585 / 622
20章
551話 撃たなきゃ当たらないでしょ
しおりを挟む
ウラン高騰からの核開発競争に発展、ワールド全体、そこら銃で核を撃ちまくり、どこもかしこも放射能汚染、地形は変わり、モンスターは吹き飛び、荒廃した世界には肩パッドに棘を付け、食料一つで戦争になる上に、T2Wのゲームが完全にどこぞの暗殺拳を使って悪党をぶちのめし、歩く死体と緑色のミュータントが闊歩するとんでもない世界に。
「なるわけないんだよなあ」
材料が高騰して、作れるのも私とアオメの所にいる開発部の連中だけ。しかも後者は別に爆発物を作るのには興味が無いので戯れに作った奴だから特にこれと言った事はなし。そもそも劣化ウラン弾を作るために使ったものだから行程としては完全に逆。そしてあの後、もう1発作って物好きな商人相手に核爆弾を売りつけてみたのだが、流石にやばいレベルの金額で購入って訳もなく、2発で効果が実証できないと価格が決められないと言われたのであんまり稼ぎにならなかった。どこぞのゲームじゃぼんぼん核のスイッチ押しまくって効率重視になるってのになあ。
「博打な商品に金掛けるわけにもいかんからなあ」
そんな事を思いつつウサ銃に弾を込めつつ、自分の視線の先にいる連中を見て一息。こういう膠着状態の時にこそ爆発物が良いんだけど、最近は爆発物ばっかり使うのもワンパターンだし、コスト的にもあんまりよろしくない。いい加減グレネードランチャーの開発でもしようかな。
「ちょっと、雇った分は仕事してください!」
「はいはい、分かってます分かってます」
ウサ銃の装填を終えたら遮蔽物から横に移動を開始する。雇われってのは仕方ない事だな。飛んでくる魔法を遮蔽で受け止めながらちらちらと向こうの出方を見つつタイミングを計る。
「魔法使いってのはどうも苦手なんだよなあ……距離をとっても詰めてもそこそこ厄介だし」
飛んでくる火の玉が一つ。咄嗟に伏せて回避すると着弾した所に火柱上がる。こういうのが多いから厄介なんだよなあ……気軽に派手で強いって言うんだから人気になるものもわかる。そういえば火球系が多いんだよな。雷、氷、風、土、光、闇、後何だったかな……それぞれタイプ別であったと思うんだけど、対策がそれぞれあるってのもなあ。
『全員攻撃!左右からの弾幕厚く!』
ああ、もうわかってる分かってるっての……気軽に対人戦の助っ人なんて受けるんじゃなかったよ。とりあえず一通りの攻撃が収まったのを確認したらウサ銃で射撃。2、3度響く銃声からやけに高音が響いて阻まれる。魔法使いってのはこういうのもあるから嫌なんだよなあ。どっちかって言うとヒーラー系の職が多いんだけど。
「障壁か、あれもガンナーの敵なんだよな」
ウサ銃は3発しか入れられないので撃ち切ったらさっさと引っ込んでガンベルトから銃弾を抜いてじゃきじゃきと入れながらどうするかを考える。こういうのは大体正方形か長方形の形をしたものが多いから、障壁外から撃ち込んで銃弾をどうにか直撃させなきゃならん。この辺も連続攻撃できる武器じゃないと相性悪すぎよね。
「やるかな」
さっきまで爆発物がどうとか言っていたが、結局こういう時に頼りになるのはグレネードになるのよね。まあ、やっぱり持っていないから、どうにか視界を防いで、そこから射撃を入れて……。
『そこの!攻撃が手ぬるいぞ!』
『はいはい、分かってますって』
こうやってこき使われるのも結構新鮮。難儀なもんだよね、そこそこ有名なせいもあって期待されるし、火力も出さないといけない。団体戦の闘技場なんてまったくもって触ってなかったコンテンツをこんな事で触る羽目になるとは。
「なるわけないんだよなあ」
材料が高騰して、作れるのも私とアオメの所にいる開発部の連中だけ。しかも後者は別に爆発物を作るのには興味が無いので戯れに作った奴だから特にこれと言った事はなし。そもそも劣化ウラン弾を作るために使ったものだから行程としては完全に逆。そしてあの後、もう1発作って物好きな商人相手に核爆弾を売りつけてみたのだが、流石にやばいレベルの金額で購入って訳もなく、2発で効果が実証できないと価格が決められないと言われたのであんまり稼ぎにならなかった。どこぞのゲームじゃぼんぼん核のスイッチ押しまくって効率重視になるってのになあ。
「博打な商品に金掛けるわけにもいかんからなあ」
そんな事を思いつつウサ銃に弾を込めつつ、自分の視線の先にいる連中を見て一息。こういう膠着状態の時にこそ爆発物が良いんだけど、最近は爆発物ばっかり使うのもワンパターンだし、コスト的にもあんまりよろしくない。いい加減グレネードランチャーの開発でもしようかな。
