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南国ビーチ

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 「それじゃあコレを渡すわ各国の工作員の詳しい情報上手く使ってね後G12の全ての国が私達を熱烈歓迎しているわ当然だけど移転の準備をしておくわね」

 「待ってください!今度こそしっかりと納得させます!」

 「そう、頑張ってねこのままだと親睦会も無くなりそうね」

 フジオのスマホからロロが消えた。
頭を抱えた彼だけが執務室に一人取り残されていた。



 「ほう、コレがジンベイザメか?でっかい魚じゃのう。洋一コレは旨いのか?」

 「女神様コレは食用では御座いません。食するのならばマグロの方が美味ですよ!そうだ!夜はお寿司屋さんに行きましょう」

 「そうか、まかすのじゃ」

 「仰せの通り」

 「折角、南国に来たのだからホテルのプライベートビーチで遊びましょうよ!」

 亜希子達のキラキラしてる瞳が眩しい。てか、ビームじゃねぇか!

 「おお!青い海、抜ける青空にギラつく太陽、白い砂浜、そして美女達の揺れる水着!僕ん棒が耐えきれ無いわ!」

 「女神様オイルをお塗りします。お肌は焼かれますか?それとも日焼けを防ぎますか?」

 「焼く?」

 「はい、太陽の日差しを浴び続けると日焼けを致しますつまりダークエルフのような肌色になります」

 「洋一様、私達には状態異常には成りません昨日読んでいたエロ漫画のNTRマッサージ師をやりたいだけでしょう?」

 うっ、カブちゃんにはお見通しだった。

 「それでは今夜私が洋一様のマッサージを受けましょうか?気持ち良くさせて下さるのでしょうね」

 「勿論、カブちゃんしゅき♡」



 「よーし!勝負だ!あの先にある氷山まで競争だ!先に着いた方が勝ちだ!魔法や転移もなしだぞ!」

 んっ?氷山だと!ここ南国の海だぞ!
あったわ。10km先に浮いてるわ……
ドーム型の野球場くらいはあるわ。
あっなんでヒマリはチョンマゲをしてる?ピヨちゃんか銀髪の上に白龍じゃチョンマゲにしか見えんわな。

 「いいわね!位置について」

 ニーナがスターターかなぜにスクール水着なんだ?胸の白生地に手書きでマジックで書いてあるがデカ乳でもじが伸びて読みづらい

 ヒマリにシーナに瑞穂、亜希子の四人か、しっかしシーナの胸が無駄にデカい肩凝りが酷そうだから僕が今夜マッサージしてあげよう。

 おっ、ドームに誰かいる!アニーかアイツもニーナとお揃いのスクール水着か性癖が同じなんだろう。

 「スタート!!」

 ドン!!!

 低音の衝撃波が吹き荒れる。キチンと結界を張っているから砂嵐にはならない。てか、海に来て泳がないのか?なぜ海の上を走る?

 物凄い勢いで大きな波しぶきが四本ドームに突っ込んで行く。

 ドゴーーン!!

 「ありゃ、ドームが爆散したわ!
アイツら人外だから心配は無いが辺り一面氷だらけだわ。まるで春先のオホーツク海岸の流氷だね」

 「涼しく成ったのでホテルに帰りま
しょう」

 氷は直ぐに消したようだ。

 ホテルにもお寿司屋さんがあったので皆を連れて入る。気配を薄くしている為それ程の騒ぎにはならないよ。

 女神様、早速ジンベイザメを所望したが丁寧に断られた。美人過ぎるので邪気には出来ないだろう。

 たらふく食べもう一泊する事になった。

日本全国グルメの旅はまだ終わらない。
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