魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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フジオゲット

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 「ヤッホー!来たよ」

 玄関引戸を開けてゾロゾロ店内に入っていく初めての業態のお店に皆興味深々だ。

 「ようこそいらっしゃいました。お待ちしておりました」

 奥さんが出迎える。事前に社長の奥さんとの情報は皆んな得ている。

 「アヤメ姉ちゃんいっぱいあるね」

 楓の眼がキラキラしてる。

 「楓触っちゃダメよ」

 「はーい」

 「さあさあ、皆様こちらの部屋へ……」

 「えっ奥さんどうかしました?」

 「あっ!あの……尻尾が……」

 皆立派な尻尾がわさわさ揺れている。

 「尻尾?ウチらは獣人由来だから当然尻尾は我らの誇りだわ」

 「いえいえ、そうでは無くて尻尾があると着物が着れません。穴も開けられませんですし、お尻周りがスッキリしません」

 「ああ、そっちね。ごめんなさい勘違いしちゃって」

 「いえ、こちらこそ言葉足らずご迷惑をお掛けし、すいませんでした」

 「それでしたら今の私達なら大丈夫です問題ありません。アヤメ決まった?」

 「アイレン姉ちゃんコレに決めたわ」

 薄いピンク色にあやめの絵柄が素敵だ。

 「あら、素敵じゃないこの絵柄はあやめですか?」

 「はい!そうです。絵柄も色も素敵だと思いますよ」

 「アヤメ尻尾を消して」

 「はい」

 「えっ!消せるのですか?」
 
 「はい」

 アヤメはなんだか恥ずかしいそうだ。

 「おお!アヤメお淑やかで綺麗だぞ」

 「えへへ、ありがとうアイレン姉ちゃん」

 「アイレン見ろ着物の上からも尻尾を出せるぞ!」

 「アンリどう言う事?」

 白狐のアンリ、狐の太い尻尾が着物のお尻から生えていた。

 「えっえー!どんなってんの?!」

 「アイレンも教わっただろ魔法はイメージだと消せるなら出せると言う事で着物の上から出したのさ」

 「おお!アンリ天才!目から目クソだね」

 「お前少しは勉強しろ!」



 「沖総理、ご決断を!」

 藤本フジオ最後の説得をしていた。この案件に人生を賭けていた。

 「しかしこれは……」

 いつまでたっても、のらりくらりと
フジオはキレた。

 「決断の出来ないのがトップに居ると害しか無いんですよ。国が止まるんですよ!理解してました?」

 「貴様!無礼だぞ!」

 「ねえ、アンタ気づいてる?総理の代わりなんて腐るほど居るんだよ。無能を殺し続けたらその内有能にあたるのかな?」

 「貴様……本気なのか?」

 「だから言いましたよね。総理、決断してくれと」

 「分かった、分かった好きにしてくれ!ただし、議会の方は任すぞ」

 茶番劇場ね学芸会だよふざけんな!



 「フジオ君よく頑張りました。ご褒美はコレがいいかな?」

 ロロは胸のシャツのボタンを外し大きな胸の谷間が見えるまでシャツを広げた。

 「うひょひょー!ロロさん待って個室に行きます!」

 バタン!ジャーー!

 「ふう、ロロさん準備おつけです!」

 フジオは下を全て脱ぎ捨て便座に座る。

 「ふふふ、お待たせしたかな?フ・ジ・オ・く・ん」

 妖艶な大人バージョンのロロを見てフジオのはギチギチ状態だ。

 透かさずロロは後ろを向きお尻をフリフリ顔だけ振り返りその唇に人差し指を添える。

 うおー!フジオの獣のような低い叫びと共に彼の目の前のドアにベチャ、ベチャ、ベチャと液が飛びドアの下に垂れて行く。

 「はぁ、はぁ、ロロさんこんなに出たのは初めてです。はぁ、はぁ」

 「まぁ、嬉しいわ私でこうなったのね」

 更にロロは女の子座りをして開かれた胸元のまま両手で軽く揺さぶる。

 ふぎゃー!フジオの雄叫びが個室に響き渡る。ベチャ、ベチャ、ベチャ、と液がドアにブチ当たり垂れ落ちる。床には液だまりが広がっていった。

 体をビクンビクンと痙攣させるフジオ
彼の目はひっくり返り薄い髪の毛も半分が白くなった。ちょっとだけカッコいいかもとロロは思った。

 今更だがロロはホログラム大人の姿でもスマホの上では十センチ強だ。

 コレだけ盛大に果てるフジオは上級者かも知れないとデータを上書きする
ロロ。

 「フジオ!ゲットだわ!」
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