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冒険者登録
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街の中央に有るらしい冒険者ギルドはすぐに見つかった。
二階建てで結構大きい建物だ一階は受付カウンターがあり入り口の横には酒場が併設されていた。テンプレ設計だな。
颯爽とヒマリと二人で奥へ行く。さっそく全員かなと思うくらいの視線を受ける。
ヒマリさんはなんだか嬉しいそうだ。顔見えんけど……。
僕等は受付カウンターに向かう一番可愛い受付のお姉さんの所に並ぶがここが一番列が長い、ヒマリさんがジト目で見ている気がして落ち着かない。
暫く並んで順番が来た。来たー!来たー!ケモ耳おねーさんだぜー!
「冒険者ギルドへようこそ!今日はどの様なご用件でしょうか。」
「あっ、えー、その……冒険者になろうとやって来ました……。」
「ヘタレ過ぎだよっ!DT!私が話をするわ。」
ヒマリさんと選手交代です。
「私が代わります冒険者登録と素材の買い取りをお願いしたいのです。」
「登録と素材の買い取りですね。賢参りました。まずこちらの書類にご記入願います。」
なになに、名前、年齢、住所、出身地、スキルなどなど……、うーんどうしようかな?
<ヒマリ聞こえる?>
洋一さんからの念話だわ!
<はい、聞こえます。>
<細かいことは書かなくていいよ。僕は名前をヨイにするよ。>
<そうですね……私はマリィにします。>
<ヒマリでマリィか……こっちの方が今は似合ってるね。>
二人が書類を提出する。
「はい、受けたまりました。それとマリィさんマスクを外してくれませんか?」
?!ヒマリはマスクを外す。
それを見た受付嬢は驚きの余り声を上げる。
「ひっ!……王女様……。」
彼女の小さな声は周りには聞こえなかった。気を取り戻し彼女は続けていく。
「冒険者に付いて説明は必要ですか?」
定番ではF~S級だね。なら必要ないですね。
「必要に成ったらその都度聞きますので今の所結構です。」
「そうですか、あなた方はF級からのスタートです。ギルドの依頼を達成して行きますとランクが上がっていきます。是非上を目指して活躍して下さい。」
はーい、とヒマリが返答する。取り敢えず登録は出来たようだ。
「ライセンスカード制作に多少の時間がかかります。後でこちらに寄ってください。それと素材の買い取りでしたね。どの様な物があります?」
「大きな物ばかりだけど、何処に出します?」
「えっ???今、冒険者に成ったのですよね期待の大型ルーキー誕生です!それでしたら右側の買い取りカウンターでお願いします。」
「……結構ありますよ。」
「その様な施設なので大丈夫ですよ。」
「……分かりました」
二人並んで買い取りカウンターに立ち。
「「買い取りお願いしまーす!」」
ドゴッ!と洋一は頭の無いワイバーンを出した。
「キャーー!」
ギルド内に悲鳴が轟く!係のお姉さんかパニックっている。いきなりワイバーンを出されたら百選練磨のお姉さんでも漏らす。絶対!
「何事ですか!」
奥から上役ぽい美人のお姉さんが飛び出て来た。ワイバーンを一目見てすぐに、一旦収納して下さいとこちらを見る。
ギルド内の冒険者達も集まって来て騒ぎ立てる。ワイワイガヤガヤ私達目立っちゃいます。
「これワイバーンだよな、俺初めて見たこんなにデカいのか?」
「頭が無いぞ、おいこの傷口見ろよ刃物や何かで落とした跡じゃねーな」
「引きちぎったか、破裂させたみたいだ」
おー、分かる奴も居るんだなランクも高そうだ。奥からで出来た美人のお姉さんが早よ仕舞えとばかりに睨みつける。
おぉ、さすがの状況判断!出来る女は違うねー!
「で、何処に出す?ここに出せって言われたんだがな。」
「それでしたら、ギルド裏の解体場でお願いします。ついて来てください。」
お姉さんの後を追って通路を進む。目の前のお姉さんのお尻がプリッ、プリッで僕の心もプリップリッ弾む……痛い痛い……!僕の脇腹を毟り取る気まんまんでチネル、ヒマリさんが横にいた。
「痛い痛いごめんなさい!もうしません!」
ヒマリさんの顔を見るがゴーグルとマスクでプンプンなのか判断できない!多分怒っていらしゃるだろう。
てか、いい加減マスク外せや!コミュニケーション取れんがなーっ!
