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武闘会本戦
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白虎族の国マスラその王都ビース。
前日に国王との謁見を終わらせている。何故見ず知らずの者が謁見できたかと言うと大天使カブリラ様と大女神様のお陰です。
その日のうちに糞ゴミクズどもをひっ捕え騎士団に引き渡した。処刑は武闘本戦の余興として行うそうだ。
さすがの脳筋種族、僕らも引くわー。
捕縛の手際の良さから国王推薦枠で
一人武闘会に出場出来る事になった。
誰が出ても優勝だからジャンケンで決めるようだ。
「「最初はグー!ジャンケンしょ!」」
「よっしゃー!!私の、勝ちー!」
喜び飛び跳ねるタニラの胸から目が離れない、やはりなにかを持っている子は違うのだ
「よっしゃー!!タニラに有り金全部賭けるわよ!」
亜希子の目がイってて気持ちが悪い。
☆
場内は異常な程盛り上がっている先程まで罪人の処刑が行われていたからだ。
武闘会場が片付けられ魔法での水撒きでキレイにされていく。
「それでは、選手の入場です!」
歓声が更に大きくなっていく。
僕達はスタジアムの上階の作られたガラス張りの個室でゆったり飲食しながら武闘会場を眺めている。
所謂VIP対応だ女神がいらしているのに手は抜けない。
「洋一よやっぱりビールには枝豆だ
なぁ。」
「洋一様茹でたウィンナーも格別ですわ。」
「ケンタにはコーラだね。」
「「だよね。」」
「あっ!辛いー!」
「シャーニ、アンタ激辛食べたんかい?お尻痛くなるよ。」
「えー、サレス姉ちゃん見たくお尻で気持ち良くなれないの?」
「な、な、何を言い出すんだいシャーニそ、そ、そんな事はないぞ……」
「サレス姉ちゃんは兄さんから前と後ろの同時責めにハマって毎回白眼を剥く変態さんなのでしょう?」
「レオナだってイキそうに成ると兄さんに齧り付くだろコレからカジリと呼ぶよ。」
「ムキー!ワンコと一緒にしないでよ!」
一様、犬じゃ無くてフェンリルだけど
まぁいいっか。
「ウチじゃ仕方が無いね。」
不憫なカジリを思うヒマリであった。
「あっ!タニラ姉ちゃんだ。アイツ緊張してるのか?右手と右足が一緒に出てるぞ!」
「ギャハハハ本当だ!ダセェー!」
レオナとサレスがタニラをヤジる。
「おっタニラは8番か四試合目だな。四回勝てば優勝か。」
タニラはいつもの白いローブを羽織っていて中には上着は着ておらず白のブラウスに胸元に水色のリボンスカートは紺のタータンチェック柄、膝上丈で短めだ下に黒のレギンスとハーフブーツを履いている。
この世界ではウチの子だけのファッションだその内亜希子らが売り出すのだろうな。
「洋一!ドラゴンザンギが食いたい!
ビールもっとだせ!」
「はい、こちらドラゴンザンギでございます。」
冷えたジョッキにビールサーバからビールを注ぎ込む
「ビールを持ちしました。」
ドンとテーブルの上に置く小まめに動く洋一はまるで居酒屋の店員さんだ。
「おっ、始まるぞ洋一もこっちに来て
座れ。」
「はーい喜んで!」
第一試合は人間の剣士と兎人族の男
メチャ筋肉盛り盛りで可愛いウサ耳がチャームポイントだ。
「始め!」
剣士が物凄い速さで切る掛かる。
それを難なく躱し続ける兎人族
剣士の足が突っかかった兎人族が好機と捉えて殴り掛かる。
僕は見逃さなかった剣士はワザと誘った事を僕だけが気付いた。
「レオナ姉ちゃんあの剣士ワザと突っかかったよね。」
「おーシャーニよく気づいたね偉い
えらい。」
な、なんですとー!
白虎達も気づいていただと!
「あれ~洋一さんもしかして自分だけが気付いていたとか思っていませんよね~。」
イヤラシい喋り方で僕をデスる
亜希子。
思わず僕の口がぐぬぬと言った。
勝敗は兎人族の勝ち兎人族のうさ耳の片方が飛んだが剣士のボディーにパンチが決まり場外負けになったのだ。
「なんかさーレベル低いよねー。」
瑞穂がボヤく。
「だよねー。ダルイわねー。」
あれ?皆んなタブレットで動画見出した。
「ほれほれ、タニラが出て来たよ。」
「あ、そうだサレスさぁ、タニラに賭けて来た。」
「賭けて来たよ亜希子姉ちゃんの言う通りに買ったよ。ところで準決勝でアレやるの?」
「モチロンのコロンコロンさぁ!
準決前にタニラの噂を流す。試合直前に男にこっ酷く振られてズタボロだって次の試合はヤバいってね。
あとはタニラにギリギリに勝って貰えば決勝のオッズは自然と高くなる。」
「皆んなのお小遣いも高くなるぐふふふ。」
「始まるぞ相手はリザードマンなのか?」
「洋一様リザードマンでよろしくてよ。」
「カブちゃんありがとう。」
頬にキスして耳を甘噛みをし内ももを撫で回す。
「まぁ、洋一様たらメッ!ですよ。」
「えへへ怒られちゃった。ペロッ!」
ボンッ!
