しヒマリのやらかしに爆笑してレンタル洋一に関しては眼が爛爛としていた。

 毎日のように屈辱されて大丈夫かと
尋ねたら毎回変な薬を飲まされ頭が
ぼーとしてたようでただ気持ち悪かったそうだ。

 人の気配がして振り向くと裕子と桔梗が帰って来た。

 「お帰り上手くいったようね」

 「まあね、ただいま」

 裕子達の後ろの人影を見て席を立ち駆け出していく。北方玲華がいた。

 「お母さん!寧々!」

 「玲華無事だったんだね」

 三人でしっかりと抱き合い涙する

 「お母さん!」

 みなみも抱き合う

 「母さん!」

 旭も抱き合う

 良かった、良かったとどの顔より汚い瑞穂嬉しそうだ。

 「おーい!今帰ったぞ!」

 どっかの親父のような事を言う女が
やって来た。

 「は~い!皆んな並んでね~!お風呂に行くよ~!」

 一人テンションが高いヒマリそれに反比例して覇気のない彼女たち黙々と後ろを着いていく。

 「はい!いち、にい、いち、にい、」

 後ろ向きに歩いてそのついでに洗浄と治癒の魔法を皆んなに掛ける。

 「あれ?ここ何処?」
 「私なにをしてたの?」
 「なんか、頭と身体がスッキリしているわ」

 ヒマリねーさんカッケイイ!
と美希の瞳がキラキラしている。



 盛っているクズどもの居る部屋に転移して指を鳴らす

パチン!ポン!

 腰を猿のように振るクズの玉袋が一瞬でカエルの喉のように大きく膨らんだ。
袋の中が赤く光ったようだ

 「うぎゃーー!!」

 男は狂った様に転げ回るが直ぐに黒い帯状なもので口や手足を拘束される
何の先から煙が立ち昇った。

 「ほれ、やってみ!」

 「はい!」

 「タマボム!」

 パン!

 「ぎゃーー!!」

 転げ回る男痛そうだ。

 「あっ!飛び散った!」

 「魔力込め過ぎたわね、このまま拘束して収納よ」

 「はい!ねーさん!」

 「じゃ次ね」

 タマボム!パン!

 「うぎゃーー!!」

 「ありゃ!次」

 タマボム!パン!

 「ぐぎゃーー!!」

 「くそ!もう一回!タマボム!」

 ポン!

 「ぐぇーー!!」

 「やったー!成功しましたよ!」

 「よーし向こうの部屋で尻穴ボムだ」

 「え、でも飛び散るって」

 「大丈夫、大丈夫極浅い所でやれば良いよ」

 「は~いお邪魔しているよ」

 「なんだオメエらは新しい女か?
おおこりゃイイ女だ早速俺のビックボーイを咥えてくれや貧乳はその後な」

 ボコン!!

 男の体が膨れ上がり爆散する。何回も言うが決して小さい人では無い。

 肩で息する美希顔が般若の様だ

 NGワードだこれ!

 ヒマリは戦慄を覚え、お口チャック!

 その後適当に男たちをいたぶり拘束からの収納だけに終了。

 「ほい転移で帰りましょう」





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