「何か有りましたか?」
「いえ、別に、気にしないで下さい。」
<ねぇねぇ、ヒマリさん前の糞女、鑑定で見てみて。>
コイツ何、勝手に女性の事覗き見しやがって!……うん?……糞女って言った?
<こうゆう覗き見って相手に分かるんじゃない。>
<覗き見言うな!……神の如き神龍人は不可能を可能にするのだ!強き思いで全てを凌駕し前進するのだー!>
<おー!何と言う便利設定、ラノベにしたら十話が一話で終わる感じね。>
<……否定出来ない。>
うわーっ、やってるねー。コイツらかぁ……
でどうします。グチャと潰します?消し炭にします?上空一万メートルに転移させます?
<待て待ていきなり殺すなんて君には人としての[私達もう人じゃありませんよ。]……ぐっ否定出来ない。メンタルもそっち寄りだし僕も同じく思っていた。>
まぁ一匹ずつ潰すのも面倒だし纏めて潰すかぁ。ヒマリさんも了解してくれてるしノープランだけど何とかなるさー、脳みそ相当パワーアップしてるし何か閃くんじゃない。
洋一が能天気なことを考えてると解体場に到着した。おー、広いねー、街の体育センターぐらいあるよ。
「では、出します。……」
洋一はちょっと赤くなる。それを見たヒマリが溜息をつくDTが……中学生並みの妄想力だ。
デロロロ!汚い、絵面が汚いけど種類ごとに分けられている。次はヒマリだ!ゲロロロ!こっちの方がもっと汚ない……。
ゆるふわロングのパツ金、美人糞女ニーナさんが驚いて腰を抜かし尻餅をついていた。
何故、こっち向いて足を広げる?おパンが見えてしまうじゃないか。く黒か!黒なのか!エロ過ぎる……。
はっ!ぼ僕を誘っているのか?僕には可愛いJKのヒマリさんがいる!
手しか繋いだこと無いけど、あっ胸も両手でしっかりと揉んだ気がする……お漏らしした彼女の下を脱がして下半身を優しく洗ってあげた?
タオルで隅々まで綺麗に拭いてあげた?おパンツ洗って乾かして履かせた?その時おけけに触れた?
ヒマリさんはまだ未成年十七歳高校生だ、これ完全なる犯罪!逮捕される?
全国ニュースとかワイドショーとかに毎日晒される……引きニート女子高生を屈辱!わー!日本中、いや世界からも敵、認定確実……。
逃げるかっ!
高速思考の中でも僕は無意識のうちにニーナのはだけた胸元の谷間、でっけー!
巨乳とエロ黒パンを凝視していた。僕の眼球は上下に激しく動き側から見たら相当キモいはずだ。
はっ!一瞬、物凄い衝撃が僕の後頭部を襲う!僕は顔から床に叩きつけられ、その反動で大きくバウンドし解体場から遠くまで飛ばされてしまった。
その時知ってしまった。僕の後ろに居た人は女神ならず鬼神であった。僕は知らないうちに神の怒りを買ってしまった事を……後悔なんかしない!
「……なんかすみませんね、ウチの馬鹿がウザくて……」
「えっ!いえ、いえ、大丈夫ですよ。何とも有りませんので……」
なんか気不味い二人、そこへ馬鹿が帰って来た。
「やぁー!ビックリしたー!おかげで鼻の頭擦りむいちゃったよー。」
擦りむいてはいない。ちょっと赤いだけだ。
昼休憩上がりか?ゾロゾロ職員達が扉から入って皆固まる。
なんだ!コリャー!!
魔物の山だらけだ。ほぼ解体場が埋まっていて空きスペースが僅かしか無い。
「ニーナ!どう成っている!」
解体場の長らしき人がニーナを睨みつける。
「こちらのお二人が持ち込んだ物です。」
澄まし顔で答えるニーナさん。
これは、ワイバーン五頭、それぞれ体の一部が吹き飛んでいる。
こっちはウルフか?そこ等のウルフより三倍はデカいな。何だー!眉間に小さい穴、これが死因か。すげーなあと傷一つないぞ!
