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白い小さな花
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家に帰り事の顛末を伝える。
「盗賊の頭みる?」
誰も返事をしないのでとりま出してみた。血だらけで手足がなく目が虚。だが確かに生きている。
「耳とか鼻とか目ん玉抉り出しても
いいよ死なんから……」
ニーナの手がピクンと動いた。
「やっちゃえ。やっちゃえー!スッキリしたら盗賊の記憶消して上げるから。」
つーとニーナの頬に涙が流れ笑顔で
答える。
「このままでいいです……。」
「そっか……分かった。」
チラッとテーブルを見るとポテチとか、チータラとかナッツの入ったチョコとか鶏の唐揚げとかカップアイスが散らばっている。
チラッとヒマリを見るが目を合わせようとしない。
さぁ!お風呂、お風呂とニーナ一家を押し出し部屋を出るヒマリ。その際。
「洋一さん覗いたらメッ!ですよ。」
僕は両膝を付き両手を床についた。ハーレムの人員をいっぱい増やそう!
そうすれば不良品に当たっても次の人が補填してくれる。そう決心する洋一であった。
翌朝、僕はばぁちゃんと朝食を作る。
ベーコンに目玉焼き、カップスープ、サラダ、トーストを用意する。
皆んなを起こす大音量のアラームが起動する。不機嫌な三人が食堂に集まる。何故かニーナは僕が買った上下の赤いジャージを着ている。?
さすが爆乳ニーナさん、ジャージのファスナーが閉まり切りません!悔しそうなヒマリさんが隣りに居ます。
ニーナさんジャージの下は白のTシャツ、大変お似合いですよ。
「おはよーございまーす!」
「おはよーございます。」
「それでは……」
「「「「「いただきまーす!」」」」」
「ジャムとかバターは好きに使ってね。飲み物もコーヒー、紅茶、牛乳、オレンジジュース、緑茶もあるでよ。好きに呑んで」
☆
「よーし準備万端、さぁ行こう!」
「「「行っていらっしゃいませ!」」」
ギルド前に転移する。ここからは歩きです。
僕は普段の戦闘服に黒のローブを羽織り右に改造エアガン、バレットM92改左にロングソードマジックバックは腰に装着してある。
ヒマリも迷彩柄の戦闘服にお洒落な白いローブ袖と裾に青地に金の刺繍されている。
更に身の丈もある大剣を背負ってる。右にはエアガン、デザートイーグルを改造したハンドガンを下げてる。左は大型のナイフが有る。ヒマリもマジックバックを腰に付けている。
街の中を歩いてると、前から獣人の男の子が走ってくる。まだ五、六歳くらいの子だ。
「おねーちゃん!これ上げる!」
小さい白い花が咲いている茎を五本束にして私に渡してくれる。
「ボク、ありがとうね。」
しゃがんで受け取り男の子に微笑む頭をなぜようと……
ドッガァーーーン!!
目の前の子供が爆発した。
ヒマリが貰った白い花が赤くなり、ヒマリの目の前も子供の血で赤く染まった。周りには子供の手や足や肉片などが散らばっていた。
うあぁー!!!うあぁー!!!
「殺してやる!殺してやる!みんな殺してやる。この世界ごとぶっ潰したやる!!」
ヒマリがキレた!当たりまえだ!俺もこの糞みたいな世界ぶっ壊してやる!!
「ヒマリ落ち着け!周りに居た糞虫どもは全員殺した。これを指示した糞虫を探し出して殺してやろう。」
洋一は血だらけのヒマリを抱きしめ耳元に何回も何回も何回もこの事を伝える。
ヒマリの硬くなった身体がほぐれるのを感じた。ヒマリが泣き止むまでじっと洋一は抱きしめていた。
僕達が男の子の亡骸を拾い集めていると近所の人達も出て来て拾い集めてくれた。
僕達が丁寧に頭を下げてお礼を言う。街の人達はそんなのはいいよと苦笑いして帰って行った。
洋一さんが街外れで火葬にしてくれた。一気に灰になり風に飛ばされて行く。
名前も知らない獣人の男の子……。私達が余計なことさえ、しなければあの子は死ななかっただろうか?
しかし洋一さんは違うという私には何が違うのかは分からないが、今やらなければ、ならない事がある。
「洋一さんギルマス取り出して。さっきのクズ達を見れば何か思い出すんじゃない。」
「……そうだね。」
クズの死体を並べて糞マスを取り出す。
「おい、コイツ等知っているか?」
糞マスの髪の毛を掴み上げクズどもを見せる。一瞬反応するが面倒なので頭を読み取る。あぁ、なるほどお前か!
「お前の使い道が決まった。せいぜい活躍してくれ。」
ゴミを収納しゴミ屋敷に向かう。
「盗賊の頭みる?」
誰も返事をしないのでとりま出してみた。血だらけで手足がなく目が虚。だが確かに生きている。
「耳とか鼻とか目ん玉抉り出しても
いいよ死なんから……」
ニーナの手がピクンと動いた。
「やっちゃえ。やっちゃえー!スッキリしたら盗賊の記憶消して上げるから。」
つーとニーナの頬に涙が流れ笑顔で
答える。
「このままでいいです……。」
「そっか……分かった。」
チラッとテーブルを見るとポテチとか、チータラとかナッツの入ったチョコとか鶏の唐揚げとかカップアイスが散らばっている。
チラッとヒマリを見るが目を合わせようとしない。
さぁ!お風呂、お風呂とニーナ一家を押し出し部屋を出るヒマリ。その際。
「洋一さん覗いたらメッ!ですよ。」
僕は両膝を付き両手を床についた。ハーレムの人員をいっぱい増やそう!
そうすれば不良品に当たっても次の人が補填してくれる。そう決心する洋一であった。
翌朝、僕はばぁちゃんと朝食を作る。
ベーコンに目玉焼き、カップスープ、サラダ、トーストを用意する。
皆んなを起こす大音量のアラームが起動する。不機嫌な三人が食堂に集まる。何故かニーナは僕が買った上下の赤いジャージを着ている。?
さすが爆乳ニーナさん、ジャージのファスナーが閉まり切りません!悔しそうなヒマリさんが隣りに居ます。
ニーナさんジャージの下は白のTシャツ、大変お似合いですよ。
「おはよーございまーす!」
「おはよーございます。」
「それでは……」
「「「「「いただきまーす!」」」」」
「ジャムとかバターは好きに使ってね。飲み物もコーヒー、紅茶、牛乳、オレンジジュース、緑茶もあるでよ。好きに呑んで」
☆
「よーし準備万端、さぁ行こう!」
「「「行っていらっしゃいませ!」」」
ギルド前に転移する。ここからは歩きです。
僕は普段の戦闘服に黒のローブを羽織り右に改造エアガン、バレットM92改左にロングソードマジックバックは腰に装着してある。
ヒマリも迷彩柄の戦闘服にお洒落な白いローブ袖と裾に青地に金の刺繍されている。
更に身の丈もある大剣を背負ってる。右にはエアガン、デザートイーグルを改造したハンドガンを下げてる。左は大型のナイフが有る。ヒマリもマジックバックを腰に付けている。
街の中を歩いてると、前から獣人の男の子が走ってくる。まだ五、六歳くらいの子だ。
「おねーちゃん!これ上げる!」
小さい白い花が咲いている茎を五本束にして私に渡してくれる。
「ボク、ありがとうね。」
しゃがんで受け取り男の子に微笑む頭をなぜようと……
ドッガァーーーン!!
目の前の子供が爆発した。
ヒマリが貰った白い花が赤くなり、ヒマリの目の前も子供の血で赤く染まった。周りには子供の手や足や肉片などが散らばっていた。
うあぁー!!!うあぁー!!!
「殺してやる!殺してやる!みんな殺してやる。この世界ごとぶっ潰したやる!!」
ヒマリがキレた!当たりまえだ!俺もこの糞みたいな世界ぶっ壊してやる!!
「ヒマリ落ち着け!周りに居た糞虫どもは全員殺した。これを指示した糞虫を探し出して殺してやろう。」
洋一は血だらけのヒマリを抱きしめ耳元に何回も何回も何回もこの事を伝える。
ヒマリの硬くなった身体がほぐれるのを感じた。ヒマリが泣き止むまでじっと洋一は抱きしめていた。
僕達が男の子の亡骸を拾い集めていると近所の人達も出て来て拾い集めてくれた。
僕達が丁寧に頭を下げてお礼を言う。街の人達はそんなのはいいよと苦笑いして帰って行った。
洋一さんが街外れで火葬にしてくれた。一気に灰になり風に飛ばされて行く。
名前も知らない獣人の男の子……。私達が余計なことさえ、しなければあの子は死ななかっただろうか?
しかし洋一さんは違うという私には何が違うのかは分からないが、今やらなければ、ならない事がある。
「洋一さんギルマス取り出して。さっきのクズ達を見れば何か思い出すんじゃない。」
「……そうだね。」
クズの死体を並べて糞マスを取り出す。
「おい、コイツ等知っているか?」
糞マスの髪の毛を掴み上げクズどもを見せる。一瞬反応するが面倒なので頭を読み取る。あぁ、なるほどお前か!
「お前の使い道が決まった。せいぜい活躍してくれ。」
ゴミを収納しゴミ屋敷に向かう。
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