13 / 349
女神?降臨?
しおりを挟む
自分の能力にほそくえんでいだヒマリ。気付くとお昼時間に成っていた。
亜希子がお弁当を持って黒岩君の席に座るこの時間いつも黒岩君は何処に行っているのかな、ぼっち飯か?と少しだけ心配する。
今日もママが作ってくれたお弁当美味しいそうだ。野菜だけの別口カップもある。
そう言えば、昨日卵割りの訓練?をしたなぁ。悲惨だった。洋一さんに料理ができない人認定されたかもしれない。
私も頑張って料理の勉強をしなくちゃ!……洋一さんいつオムライス作ってくれるのかなぁ。
ヒマリが無駄な事を考えながら野菜サラダに小袋入りのドレッシングを開けた。
「きゃっ!あーっイヤだー!ドレッシング顔に付いちゃったー!洗ってくるわ。」
「おーけー。気を付けてな。」
ヒマリさんそそくさと洗い場に向かう。バンドソープ少しだけ付けて顔を洗う。バシャバシャ、ハンカチで丁寧に拭き取りメガネに付いたドレッシングも洗う。レンズに油膜があると非常に見づらいし不愉快だ。
ふっと、視線を感じた。当たりを見渡すと近くに黒岩君が居た。
彼は、目を見開き口を半開きにし茫然と私を見ていた。
「あっ!ヤバ私メガネを外してた!」
一人の少年の心がやられてしまう罪づくりな、わ.た.し.仕方が無いよねー。
見た目この世界に存在しないエルフさんみたいな物だもねー。違うけど人外だけど。
さっとメガネを掛けニコッと微笑み背中を丸めてそそくさとその場を逃げるヒマリさんであった。
一方の黒岩君はっとし目覚める。彼の呼吸は非常に荒い茫然とし息をするのを忘れてしまったのだ。
「はぁはぁ、女神様も顔を洗うんだ。」
昔アイドルは◯◯しないと言う伝説があったが黒岩君も似たような思考のようだ。
何処の女神様なのだろう。ここの制服を着ていたし。リボンは二年生だよね。海外からの留学生?暫くはこの学校に居るはず。その間に必ず見つける絶対見つける。そして……。
茫然としてた癖に意外に冷静に見ている。新たなストーカーの誕生だ。
ヒマリもこうゆうのを惹きつける体質なのか?メガネ姿のヒマリさんは頑張って思い返そうとしても思い出せない。そう言う仕様なのか?
しかし噂と言う物は広がりが早い。この学校にフランスからの留学生が来ていると全校生徒に拡散された。
意外にもその噂は当人よって広がった事だくしゃみ、をしたら涙が出たとか、目が痒くなったとか、転びそうになりメガネがずり落ちたとかである。
その度目撃した少年たちの心がやられてしまう。年頃の少年たちだ。もう彼女しか考えられず普段の生活にも支障が出始めてる。
「ねぇヒマリ知ってる?超美人の留学生がいるらしいって、フランス人みたいよ。」
「へぇー、そうなん是非見てみたいねー。」
男子生徒達の捜査は熱を帯び学校の外迄広がりを見せている。学校の先生たちもその様な留学生はいないと説明しているが聞き要られない。
超美少女の銀髪が歩き回っていたら直ぐに分かるでしょうが。あっ私か、異世界魔道具サイコー!
あれから一週間経った。隣の席の美術部、黒岩君が女神様を描いた絵が完成させた為、美術部は毎日、大盛況で多くの男子生徒が押し掛けている。私も亜希子と見学に向かう。
題名 女神様顔を洗う
なんだー!このタイトル頭沸いてるのか?3部作って何よ!ああ3枚絵が有るな。
一枚目、俯いてパチヤパチャ顔に水を掛けている。女神の要素何処にある?
二枚目ハンカチで顔を拭いている。顔が見えんぞっ!
三枚目メガネを拭きながらこっちを見てる。絵は上手いけど似てねー!なんで耳の先とんがっている!