「ちょっと、雇った分は仕事してください!」
「はいはい、分かってます分かってます」
ウサ銃の装填を終えたら遮蔽物から横に移動を開始する。雇われってのは仕方ない事だな。飛んでくる魔法を遮蔽で受け止めながらちらちらと向こうの出方を見つつタイミングを計る。
「魔法使いってのはどうも苦手なんだよなあ……距離をとっても詰めてもそこそこ厄介だし」
飛んでくる火の玉が一つ。咄嗟に伏せて回避すると着弾した所に火柱上がる。こういうのが多いから厄介なんだよなあ……気軽に派手で強いって言うんだから人気になるものもわかる。そういえば火球系が多いんだよな。雷、氷、風、土、光、闇、後何だったかな……それぞれタイプ別であったと思うんだけど、対策がそれぞれあるってのもなあ。
『全員攻撃!左右からの弾幕厚く!』
ああ、もうわかってる分かってるっての……気軽に対人戦の助っ人なんて受けるんじゃなかったよ。とりあえず一通りの攻撃が収まったのを確認したらウサ銃で射撃。2、3度響く銃声からやけに高音が響いて阻まれる。魔法使いってのはこういうのもあるから嫌なんだよなあ。どっちかって言うとヒーラー系の職が多いんだけど。
「障壁か、あれもガンナーの敵なんだよな」
ウサ銃は3発しか入れられないので撃ち切ったらさっさと引っ込んでガンベルトから銃弾を抜いてじゃきじゃきと入れながらどうするかを考える。こういうのは大体正方形か長方形の形をしたものが多いから、障壁外から撃ち込んで銃弾をどうにか直撃させなきゃならん。この辺も連続攻撃できる武器じゃないと相性悪すぎよね。
「やるかな」
さっきまで爆発物がどうとか言っていたが、結局こういう時に頼りになるのはグレネードになるのよね。まあ、やっぱり持っていないから、どうにか視界を防いで、そこから射撃を入れて……。
『そこの!攻撃が手ぬるいぞ!』
『はいはい、分かってますって』
こうやってこき使われるのも結構新鮮。難儀なもんだよね、そこそこ有名なせいもあって期待されるし、火力も出さないといけない。団体戦の闘技場なんてまったくもって触ってなかったコンテンツをこんな事で触る羽目になるとは。
0
お気に入りに追加
906
あなたにおすすめの小説
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜
FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio
通称、【GKM】
これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。
世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。
その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。
この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。
その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…
後輩と一緒にVRMMO!~弓使いとして精一杯楽しむわ~
夜桜てる
SF
世界初の五感完全没入型VRゲームハードであるFUTURO発売から早二年。
多くの人々の希望を受け、遂に発売された世界初のVRMMO『Never Dream Online』
一人の男子高校生である朝倉奈月は、後輩でありβ版参加勢である梨原実夜と共にNDOを始める。
主人公が後輩女子とイチャイチャしつつも、とにかくVRゲームを楽しみ尽くす!!
小説家になろうからの転載です。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
春空VRオンライン ~島から出ない採取生産職ののんびり体験記~
滝川 海老郎
SF
新作のフルダイブVRMMOが発売になる。 最初の舞台は「チュートリ島」という小島で正式リリースまではこの島で過ごすことになっていた。
島で釣りをしたり、スライム狩りをしたり、探険したり、干物のアルバイトをしたり、宝探しトレジャーハントをしたり、のんびり、のほほんと、過ごしていく。
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる