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ダンジョン攻略年少組
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翌朝、女神様からクレームが入った。
ダンジョン攻略が酷すぎるとの事だった。
「ゴリャァー!なんじゃあれは!!!」
入口に入ってすぐに、最下層に向かって魔法をぶっ放し、大穴を開けその影響で格フロアも焼き尽くした。……攻略完了。
ダンジョンコアと宝玉入手。
実際の討伐モンスター、
スライム一匹。
十分も居なかったそうだ。
JK三人だと想像の斜め上後方三回転二回捻りぐらい予想がつかない。
はぁ~。
檄怒の女神様に小一時間説教をくらった。まだまだ続きそうなので天界に居る僕を使います。
女神様を後ろから優しく抱きしめ耳を甘噛みする。
「女神様、まだ続きが残ってますよ。」
「あんっ。洋一わしはもう少し後でも」
「駄目ですよ。」
胸の先をクリクリしてやる。
僕に抱きつく女神様の手に力が入る。
「美しく、可愛い女神様がイケナイんですよ僕が我慢出来ません。」
「洋一わしは……」
チョロいチョロ過ぎる弱弱なのに……
皆んながそう思った。
「と言う訳でダンジョン攻略班の再編をお願いします。JKは抜かします。」
「「えー!」」
ぶー垂れるヒマリと亜希子、瑞穂はどっちでもいいみたい。
「と言う訳で年少さんに行って貰う事に成りました。危険も無さそうですし大丈夫でしょう。」
皆んなが毒されている。小学生と幼稚園児だけでダンジョン攻略させるのだ。
該当のダンジョンは六つ、全て百階層だ。六つのダンジョンコアを集めると異界へのゲートが開くそうだ。まるでゲームだな。
マップを作り宝箱全てを回収しないとクリアにしないと女神様が仰っている。
三人で一班を作り四つのダンジョンを攻略して貰う多分早く終わりそうだな神龍族だし、(先日女神様に神龍人から神龍族に書き換えられた。)
「それじゃ皆んな気を付けてね。」
「「「「「はーい。」」」」」
「おー、皆んな可愛いなぁ。ドーデならもうお漏らししてるな。」
えっ!皆んな自分のフリー◯君持っているの!
完成度、高過ぎる!あの機体なんてジェットエンジン風になっていてメチャクチャ、カッコいい!!エフェクトもマジもんだ!
年少さん能力あり過ぎ勉強が終わったら色々と手伝って貰いましょう。
さて、僕らも街作り頑張りましょうか!
第二ダンジョン入口前
唯が13歳、ミーシャ、リーシャは6さいの双子が立つ。
「装備の点検は済んでる。」
「「はい、お姉様!」」
「それじゃ行きましょう。」
中に入ると唯が魔力をフロア一杯に広げる
「まだまだ行けますね。ふん!
あぁ、駄目だった。五十階迄しか届かない!」
桜改のタブレットに五十階迄のマップが表示される。
「悔しいですね。瑞穂姉様は百階迄大穴を開けたのに……」
「いや唯姉ちゃんも凄いよ」
「そうだよこんなに広いダンジョンの五十階迄の詳しいマップ作れるだよ。宝箱や隠し部屋迄写っているよ。」
「そうだね、ありがと始めよう!」
「「はーい!」」
「この階宝箱が三つあるね。一つ色が違うよ罠かな?じゃコレ私が行くね。」
「下への階段前で待機して頂戴。」
「「はーい!」」
「気を付けてね何かあったらすぐ連絡だよ」
「「はーい!」」
ドン!!
衝撃波と共に三方に飛び去る子供達、普段から鬼ごっこと称して大木が密集している森の中を全力で飛び回る。森に比べたらここは大空を飛んでるようだと。
唯が悩んでる。うーんどうしょう。
叩いても魔法をぶつけても木っ端微塵になるし、あっそうだ!軽く中からボンすれば良いよね。
「はい!」
ボン!
おー蓋が開いたけどモンスターだよね。あっ消えた?なんか落ちている。
「これが魔力石だね。結構な魔力があるんだね。皆んな魔石って呼んでるけど教えてくれた通りだわ。」
回収して皆んなと合流だ!
ドン!と飛び去る。
「お待たせ!」
「私達も今来た所です。」
「じゃ次の階へ行こう!」
歩くの面倒だし汚れるからフ◯ーザ君で降りていく。タブレットを前面にセットしてプレートにポテチ、ドリンクホルダーにお茶をセットする。
唯のフリ機(◯リーザ君)のは流線形で異界のメチャ早い電車を真似てある。
「ヘッドライト、オン!」
明るく前方を照らし出す。機体の後ろにも小さな赤いランプが光る。
魔法攻撃も機体前方一メートルから発動する。唯本人がその様に撃ち出すのだがフリ機が攻撃して見えるのでカッコいいのだ。
気分はあのアニメのパイロット、コックピットに収まる自分に痺れてしまう。
森の家では色んなアニメや映画や動画が沢山あって見放題なのだ。
長い階段を縦に並び降りていく。
「おっ、抜けた!けど上の階と変わらないね。」
「「そだね。」」
「唯姉ちゃん前方に敵性反応!全速力で向かって来ますが……遅い遅すぎる。」
「分かったわ。横並びて迎え打ちましょう。」
「唯姉ちゃん!あれゴブリンだよ!アニメで見た事あるもん。」
「お兄様の世界ではモンスターは居ない筈なのにアニメとそっくり。では掃射!」
トトトトト!
「威力最弱でもミンチだわ。弱!」
あー魔石集めるの面倒くさいね。
ゴブリン五十匹も来たし。
まぁ手で拾わんし。
「唯姉ちゃん今度来たら魔石だけ抜いたら」
リーシャが手のひらを上にヒョイと握る
「そだね。そうしようか!」
「ここも宝箱三つと隠し部屋一つね。宝箱回収後隠し部屋に集合ね。」
「「はーい。」」
ドン!
三方に飛ぶフリ機五秒掛からずミーシャが到着した。
鑑定!良し回収。隠し部屋へGo!
「ナーンにも無いわね。壁の外からの透視にも何も無かった。」
「こう言うのって中に入ると湧き出てくるんじゃないかな?」
「良し壁破壊、ちょっと下がってね。」
トトトト!壁に穴が開き崩れていく。
「私が行くわ!」
唯がフリ機ごと中に入ると中央に魔法陣が浮かび上がり中から牛の頭を持つ筋肉隆々の馬鹿デカいのが現れた。
トトト!
牛頭は血を吹き出しながら後ろに倒れた。
「あーあ!魔石だけ抜くの忘れた!」
「牛さん強そうだったけど弱弱だったね。」
「「そだね。」」
「あっなんかある!」
「牛さんが持ってた斧と小瓶が三つ
要らんけど。」
「小瓶はアニメでは回復薬が定番だけどいつ作ったか分からない物口に出来ないわね。要らないけど回収!」
わたし達唯班はお昼までに十八階まで攻略して家に帰った。
ダンジョン攻略が酷すぎるとの事だった。
「ゴリャァー!なんじゃあれは!!!」
入口に入ってすぐに、最下層に向かって魔法をぶっ放し、大穴を開けその影響で格フロアも焼き尽くした。……攻略完了。
ダンジョンコアと宝玉入手。
実際の討伐モンスター、
スライム一匹。
十分も居なかったそうだ。
JK三人だと想像の斜め上後方三回転二回捻りぐらい予想がつかない。
はぁ~。
檄怒の女神様に小一時間説教をくらった。まだまだ続きそうなので天界に居る僕を使います。
女神様を後ろから優しく抱きしめ耳を甘噛みする。
「女神様、まだ続きが残ってますよ。」
「あんっ。洋一わしはもう少し後でも」
「駄目ですよ。」
胸の先をクリクリしてやる。
僕に抱きつく女神様の手に力が入る。
「美しく、可愛い女神様がイケナイんですよ僕が我慢出来ません。」
「洋一わしは……」
チョロいチョロ過ぎる弱弱なのに……
皆んながそう思った。
「と言う訳でダンジョン攻略班の再編をお願いします。JKは抜かします。」
「「えー!」」
ぶー垂れるヒマリと亜希子、瑞穂はどっちでもいいみたい。
「と言う訳で年少さんに行って貰う事に成りました。危険も無さそうですし大丈夫でしょう。」
皆んなが毒されている。小学生と幼稚園児だけでダンジョン攻略させるのだ。
該当のダンジョンは六つ、全て百階層だ。六つのダンジョンコアを集めると異界へのゲートが開くそうだ。まるでゲームだな。
マップを作り宝箱全てを回収しないとクリアにしないと女神様が仰っている。
三人で一班を作り四つのダンジョンを攻略して貰う多分早く終わりそうだな神龍族だし、(先日女神様に神龍人から神龍族に書き換えられた。)
「それじゃ皆んな気を付けてね。」
「「「「「はーい。」」」」」
「おー、皆んな可愛いなぁ。ドーデならもうお漏らししてるな。」
えっ!皆んな自分のフリー◯君持っているの!
完成度、高過ぎる!あの機体なんてジェットエンジン風になっていてメチャクチャ、カッコいい!!エフェクトもマジもんだ!
年少さん能力あり過ぎ勉強が終わったら色々と手伝って貰いましょう。
さて、僕らも街作り頑張りましょうか!
第二ダンジョン入口前
唯が13歳、ミーシャ、リーシャは6さいの双子が立つ。
「装備の点検は済んでる。」
「「はい、お姉様!」」
「それじゃ行きましょう。」
中に入ると唯が魔力をフロア一杯に広げる
「まだまだ行けますね。ふん!
あぁ、駄目だった。五十階迄しか届かない!」
桜改のタブレットに五十階迄のマップが表示される。
「悔しいですね。瑞穂姉様は百階迄大穴を開けたのに……」
「いや唯姉ちゃんも凄いよ」
「そうだよこんなに広いダンジョンの五十階迄の詳しいマップ作れるだよ。宝箱や隠し部屋迄写っているよ。」
「そうだね、ありがと始めよう!」
「「はーい!」」
「この階宝箱が三つあるね。一つ色が違うよ罠かな?じゃコレ私が行くね。」
「下への階段前で待機して頂戴。」
「「はーい!」」
「気を付けてね何かあったらすぐ連絡だよ」
「「はーい!」」
ドン!!
衝撃波と共に三方に飛び去る子供達、普段から鬼ごっこと称して大木が密集している森の中を全力で飛び回る。森に比べたらここは大空を飛んでるようだと。
唯が悩んでる。うーんどうしょう。
叩いても魔法をぶつけても木っ端微塵になるし、あっそうだ!軽く中からボンすれば良いよね。
「はい!」
ボン!
おー蓋が開いたけどモンスターだよね。あっ消えた?なんか落ちている。
「これが魔力石だね。結構な魔力があるんだね。皆んな魔石って呼んでるけど教えてくれた通りだわ。」
回収して皆んなと合流だ!
ドン!と飛び去る。
「お待たせ!」
「私達も今来た所です。」
「じゃ次の階へ行こう!」
歩くの面倒だし汚れるからフ◯ーザ君で降りていく。タブレットを前面にセットしてプレートにポテチ、ドリンクホルダーにお茶をセットする。
唯のフリ機(◯リーザ君)のは流線形で異界のメチャ早い電車を真似てある。
「ヘッドライト、オン!」
明るく前方を照らし出す。機体の後ろにも小さな赤いランプが光る。
魔法攻撃も機体前方一メートルから発動する。唯本人がその様に撃ち出すのだがフリ機が攻撃して見えるのでカッコいいのだ。
気分はあのアニメのパイロット、コックピットに収まる自分に痺れてしまう。
森の家では色んなアニメや映画や動画が沢山あって見放題なのだ。
長い階段を縦に並び降りていく。
「おっ、抜けた!けど上の階と変わらないね。」
「「そだね。」」
「唯姉ちゃん前方に敵性反応!全速力で向かって来ますが……遅い遅すぎる。」
「分かったわ。横並びて迎え打ちましょう。」
「唯姉ちゃん!あれゴブリンだよ!アニメで見た事あるもん。」
「お兄様の世界ではモンスターは居ない筈なのにアニメとそっくり。では掃射!」
トトトトト!
「威力最弱でもミンチだわ。弱!」
あー魔石集めるの面倒くさいね。
ゴブリン五十匹も来たし。
まぁ手で拾わんし。
「唯姉ちゃん今度来たら魔石だけ抜いたら」
リーシャが手のひらを上にヒョイと握る
「そだね。そうしようか!」
「ここも宝箱三つと隠し部屋一つね。宝箱回収後隠し部屋に集合ね。」
「「はーい。」」
ドン!
三方に飛ぶフリ機五秒掛からずミーシャが到着した。
鑑定!良し回収。隠し部屋へGo!
「ナーンにも無いわね。壁の外からの透視にも何も無かった。」
「こう言うのって中に入ると湧き出てくるんじゃないかな?」
「良し壁破壊、ちょっと下がってね。」
トトトト!壁に穴が開き崩れていく。
「私が行くわ!」
唯がフリ機ごと中に入ると中央に魔法陣が浮かび上がり中から牛の頭を持つ筋肉隆々の馬鹿デカいのが現れた。
トトト!
牛頭は血を吹き出しながら後ろに倒れた。
「あーあ!魔石だけ抜くの忘れた!」
「牛さん強そうだったけど弱弱だったね。」
「「そだね。」」
「あっなんかある!」
「牛さんが持ってた斧と小瓶が三つ
要らんけど。」
「小瓶はアニメでは回復薬が定番だけどいつ作ったか分からない物口に出来ないわね。要らないけど回収!」
わたし達唯班はお昼までに十八階まで攻略して家に帰った。
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