「帰ろっかー。」
「そだね。」
騒動はまだ続きそうです。
亜希子がお弁当を持って黒岩君の席に座るこの時間いつも黒岩君は何処に行っているのかな、ぼっち飯か?と少しだけ心配する。
今日もママが作ってくれたお弁当美味しいそうだ。野菜だけの別口カップもある。
そう言えば、昨日卵割りの訓練?をしたなぁ。悲惨だった。洋一さんに料理ができない人認定されたかもしれない。
私も頑張って料理の勉強をしなくちゃ!……洋一さんいつオムライス作ってくれるのかなぁ。
ヒマリが無駄な事を考えながら野菜サラダに小袋入りのドレッシングを開けた。
「きゃっ!あーっイヤだー!ドレッシング顔に付いちゃったー!洗ってくるわ。」
「おーけー。気を付けてな。」
ヒマリさんそそくさと洗い場に向かう。バンドソープ少しだけ付けて顔を洗う。バシャバシャ、ハンカチで丁寧に拭き取りメガネに付いたドレッシングも洗う。レンズに油膜があると非常に見づらいし不愉快だ。
ふっと、視線を感じた。当たりを見渡すと近くに黒岩君が居た。
彼は、目を見開き口を半開きにし茫然と私を見ていた。
「あっ!ヤバ私メガネを外してた!」
一人の少年の心がやられてしまう罪づくりな、わ.た.し.仕方が無いよねー。
見た目この世界に存在しないエルフさんみたいな物だもねー。違うけど人外だけど。
さっとメガネを掛けニコッと微笑み背中を丸めてそそくさとその場を逃げるヒマリさんであった。
一方の黒岩君はっとし目覚める。彼の呼吸は非常に荒い茫然とし息をするのを忘れてしまったのだ。
「はぁはぁ、女神様も顔を洗うんだ。」
昔アイドルは◯◯しないと言う伝説があったが黒岩君も似たような思考のようだ。
何処の女神様なのだろう。ここの制服を着ていたし。リボンは二年生だよね。海外からの留学生?暫くはこの学校に居るはず。その間に必ず見つける絶対見つける。そして……。
茫然としてた癖に意外に冷静に見ている。新たなストーカーの誕生だ。
ヒマリもこうゆうのを惹きつける体質なのか?メガネ姿のヒマリさんは頑張って思い返そうとしても思い出せない。そう言う仕様なのか?
しかし噂と言う物は広がりが早い。この学校にフランスからの留学生が来ていると全校生徒に拡散された。
意外にもその噂は当人よって広がった事だくしゃみ、をしたら涙が出たとか、目が痒くなったとか、転びそうになりメガネがずり落ちたとかである。
その度目撃した少年たちの心がやられてしまう。年頃の少年たちだ。もう彼女しか考えられず普段の生活にも支障が出始めてる。
「ねぇヒマリ知ってる?超美人の留学生がいるらしいって、フランス人みたいよ。」
「へぇー、そうなん是非見てみたいねー。」
男子生徒達の捜査は熱を帯び学校の外迄広がりを見せている。学校の先生たちもその様な留学生はいないと説明しているが聞き要られない。
超美少女の銀髪が歩き回っていたら直ぐに分かるでしょうが。あっ私か、異世界魔道具サイコー!
あれから一週間経った。隣の席の美術部、黒岩君が女神様を描いた絵が完成させた為、美術部は毎日、大盛況で多くの男子生徒が押し掛けている。私も亜希子と見学に向かう。
題名 女神様顔を洗う
なんだー!このタイトル頭沸いてるのか?3部作って何よ!ああ3枚絵が有るな。
一枚目、俯いてパチヤパチャ顔に水を掛けている。女神の要素何処にある?
二枚目ハンカチで顔を拭いている。顔が見えんぞっ!
三枚目メガネを拭きながらこっちを見てる。絵は上手いけど似てねー!なんで耳の先とんがっている!
「帰ろっかー。」
「そだね。」
騒動はまだ続きそうです。
11
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる