魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

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カブリラって誰?

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 唯がアニーを連れて転移してきた。

 「おっ、やっときたかあぁ?」

 ニーナが驚愕する。

 「アンタなんで進化してるの!!」

 「知ら無いわよ!目が覚めたらこうなってたのよ!」

 「アンタ今からこっち側よ帰ったら詳しく話すわ。」

 「……分かったわ」

 「アンタの今の状態から言える事はこのドラゴンも瞬殺って事よ。」

 眼を見開くアニー冷や汗で背中がベッタリ貼り付く。マジか……。

 「いやお待たせして申し訳ない……」

 「フンギャーーーーー!!!!!!」

 ギルマスが腰を抜かし尻餅をつく。

 当然のように股にシミが広がっていく。

 「あっアンタ達見ちゃ駄目よ。」

 「「「「はーい。」」」」

 「ギルマスしっかりして下さい。」

 アニーがかがみ込み手を差し出す、ギルマスの手を握り引き起こす。

 グッと力が入った途端にブラウスの胸のボタンが弾け飛びギルマスの目前にたわわな果実がめろんと繰り出された。

 「あっ。」 「あうっ!」 「キャー!」

 アニー、ギルマス、アニーの順に声をあげた。
 
 「ギルマス、お前は、お漏らしそして逝ってしまったのか?」

 「アヤメ姉ちゃんあんな事する人が痴女って言うんだね。」

 「そだね。」

 ギルマス暫く退場、アニーも着替えに森の家にニーナと飛んだ。

 アニーもコレを着てと渡された服はやっぱりメイド服、それも洋一達の世界のメイド喫茶の衣装だ。

 エロさが違うスカート丈は膝上
黒のストッキングにガーターベルトお腹周りはピチとして下乳を強調する。勿論胸元は大きく空いている。ついでに半袖だ。足元はパンプス。

 「良し戻るわよ!」

 
 
 「ギルマスまだの様ね。今の内に存在感を薄くするわよ。」

 「存在感?」

 「このままではアニーのインパクトが強くてギルマスに身体をジロジロ見られるわよ。」

 「えっ、ヤダー!」

 「そう自分を少しずつ薄くしていくのよ。始めて!」

 「薄く、薄く、薄く……」

 「アニーもういいわ良くなったわ。」

 「いやー、本当に申し訳ない。うんっ!君はアニーかい?さっき見た時と
別人なんですけど。なぜ、メイド服?」

 「ギルマス、不幸な出来事の重ね掛けでこうなりました。申し訳ございません。」

 「いえ、ぜんぜん怒ってい無いからね。本当だよ。凄く変わって凄く綺麗になったから驚いちゃっただけだから。」

 「綺麗!ぽっ!」

 「アヤメ姉ちゃんアニーさんってチョロいね。」

 「そだね。」

 「ギルマス、私はクルズのギルドに居たニーナです。」

 「はいはい、覚えてますよ。会合でお会いしましたね。」

 「では、さっそく五つ首のドラゴン、ギルドでは無理そうですが?オークションを行う事でよろしいですか?」

 「それしか無いと思いますが、手数料は販売額の二割となります。」

 出したドラゴンを収納しながら

 「そうですか、皆んな帰るよ」

 「「「「「はーい。」」」」」

 「ちちょっと、待ってください。どうしてドラゴンを下げるのですか?」

 「十億で売り二億の手数料、舐めてんのか?薄らハゲ!帝国にでも売るわ!」

 「行くよ~。」

 「ま待ってください。一割!」

 「1%。」

 「8%でお願いします。」

 「良し決まり3%ね!もう話しは無いわ。」

 ぐぬぬぬ。

 「何不満なの?保管はアニー一人で十分だし告知するだけでしょう。

 大勢の人たちが集まるから王都も栄えるわ感謝されるわよギルマス。」

 「た・ま・は、まだあるのよ。」

 「はい、承りました……。」

 握手を交わすニーナとギルマス交渉成立です。

 「ニーナ姉ちゃんカッコイイ!」

 シリーのまなこがキラッキラッしている。

 「それじゃ皆んな本当に帰るわよ!
アニーはドラゴンを収納して一人出してアンタも行くのよ!」

 ???

 「アニー、ドラゴンを収納すると強く思いなさい。」

 「むむむ収納!」

 スポ

 「入った?」

 「良し次、自分が二人に成ると強く思って」

 「二人、二人……ヌポ、出た。」

 「アンタ仕事の途中でしょう一人置いてきなもう一人は一緒に来る分かった?」

 「分かった。」



 森の家

 「だだいま!」

 「お帰りなさい!」

 「皆んなココで解散ね明日もダンジョンに行くんでしょ?ゆっくり休んでよ。ミツ首厨房に出しておくからね。」

 「「「「「はーい。」」」」」

  「やったードラゴンステーキだよ」

 「楽しみだね。」

 「私大好きドラゴンステーキ!」

   「そだね。」

 

 「アニーはついて来て。」

 放送スタジオに入った。

 「えっえー何コレ!!壁の絵が動いてる!錬金術師の工房なんて比じゃない位整っているし見た事の無いものばかり!!」

 「始めは皆んなこうだからアニーだけじゃ無いよ。じゃ壁側のそこに立ってもうちょい右だね。ん、そこ!」

 「私が話すからそしたら簡単に自己紹介してね。ココ見ながら話して。」

 見ると細長い台の上に黒い四角の箱が載っていてこちらの面に黒ぽい宝玉が付いてあるコレを見て話せばいいんだな。

 ニーナがなにやら操作し出した。

 ピンポンパンポ~ン
 「ハーイ!ニーナだよ元気してた?
 今日はね、新しい家族を紹介するわ!
 アニーです!」

 ハイ!拍手パチパチパチパチ!

 小声で、アニー自己紹介!

 「皆さんこんにちは!私アニーと申します。
18歳です。王都の冒険者ギルドに居ますので冒険者のことならなんでも聞いてください。これから宜しくお願いします。」

 「新しい家族アニーでしたー!見逃した子はアーカイブを見て下さいね。」

 「じゃねー!ぶぁいぶぁい!!」

 通常画面に戻る。

 「ふー。上手くいったね。」

 「ニーナの話し方変だわ。」

 「イヤこう言う話し方をしなさいと言う制作監督が居るのよ。」

 「監督???」

 「ココの環境は凄いのよ今迄の価値観がまるっきり変わるわよ。」

 ???

 コンコン、カチャ

 「ニーナ姉ちゃん居る?」

 「桜ちゃん入っておいでよ。」

 「アニー姉ちゃん始めまして桜です。」

 「桜さん始めましてアニーですよろしくお願いします。」

 「私15だから呼び捨てで良いわよ。
私も姉ちゃん呼びにするから。」

 「姉ちゃん用のタブレット持ってきたわ。」

 「タブレット???」

 「便利グッズ、兎に角便利過ぎる物
私達だけが使える物。」

 「この世界に存在しない物だよ。」

 「えっ?私使っても良いの?」

 「コレ姉ちゃん専用だよ。」

 「登録を始めるよ黒いところどこでもいいから触って、そう。」

 ポンと明るくなって絵が浮き上がる。

 「凄い!なんかドキドキするわ。」

 宝玉が徐々に輝きだし真っ白になってら何か出てきた。名前を入力して下さい。名前?

 音声入力が出来るからタブレットの向かって名前を言って[即アニーと答える]画面にアニーと打ち込まれた。

 「えー!言った事が文字になった!!」

 「まあまあ、コレに魔力で包んで。」

 「魔力苦手なんだけどー。」

 「大丈夫、大丈夫アホなほど魔力があるから魔力切れなんて気にしなくていいからね。」

 「あっ出て来た包み込む!出来たわ!」

 「はい!終了です。お疲れ様でした。
コレはアニー姉ちゃん専用機だからね無くしたり、壊したりし無いでよ。水没にも弱いからね!」

 「分かったわありがとう。」

 「じゃ私はコレで」

 「桜ちゃんありがとね!」

 片手をヒラヒラさせて立ち去る桜、尻尾が嬉しそうだ。

 「アニーの部屋へ行きましょう。」

 「私の部屋?」

 「アンタが寝ていた所よ。」

 小さなテーブルに座りお茶と紅茶とお菓子を出した。

 「まずは自分を鑑定しましょう。」

 「私、鑑定なんて」

 「出来るわよやってみ!」

 「う~ん、う~ん、あっやっと出た。」

 その言い回しにニーナが苦笑い。

 アニー
 18歳
 神龍族
 HP 無限
 MP 無限

 肉体成長は成長期のピークで止まる
 寿命が無くなり死な無い老化もない
 魔法の才能だけは頭のおかしいレベル       

 カブリラは元気か?

 「カブリラって???」

 「分かった、最後は私もわから無いけどこんなもんよ。」

 「神龍族って雑ね。えー女神様がこの文書いているのですか?」

 「女神様って本当に居るのですか?
えっまたに遊びに来てくださる。」

 「えっ中身がオヤジ臭いって!」

 「あー痛い頭痛い、痛い痛い痛い痛い痛いゴメンなさい!女神様!ゴメンなさい!もうしません!」

 「ふ~う神罰を受けてしまいました。」

 唖然とするアニー毎日お祈りしましょう。と堅く誓う。


 



 

 

 


 

 
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