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薬の神様
【帰宅】
しおりを挟む「あ、えと、めいさん?」
戸惑うように声をかけて来た。
きっと私が考え込んでいたからだろう。
「あ、ごめんごめん。
話してくれてありがとね。
暗くなって来たから帰ったほうがいいんじゃない?」
とりあえず、そう誤魔化した。
「え、あ、それじゃあ。
さようなら。」
そう言って、彼は帰っていった。
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