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神龍神族
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「ヒマリ、フェンリルって巨大な狼だって検索したらヒットしたわ。」
「じゃカジリ元の大きさになって!」
ウォン!
グングンと大きくなるカジリ。
「おお、すげー!オーリの二階建ての家ぐらいあるよ。」
「へぇと亜希子が呆れる。」
「カジリお手!」
瑞穂が命じると、小さな軽自動車ぐらいの前脚を振り下ろす。瑞穂を潰すが如く
しかし、瑞穂は軽く右手、手のひらで
受け止める。
「おーさすが人外瑞穂凄いね。」
「アンタらもでしょうが!」
一人キレる瑞穂であった。
「大きさ自由か、小さくしてポケットに入れましょう。」
「ヒマリそこは胸の谷間でしょっ!」
「えーイヤだ、恥ずいわ。」
「何恥ずかしがってるんだよ殿下?」
「キーー!ケイトと一緒にしないでよ!!」
キャットファイトが始まった。
皆が無視して建物に入るカジリも小さくなりついて行った。
まだやっているヒマリと瑞穂。
☆
「あっ、ワンちゃんだ!」
「本当だ犬がいる!」
「白くてかわいいね。」
子供達が集まってくる。それぞれ子供達が犬を撫ぜようとするがそれを悉く齧り付くカジル。
「えっこの子齧るの?全然痛くない
けど。」
リリスも前に出て撫ぜようとするが
齧られた。リリスはムッとしながら、
「齧ったらいけません。めっ!ですよ。」
カジリはビクッとし震え出した。
こんな小さい子供に叱られて魂の奥からの恐怖で動けなかった。
周りを見ると全てが巨大で強大な鬼にしか見えない。自分が何故あんな態度が取れたのか分からなかった。
逆らうと簡単に潰される……
すみばせんでした。涙ながらに伏せをしてリリスの靴を舐め続けた。
「あ、お利口さんになった。」
リリスはしゃがみ込み犬の頭を撫でる。
「リリス撫で撫でしてたの?」
ヒマリがリリスに尋ねる。
「あっお母しゃん。」
「この子はねカジリって名前だよ仲良くしてあげてね。」
「あい。」
その後カジリは一切人を齧ることは無かった森の家の忠犬として活躍した。
フェンリルとしてそれでいいのか?
今回帰省しなかった子も多かった。
ローベル出身の子は改革作業でよく帰っていたし、シリー達もドラゴンを信仰してる連中の所へ帰っても鬱陶しいだけだと、シリー達にしたらドラゴンなんて一食材としか思わないそうだ。
家族が居ない子や帰る所が消滅している子など理由はそれぞれだが皆んな同じような境遇だし家族だし居心地がいいし、なんたって楽しいのだ。
「ドラカツ丼うめー!」
「やっぱりビールにはドラザンギだよ
なぁ!」
朝風呂上がりにはビールがサイコー
だそうです。
「なぁ、洋一よ三ツ首ドラゴンでこんだけ旨いんだぞ!五ツ首ドラゴンなんて
どうじゃ洋一。」
「ですよねー。ケイトん家に一頭、
食材に一頭そうしましょう!」
「おおー!!五つ首が食べれるわ!!」
全員が拍手する。
スタンディングオペレーションだ。
あっどうも、どうもと頭を下げる洋一
アンタにじゃ無いわよ!と数箇所から声が上がった。
クソ!恥かかせやがって必殺技!
ミッドナイトトレイン朝までイキ地獄を喰らわしてやる!!
説明しようトレイン、列車は連結してる。お分かりであろう、朝迄繋がっているのさ!
「ガハハハハ!!ほら洋一も飲め飲め!!」
女神様飲み過ぎですよ。
「なにぃ!わしの酒が飲めねぇって!!」
女神様酒ぐせも悪いですよ。
「グワハハ!洋一よ楽しいなぁ。」
ドゴッ!
テーブルにしこたま頭を打ち付けた女神様
ぐごー!ぐごー!