「ウギャー!」
「玉袋の裏側でなにかが爆発したー!」
JK三人がニヤニヤしている。コソコソと上手くイったねと小声で話しているが
「聞こえているぞ!」
前日に国王との謁見を終わらせている。何故見ず知らずの者が謁見できたかと言うと大天使カブリラ様と大女神様のお陰です。
その日のうちに糞ゴミクズどもをひっ捕え騎士団に引き渡した。処刑は武闘本戦の余興として行うそうだ。
さすがの脳筋種族、僕らも引くわー。
捕縛の手際の良さから国王推薦枠で
一人武闘会に出場出来る事になった。
誰が出ても優勝だからジャンケンで決めるようだ。
「「最初はグー!ジャンケンしょ!」」
「よっしゃー!!私の、勝ちー!」
喜び飛び跳ねるタニラの胸から目が離れない、やはりなにかを持っている子は違うのだ
「よっしゃー!!タニラに有り金全部賭けるわよ!」
亜希子の目がイってて気持ちが悪い。
☆
場内は異常な程盛り上がっている先程まで罪人の処刑が行われていたからだ。
武闘会場が片付けられ魔法での水撒きでキレイにされていく。
「それでは、選手の入場です!」
歓声が更に大きくなっていく。
僕達はスタジアムの上階の作られたガラス張りの個室でゆったり飲食しながら武闘会場を眺めている。
所謂VIP対応だ女神がいらしているのに手は抜けない。
「洋一よやっぱりビールには枝豆だ
なぁ。」
「洋一様茹でたウィンナーも格別ですわ。」
「ケンタにはコーラだね。」
「「だよね。」」
「あっ!辛いー!」
「シャーニ、アンタ激辛食べたんかい?お尻痛くなるよ。」
「えー、サレス姉ちゃん見たくお尻で気持ち良くなれないの?」
「な、な、何を言い出すんだいシャーニそ、そ、そんな事はないぞ……」
「サレス姉ちゃんは兄さんから前と後ろの同時責めにハマって毎回白眼を剥く変態さんなのでしょう?」
「レオナだってイキそうに成ると兄さんに齧り付くだろコレからカジリと呼ぶよ。」
「ムキー!ワンコと一緒にしないでよ!」
一様、犬じゃ無くてフェンリルだけど
まぁいいっか。
「ウチじゃ仕方が無いね。」
不憫なカジリを思うヒマリであった。
「あっ!タニラ姉ちゃんだ。アイツ緊張してるのか?右手と右足が一緒に出てるぞ!」
「ギャハハハ本当だ!ダセェー!」
レオナとサレスがタニラをヤジる。
「おっタニラは8番か四試合目だな。四回勝てば優勝か。」
タニラはいつもの白いローブを羽織っていて中には上着は着ておらず白のブラウスに胸元に水色のリボンスカートは紺のタータンチェック柄、膝上丈で短めだ下に黒のレギンスとハーフブーツを履いている。
この世界ではウチの子だけのファッションだその内亜希子らが売り出すのだろうな。
「洋一!ドラゴンザンギが食いたい!
ビールもっとだせ!」
「はい、こちらドラゴンザンギでございます。」
冷えたジョッキにビールサーバからビールを注ぎ込む
「ビールを持ちしました。」
ドンとテーブルの上に置く小まめに動く洋一はまるで居酒屋の店員さんだ。
「おっ、始まるぞ洋一もこっちに来て
座れ。」
「はーい喜んで!」
第一試合は人間の剣士と兎人族の男
メチャ筋肉盛り盛りで可愛いウサ耳がチャームポイントだ。
「始め!」
剣士が物凄い速さで切る掛かる。
それを難なく躱し続ける兎人族
剣士の足が突っかかった兎人族が好機と捉えて殴り掛かる。
僕は見逃さなかった剣士はワザと誘った事を僕だけが気付いた。
「レオナ姉ちゃんあの剣士ワザと突っかかったよね。」
「おーシャーニよく気づいたね偉い
えらい。」
な、なんですとー!
白虎達も気づいていただと!
「あれ~洋一さんもしかして自分だけが気付いていたとか思っていませんよね~。」
イヤラシい喋り方で僕をデスる
亜希子。
思わず僕の口がぐぬぬと言った。
勝敗は兎人族の勝ち兎人族のうさ耳の片方が飛んだが剣士のボディーにパンチが決まり場外負けになったのだ。
「なんかさーレベル低いよねー。」
瑞穂がボヤく。
「だよねー。ダルイわねー。」
あれ?皆んなタブレットで動画見出した。
「ほれほれ、タニラが出て来たよ。」
「あ、そうだサレスさぁ、タニラに賭けて来た。」
「賭けて来たよ亜希子姉ちゃんの言う通りに買ったよ。ところで準決勝でアレやるの?」
「モチロンのコロンコロンさぁ!
準決前にタニラの噂を流す。試合直前に男にこっ酷く振られてズタボロだって次の試合はヤバいってね。
あとはタニラにギリギリに勝って貰えば決勝のオッズは自然と高くなる。」
「皆んなのお小遣いも高くなるぐふふふ。」
「始まるぞ相手はリザードマンなのか?」
「洋一様リザードマンでよろしくてよ。」
「カブちゃんありがとう。」
頬にキスして耳を甘噛みをし内ももを撫で回す。
「まぁ、洋一様たらメッ!ですよ。」
「えへへ怒られちゃった。ペロッ!」
ボンッ!
「ウギャー!」
「玉袋の裏側でなにかが爆発したー!」
JK三人がニヤニヤしている。コソコソと上手くイったねと小声で話しているが
「聞こえているぞ!」
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