魔法使いとＪK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。ＪＫとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

準備万端？さぁ行くぞー！おーっ。

　亜空間収納が有るけど、マジックバッグを持つ、ラノベの意見では知られない方が良いようだ。実体験なのか？……

　今は衣装部屋にてローブを物色中、まぁ色々あります。目立たないよう地味にするべきか？けど存在自体が目立つよね私達。なら、好きに選ぼう！

　「これに、決めた！」

　白いローブで袖と裾に青地に金の刺繍がほどかされている。オシャレで可愛い！洋一さんは黒……。多分色々な物が付与されてるはずだから、汚れもほつれも気にならないはずだよね。

　「装着！」

　ミリタリスーツに白いローブを羽織り背に大剣、右腰に洋一さんがエアガンが改造したデザートイーグル風ハンドガン、魔力を飛ばすそうです。

　左腰には大型なナイフ。後ポーションなどの小物はマジックバッグに入れておく。

　「まずはヒマリさんこれ読んでおいて」

　渡されたのは、[猿でも分かる！簡単、便利！絶対覚えておきたい！スキル100選！！]

　「な何これ……？」

　こんな変態的スキル書が有るなんて……。でも今の私の頭脳は大人用紙オムツ4回分、以上の知識吸収率がある！負けはしない！

　結果３分も掛からなかった。多種多様のスキルがあったが、この世界の人は皆んな持っているのか？

　と聞いてみたが一つ覚えるのに、相当な魔力が必要だそうだ。一般的には覚えて一つか二つだそうだ。

　あぁ魔力さんありがとう。

　「あっ、偽装のスキルがある。」

　これじゃ、態々造らなくても……と考えましたが創作が色々と使い勝手が良い事が判明しました。自由度が半端ねぇ。

　「外に出て実戦でーす。まず、ハンドガンでーす。」

　魔力を込めたら撃てます。３段回方式で最後は魔力を込めたら込めただけ威力が上がりますよ。本人曰く洋一さん会心の出来だそうだ。

　目の前の大木に標準を合わせ引金を引く　ポシュッ、途端にドゴーン！目の前の大木が爆散する。周りのお友達大木さんも爆散する。

　「ひえーっ、何この威力……これで連射も出来るって……えっ、ドラゴンは二つ目の威力で充分ですか？……さいですか。」

　「あっ、ヒマリさん！右上方にワイバーンが都合良くやって来ました。目盛2で落としましょう！お.か.ね.になりますよ。」

　私は慎重に狙いを定めて引金を引く。ポシュ！カシャ！ハンドガンが元に戻る。…ドゴーン！！

　「ワイバーンの頭が消えた…！消し飛んだ？なんて物作ってるんだー！！」

　「えーっ、嫌だなぁ。普通のエアガンだよ。B B弾のね。ヒマリさんの魔力が馬鹿……いや、強力だからこの結果ですよ。」

　「えーっ、嫌だ私、(今までの事を思い出し)お嫁にいけないー！洋一さん責任取って下さるのですね。」

　「あつ、いやっ、そのっ……。」

　元が美少女なのに、進化して更に美しくなった。神界の女神以上に！拗らせDTの洋一は更にヘタレ込んだ。

　「誰がワイバーン拾ってくるんですか？」

　「……僕が行きます。」

　洋一は仕留めた獲物を回収する狩猟犬のように走り出した。ワンちゃんだ！

 「…… 次は剣技ですね。さっき読んだスキル１００選に載ってましたね。では素振りと型をやってみましょう。」

　えぃ！えぃ！えぃ！中段の構えから大剣を振り下ろす。スキル補正のお陰か見事な剣捌きである。スキル１００選、様々だ。

　？？剣先が何かおかしい？何かが飛び出したっ！……斬撃が飛んでいる！森の大木がメチャクチャ切り刻まれている。

　「さすがヒマリさん！斬撃が飛んでますよ。もう充分です。一旦止めましょう！」

　「……そうですか？剣を魔力で覆ったら何か飛び出し始めたんですよね。」

　このままでは単なる森林破壊だそうそうに街に向かおう。

　「一通りの練習をしましたので、それじゃ早速街へ行こう！」

　おー！とヒマリも続く勿論森をキレイにして斬り倒した大木などは回収する。大切な資材売っても使っても良い。二人でやれば直ぐに終わるし魔法でチョイチョイだもんねー。マジ便利。

　「んっ？……どうやら獲物が金貨背負って集まって来ましたね。」

　「あっ本当だ！お金がいっぱい！
ぐふふ。」

　「ヒマリさん爆散させない様にキレイに倒しましょう。」

　「は～い」

　現れたのは狼？２、３０頭は居るけどまーデカい、馬くらいある。二人は左右に分かれて走り出した。

　ヒマリはエアガン、デザートイーグル改をホルダーから抜き設定を弱にセット、走りながら狙撃、連射、ポシュ！ポシュ！ポシュ！ポシュ！気の抜けた発射音するが狼達は眉間を撃ち抜かれて次々と絶命していくスキル狙撃ハンパねーです。

　洋一の方はアホほどの身体スペックで狼さんを翻弄していくロングソードを抜き放ち物凄い速度で切り刻む。狼の腹の下を潜り抜ける際に四肢を切り落とす。狼が異変に気付いた時には首が飛んでいた。

　首チョンパ、首チョンパ、首チョンパ、四肢ポーン、四肢ポーン、四肢ポーン、胴体輪切り、胴体輪切り、胴体輪切り、アハハハハ！拗らせDTの洋一さんは危ない人だったの件。

　おいっ！素材はどうした。

　３分も掛からず殲滅した二人。

　「洋一さん何か悩み事が有れば私に言って……こんな私だけど洋一さんの力に成れると思うの。」

　「えっ、あっ、……その時はお願いします。」

　洋一の戦闘跡はあちらこちらに狼のバラバラ死体があり内臓も散らばり辺り一面血などで生臭い。

　サイコ人か？魔法で穴掘って肉片を投げ入れ火葬、土を戻してさぁ出発！