「女神様、女神様、泥酔なんかしたら簡単にお持ち帰りされて、やられちゃいますよ、そして動画も撮られて脅されますよ。」
「ああ、女神様がチョロ過ぎて心配だ!」
「指輪着けてあげたら。」
「そだね、ヒマリの言う通りだ。」
「はいこの指ね。」
「えっ!左手薬指にマズいしょ。」
「大丈夫よ側はアリア様だから女神様とは違うわ。」
「……そだね。じゃ」
洋一が女神様の薬指に指輪をはめる。
「コレで糞虫どもも近寄れまい。」
やり切った顔の洋一に、プーリアが
現れた。
「お兄様女神様を寝室にお連れ致します。」
「プーリアかいつも気を使わせて悪いな。」
洋一が頭を撫でてあげるとプーリアの顔が赤くなった。
「その様な事は私、お兄様をお慕いしています。えへへ言っちゃった。」
「そ、そうか、ありがとう?」
魔力ソファに乗せて食堂を出る
プーリア。
「女神様本当にキレイ、中の女神様もキレイだし……」
ぐごー、ぐごー、ぐごー、
「うるさい!」
雑音に敏感なプーリアがキレ出した。
クッションを顔に押し付け足で押さえる
宝玉を握らせ手ごと握り潰すがさすが女神様手は潰れない。
ピカーッ!眩ゆい光が部屋中を照らす。暫くすると輝きが収まりだし光が体の中に染み込んでいく。
「ダブルかな?あれ?」
「臭くない!」
パンツをずらして確認したが漏らしていない。女神様ってシッコウンコしないのかな?
プーリアは女神様の前側を広げて確認
後ろ側も広げて確認した。
「穴はちゃんとあるんだよなぁ?」
「まぁ、いいかお休みなさい女神様。」
プーリアが部屋を後にする。
☆
朝風呂を堪能しサッパリして食堂に入る。
「あっ、女神様おはようございます!」
皆んなも
「「「「おはようございます!」」」」
「あぁ、皆んなおはよー。」
「んっ?女神様、魔力が漏れてます。」
ガブちゃんが異変を伝える。
「んっ?」
女神様自分を見た……
「なんじゃ!これはー!!!」
突然大声を上げた事で皆んなが女神様を注目、鑑定をする。
ガイズエリヤ神
神龍神の神
以下同文
はぁー、大きな溜息を吐く女神様。
「んっ、お主らも名称が変わったぞ。」
「えっ!」
「神龍神族だって?」
「あぁ神気を取り込んだからよ。」
「だよね。」
「洋一さんは神龍神になってるアリア様の核取り込んだからだ。」
「もう一つ称号が付いたよ。」
「セクハラ大王だって。」
「セクハラ大王?誰が?」
「「「「「アンタだよ!!」」」」」
「えーーー!!」
「じゃカジリ元の大きさになって!」
ウォン!
グングンと大きくなるカジリ。
「おお、すげー!オーリの二階建ての家ぐらいあるよ。」
「へぇと亜希子が呆れる。」
「カジリお手!」
瑞穂が命じると、小さな軽自動車ぐらいの前脚を振り下ろす。瑞穂を潰すが如く
しかし、瑞穂は軽く右手、手のひらで
受け止める。
「おーさすが人外瑞穂凄いね。」
「アンタらもでしょうが!」
一人キレる瑞穂であった。
「大きさ自由か、小さくしてポケットに入れましょう。」
「ヒマリそこは胸の谷間でしょっ!」
「えーイヤだ、恥ずいわ。」
「何恥ずかしがってるんだよ殿下?」
「キーー!ケイトと一緒にしないでよ!!」
キャットファイトが始まった。
皆が無視して建物に入るカジリも小さくなりついて行った。
まだやっているヒマリと瑞穂。
☆
「あっ、ワンちゃんだ!」
「本当だ犬がいる!」
「白くてかわいいね。」
子供達が集まってくる。それぞれ子供達が犬を撫ぜようとするがそれを悉く齧り付くカジル。
「えっこの子齧るの?全然痛くない
けど。」
リリスも前に出て撫ぜようとするが
齧られた。リリスはムッとしながら、
「齧ったらいけません。めっ!ですよ。」
カジリはビクッとし震え出した。
こんな小さい子供に叱られて魂の奥からの恐怖で動けなかった。
周りを見ると全てが巨大で強大な鬼にしか見えない。自分が何故あんな態度が取れたのか分からなかった。
逆らうと簡単に潰される……
すみばせんでした。涙ながらに伏せをしてリリスの靴を舐め続けた。
「あ、お利口さんになった。」
リリスはしゃがみ込み犬の頭を撫でる。
「リリス撫で撫でしてたの?」
ヒマリがリリスに尋ねる。
「あっお母しゃん。」
「この子はねカジリって名前だよ仲良くしてあげてね。」
「あい。」
その後カジリは一切人を齧ることは無かった森の家の忠犬として活躍した。
フェンリルとしてそれでいいのか?