「これを持ち込んだのはお前さん達か?どことで狩った?」
「あぁ、東に有る森の中だな。森を抜ける途中に絡んで来たから狩っただけだ。」
「なっなっ!なにー!死の森を抜けて来たのか?!」
捻り鉢巻きに白のサラシが似合うおじさんみたいな人が驚く。
二階建てで結構大きい建物だ一階は受付カウンターがあり入り口の横には酒場が併設されていた。テンプレ設計だな。
颯爽とヒマリと二人で奥へ行く。さっそく全員かなと思うくらいの視線を受ける。
ヒマリさんはなんだか嬉しいそうだ。顔見えんけど……。
僕等は受付カウンターに向かう一番可愛い受付のお姉さんの所に並ぶがここが一番列が長い、ヒマリさんがジト目で見ている気がして落ち着かない。
暫く並んで順番が来た。来たー!来たー!ケモ耳おねーさんだぜー!
「冒険者ギルドへようこそ!今日はどの様なご用件でしょうか。」
「あっ、えー、その……冒険者になろうとやって来ました……。」
「ヘタレ過ぎだよっ!DT!私が話をするわ。」
ヒマリさんと選手交代です。
「私が代わります冒険者登録と素材の買い取りをお願いしたいのです。」
「登録と素材の買い取りですね。賢参りました。まずこちらの書類にご記入願います。」
なになに、名前、年齢、住所、出身地、スキルなどなど……、うーんどうしようかな?
<ヒマリ聞こえる?>
洋一さんからの念話だわ!
<はい、聞こえます。>
<細かいことは書かなくていいよ。僕は名前をヨイにするよ。>
<そうですね……私はマリィにします。>
<ヒマリでマリィか……こっちの方が今は似合ってるね。>
二人が書類を提出する。
「はい、受けたまりました。それとマリィさんマスクを外してくれませんか?」
?!ヒマリはマスクを外す。
それを見た受付嬢は驚きの余り声を上げる。
「ひっ!……王女様……。」
彼女の小さな声は周りには聞こえなかった。気を取り戻し彼女は続けていく。
「冒険者に付いて説明は必要ですか?」
定番ではF~S級だね。なら必要ないですね。
「必要に成ったらその都度聞きますので今の所結構です。」
「そうですか、あなた方はF級からのスタートです。ギルドの依頼を達成して行きますとランクが上がっていきます。是非上を目指して活躍して下さい。」
はーい、とヒマリが返答する。取り敢えず登録は出来たようだ。
「ライセンスカード制作に多少の時間がかかります。後でこちらに寄ってください。それと素材の買い取りでしたね。どの様な物があります?」
「大きな物ばかりだけど、何処に出します?」
「えっ???今、冒険者に成ったのですよね期待の大型ルーキー誕生です!それでしたら右側の買い取りカウンターでお願いします。」
「……結構ありますよ。」
「その様な施設なので大丈夫ですよ。」
「……分かりました」
二人並んで買い取りカウンターに立ち。
「「買い取りお願いしまーす!」」
ドゴッ!と洋一は頭の無いワイバーンを出した。
「キャーー!」
ギルド内に悲鳴が轟く!係のお姉さんかパニックっている。いきなりワイバーンを出されたら百選練磨のお姉さんでも漏らす。絶対!
「何事ですか!」
奥から上役ぽい美人のお姉さんが飛び出て来た。ワイバーンを一目見てすぐに、一旦収納して下さいとこちらを見る。
ギルド内の冒険者達も集まって来て騒ぎ立てる。ワイワイガヤガヤ私達目立っちゃいます。
「これワイバーンだよな、俺初めて見たこんなにデカいのか?」
「頭が無いぞ、おいこの傷口見ろよ刃物や何かで落とした跡じゃねーな」
「引きちぎったか、破裂させたみたいだ」
おー、分かる奴も居るんだなランクも高そうだ。奥からで出来た美人のお姉さんが早よ仕舞えとばかりに睨みつける。
おぉ、さすがの状況判断!出来る女は違うねー!
「で、何処に出す?ここに出せって言われたんだがな。」
「それでしたら、ギルド裏の解体場でお願いします。ついて来てください。」
お姉さんの後を追って通路を進む。目の前のお姉さんのお尻がプリッ、プリッで僕の心もプリップリッ弾む……痛い痛い……!僕の脇腹を毟り取る気まんまんでチネル、ヒマリさんが横にいた。
「痛い痛いごめんなさい!もうしません!」
ヒマリさんの顔を見るがゴーグルとマスクでプンプンなのか判断できない!多分怒っていらしゃるだろう。
てか、いい加減マスク外せや!コミュニケーション取れんがなーっ!
