大学時代の悪友に妻を寝取られたら、目くるめく快楽の扉が開きだした

新人社員の観察眼

「おはようございます」翌朝、孝之は遅刻ギリギリで会社に滑り込み、新入社員に挨拶をされた。
「ああ、おはよう」
「このところ朝からお忙しいようですね」新入社員も鈴木美桜は大学では多くのイベントを主催し、入社後斬新なイベント企画を打ち立てる期待の新人だった。
「そうだね、もう少し早く起きないとね」笑顔でやり過ごすとする孝之
「昨日の約束覚えてますか？」挑発的な瞳で孝之を覗き込む美桜、自然と孝之との距離をつめた
「ああ、ごはんごちそうする話かな」
「よかった、今日も秘密が増えそうでですね」
「ん？何だろ？」
「高級な香水の香り、昨日の女性とは違う女性ですよね、昨夜のお相手は」
「何か勘違いしてないかい、電車でついたんじゃない」
「首筋とシャツから香りますよ、かなり密着しないと」
「そうだ、急ぎの仕事があった」孝之は話を断ち切った
「疲れているのに、お肌はつるつるですよ」背中に美桜の声が響いた

翌日のはるかの店に動向する取引先の社長と電話で打ち合わせて、業務を終了した。帰りがけに新入社員が話しかけてきた
「課長、ごめんなさい、わたし面倒くさい女になっちゃっましたよね。反省してます。でも課長のこと毎日見てるのは本当なんです」
「気にしなくていいよ、来週だったら時間作れそうだ」孝之は笑顔で応えた
「ホントですか、嬉しい」新入社員はキュートな笑顔で孝之を見送った