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女神
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「お前やっぱり女神か?その身体の本人は呼び出せるのか?」
「あぁ、わしが天界に戻る時に入れ替わろう。」
「約束だぞ!その子の名はなんと言う?」
「チョット待て……スゥスだ!」
「いい名前だ。なんでスゥスの代わりにお前が居る?」
ナナちゃん女神様にもタメ口だ。
「お前口悪いな!わし女神だぞ!」
「そうか?中身、仕事に疲れたおっさんにしか思えんけど。」
「ぐぬぬぬ。」
「お前たちのアホみたいな魔力に引っ張られたんじゃオヤツ食いそびれたぞ。」
この口調と言うかやっぱり女神だな
「どうやって封印した?封印の宝玉全部で幾つある?それは何処にある?」
ナナちゃんのその言葉に全員が女神に鑑定眼を向けた。
「あー、分かったよダンジョン最下層のダンジョンコアあれを削って体内に入れると勝手に魔力が抜けるのさ、そこに玉百個置いておる。百階層のダンジョンだけにな、該当のダンジョンは六つだ頑張りな。」
「えー!!この世界ダンジョンがあるの!」
ゲーム大好き亜希子が食い付く。
「あるわな、わしが作った十二もあるぞ」
「ねぇねぇ、ラスボスはなに?」
「ハハハ、聞いて驚け、ドラゴンじゃ!」
「ドラゴン……」
「ドラゴンと聞いてビビったか?最強の生物だ!仕方が無いグハハハ!」
「今日の夕飯はドラゴンステーキだよ。」
「えっ。」
「出来たわダンジョンコア防御魔法、コピーして皆んなにまわすわね。」
「えっ。」
「まっ、女神ちゃんも風呂入って飯食って行きな泊まってもいいよ。」
「……ありがとう。」
忘れてたわ、コイツら神龍族だったわ。
☆
「うめーなコレ唐揚げ?サクッとジュウシー!わしはエールだな、うめえぞ!
ビールっていうのか、うんうん良きに計らえ。」
「おのれが、今代の群れの長か?」
「群れの長かは分かりませんけど、そうだと思います。洋一と申します。女神様。」
「上手く纏めてるじないか各自の顔が輝いてるぞ!あっちの不満も無くまさにパーフェクト……」
ネイティブ発音で決めようとしたらしい。女神様可愛い!
「旦那様、先に休みます。」
「かなえさん、おやすみ。」
「旦那様、かなえと呼び捨てにして下さいといつも言ってますよね!」
「ゴメンかなえ、君が美し過ぎるので忘れてしまうんだ。」
まぁ、旦那様ったらとキスしてきた。
うげ~!ヒマリが砂糖を吐いている。
僕を引抜き腕を組んで食堂から出るかなえ。
「なんなんじゃ?!」
ヒマリが耳打ち女神様の御顔見るみる赤くなる。正確に伝わっているのか?
人が集まって来たので出口に僕を一人置く次々と人が集まり僕を連れて出して行く。
あれは?今日保護された子たちも居る。犬獣人の人妻がいるけど大丈夫か?不倫にならんか。話し付いているよな?
「なんじゃあれは?」
ヒマリが耳打ちする。
「わしも体験したいぞ」
「いけません!その身体はスゥスなの
ですから彼女が目を覚ました時、悲しみます。でしたら……」
また耳打ちするヒマリ。
「そうじゃのう、その手があるか。」
「責任は女神様で。」
「分かったわい!」
「言質を取りましたよ。」
☆
「洋一おのれガイヤからきたのか?」
「左様でございます。」
「まぁ、こことガイヤは表裏一体パラレルじゃしな。」
「勇者などいるのですか?」
「勇者など居ても無駄じゃ、お前らが居るからな。」
「左様で……ガイヤから来た人間っているのですか?」
「偶に居るな、次元の狭間ってやつだ多少の加護を与えて生き易くするぐらいだ。」
プシュ!グビグビ、プハー!
「酎ハイなる物も旨いな。」
ギャハハハ!!ほらおのれも飲め飲め!すっかり出来上がり僕の隣りに座りビシバシ叩いてくる。
ムカついたのでどさくさにまみれて胸を揉んでクリクリしてやったぜ。
「っ!痛い!!」
僕の左腿にフォークが刺さってる!
「すみませんでした。調子に乗りました。ゴメンなさい!」
「僕は転移で世界を行き来出来るけどそれ以外の方法ってあるんですか?」
「おっそれ聞く一様禁句だからのう。」
「お美しい女神様にき・ん・く・なんて似合いませんよ」
「そうじゃろ、そうじゃろ今代の長は物事を良く分かっておるの」
「もしかして、ダンジョンですかね。」
「おのれは鋭いのう!もう教えん。」
「ダンジョンコアを六つ集めると異界への扉が開くとか?でしょうね。」
あらあら黙り込んじゃいました。
女神様正解ですね。
「ほら女神様飲んで下さいよ。こっちでは手に入りませんよー!」
ビールと枝豆を出してやる。茹でた豆に塩を振るとメッチャビールに合うんですよ!
