魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。

2nd kanta

文字の大きさ
上 下
3 / 349

公私共々魔法使いです。

しおりを挟む
 一瞬で目の前の場面が切り替わり転移移動した。ここは僕のマンションで彼女を其のまま帰す訳もいかないし仕方が無いが連れて来ました。

 決して疚しいがあった訳がありますよ!めっちゃ!可愛いんですよ!何も出来ないけどケアくらいはしますよ。

 「ここは僕の家⚪︎⚪︎町にあるマンションで一人暮らしをしています。あっ!僕とは初対面だよね、僕は木村洋一3日前に30歳に成ってしまいました。そして魔法使いに成ってしまいました。……。へへへっ。」

  洋一の声がだんだん小さくなっていく。ちょっと顔が赤いそしてモジモジ仕出した。なんだこいつ?ヒマリはマジマジと洋一の顔を見た。洋一は照れ臭そうに上目遣いでこっちを見ていた。

 ヒマリはハット気が付いた。30歳で魔法使い、都市伝説...D Tやんけっ!
気付く処が其処、流石伝説の種族の一員J Kだ。ヒマリはニヤ付きながら洋一をじっと見つめて鬼畜の一言を放つ

 「あなた童貞だから魔法使いに成ったの?」

   まさに先程迄泣きじゃくり救ってくれた大恩人に対し悪魔の如く酷い物言いだった。正にJKという生き物は人種が違う。

 「どっどっ童貞違うわっ!」

  洋一は狼狽しキョドらせた。彼は内心嬉しかった。うわー!テンプレ来たー!童貞正解だけどテンプレ来たー!そう彼はヒッキーでオタクだ実体験など殆どないネット民なのである。だからJ Kはお金を払えば色々な活動をしてくれる人達と思っている。

 そんな嬉しそうな彼をジト眼で捉え深く溜め息つくヒマリ。

 「あっそう言えば君を襲ったあの連中の事は心配しないで良いよ、僕等の事の記憶も消したし、警察が来たら包み隠さず全て話す様言ってあるからね。チン⚪︎ン小さくしたから、そうゆう事は出来ないし考えられないと思うよ強引にヤレばそれ相応のペナルティがあるからね。
気持ちいいのが激痛になる様にしたからぐっふふっ...」

 「それからね、きっーいお仕置きもあるしね。ねぇ、聞きたい?聞きたいでしょう?」

 ウザ絡みしてくる洋一にジト目で返すヒマリ。

 あいつら、寝ると悪夢を見るんだ。毎日ね……そして寝る度、喰われるんだ……モンスターとか、獣とか、虫などに生きたままね。

 どれが来るかはランダム設定だから運次第だね。夢だけど痛み、苦痛は超リアルだよ夢の中で絶命すると脳のクールタイムが始まり多少の修正はする様にしている。

 「寝せないとアイツ等死んじゃうし、で期間は、とりま、一カ月かな」

 「……苦痛か……」

 さっきまで事がフラッシュバックする。ゲス顔の男達、歪みきった笑い声、不愉快な男達の体臭、吐きがする口の臭い、頭の悪い短絡的な言動、奴等は人間じゃないただの害獣だ。彼、洋一がいなかったら私は屈辱され弄ばれ奴等の言う肉便器に成り下がっていただろう。私の人生は完全に詰んでいたのだ。

 ヒマリの体が震え出し涙が溢れてきた。今までの恐怖、絶望感それを乗り越え次の未来の希望の光、安心感、彼女は感情がごちゃ混ぜに成ってしまった。

 洋一はアタフタ仕出した目の前で急に泣き出しもんだから焦ったのだ。まぁトラウマ体験だし仕方がないか。

 「あっ!そうだ。お風呂用意するね。汚いモノに触れられたから気持ち悪いよね。その間僕買物に行ってくるから部屋の物好きに使って良いからね。乾燥機付きの洗濯機もあるからね。」

 洋一は女子高生に風呂に入ってろって完全に事案だろうと自答自問した。これは不味いなでも必要な事、最悪僕は逃げたって良いし逃げ切る自信もある。

 彼女に玄関ドアのロックを頼みスマホだけを持ち出し外に出た。

 ヒマリはスッと立ち上がり部屋の中を物色し始めた。直ぐに洋一の財布を見つけた彼の財布には現金が30万位入っていた。中から一枚抜き出しテーブルの上に置くスマホを取り出しカシャカシャと撮影した。洋一の運転免許証だ更に郵便物の住所、このマンションの登記簿、冷蔵庫の中身チェックで食事環境を探る、寝室ベッド周りは念入りに調べた。クローゼットの中の小箱からJ K物、人妻NTR物がで出来た。彼女はマジかと溜め息付き捜索を終えた。

 切り替えが早いのはJKの特質か?

