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オーリの弟子達

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 両脇に皆んなで並びお辞儀をする。

 「「「ようこそいらっしゃました。
国王陛下!」」」

 「「「ようこそいらっしゃいました。
王族のお方様方!」」」

 「少しの間お世話になるよ。」

 ニーナが家の案内を務める。元幹部ギルド職員だしな、今もそうか?インナーにフリルつきのシャツを着て上下ビジネススーツだタイトスカートも外せない。

 まさしく出来る女だヒマリの一個上って言っていたな。泥酔させられNTRないか心配だ。

 僕の物は僕だけの物。ニーナはBSS《僕が最初に失態を処理した》だから。

 桔梗が耳打ちしてくる。

 「お兄様後でお話しがあります。」

 黙って頷く僕、なんか僕カッコいく
ねー。

 あれ?目の前にシリーが居るけどなんか変だ?今朝より数段綺麗になってるけど、ソレは皆んなに言える事……そうじゃなくてなんかシリーがスッキリとしている?

 目の前のシリーのシリに抱き付きスカートを捲り頬ズリをする。

 「シリーの尻尾がシリーの尻尾が
無い!」

 「ぎゃー!変なのがいるー!」

 突然お尻に頰ズリされたら悲鳴の一つや二つ必ずでる。ヒマリは落ち付いていた。収納からエアガンデザートイーグル改を抜きメモリ2に合わせ引き金を引いた。

 ポシュッ、ドゴッ洋一のこめかみに
ヒットさせた。

 ウギャーと猿のような悲鳴を上げて後ろに倒れる。

 「害虫駆除完了!」

 「さすが、お姉様カッコいいですわ!」

 「しかしお兄様は硬いですね。今のはメモリ2ですよね。ワイバーン、ドラゴン用ですよ。お兄様、アソコも硬いのかしら?」

 今の一言でヒマリの探求心が燃えた。

 「誰か二人洋一さんの足を持って広げて頂戴。」

 「は~い。」

 近くにいたエルフの双子が答えた。

 至近距離からの連射ポシュッ、ポシュッ、ポシュッ。ドゴッ、ドゴッ、ドゴッ

 全て命中的確に物の中心に着弾の手応えを感じた。三度身体が跳ね上がったが目を覚まさなかった洋一。

 「アソコも硬いですね。……」



 陛下こちらが教室で御座います。学び屋でございます。年長組と年少組に別れ勉学に勤しんでおり教材にタブレットと言う物を使い効率的に学んでおります。

 ニーナがタブレットを再生し皆に見せた。

 「こんな薄い板の中に人がいるなんて!」

 「中の人何か話している?」

 「こんな凄い物が全員分あるなんて……」

 「中の人は専門科目の教師らしく受け応えができませんが同じ事を何回も何回も教えて頂きます。」

 ちょっと自慢げなニーナ。王家の方々からこれ程の力の差があるのか。と嘆いてる。

 オーリの弟子達の部屋を見せて貰い更に驚愕する。

 各部屋にある照明が凄かった。パチパチと動かすと照明が点いたり消したり出来る。パチパチしなくともベットの中から点けたり消したり出来るのだ!
起きださもなくて照明を消せるのだ!

 天井から静かな音楽の調べや川沿いの鳥の鳴き声も聞こえてくる。リラックスできる。館内にお知らせもいっぺんに出来る。起床時間とか食事の時など一回で終わる。

 湯沸かし器もありこれは年長さんだけらしい。小さい子は危ないので置いてない。ソレと冷蔵庫成る物がある。ものをある一定温度まで冷やす物だ。あと水を凍らす事もできる。

 各机にはスタンドランプがある。暗くなっても手元を明るく照らすものだ。

 異世界ガイヤはガイズの何倍も進んだ文明を持っているのを痛感した。



 「さあ、殿下早く脱いで下さい。下着、ズボン迄染みてますね。私が洗濯している間にご自分を洗い流しして
下さい。」

 ナナさんが手早く手洗いしドラム式洗濯機に放り込みスイッチポン動きした。

 ドーデ王子は困惑している。ナナさんのボヨボヨうごき回る胸、ムチっとした太もも大きなお尻、天使のような美しさ持つ彼女から目が離せない。

 観ているだけで三回行った!どこへ?

 「私はもうパンツが履けないのか?」

 「殿下、もう乾きましたわよ。洗い終えました?」

 状況が丸っ切り変わらない。ナナさん薄いゴム手袋で殿下を優しく洗うが最後の最後でセイシを飛ばす。ナンジャこれ!!

 カチャとドアが開きエルフの少女マリヤ八歳が入ってきた。

 「ナナちゃん、御手伝いにきた。」

 「そうかい、そうかい、ありがとよ。」

 ナナちゃんたまにばぁちゃん言葉が出る。

 「でどうしたの?」

 「殿下が治らなくてねー。」

 「そしたら出した方ががいいみたいだって。私やってみる。」

 マリヤも薄いゴム手袋を履いて殿下を扱き出した。

 はぁ、はぁ、はぁ殿下の息遣いが粗くなる。目を虚にし恍惚の表情でマリヤ八歳を見ている。

 マリヤはキモいと感じた。

 もうヤダキショイよ!コレがロリね。
ロリなんだわ!

 思わずキモくて力が入った。プチ!
「ぐおおーーー」ドーデは声にならない悲鳴を上げて気を失ったようだ。

 ナナちゃんと二人で殿下のパンツを履かせベットに寝かせた。勿論治療魔法は掛けている。

 ピンポンパンポ~ン夕食の準備が終わりました。手を洗って順次食堂に来て下さい。

 今日はリリスちゃんが頑張った事でお子様ランチです!が大人用もありますよ!ピンポンパンポ~ン

 「なんか楽しみだね。早よ行こう!」

 食堂に入ると年少さん達が喜んでいる。食事で皆んなが笑顔になるなんて素晴らしい事だと僕は思う。

 大人の方はランチプレート言うより懐石料理だね、日本酒も付けます。さすがかなえさん年の功、つっ!!すみません、ごめんなさい!

 かなえさんも亜希子ちゃんも変わっちゃったね。

 かなえさん銀髪セミロングでチョイ垂れ目で紅眼美人度がかなり上がっていますよ。

 亜希子ちゃんはネタ落ち要員かと思ったがヒマリと遜色がつかない。

 王家の方達喜んで食べてくれたし手土産も渡した。皆んなでお別れをしてケイトが送り届けた。今日は実家で泊まるって事だ。

 最後に陛下にお願いをした。

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