「あーうめー!生き返るわ!」
「どれ本当じゃのう!旨い旨い旨い!」
食って飲んで騒いだ女神様はお泊まりになるそうです。朝風呂に入って朝食を食べてからお帰りなさるとの事です。
接待疲れるわ!スゥスは聖女らしく、それもあって引っ張られたようだと進化したから皆んなより気持ち治療が出来るんだって。
「あぁ、わしが天界に戻る時に入れ替わろう。」
「約束だぞ!その子の名はなんと言う?」
「チョット待て……スゥスだ!」
「いい名前だ。なんでスゥスの代わりにお前が居る?」
ナナちゃん女神様にもタメ口だ。
「お前口悪いな!わし女神だぞ!」
「そうか?中身、仕事に疲れたおっさんにしか思えんけど。」
「ぐぬぬぬ。」
「お前たちのアホみたいな魔力に引っ張られたんじゃオヤツ食いそびれたぞ。」
この口調と言うかやっぱり女神だな
「どうやって封印した?封印の宝玉全部で幾つある?それは何処にある?」
ナナちゃんのその言葉に全員が女神に鑑定眼を向けた。
「あー、分かったよダンジョン最下層のダンジョンコアあれを削って体内に入れると勝手に魔力が抜けるのさ、そこに玉百個置いておる。百階層のダンジョンだけにな、該当のダンジョンは六つだ頑張りな。」
「えー!!この世界ダンジョンがあるの!」
ゲーム大好き亜希子が食い付く。
「あるわな、わしが作った十二もあるぞ」
「ねぇねぇ、ラスボスはなに?」
「ハハハ、聞いて驚け、ドラゴンじゃ!」
「ドラゴン……」
「ドラゴンと聞いてビビったか?最強の生物だ!仕方が無いグハハハ!」
「今日の夕飯はドラゴンステーキだよ。」
「えっ。」
「出来たわダンジョンコア防御魔法、コピーして皆んなにまわすわね。」
「えっ。」
「まっ、女神ちゃんも風呂入って飯食って行きな泊まってもいいよ。」
「……ありがとう。」
忘れてたわ、コイツら神龍族だったわ。
☆
「うめーなコレ唐揚げ?サクッとジュウシー!わしはエールだな、うめえぞ!
ビールっていうのか、うんうん良きに計らえ。」
「おのれが、今代の群れの長か?」
「群れの長かは分かりませんけど、そうだと思います。洋一と申します。女神様。」
「上手く纏めてるじないか各自の顔が輝いてるぞ!あっちの不満も無くまさにパーフェクト……」
ネイティブ発音で決めようとしたらしい。女神様可愛い!
「旦那様、先に休みます。」
「かなえさん、おやすみ。」
「旦那様、かなえと呼び捨てにして下さいといつも言ってますよね!」
「ゴメンかなえ、君が美し過ぎるので忘れてしまうんだ。」
まぁ、旦那様ったらとキスしてきた。
うげ~!ヒマリが砂糖を吐いている。
僕を引抜き腕を組んで食堂から出るかなえ。
「なんなんじゃ?!」
ヒマリが耳打ち女神様の御顔見るみる赤くなる。正確に伝わっているのか?
人が集まって来たので出口に僕を一人置く次々と人が集まり僕を連れて出して行く。
あれは?今日保護された子たちも居る。犬獣人の人妻がいるけど大丈夫か?不倫にならんか。話し付いているよな?
「なんじゃあれは?」
ヒマリが耳打ちする。
「わしも体験したいぞ」
「いけません!その身体はスゥスなの
ですから彼女が目を覚ました時、悲しみます。でしたら……」
また耳打ちするヒマリ。
「そうじゃのう、その手があるか。」
「責任は女神様で。」
「分かったわい!」
「言質を取りましたよ。」
☆
「洋一おのれガイヤからきたのか?」
「左様でございます。」
「まぁ、こことガイヤは表裏一体パラレルじゃしな。」
「勇者などいるのですか?」
「勇者など居ても無駄じゃ、お前らが居るからな。」
「左様で……ガイヤから来た人間っているのですか?」
「偶に居るな、次元の狭間ってやつだ多少の加護を与えて生き易くするぐらいだ。」
プシュ!グビグビ、プハー!
「酎ハイなる物も旨いな。」
ギャハハハ!!ほらおのれも飲め飲め!すっかり出来上がり僕の隣りに座りビシバシ叩いてくる。
ムカついたのでどさくさにまみれて胸を揉んでクリクリしてやったぜ。
「っ!痛い!!」
僕の左腿にフォークが刺さってる!
「すみませんでした。調子に乗りました。ゴメンなさい!」
「僕は転移で世界を行き来出来るけどそれ以外の方法ってあるんですか?」
「おっそれ聞く一様禁句だからのう。」
「お美しい女神様にき・ん・く・なんて似合いませんよ」
「そうじゃろ、そうじゃろ今代の長は物事を良く分かっておるの」
「もしかして、ダンジョンですかね。」
「おのれは鋭いのう!もう教えん。」
「ダンジョンコアを六つ集めると異界への扉が開くとか?でしょうね。」
あらあら黙り込んじゃいました。
女神様正解ですね。
「ほら女神様飲んで下さいよ。こっちでは手に入りませんよー!」
ビールと枝豆を出してやる。茹でた豆に塩を振るとメッチャビールに合うんですよ!
「あーうめー!生き返るわ!」
「どれ本当じゃのう!旨い旨い旨い!」
食って飲んで騒いだ女神様はお泊まりになるそうです。朝風呂に入って朝食を食べてからお帰りなさるとの事です。
接待疲れるわ!スゥスは聖女らしく、それもあって引っ張られたようだと進化したから皆んなより気持ち治療が出来るんだって。
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