 捜索の結果彼女の出した結論は、言っている事はほぼ事実、女気もないわ魔法使いだから当然よね、資産はかなり有りそう、性癖がヤバイはね私モロタイプ?変な目で見て来ないのは拗らせて魔法使いに成ったから?うーん?分からん?……そうだお風呂に入ろう。

 切り替えが早いのはJKの特徴か??

 ヒマリは破かれたシャツをゴミ箱に入れ残りの服を全部洗濯機に突っ込んだスイッチを入れて浴室に入る。結構広いそして新しい。

 シャワーを浴びてボディーシャンプーで隅々まで洗う。あの糞共に汚い手で触られた。糞には顔を舐められた。気持ち悪い!身体中ゴシゴシ洗う何回も何回も洗う、悔しかった、怖かった、殺してやりたかった。

 たっぷり湯の入った湯船浸かる。気持ち良いー!癒されるー!ヒマリは思っいきり背伸びをする。

 「洋一さんだったけ、ちゃんとお礼言えていないわね。彼がいなかったら私、性奴隷にされて人生終わってた……洋一さん優しくてちょっとカッコイイかも!きゃっ!言っちゃった。ブクブク……」

 ヒマリが妄想に悶絶していた事何て知らない洋一が帰宅してチャイムを鳴らすと、奥からドタドタ走って来てカチャとロックが外れ又ドタドタ走って行った。元気そうで何よりとオヤジ臭い事を思う洋一であった。

 洋一がリビングに入ると彼女は白のバスローブ姿で床に正座をしていた。髪は軽く後ろ髪を束ねている。お風呂に入ってくれたんだな。あぁ不味いな事案だな、J Kだし、美人だし、バスローブ姿はエロいし、僕大丈夫かな?下っ腹に何かがこみ上げて来る。彼女の動画撮らさせて欲しいとゲスな事を考えていた事をおくびにも出さずどうかしましたか。と誤魔化す変態紳士洋一であった。

 「木村洋一さん今更ですが助けて下さり本当に有り難うございました。私名乗りもしてませんでした。ごめんなさい。私は水島ヒマリ17歳です。⚪︎⚪︎町にある高校の2年です。この御恩は絶対忘れません。洋一さんの為何でも致しますのでお申し付けて下さい。」

 「水島さ「ヒマリと呼んで下さい。」えっ……。分かりました。僕も洋一で、結構ですので。でも何でも致しますって事、絶対言ってはいけない言葉!肝に銘じて下さい!」

 「これから僕の全てをお話しさせて頂きます。その前にヒマリさんの「ヒマリで!」えっ分かりました。」

 「ヒッヒマリの服を買って来たんだ。流石に女性の服の購買は魔法使いの僕にはハードルが高すぎて無理でした。メンズだけど、それっぽい物を色々買って来たんだ。着替えて下さい!」

 バスローブ姿のヒマリを見てキョドる洋一バスローブの下はどうなのか?妄想があっちこっち膨らんでいた。ヤバイ。マズイ。

 「気になりますか?」

 ヒマリはにっこりと胸元を自らの手で広げて洋一に迫る。どうぞ確認して下さい。洋一さんでしたら良いですよー。

 洋一は目を瞑り顔を背け両手をバタバタ拒絶するその顔は真っ赤だ。ヒマリは楽しそうだ。洋一は空間に手を突っ込んで紙袋を取り出してヒマリに渡した。

 「これです。着て下さい!」

 ヒマリは一瞬眼を見開いたが平静装って紙袋を受け取った。受け取った服の中に女児物テレビアニメ のキャラがプラントされたTシャツが目に入った。これを買えるならレディースも楽勝でしょう?冷めた眼でヒマリは見つめた。

 脱衣所から出て来たヒマリは迷彩柄のタンクトップに上下の赤ジャージだった。彼女の表情は抜けていた……。

 「わー、何を着ても似合いますねー。」

 やはり洋一は公私共魔法使いなんだ
なぁとヒマリはつくづく思った。

  

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

勇者のハーレムパーティー抜けさせてもらいます!〜やけになってワンナイトしたら溺愛されました〜

犬の下僕
恋愛
勇者に裏切られた主人公がワンナイトしたら溺愛される話です。

【掲示板形式】気付いたら貞操逆転世界にいたんだがどうすればいい

やまいし
ファンタジー
掲示板にハマった…… 掲示板形式+αです。※掲示板は元の世界(現代日本)と繋がっています。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

処理中です...