「何か有りましたか?」
「いえ、別に、気にしないで下さい。」
<ねぇねぇ、ヒマリさん前の糞女、鑑定で見てみて。>
コイツ何、勝手に女性の事覗き見しやがって!……うん?……糞女って言った?
<こうゆう覗き見って相手に分かるんじゃない。>
<覗き見言うな!……神の如き神龍人は不可能を可能にするのだ!強き思いで全てを凌駕し前進するのだー!>
<おー!何と言う便利設定、ラノベにしたら十話が一話で終わる感じね。>
<……否定出来ない。>
うわーっ、やってるねー。コイツらかぁ……
でどうします。グチャと潰します?消し炭にします?上空一万メートルに転移させます?
<待て待ていきなり殺すなんて君には人としての[私達もう人じゃありませんよ。]……ぐっ否定出来ない。メンタルもそっち寄りだし僕も同じく思っていた。>
まぁ一匹ずつ潰すのも面倒だし纏めて潰すかぁ。ヒマリさんも了解してくれてるしノープランだけど何とかなるさー、脳みそ相当パワーアップしてるし何か閃くんじゃない。
洋一が能天気なことを考えてると解体場に到着した。おー、広いねー、街の体育センターぐらいあるよ。
「では、出します。……」
洋一はちょっと赤くなる。それを見たヒマリが溜息をつくDTが……中学生並みの妄想力だ。
デロロロ!汚い、絵面が汚いけど種類ごとに分けられている。次はヒマリだ!ゲロロロ!こっちの方がもっと汚ない……。
ゆるふわロングのパツ金、美人糞女ニーナさんが驚いて腰を抜かし尻餅をついていた。
何故、こっち向いて足を広げる?おパンが見えてしまうじゃないか。く黒か!黒なのか!エロ過ぎる……。
はっ!ぼ僕を誘っているのか?僕には可愛いJKのヒマリさんがいる!
手しか繋いだこと無いけど、あっ胸も両手でしっかりと揉んだ気がする……お漏らしした彼女の下を脱がして下半身を優しく洗ってあげた?
タオルで隅々まで綺麗に拭いてあげた?おパンツ洗って乾かして履かせた?その時おけけに触れた?
ヒマリさんはまだ未成年十七歳高校生だ、これ完全なる犯罪!逮捕される?
全国ニュースとかワイドショーとかに毎日晒される……引きニート女子高生を屈辱!わー!日本中、いや世界からも敵、認定確実……。
逃げるかっ!
高速思考の中でも僕は無意識のうちにニーナのはだけた胸元の谷間、でっけー!
巨乳とエロ黒パンを凝視していた。僕の眼球は上下に激しく動き側から見たら相当キモいはずだ。
はっ!一瞬、物凄い衝撃が僕の後頭部を襲う!僕は顔から床に叩きつけられ、その反動で大きくバウンドし解体場から遠くまで飛ばされてしまった。
その時知ってしまった。僕の後ろに居た人は女神ならず鬼神であった。僕は知らないうちに神の怒りを買ってしまった事を……後悔なんかしない!
「……なんかすみませんね、ウチの馬鹿がウザくて……」
「えっ!いえ、いえ、大丈夫ですよ。何とも有りませんので……」
なんか気不味い二人、そこへ馬鹿が帰って来た。
「やぁー!ビックリしたー!おかげで鼻の頭擦りむいちゃったよー。」
擦りむいてはいない。ちょっと赤いだけだ。
昼休憩上がりか?ゾロゾロ職員達が扉から入って皆固まる。
なんだ!コリャー!!
魔物の山だらけだ。ほぼ解体場が埋まっていて空きスペースが僅かしか無い。
「ニーナ!どう成っている!」
解体場の長らしき人がニーナを睨みつける。
「こちらのお二人が持ち込んだ物です。」
澄まし顔で答えるニーナさん。
これは、ワイバーン五頭、それぞれ体の一部が吹き飛んでいる。
こっちはウルフか?そこ等のウルフより三倍はデカいな。何だー!眉間に小さい穴、これが死因か。すげーなあと傷一つないぞ!
「これを持ち込んだのはお前さん達か?どことで狩った?」
「あぁ、東に有る森の中だな。森を抜ける途中に絡んで来たから狩っただけだ。」
「なっなっ!なにー!死の森を抜けて来たのか?!」
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