魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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白い子犬

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 エリスの戦闘中、女子高生はそそくさとこの場を離れた。盗賊の一人からアジトの場所を聞き出したのだ。

 お宝、お宝、お宝♪とフリ機で飛んで行った。三人組。

 「アジト発見!」

 「洞窟だね。」

 「洞窟を見つければほぼアジトじゃね。」

 「「そだね。」」

 「行こっか。」


 「おー、結構広いぞ。」

 「奥に何人か八人だ居るね。」

 「縛ってポイで済むじゃん。」

 「「だよね。」」

 「あっ見つかったわ!」

 「「そだね。」」

 「それ!ポイ、ポイ、ポイ!」

 「盗賊の討伐完了!」

 「お宝、お宝、おー私お金持ちだわー。」

 「ぜんぶ収納、お宝ゲットだぞっ!」

 「奥になんか居る!」

 「えー、人は居なかったよ。」

 「あっ!カワイイ!ワンコだ。」

 「真っ白な子犬だね。」

 「おいでポチ!」

 「白いからシロじゃね。」

 「ポチ、めんこいね頭撫で撫でして
あげる。」

 ガブ!

 「瑞穂、齧られてやんのハハハ。」

 「アンタやりなさいよ!」

 「私は心優しいから動物に好かれるのよ。おいでシロ。」

 ガブ!

 「ギャハハハ亜希子も齧られてやんの!」

 「ほれヒマリアンタの番だよ。」

 「おいでカジリ。」

 「なんちゅ名つけんじゃ……あら
来たわ。」

 「私の愛の勝利よ!ねぇカジリ!」

 「「納得いかねー!」」



 「仕分け完了!」

 「皆んなでやればすぐ終わるってか。
いつもの①の穴が処刑②が犯罪奴隷ね。
ローベルでやってたから分かるよね。」

 「「「「「はーい!」」」」」

 「じゃこの後も分かるね。」

 「はーい!孤児、スラム、街中ですね。」

 「うん、お願いね。」

 「女神様、カブちゃん、マミナ邸宅のガザ入れにいくよ。」

 「わしもか?」

 「暇でしょう結構面白いですよ。
あっそうそう善良な皆さんはこれでも食べて大人しくしてください。」

 「スナック菓子の山を置いておく飲み物も自由にのんでね。食べ方飲み方はあの子達に聞いて下さい。」

 「行きますよ端からですよ。」

 「んっ夫人の部屋か宝石やアクセサリードレスは没収です。何か隠してませんか?鑑定ですぐ分かると思いますが。」

 「旦那様クローゼットの奥の壁何か
あるぞ」

 どれどれ、ベキッ

 「金貨と宝石類ですね。これも没収!さあ、どんどん行きますよ!」

 「おっ、これは夫婦の寝室ですね。
媚薬と避妊のポーション、多少のおもちゃぐらいかお尻用もありますね。」

 「側室の部屋も似たもんですね。
おーこれは向こうで所持しているだけで捕まる薬ですね。」

 「薬だと!」

 「皆さんは必要ありません。僕が身を呈してご奉仕致します。」

 「あっう!」

 モジョモジョしだす彼女達、僕頑張る!

 「執務室!色々出て来るぞ!」

 書類を漁る

 「お、あった誘拐指示書と取り引きルート金額迄明記してあるのか?」

 更に漁る

 「あっ見つけたローベルのグズフか少女を使って勢力を広めたな精力で。」

 「洋一様、隠し部屋です。」

 おお、さすがカブちゃん後ろから抱きしめて耳をペロペロしてあげる勿論揉みしだく。

 「あん!洋一様あ・と・で・ね。」

 「分かったよカブちゃん。」

 本棚の本を押し込むとガッコン壁が動く同じような仕掛け他でも見たな同じ業者が施工してるのか?

 「期待できそうじゃな洋一」

 「旦那様わらわが先行する。」

 「これは……捕らえられていた彼女達がいた部屋だ拷問用具が壁にかけられ奥の部屋には大き目のベットがある。」

 「女神様、」

     カブちゃんが気づく

 「あぁ浮かばれない魂が多数いる。」

 「さぁ、わしの下へ来るのだそして清らかな魂で昇るが良い。
辛かったなわしの力が及ばす済まなかった。今度は幸せになってくれ。」

 女神様が光り輝き暖かい優しさに包まれて魂達が昇って行く。僕も手を合わせた。

 部屋の隅の箱にゴミの様に捨てられた遺品これも回収してカラドナに家族の下へ帰させよう。

 街中を捜査していた班が帰って来た。三十人ほど連れている。ダークエルフ、エルフ、獣人族、人族、皆んなに言えるのは生きる気力が無いだろうか?

 監禁されていた子が十六人残りが孤児とスラムだった様だ。ついでに害虫も捕まえてきたそうだ。

 元領主邸を子供達の棲家とし半分を行政各所に振り分けた。

 子供達には暖かい食事と温かいお風呂だなゆっくりして貰おう。後はシエルに任せよう没収した資金も渡したしね。

 「王宮に戻ろう!」

 流星号改IIに乗り込むといきなり僕の首筋や耳などが舐められる。

 「ヒマリまだ早いってちゃんと抱く
からぁ。」

 ドゴッ!

 「痛!!ヒマリ酷いなぁ」
 
   「うわっ!」
 
 「なっな何!!!」

 口の周りをペロペロ舐められる洋一。

 「えっえーいぬ??」

 「エヘヘかわいいでしょカジリって言うんだよ名の由来はすぐ齧るからよ。」

 カジリは女神様の膝の上で丸くなって
もう寝た。

 「コヤツ、フェンリルではないか!」

 「フェンリル?」

 「神に仇ななす狼じゃ。」

 「えっ敵?」

 「仇なす者はここにもおるじゃろう」

 と洋一の耳を引っ張る。

 「痛、痛い痛い痛い耳ちぎれます!!」
 
 「「「そだね。」」」



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

複数話の連続投稿しましたら先行サイトに追いついてしまいました。
誠に残念ながら明日からは一話の投稿になります。

お昼時間を予定してますのでお目を通して下されば嬉しいです。

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