今回帰省しなかった子も多かった。
ローベル出身の子は改革作業でよく帰っていたし、シリー達もドラゴンを信仰してる連中の所へ帰っても鬱陶しいだけだと、シリー達にしたらドラゴンなんて一食材としか思わないそうだ。
家族が居ない子や帰る所が消滅している子など理由はそれぞれだが皆んな同じような境遇だし家族だし居心地がいいし、なんたって楽しいのだ。
「ドラカツ丼うめー!」
「やっぱりビールにはドラザンギだよ
なぁ!」
朝風呂上がりにはビールがサイコー
だそうです。
「なぁ、洋一よ三ツ首ドラゴンでこんだけ旨いんだぞ!五ツ首ドラゴンなんて
どうじゃ洋一。」
「ですよねー。ケイトん家に一頭、
食材に一頭そうしましょう!」
「おおー!!五つ首が食べれるわ!!」
全員が拍手する。
スタンディングオペレーションだ。
あっどうも、どうもと頭を下げる洋一
アンタにじゃ無いわよ!と数箇所から声が上がった。
クソ!恥かかせやがって必殺技!
ミッドナイトトレイン朝までイキ地獄を喰らわしてやる!!
説明しようトレイン、列車は連結してる。お分かりであろう、朝迄繋がっているのさ!
「ガハハハハ!!ほら洋一も飲め飲め!!」
女神様飲み過ぎですよ。
「なにぃ!わしの酒が飲めねぇって!!」
女神様酒ぐせも悪いですよ。
「グワハハ!洋一よ楽しいなぁ。」
ドゴッ!
テーブルにしこたま頭を打ち付けた女神様
ぐごー!ぐごー!
「女神様、女神様、泥酔なんかしたら簡単にお持ち帰りされて、やられちゃいますよ、そして動画も撮られて脅されますよ。」
「ああ、女神様がチョロ過ぎて心配だ!」
「指輪着けてあげたら。」
「そだね、ヒマリの言う通りだ。」
「はいこの指ね。」
「えっ!左手薬指にマズいしょ。」
「大丈夫よ側はアリア様だから女神様とは違うわ。」
「……そだね。じゃ」
洋一が女神様の薬指に指輪をはめる。
「コレで糞虫どもも近寄れまい。」
やり切った顔の洋一に、プーリアが
現れた。
「お兄様女神様を寝室にお連れ致します。」
「プーリアかいつも気を使わせて悪いな。」
洋一が頭を撫でてあげるとプーリアの顔が赤くなった。
「その様な事は私、お兄様をお慕いしています。えへへ言っちゃった。」
「そ、そうか、ありがとう?」
魔力ソファに乗せて食堂を出る
プーリア。
「女神様本当にキレイ、中の女神様もキレイだし……」
ぐごー、ぐごー、ぐごー、
「うるさい!」
雑音に敏感なプーリアがキレ出した。
クッションを顔に押し付け足で押さえる
宝玉を握らせ手ごと握り潰すがさすが女神様手は潰れない。
ピカーッ!眩ゆい光が部屋中を照らす。暫くすると輝きが収まりだし光が体の中に染み込んでいく。
「ダブルかな?あれ?」
「臭くない!」
パンツをずらして確認したが漏らしていない。女神様ってシッコウンコしないのかな?
プーリアは女神様の前側を広げて確認
後ろ側も広げて確認した。
「穴はちゃんとあるんだよなぁ?」
「まぁ、いいかお休みなさい女神様。」
プーリアが部屋を後にする。
☆
朝風呂を堪能しサッパリして食堂に入る。
「あっ、女神様おはようございます!」
皆んなも
「「「「おはようございます!」」」」
「あぁ、皆んなおはよー。」
「んっ?女神様、魔力が漏れてます。」
ガブちゃんが異変を伝える。
「んっ?」
女神様自分を見た……
「なんじゃ!これはー!!!」
突然大声を上げた事で皆んなが女神様を注目、鑑定をする。
ガイズエリヤ神
神龍神の神
以下同文
はぁー、大きな溜息を吐く女神様。
「んっ、お主らも名称が変わったぞ。」
「えっ!」
「神龍神族だって?」
「あぁ神気を取り込んだからよ。」
「だよね。」
「洋一さんは神龍神になってるアリア様の核取り込んだからだ。」
「もう一つ称号が付いたよ。」
「セクハラ大王だって。」
「セクハラ大王?誰が?」
「「「「「アンタだよ!!」」」」」
「えーーー!!」
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